投資逍遥

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2010/02/28
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カテゴリ: 鉄鋼
 新日本製鉄とJFEスチールは建材や自動車用鋼板のもとになる鉄鋼半製品の相互供給を始めた。急激な需要変動や製鉄所の事故に対応する狙い。国内の鋼材市場の成熟が進むなか、巨額の費用をかけて製鉄能力を増強するより、他社と半製品を融通し合うことで供給力を安定させる。粗鋼生産で国内1位と2位の両社が製品関連で協力するのは初めて。

 半製品は高炉から出てきた銑鉄を精練し、板や棒状に加工して作る。その後、圧延機などにかけ、建材や自動車鋼板などの最終製品を生産する。(日経新聞より 27日 13:05)




 日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は25日の定例記者会見で、鋼材需要について「二番底の懸念は薄まりつつある」と述べた。アジアの経済成長や政府の景気対策により、輸出や自動車などの製造業が回復しつつあり「緩やかな回復途上にある」とした。ただ個人消費や建築需要の低迷をうけ「(二番底の)可能性がなくなったわけではない」という。

 資源大手のBHPビリトンとリオ・ティントが鉄鉱石生産の統合を計画している問題について「両社から統合計画の説明があったが、概念的で説得力がない」と述べた。両社の事業統合を巡り鉄連は鉄鉱石の価格競争を制限する恐れがあるとして反対している。

 BHPなどが原料価格の改定方式を従来の年1回から4回への変更を求めている問題について、変更されれば「利益を確保するために鋼材の値決め方式も四半期ごとになると一般的には考えられる」との新日鉄社長としての認識を示した。(日経新聞より)



【上記の感想】

最近の鉄鋼関連の記事を2本。


1本目は、粗鋼生産で国内1位と2位の両社が製品関連で協力とのこと。
これは、国内では初めてとのこと。
世の中の流れなので、仕方がないのだろう。

2本目は、鋼材需要は2番底の懸念が薄まりつつあるとのこと。
これでなくてはいけない。
私の鉄鋼株の保有状況は、日立金属(5486)のみ。
日立金属が鉄鋼株いうのも妙な感じがするが、四季報によれば、そうなっている。
ここは、鉄鋼株中の鉄鋼株である新日鉄あたりを買ってみるのも良いかも。







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Last updated  2010/02/28 06:00:00 AM
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