挫折と失意と狼狽と赤面の記憶

前に書いた銀行口座の棚卸しの件、その時は気が付かなかったことで呆れている。

ゆうちょ銀行の ATMでは提携金融機関の取引きをするとき硬貨が利用できないとか、そう言われるとそうだ紙幣の出し入れしかやっていない。

ゆうちょ銀行口座の取引きでは ATMで硬貨を預入れできるらしいが、手数料が掛るのではないか！

ニュースで硬貨 50枚までは無料と知っていたが窓口での取り扱いであり、ATMでは手数料が！人件費より機械の方が高い時代なのか？

ほぼ半世紀前から元祖 ATMの設計に係わったので頷けることだが、全ての紙幣と硬貨を処理する機能を有するATMはそもそも製造原価が高い、窓口業務の省力化に伴う設備投資のせいか？ゼロ金利が長引き、稼ぎ頭であるATMサービスの有料化が加速しはじめたのか？

今回の棚卸しで、近場に実店舗が無いインターネット銀行のような口座残高を限りなく 0円にしたかったが、他行のATMでは千円以下の残金が引き出せないと知った。

少額ではあるが 10年後は休眠預金活用法に基づき民間公益活動資金になる、もったいない。

千円プラス手数料の残高を満たすために、どうやって 250円を預入れするか？

ゆうちょ銀行の口座からATMやネットバンキングで振込むしかないが、手数料が掛るので意味が無い。

ハッと閃いて、サブの口座で「他行振込み手数料無料」の特典を活用して振込みを完了し難題？が解決した、後は千円札 1枚引き出すのみ、棚卸しは完結する。

コロナ禍で不要不急の外出を避けつつ、買物も短時間で済ませる習慣が身に付いた。

スーパー等のレジでもキャッシュレスにして、電子マネーと ○○Payとクレジット払いに徹するようになった。セルフレジに好んで並び特売品のみならず見切り品や奉仕品を気兼ねなく買い漁って儲かった感に浸っている。

自販機もキャッシュレスになって久しいが、現金が必要なのは無人販売や小さな道の駅ぐらいになり、少額硬貨の使いみちが無く少しづつ貯まっていく、いや溜まっていく。

前述のように銀行 ATMでも持て余される硬貨を休眠させない方法は無いものか？

かずまる＠さんからメガバンクの ATMで出来ると教えてもらったが、既に棚卸しして残高は無い。

ゆうちょ 銀行窓口にせっせと足を運んで預入れするのもみみっちい。

まあ近い将来、三途の川の渡し賃にでも成ってくれるだろう。

何十年か前のわが身を顧みれば日々、挫折と失意と狼狽と赤面の記憶しか残っていない。

往生際の意味を知れ！

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