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今日、明日と開催する予定のレンガ積みオープンハウス。室内ではドライウォーラーが石膏ボードを貼り始め、屋外ではレンガ職人が着々とレンガを積み上げながらの見学会でした。以前からお話を頂いておりましたお客様も2組いらして頂けましたが、いずれもレンガ積みを見るのは初めてという状況で、素晴らしさを実感頂けたように思います。また、未完成ではありますが、ドライウォールの仕事もご覧頂けたので、よかったです。石膏ボードを壁に横貼りした状態や、天井なども目地ラインをずらしてレンガ貼りした状態を見て頂けたので、本当に手間を掛けて施工しているところもご理解頂けたのではないでしょうか。これらは仕上げたら、何も分からないことですからね(笑)勿論、断熱材のセルロースが見えるのも今しかありません。さて、肝心のレンガ積みですが、今日は一番手間の掛かるアーチ部分を全て仕上げてしまいました。その様子を、取材にいらした中部経済新聞の記者さんにもご覧頂けましたので、来週あたり彼らの記事が掲載されると思います。レンガ積みも佳境に入り、あと10日前後で完了する予定です。イギリス ウェールズの職人技を見るなら、今ですよ(笑)明日は、寒いかなぁ~。
2009年11月28日
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この写真は、玄関ポーチとその脇にあるハーフラウンド窓の付いたダブルハング窓が写っています。まだこのように作業は続いていますので、明日・明後日のオープンハウスでもレンガ職人たちの作業風景が見られると思います。玄関ポーチには、正面部分と両サイドとに開口部がありますので、3つのアーチが架かります。玄関ポーチの両脇には、ハーフラウンド窓の付いたダブルハング窓がきますので、美しいアーチの連続がシンメトリーなデザインで正面を飾ります。まだまだ途中ですが、まさにレジデンスと言うに相応しい佇まいになってきました。白いレンガで積まれたコイン コーナーの高さがレンガ積みの一番高いところとなりますので、レンガの高さは、約3.5mに達します。このお宅は、1階部分だけがレンガ積みですが、それでもこの重厚感はたまらないですねぇ。レンガ タイルでないことは、床面からレンガが立ち上がっていることからも分かりますね。
2009年11月27日
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今週末にレンガ積み施工をお見せするオープンハウスを開催する守山区のC邸。どうですか、この美しいレンガ アーチ!!以前紹介したように、こうした開口部には、L型の鉄筋アングルを受けとして入れてそこの上にレンガを積んでいくのですが、こうしてアーチ状にレンガを積むと、上からのレンガの重みをアーチのレンガ自体が支え合ってくれるのでアングル鋼は、必要なくなるのです。ローマの水道橋やメガネ橋と同じ考え方ですね。目地のモルタルが固まったら、構造用合板で作ったアーチの下地材を外せば、レンガ アーチは完成です。いいでしょ、この雰囲気。イギリスやアメリカの古い赤レンガの建物を彷彿とさせる仕事は、レンガ タイルでは出せません。是非、今週末お時間のある方は、見においで下さいませ。<11月28・29日にイギリス人によるレンガ積み現場 オープンハウス 案内> ↓http://www.homemade-co.com/kengaku/img.cgi?
2009年11月26日
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日本の翼、JALが倒産の危機にある。とは言っても、親方日の丸なのでそんなことには絶対ならないと世間の皆さん全員が思っている。でも、そんな中、「JALは今まで放漫経営してきたから仕方がない」とか、「手厚い年金に守られてきたのだから減額なんて当たり前だ」なんて考えている人も少なくないと思う。でもね、そういう意見って私には他人事のように感じて仕方がない。だって、放漫経営しているのは、この国 日本そのものなんだから。JALだけでなく、日本の年金制度そのものが将来崩壊するのは目に見えている。勿論、政府は大丈夫だなんて言ってるけど、誰もそんなの信じちゃいない。政府もデフレを宣言して、国の借金が実質減るかも知れないけど、年金基金自体の価値も落ちるから結局年金資産も目減りする。こんな状況で、年金を支給していくなんて無理な話だってことをJALのニュースを見て自分自身に当てはめないと、JALの社員同様「そんなのおかしい」なんて後で言うことになる。今のうちに年金を当てにしない環境に自分だけでもしないとダメな世の中なんだろうなぁ。そうそう、先日映画「沈まぬ太陽」を見てきました。主人公の恩地がパキスタンのカラチに左遷される場面があった。私も学生時代、その頃のカラチに行ったことがあった。今もそうだと思うけど、すごく貧しいところだった。でも、そこの人間は必死で生きようとしていた。勿論、映画はフィクションなんだけど、必死で生きるという感覚を日本人は忘れてしまったのかも知れない。政府や誰かが助けてくれるなんて思っているうちは、世の中よくならない。あの時、カラチの空港でJALを見た時、「日本の飛行機だ!」って感動したし、誇りに思ったなぁ~。今は昔か、・・・・。
2009年11月24日
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在日米国商工会議所(ACCJ)・東海日本カナダ協会(TJCS)主催の「シャンパンボール&アワードの夕べ」に昨日参加してきました。田舎もんの私には、こういうパーティって苦手な部類に入るんだけど、アメリカ人のお施主さんがこのパーティの運営に関係しているというので、二つ返事で伺うこととなりました。まあ、輸入住宅の営業を兼ねて頑張ろうって感じですかねぇ(笑)今月末に開催するオープンハウスの英語チラシもその際に出来上がっていればよかったんだけど、昨日の朝に原稿OKを出したばかりでしたので、全然間に合いませんでした。さて、このパーティの趣旨ですが、ACCJとTJCSの活動や名古屋の発展に最も貢献された方を表彰するというものです。私が参加するのは初めてでしたが、外国人のみならず日本人の方でもタキシードを着ていらっしゃるくらいハイソな皆さんがお揃いでした。何が何だか分からず、いや~、ほんと場違いな私・・・・・。表彰の後に、スポンサーからのプレゼントのくじ引きなんて企画もあり、サイパン往復ペア航空券なんてぇのもありましたが、私は全然当らず仕舞い。・・・トホホそして、皆さんお待ちかねのダンスタイムとなりました。前半戦は60年代のオールディーズである、シュープリームスやビートルズなどなど。後半戦は80年代ですから、アース・ウィンド・アンド・ファイアーなんてディスコミュージックの曲に合わせて、老若男女、多国籍な皆さんが踊り狂いました。私も少しは踊りましたが、やっぱこのパーティに掛ける他の皆さんの情熱には負けますねぇ。それにしても、一部だというのにこれだけの欧米人が名古屋地域に暮らしているのかと思うと、まだまだ潜在的な輸入住宅マーケットは未開拓だということがよく分かりました。同様に、ハイソな彼らに対するマーケティングが残されているということを、他の産業も見直すべきかも知れないですね。
2009年11月21日
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Home Made will hold an Structural Open House in Moriyama-ku on Nov. 28th and 29th, 2009.It opens from 10:00 to 17:00. We will show you the frame work, bricklayment, etc.Please refer to a leaflet which is on the following web site.Leaflet: ↓http://www.homemade-co.com/img/en/en-koukoku2.pdfAt this time we made it in English for foreign families who stayed in Japan.We suppose that they want to search such a home builderthat builds the real western style house.And also there are many Japanese who have the same sence as foreigners.We would like to let them know my excellent work.I am looking forward to seeing such people at my job site. Thanks.(今回は、趣向を変えて英語でブログを書きました。ビックリした方ごめんなさい。)
2009年11月19日
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カナダから玄関ドアと共に搬入された窓たち。大きなおうちですから結構な量になりました。その中でも代表的なものをお見せします。まずは、写真奥はハーフサクル付きの2連ダブルハング。建物の正面だけグリルを入れたいというご希望でしたので白い格子が入ったデザインになっています。このグリルは、ペアガラスの間に挟みこまれているのでガラスを掃除するのがとっても楽です。但し、取り外しは出来ませんね。窓の枠をよく見て頂くと内側に木製の枠が入っているのがお分かりでしょうか。これが付いているので、窓周りのデザインはウッディな感じに仕上がります。また、ハーフサークル用に曲げられた木枠もなかなかです。ただ、こちらのお客様はこの木枠も白く塗ってしまう為、清楚でアメリカンなインテリアになると思いますよ。さて、写真手前ですが、ダブルハングの窓を外側方向から撮影した感じになっています。網戸が付いていますので、少し暗い感じに見ますが枠の造形がよく分かります。通常の窓枠と言われる外側に、更に枠が存在しています。ですから、ちょっと装飾的な感じに見えますよね。この外枠のことをブリックモールディングと呼びます。少し大きめのこの枠にレンガの壁をぶつけることによって窓周りの納まりをきれいにします。通常レンガは、空気層を作る為に構造体より20mm程度離して積まれます。窓が構造面と同じフラットなところに存在しますから、レンガと窓との間が離れてしまうのですが、これをカバーするのがブリックモールディングという訳です。PVC製の窓は、窓自体に空気層をいくつも作る構造になっていますから、非常に断熱性が高い為結露を起こす室内状況になりません。また、LOW-Eガラスを使用していますので、夏は太陽の熱や紫外線を跳ね返し、冬は室内の熱を押し戻してくれる優れものです。冬の厳しいカナダから来た窓ですから、断熱性は抜群ですね。
2009年11月18日
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待ちに待った窓や玄関ドアが、守山区C邸に搬入されました。運動不足の私は、ちょっと重いものを持っただけで手首が痛い状態です。でも、輸入の窓やドアって、本当に重いんですよ。この玄関ドアなんて4人でやっとという感じですから200kg以上はあるんじゃないでしょうか。両袖にサイドライトが付いていますし、トップにも大きなトランザムが入っています。これが全部セットされた状態で枠ごと一体成型されているんですから、無理もないですね。勿論、強化ガラスでサンドイッチされたステンドグラスですから、更に重さはアップします。C邸の玄関は東向きに設置されますので、台風の風雨に晒される危険がありますから、耐久性のあるグラスファイバー素材のドアにしました。でも、真っ白なドアって清楚な感じで素敵ですよね。こういう素敵な輸入材を調達するには、相当な下調べと経験が必要です。いつも同じものを手配する訳ではないのでそのおうちに合わせて常に本体や付属部品の寸法を考慮に入れてプランしなければいけないですし、またどういったオプション(部品)を付けると納まりがよくなるかを想定してオーダーする必要が生じます。新しいことへの情熱がなかったり、英語のガイドを読めないビルダーは、まず無理だと思います。窓については、明日またレポートさせて頂きます。こちらも素敵ですから、乞うご期待!
2009年11月17日
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今日カナダ人のレンガ職人が会社に遊びにやってきた。勿論、遊びと言っても仕事の話をしに来たんだけど・・・。ホームメイドの仕事の仕方、これまで造ったレンガの家の施工について、いろいろお互いの理解を深める為にミーティングをしました。その後、実際に私たちが施工したレンガ積みを見に一緒に出掛けました。その時、彼が見せてくれたのがこの巻尺。でも、メーカーが異なるレンガには、そのレンガに対応した巻尺を使わなければいけないのです。だから、彼が使っている巻尺と私たちが持っている巻尺とでは、目盛りの取り方に若干の違いがある。勿論、日本で売られている巻尺とでは全く異なっているんですね。レンガの大きさに対して目地をどのくらい取って積んでいくと窓の天端にきっちり合うかがこれを使うと簡単に分かる。まあ、素人が見ても全然分からないんですけどね(笑)普通の人は、家なんて大きなものは大雑把な寸法で造っているという印象かも知れませんが、実はミリ単位で調整しながら造っていくものなのです。家づくりには、大胆さと緻密さの両方がなければいけません。細かなことばかり考えていると家全体の統一感や完成度を見失うことがあります。逆に、全体像だけを頭に描いていると、納まりがきれいにいかないなんてこともあるのです。そういうことを一緒に考えてくれる建築屋との出会いが本当は一番重要なんですが、コスト第一という人が殆どなんでしょうねぇ。相変わらず30年で壊される家を造っていく風土は、こうしたところから生まれてくるのかも知れません。
2009年11月15日
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コインと聞くと、お金のコインを思い出すのが普通ですが、このコインは、「Quoin」と書きます。日本語に訳すと「隅石」となるのですが、家の壁の出隅などに装飾的に配置されるものなんですね。と言われても、何のことか全然分からないですよね、実は、今名古屋市守山区で施工中のC邸の玄関ポーチの袖壁にこのコイン コーナーを付けてみました。ほんの少しレンガをずらして積むことで、コーナーにこんなアクセントが付けられるのです。だから、厚みのないスライス ブリック(レンガ タイル)では、こんな芸当は出来ません。また、この家ではコインの部分のレンガの色をアンティーク グレーにしてみましたが、如何でしょうか。ちょっとロマンティックな色遣いになっていると思いませんか?まだレンガ積みも途中ですが、なかなか施工もいい感じです。やっぱりレンガ積みの本場、イギリスから来ているだけのことはありますね。でも、耐震金物を入れたりしなきゃいけないので、結構面倒な仕事もしてくれています。今日は、お施主も現場に来てくれましたが、感動していましたねぇ。やっぱり本物はいいですよね。
2009年11月14日
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日経ケンプラッツという建築屋向けのサイトから送られてくるDMメールを見ていたら、「長期優良木造3階建てが<想定通り>倒壊」という記事が目に付いた。いったいどんな記事なんだろうと思い、読んでみたら笑えない話なんだけど、笑えた。写真がその実験後の様子なんだけど、実は奥の倒れた家の方が耐震強度が確保された住宅だというのだ。確かに、その実験動画を見ると、最初に手前の家の土台から1階の柱が抜けてしまっている。つまり、その段階で構造的に崩壊してしまったというのだ。木造3階建て住宅の倒壊実験の動画:でも、もう少し見ていくと、強度の出ている家は土台と柱がしっかり固定されてしまった為に、上層部の揺れに対応できず、そのまま横倒しになってしまったというのが、写真の状況です。手前の家は「柱脚が外れたために、いわゆる『タッピング現象』を起こした」と言っているのだが、もしこれが現実の家ならば人命を守ったのは、明らかに強度のない家なんだよねぇ。勿論、通常は土台の下に基礎があるので、柱が外れた家が揺れと共に移動するという状況にはなり難い。だが、強度一辺倒の考え方が、一番素晴らしいとは言い難いということを私たちに教えてくれているような気がします。きっと、法隆寺などが現代にまで残っているのも束石(つかいし)の上に柱が載っているだけという単純構造だからじゃないのかな。現代建築の浅智恵を見た気がした。日経ケンプラッツ 記事:http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091030/536517/
2009年11月12日
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先日、ブログでご紹介させて頂いた古い輸入住宅についてもう少しお話させて頂きます。と言っても、写真や文字だけでは素晴らしさが全然伝わらないのが事実なんですが、私のつたない撮影技術とプアな文章でも出来るだけ書いてみたいと思います。まずは、この換気扇のデザインをご覧下さい。今のキッチンには、まっ四角のものか、モダンなステンレス製の平ぺったいタイプのものが主流ですが、こちらは換気扇も装飾の一部だと言わんばかりにウェーブを描いたデザインになっています。また、縦に入ったラインの連続が、更にレトロさを出していると思いませんか。油で汚れていますが、きれいにしたら素敵だと思うのですが、実はこの換気扇はリフォームの際に交換して欲しいという要望を頂いております。油でモーターも回りが悪くなっているから、新しいものにしたいという気持ちもよく分かりますがちょっともったいない気がします。さて、次は玄関ドアです。日本の玄関ドアは普通外開きですが、こちらは欧米スタイルで内開き。それは、外側にドアのヒンジが見えていないことからもお分かり頂けるのではないでしょうか。外部からヒンジを壊すことが出来ないので、防犯性は断然こちらの方が上ですが、強い雨だと水が玄関内に侵入してきたり、ドアが開く時に置いてあった靴を総ざらいしてしまうなんてこともあるのです。そんなこともご家族は問題にしないで、ここまで住み続けるなんて素晴らしいですよね。(結構ご苦労はあったと思いますが・・・)メンテナンスもご主人がされて、自身でペンキも塗られたそうな。色も薄いウグイス色で何ともセンスを感じさせてくれますねぇ。雨に当って、少し塗装も剥げてきましたが、それがまたいい感じを出しています。玄関先のお花や装飾もきっと奥様やご主人がなさったのでしょう。こういうところにも生活の豊かさを感じませんか。お金を掛けて豊かさを表現することは簡単ですがセンスのいいデザインを自分たちで考えて作り上げていくことが、本物の家づくりのような気がします。皆さんも是非こうした家や暮らしを目指して下さいね。
2009年11月10日
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ホームメイドの「その他の商品」のページで紹介しているOrpheeというバスタブによく似たデザインですね。こちらは、ちょっとだけOrpheeよりも大きなサイズになっています。縦横が60インチですから、1,524mm。Orpheeは、54インチですから、1,372mm。その差、152mm。こんな少しの差なら、別にたくさん種類を作る必要はないと思うのですが、そこがちょっとしたカナダ人のこだわりなんでしょうね。勿論、こちらもWhirlpoolですから、ジェットが6個標準で付いています。日本では室内のスペースが限られていますから、どちらか言うとOrpheeの方が、スペースの有効利用が可能かも知れませんが、浴室が広くて少しでもバスタブも大きくしたいという人にはいいかも知れませんね。こちらも、床に埋め込んでしまうことが可能ですがサイドスカートを付けて床から少し高い場所に設置することも出来ますよ。日本人の傾向からすると、サイドスカート付の方が一般的な気がしますが、欧米のようにしたいなら床埋め込みにしても面白いですね。あと、皆さん、こういったバスタブは日本の浴槽と比べて深さがそれ程深くありません。おおよそ50cmが基本ですので、どっぷりお湯につかるというよりは半身浴を楽しみながら、ご夫婦やお子さんと会話を楽しむという生活スタイルであることをお忘れなく。日本なら湯舟に熱燗でしょうが、これならカクテルかワインといったところでしょうか。
2009年11月09日
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エナメル ブラウンが何ともレトロチックなこの薪ストーブ。この色以外に、ロートアイアンや耐熱塗装のブラックのデザインなんかもあるんです。ほんとこのストーブは、古い感じをうまく表現しているなぁと思います。本体横にデザインされた網目模様やフロントドアのエレガントなアーチワークが素敵です。本体サイズは、意外に小さくて65cm程度しかありません。そのコンパクトさが、更にレトロさを感じさせてくれると共に、日本の住宅サイズにはピッタリかも知れません。機能面もしっかり考えられていて、本体下にはアッシュパンもありますから、灰の処理も簡単です。日本での適用があるかどうかは分かりませんが、メーカーはHPでライフタイムワランティ(永久保証)を謳っていますので、堅牢さも十分でしょう。だって、重さも130kg(本体内の耐熱レンガ込み)もありますからねぇ。コンパクトでも搬入・据付は大変です(笑)
2009年11月08日
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築27年の輸入住宅をリフォームしたいという相談を頂き大工さん、私、工務、設計の4名で現場を見せて頂きました。まだ輸入住宅という言葉すらないような時代に建てた家ということで、どんな仕事がしてあるのか見るのを楽しみにして伺いました。結論からすると、素晴らしいの一言でした。屋根裏の結露や木製窓やドア枠の劣化など、悪くなっている部分は多々ありましたが、当時の建築屋がドライウォールやフィート・インチ モジュールに果敢に挑戦したのを見て、感動すら覚えました。照明計画も普通の直接照明にしないで、ダウンライトやウォールブラケットを使った間接照明にしてあるなど、当時としては相当美しいデザインだったでしょうねぇ。でも、そんな美しさが今もレトロ アメリカンという雰囲気となって残っているのです。大げさでなく、まるで北米の古い住宅にお邪魔した感じがして、変に落ち着いてしまいました。窓下には、Rake Mouldと呼ばれる窓台が付けられていてシンプルだけど飾られた窓周りになっていて、それが少し色あせたドライウォールの壁とマッチしているのです。多分、このドライウォールに使われたペイントは、当時はエッグシェルという少しツヤがあったものだったと思いますが、そのツヤが時代と共に失われて、マットな風合いになっているところが実に美しかったです。私たちも先人同様、こうした色あせない住まいを創っていくことに全力で取り組まなければいけないと再確認させられる一日でした。今の住宅メーカーが造る家は、到底この家の素敵さには、敵わないでしょうね。それは、デザインと共に本当にいいものを使って家づくりがされているからです。
2009年11月07日
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名古屋税関西部出張所のある飛島までは、会社から車で40分。伊勢湾岸道が出来て、近くなりましたわ~。でも、名古屋港に掛かるあの大きな橋、名港トリトンを通るのは、高所恐怖症の私としては、結構いやなもんです。この橋が突然落ちたらどうしよう、なんて考えちゃうんだよね。で、飛島にある木材団地なる場所なんだけど、結構同じような風景が続いていて、久々の私は道に迷ってしまいました。遅れること15分。乙仲さんと呼ばれる通関業者の方と一緒に日頃輸入通関をして頂いている税関職員の皆さんにご挨拶をしてきました。昔、三菱にいた頃は、結構お役所体質なんて感じのした税関さんも、今では結構親切に対応して頂けていい感じでお話が出来ました。こうやって、建築屋が直接税関に挨拶に来るなんて相当珍しいでしょうねぇ。だって、直接自社で輸入・通関してカナダから資材を買い付けているビルダーなんて存在しないですから。でも、年に1回くらいこういうことをするって、本当は大切なことなんですよ。商社マンの時代に教えられました。そうそう、行く前にお昼のお茶うけにとお菓子をお土産に買っていったのですが、固辞されてしまいました。利害関係のあるところから物を頂戴するのは禁止ということなのかも知れないけれど、そこまで気にしなくてもいいのにねぇ。癒着のない体質っていいことですが、日本人の気遣いや気持ちのようなものも大切にしていきたいものです。でも、税関の皆さんはいい人ばかりでした。また、宜敷くお願いしま~す!
2009年11月06日
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昨日仕事始めの打合せをして、今日は午後から現場に向かいました。工務のスタッフからは、結構仕事が早いという報告を受けていましたから、どんな感じか見に行ったのですが仕事の出来は、取り敢えず合格点です。慣れない日本の耐震施工で最初は大変だと思いますが意外としっかり理解してくれたようです。今回のレンガは、赤レンガでお馴染みのHeritage Antique。表面にゴツゴツした表情があって、いかにもアンティークといった風情が感じられます。(勿論、新品ですが・・・)窓は、まだまだ来ないんだけど、そんなに早く仕事して大丈夫かいな?やっぱり、カナダのレンガ職人同様、日本人より仕事は真面目です。
2009年11月05日
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先日、屋根伏せをしているという話をさせて頂いた守山区のC邸。カナダからの窓の出荷が遅れていますが、航空券の変更が出来ず、UKからレンガ職人が来てしまいました。仕様がないから窓の下のところまで積んでもらうことにして今日から仕事始めということにしました。彼らは、ラグビーチームに所属しているらしく、いい体をしています。日本でのレンガ積みは初めてですから、午前中の打合せはみっちりやりました。イギリスと同じ仕事のように思えますが、地元では耐震金物を入れる習慣はありません。また、窓なども私たちがいつも使うカナダ製とは違うようで丁寧に説明して納まりを理解してもらいました。今回は、建物の正面に当る部分の窓に、ミルワークと呼ばれる窓飾りを付けるので、そこらへんの説明も十分しておかないと間違えたら大変です。まあ、気は心ですから、へたな英語でも分かって頂けたようです。これから1ヶ月。頑張ってね。そうそう、今月末にこの現場でレンガ積みを実演するオープンハウスをやろうと思っています。一度見てみたいという方は、ご連絡下さい。英語ですが、彼らもいろいろ説明してくれると思いますよ(笑)相変わらず、ホームメイドは趣味で仕事をしていますねぇ。
2009年11月03日
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