2020年01月10日
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カテゴリ: 食べ歩記編
SmartBRABUSをカッ飛ばし、博多駅から駅弁を買って帰りました。
先日もカキコしたけど…、



いつか端から順に…、



喰ってみたい……。
で、赤矢印のヤツ、大昔からあります。
バイト時代によく喰ってたなぁ。
当時のパッケージデザインはチョット違いますが“かしわめし”の赤く丸い部分のデザインは変わっていません…。

ところで、北部九州の駅弁のかしわ飯は、具材を炊き込んでいません。
鶏を味付けしたスープというか出汁で炊いていますが、炊くときに具材は入れてないのです。
あ、詳しくは後でね。

と言う事で一つ目は…、



ちょっとリッチに、東筑軒の“かしわめし・大名道中駕篭”です。
これ、2018年の西日本駅弁総合グランプリを取っています。



パッケージが、お殿様が乗る“道中駕篭”になっていまして。
そそ、大名行列とかの当時のマイカーね。
肩に担ぐ部分の“棒”が、お重にゴム紐(輪ゴムでは無い)で留められていて…、



そこが、箸箱になっています。
包装紙を展開すると…、



長崎街道になっています。

お重の蓋は、大名駕篭の屋根のデザインです。



では、開けます。



上の段はおかずですね。
駅弁ですから、生物は入ってません。
右上は白身魚のフライ、左上は鶏の唐揚げです。
後は花形の蒲鉾、卵焼きとか煮物とかですね。
下段は、メインのかしわ飯です。



右上から斜め左下に順に、刻み海苔。
中央は錦糸卵+紅生姜。
そして、かしわのそぼろです。

基本、北部九州の駅弁は、出汁炊きしたご飯の上に“鶏そぼろ”のせ、なんです。
この点は、皆さんが思い描いているかしわ飯とは違うと思います。

さて、もう一つは…、



鳥栖・中央軒の“復刻版かしわめし”です。
ココのかしわめし駅弁は、日本で初めてのかしわめし駅弁です。
そそ、元祖です。
諸説在ります、とかのレベルで無く日本の鉄道史に記載されています。

此方は、佐賀県鳥栖駅の駅弁です。
因みに、一つ目は福岡県小倉駅です。
博多駅で買ったのに、なして?って……。
まぁまぁ、小まきゃあ事たぁ、言ゃあすな。



実はコレ、もの凄くお高くなりました……。
この駅のかしわ弁当は、500円の頃から知ってる……。
系列で駅の立ち食いうどんもやってて、鶏そぼろうどんが絶品です。
とり釜飯も有名ですよ。
容器が陶器の釜なんです、蓋もね。
(今でも陶器の釜なのだろうか?)

当時、この弁当は金弐拾五銭だったそうで、25銭と言われてもピンと来ないけど…。
調べてみたら、明治の初期で五銭で瓶1本分の牛乳が買えたそうです。
その頃の牛乳瓶は多分180ccだろうと…、現在は200ccで110円だから…。
25銭は500円くらいなのかなぁ…。
で、復刻版らしく、紐で括られています。



昔は、輪ゴムは高級品だった、だから紙紐と…、



たこ糸で……、あれ?輪ゴムだよ……。
昔は、輪ゴムなんて高くて…、だから“たこ紐・紡績糸”で包み紙の下の蓋を縛ってあった…。
ほどけない様に、弁当箱(木製)薄い蓋(木製)に食い込むくらいにキツく縛ってあった。
その糸に味が染みてたりしてね……。
考えてみたら、恐ろしく非衛生だったねぇ…、でも、それで良かった時代だった…。

復刻版の割り箸です。



赤い字は“御手茂沓・おてもと”と読みます。
裏は、現在進行形…。



PL法絡みの危険表記と紙エコマークです。
ここは、法律絡みだから当時のままという訳にはいかんかったねぇ。

しかし、爪楊枝がささったと裁判起こすヤツが居るのかねぇ…。
そんな民事裁判を引き受ける弁護士がいたら…、法曹モラルと言う言葉で済まんけどねぇ…。
そんな事したら、まんまと“国外逃亡を手助けした結果”になっている、あの高名な弁護士くらいアホな事やあ。
でもさ、アイツはホント酷いぜ…。
安い金額で保釈を許した国家権力側も悪いけど、言葉巧みに騙した結果になった、弁護力が一番悪だよ…。

結局、国家間の思惑に翻弄され、死ぬまで逃げることになる“眉毛おじさん”は後悔するしか無いのと違うかなぁ…。
損得勘定で存在が重たくなって、権力側に抹殺されなきゃイイけど…。
常に公に出てると命乞い出来ても、こそこそ隠遁生活してると何処かで事故死しかねないよ。
何処かの国の王妃みたいに……。

国際的に、あれだけ墨が付くと嘗ての価値が無くなるからね…。
利用価値が無くなると、お友達も次々と去るだろうし……。
当時の悪行仲間も余計な事喋りそうで邪魔になるし……。
あまたのリストラの恨み、今、因果応報……、南無……。
アイツのリストラで迷惑を被ったのは、社員だけじゃ無くその地方都市の人達もだからね…。

あ~、激しく脱線…。
(もう駅内じゃ無いし言っても良いよね)

じゃ、開けるよ。



薄皮(薄く削った木の板)の蓋を開けると…、



フィルム越しに、かしわめし登場。
昔はさ、フタにいっぱい貼り付いてたんだよね。
本編を食べる前に、先ずそれをお箸で削り落として食べてた…。
今は、食品衛生の観点から、滅菌フィルムが乗せてあるよね。

一つ目の弁当同様に、刻み海苔・錦糸卵・鶏そぼろ、です。
ええ、出汁で焚いて、具材は後のせです。
おかずは、大根の酢の物と、昆布の佃煮、のみ…。
色味が足りないと思ったのは、紅生姜が無いねぇ…、ま、店が違うけど…。

ちなみに、一つ目は福岡県北九州市、二つ目は佐賀県鳥栖市です。
今回は無いけど、博多のかしわ駅弁も、鶏そぼろです。
大分とか、宮崎に行けば、鶏肉が入った鶏飯になります。
これぞ、地方色ですね。

で、見て……、



お箸を突き立てると、弁当箱の底にコツンと当たります。
あはははは、飯が箱の底に貼り付いてるぅ…。
だからお箸は絶対に立たない。
全部かき集めておにぎりにしたら、少し大きめのコンビニにおぎりくらいだよ。
昔はもう少し入ってたと思うけど……。

大名道中駕篭と復刻かしわ飯、ペロッと食べて……、



なんか物足りなぁぁぁい。
食べ足りてない…。
量が少なぁぁぁい。
晩飯は1750円かけて、めっちゃコスパ悪ぅ…。
ま、懐かしかったら良いけど…。



お箸セットは2つ共に、手付かずのままコレクションとなりました。
あ、包装紙もね…。
うん、流石に弁当箱は捨てたよ……。
樹脂容器だったら、洗って取っとくかも、だけどね。
紙と薄木だと、保存には向かない…。

今度行くことがあったら、博多のかしわめしと、辛子明太の弁当にしてみるよ。



_/_/_/_/ぴゅあらいと_/_/_/_/
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最終更新日  2020年01月10日 01時23分30秒
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