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遅れながら、新年明けましておめでとうございます。今年も良い年となるように精進して参りましょう。そして、昨年の投資成績を発表してなかったので発表します。トータル年間パフォーマンス=27.2%TOPIXの推移と比べても良い数字ですし投資目標の20%も超過していますから、自画自賛になりますがなかなか良かったのではないでしょうか。主力株の中に3倍に上昇したものがあったために他の銘柄の値動きがあまりなかったにもかかわらずこの数字になりました。それと、昨年は生まれて初めてアメリカ市場のADRで購入しました。例の石油流出問題で揺れていたBPを安値で大量に買えてラッキーでした(^^;ではでは、本年もよろしくお願い致します。
2011.01.03
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この厄介な国、中国改訂版を読みました。著者の岡田英弘さんは東京外国語大学の名誉教授にして、アジア歴史研究の分野では世界的に評価を受ける業績を残した世界的権威です。実際に中国語も喋れて中国人の知人も多いようですから研究だけの人ではないのが分かり説得力があります。その内容ですが、日本人は中国人と顔も肌の色も似ているし同じ漢字を使用する文化圏であり儒教や漢文は日本人にも馴染み深いですし地理的にも近い距離にあることから、日本人は中国人に対して無意識のうちにプラスの先入観を持ってしまい勝ちですが、それはとんでもない間違いであると主張されています。日本と中国とは根本的に全く異なる文化であり、儒教や漢文は古代中国の1%にも満たないエリート層のそれもかなり美化されただけのファンタジー小説のようなものであって、三国志や水滸伝を読んで中国を理解した様な気持ちになること自体が実在しない人物を偶像崇拝するようなもので根本的に間違いであるとおっしゃっています。第一章では、日本人には絶対に理解出来ない中国人の行動原理を紹介しています。『指桑罵カイ(木へんに鬼)』(桑を指してエンジュを罵る)というものがありまして、中国人が批判しているときにその言葉を鵜呑みにしてはいけないそうです。中国人にとっては外交も戦争も全ては中国国内の権力闘争の延長でしかなく、全ては個人的欲望達成の道具に過ぎない。その顕著な例が歴史教科書問題であり、日本の対応の問題点を独自の視点で分析されています。第二章では、『他人は全て敵と考える民族性』(バルネラビリティの原理)を解説されており、これが中国人を理解するキーワードとなります。実は20世紀に入るまで中国大陸では、歴代王朝は流通システムを統治する皇帝の専有物であったために中国という国家も国民という概念もなく、数千年の間、ただただ「個人」だけであったために自分を守ってくれる国家や民族はなく、その結果徹底的な個人主義とならざるを得なかった。そのため、同じコミュニティーに属さない人間は基本的に敵であるため全く信用しないという事に繋がり、サービス精神や親切心、感謝の心などからは非常に遠いメンタリティーになってしまいます。そのために中国人社会に於いて最大のタブーは他人に弱みを見せることであり、他人に親切にしたり、他人を疑わないような善良な人間は中国では尊敬されないそうです。茫洋と構えて謙虚な知識人というのが中国流の大人であると考えているのは日本人だけで、中国社会に於いて最も望ましい、理想的な人間というのは誰に対しても常に緊張を崩さず毅然とした態度を維持する人間になります。その実例として宴会の習慣を挙げられていますが、宴会で酔っぱらうなんて弱みだらけの人間という事になるからタブーであり、もし酔っ払ったら次からは相手にされなくなるとか・・・彼等にとっては宴会ですら戦いであり、恋愛感情よりも金銭で結婚を決めるから夫婦関係も戦いであり、全く気の休まる場所はない。ですから誰も居ない山で過ごす仙人が理想的な生き方であり、『彼等は死ぬ為に生きている』と評される事もあるそうです。また、彼等は口に出す言葉を極度に重視し、自白しなければ罪に問われないという文化もあって、絶対に嘘をつき通す理由もわかりました。自白して許されるのは日本独特の文化であって、自白すれば銃殺される時代が続いたのならば当然そうなる訳です。第三章では、現代中国語についてです。中国語には北京語、福建語、上海語、四川語などがあってそれぞれ全く異なる言語といっても良いのですが、そのために古代中国では文書による意思疎通というものが非常に困難であったそうです。唯一、儒学者同士であればそれが可能であったために公文書は『漢文』という暗号のようなもので統一され、文書作成は儒家に託されのであって、科挙という試験制度が確立されたのもそのためだそうです。つまり、儒教や漢文は公文書作成の道具に過ぎず、儒教の精神を中国人が引き継いでいると考えたり、中国人が漢文を理解できると考えるのは間違いだそうです。そのため、実は中国では20世紀になるまで自前の文字がなく、魯迅による白話運動によって表音文字が開発されて初めて文盲の民族から脱する事になります。魯迅らは日清戦争後に日本に留学して表音文字の重要性に気付き日本から漢字を逆輸入する形で白話運動を展開したのですから、実は現代中国語は日本語がベースになっている部分がかなりあるそうです。あと、中国の食人の習慣にも触れられています。中国の民衆は慢性的に飢餓状態にあったために行われたのですが、自分の肉を病弱の両親に食べさせたのが美談になるのが日本人の感覚では理解出来ませんでした。第四章では、裏の中国史としての秘密結社のついて書かれています。中国の易姓革命は全てここから始まっており、特に中国共産党について多く書かれています。第五章では、日本人がどうやって彼等と付き合うのか総括されています。最後に、『中国は中国である限り永遠に変わらない』として中国が今のまま本当の意味で近代化する事は不可能であり皇帝システムの支配を続けていかざるをえない。真の近代化は皇帝システムの崩壊であり、それは中国の崩壊を意味すると締められておりました。中国株投資をされている方々の中には中国に対して肯定的な方も多く、かなりこの本の内容に抵抗を覚える方も多いでしょうが、おそらく世界一中国の事を研究されている人の意見を無下にする事も私は出来ないと思います。本としても非常に面白いものでしたので、中国が好きな人も、嫌いな人もこの本を読んでみる事をお勧めします。経済的な意味でも、軍事的な意味でも、中国は日本にとって今後一番大きな影響を持つ国である事は間違いなさそうですから。
2010.11.26
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タイトル通り、大阪御堂筋デモに昨日参加して参りました。≪出発地点に於ける演説風景≫公園から溢れだす程の人数が集まっていました。生まれて初めてこんなに沢山の日の丸を見ました。≪御堂筋進行中≫四ツ橋~本町~心斎橋~難波を歩きました。デモ行進の参加者は3300人とのことで、隊列は非常に長く、この区間が日の丸で埋め尽くされました。恥ずかしながら、この動画の1分30秒~40秒あたりに私が映っています。≪終着地点にて≫皆さん拍手でお出迎えです。チャンネル桜の水島総さんが目の前に居て得した気分でした。さらに解散後も難波の高島屋・丸井の前で演説があり、あの田母神閣下まで登場して会場は大盛り上がり。やはり関西の皆様は関東よりも自発的に声を出しますね。デモそのものは非常に活気のあるものでした。幅広い年代層の参加していおり、中にはベビーカーを押して歩く人、子供連れ、学生服の学生なども見られました。右翼系のデモでは女性は殆ど見かけませんが、今回は3割程度が女性でしたので右翼ってことは無かったと思います。なかなか出来ない貴重な体験が出来て純粋に面白かったです。
2010.11.21
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中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済を読みました。著者の石平氏は中国人から帰化した日本人で、中国共産党に対する批判的な論評で祖国から睨まれている人物です。この本では元中国人の人脈を生かして多数の中国内の経済専門家より意見を統合し、成長著しいと言われる中国経済の実態を暴き出しています。その内容ですが、中国経済の基本的構造として低い賃金体系がありおかげで国内消費がGDP比37%程度(日米では60~70%)と非常に弱く、海外輸出と固定資産投資がそれを補って成長の柱となっています。今までの好景気は、低い賃金に伴う低いインフレ率と輸出・不動産に伴う高成長が二つのエンジンとして中国経済を牽引してきました。しかし、2008年のリーマンショック以降に急速にその様相は変わってきたとの事です。リーマンショックで海外需要が縮小し、輸出産業の中核をなす中小企業の40%が倒産し40%が経営危機に瀕しているという状態だそうです。また、歪な為替政策も国際的バッシングを受けて元の切り上げに応じざるを得ず、今後は輸出業の相対的な弱体化は避けられずインフレ率も低く収めることが難しくなっています。そうなると頼みの綱は固定資産投資という事になりますが、元々GDP比率で45%を占める異常状態でありこれ以上の投資は過剰であるのは火を見るよりも明らかです。この様な中、2009年に景気対策として・4兆元投資・10兆元の新規融資放出という超絶な財政出動を実施したのですが、これによってさらなる不動産バブルが生み出されました。このバブルは民間主導というよりはむしろ共産党の地方役人が儲け主義一辺倒で乗り出しており、資本主義のバブルとは比較にならない程に膨らんでいます。それに便乗しようと製造業等も本業をほったらかしにして不動産投資に資金を回し、おかげで本業が弱くなっています。さすがは共産主義国は何事にも極端になりますね。そうなると不動産価格は一般人の手の届かない価格となって、『房奴』と呼ばれる住宅ローンの為に都市部で生活出来ない家庭が続出し、社会問題となっております。こうやって歪な賃金体系と不動産価格上昇は世界最高の格差社会の実現と個人消費の抑制に拍車をかけ、低いインフレ率と高い経済成長という理想的状態を生み出していた2つの要因がそのまま諸刃の剣としてダメージを返して来るのは必至です。また中国国内の失業問題は深刻で、約2億人の失業者がいるそうでこれは労働人口の20%に当たります。葬儀屋が5人の大卒生を募集したところ倍率100の応募があり、中でも清華大学(日本では東大にあたる)出身者がいたとか・・・いくら日本が不景気でも、これ程の状況は想像出来ません。問題はこれが好景気のときですらこの状況であるから超巨大バブルが崩壊した後にどれだけ悲惨な状態になるのか見当もつきません。日本もかつて、・外需依存・通貨引き上げ・バブル崩壊の3重苦を味わって日本病と言われておりますが、現在の中国もバブル崩壊前の日本と酷似としおります。中国は、経済はもとより税収ですら不動産バブルと心中する形になっており、世界一の格差社会と社会保障制度の不整備を抱えたままこの経済危機を無事に乗り越えられるとは思えません。そして、2010年度の都市部の不動産取引量が前年度比マイナス80%だったそうですからもうバブル崩壊は始まったとみても良いと私は思います。失業者が都市部に溢れ返ったときの中国政府の対応が見物ですね。私は中国が元々一つの国になっていることそれ事態が異常だと思っていますから、中国で内戦が起こって日本に飛び火しない事を希望します。その可能性はかなり高いと思います。もしも一つの国として形を保っているのならば、恐らく外敵として日本が選ばれ戦争に突入する事になるでしょう。2010年の全人代で『国防動員法』が制定されましたが、これは国境紛争時には外資系企業の財産没収を合法化する法律です。日本では今でも中国経済が天井知らずに発展すると報道されていますが、この本を読む限り、中国経済は既に詰んでいます。このような国に経済成長を求めて本腰を入れて進出するのは自殺行為だと私は思います。
2010.11.16
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日本との戦争は避けられないを読みました。著者の孔健氏は孔子の子孫というイメージに反してかなり自己中心的な理論を展開しているという印象です。中国人の民衆や軍人のなかでも日本に核爆弾を打ち込むべきと本気で言っている人々がいるそうですが、なぜ中国がそれほどまでに反日なのかが書かれております。私も文化大革命について詳しくは知らなかったのですが、毛沢東は知識人を敵視して愚民化政策をとっていたために学校が閉鎖され『下放』と呼ばれる農地での強制労働が行われていたそうです。その対象は初めは大学生でしたが、最終的には中学生にまで拡大され、一日の食事が200gという餓死してもおかしくない奴隷労働だったそうです。そうやって青春と教育の機会を奪われた『失われた世代』が誕生し、彼等が『憤青』と呼ばれるゴロツキ階級を形成していきました。また、『百花斉放・百家争鳴』といって言論の自由を保障し、共産党や毛沢東に対する批判をあぶり出した後のわずか4ヶ月後に言論弾圧を行って孔健氏の親族が逮捕された話などは恐ろしい限りです。『失われた世代』は現在50~60歳台になっており、彼等の子供が『第二憤青』として貧困の連鎖を形成しています。こういった内政のツケが民衆の怨念として深く刻み込まれており、この感情は日本人には到底理解する事が出来ないものです。だから多少の事は大目に見てほしいという著者の主張なのですが、福岡一家殺害事件の犯人たちが普通の若者であったとか一体何を言っているのやら分かりません。あと、日本人には中華思想が、中国人には靖国参拝が理解出来ないからお互いに譲歩し合うべきだとおっしゃっていますが、建国後も侵略・大虐殺・弾圧の源泉となっている中華思想と戦後ただ一人の犠牲者も出していない神社参拝とを同列に扱うあたりに中国人らしいずうずうしさを感じざるを得ません。そもそも中華思想のせいで中国人は譲歩を知らない民族になっているのは棚上げですか。『不打不成交』といって中国人には戦争しないと分かりあえないという思想があるそうなのですが、インド・ロシア・ベトナム・フィリピンと国境紛争してチベット・東トルキスタン・内モンゴルで民族浄化しておいて、殺したから分かりあえるなんて他民族が思っている訳ないです。それも中華思想の傲慢から来るものですね。知日派の中国人ですらこんなものなのかと思わせる一冊でした。こんな厚かましい主張をした本をよく外国で出版出来るものです。
2010.11.15
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このIRによると、幻冬舎(7843)がMBOを行う事になりました。1株あたり22万円ですから、現在の株価から比べると約50%のプレミアムになりますね。 l!||■■■■■■■\ ┏┓ ┏━━━┓ ┏┓ / ■■■■■■■::::l|!l ┏┛┗┓ ┃┏━┓┃ ┃┃ / ■■■■■■■ `::::::\ ┗┓┏┛ ┃┗━┛┃ ┃┃ / ■■■■■■■ `::::::\ ┏┛┗┓ ┃┏━┓┃ ┏━━━━━┓ ┃┃ / __ ■■■■■■■ _ `:::::::\: ┗┓┏┛ ┗┛ ┃┃ ┗━━━━━┛ ┗┛ !l|| / ヽ l|||!||l!!||l!!|l / ヽ `::::::::\ ┃┃ ┃┃ ┏┓ / .|;;;; ◎ ;;;;| !!l||!|ll!l||!|l |;;;; ◎ ;;;;|!l|l|!::::::::::\ ┗┛ ┗┛ ┗┛ / ⊂⊃ .ノ l|l!' |! `|!ヽ _ ノl||!!|::::::::::::::||l! !l|  ̄ .|!エエエエエエ! ||l|!!!l||!!!||l!!!!|||:::::::::::::\ /´ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| !!|||l|l!|l!|||l|!||l`:::::::::::::::/..:|. ../:| | .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| !llll||l!|l!!|!|l `::.../ .:::| ./ ::;| !l|| .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| `l!|l l! | ...::::;| ./ :::;| | .|;;;;;;;/⌒ ⌒ヽ;;;;;| ..:::::i  ̄ ̄⌒゙゙^――/ ::::::::| | i |;;;;;| ''' .| ''' .|;;;;| i ...::::::/_,,___ . _,,,,__,_ ::::::::::\ \ ヘ | |;;;;;| ! .|;;;;| | ヘ ..:::::/ ゙^\ヽ.. , /゙ ¨\,.-z ::::::::::\ ヽ /:::ヽ| .|;;;;;;| |;;;| | /::ヽ...::::::::「 ● | 》 l| ● :゙》 ミ.. :::::::\ , !|| ./:::::::ヽ |!エエエエエエ!| |/::;:::ヽ:::::::;;/i,. .,ノ .l| 《 ...:;|´_ilト ::::::::::::! /||! / ::::::::::::ヽヽ _____ / /::::::::::ヽ / \___,,,,,_/ .'″ ^=u,,,,_ v/.. :::::::::::::::l! / ::::::::::::::ヽ______ノ.:::::::::::: ::|  ̄ ,,、 i し./:::::::::::} / _ ::::::::::::::::::::::::::: _ ::::::;| / ,,____ _,/ ̄ \ \ ノ ( ::::::::::| / /。 ヽ_ ヽ V /::: / 。ヽ :::;| |.. | /└└└└\../.\ \ '~ヽ :::::::::::::| ./ / ̄ ̄ ̄/ ____ ヽ ̄ ̄ ̄\ :::| .∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;| ::::::::::| .| :::::::::::::::::::: / / ┬ーーー| ヽ ::::::::::::::::::| |.|;;;;;;;;;;;;;/⌒/ ⌒ ::::;;| :::::::::::} | ::::::: ::: |ヽ´ | ::: ::| |.|;;;;;;;/ / .:::;| ::::::::::[ .| :::: :: | | .| | :: | |.|;;;;;;/ / . ::;| .| :::::::::::| .| ::: | | ⊂ニニ::ヽ | | .| |.|;;;;;! / .∧/ / :::::::::::::/ .| : | | |::::::ヽ:::::::| | / } ∧lll;;;,. ' ../ / / :::::::::::::::::\ | : | |:::::::|::::::::| / /| \┌┌┌┌┌/.../ ./::: ::::::::::::::::::\ .| : | ┌┌┌┌┌ .| ( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄ /::::::::::: ::::::::::::\ \ ├―----‐-――┤ ヽー─¬ー~ー―-- ' ::::::::::::::実はこの銘柄、私のポートフォリオ第4位の株でして、最初からMBOが近いと思って買い進めておりました。一時期は1年に4~5回のTOB、MBOを当てていたこともありましたが、今回は約1年ぶりのMBOですので本当に久々です。この株を買った当初は3カ月以内に結果が出るものだと多寡をくくっていた所、買ってから半年以上経っても無しのつぶてであったために間違えたかなと反省していた矢先でのMBOでさすがに嬉しいですね。現在、株式買取請求の裁判を係争中の私は、裁判の際の会社側の支離滅裂な理屈と最初は合併比率がおかしいと進めておきながら年配の裁判官の鶴の一声で翻る地裁の対応を見て、『経営陣が開き直った際にはバリュー投資の意味が無くなる』と虚無感に苛まれていた時期があったのですが、やっぱりバリュー投資はこういう機会に遭遇し易いので諦めずに続けて行く事が大事だと再認識致しました。
2010.10.29
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会社四季報2010年秋号の通読が終了しました。通読終了後の四季報の写真は下のとおりです。今回はちょっと私の仕事の都合で10月以降へと後回しにしていたのですが、遅れながらも通読終了しました。毎度のごとく、割安な銘柄を1~4群に分類して付箋をつけていっているのですが、今回は391銘柄に付箋をつけました。その感想なのですが、やっぱりメチャクチャ安いですね。PER3倍とか、PBR0.2なんて最早珍しくないです。株価水準だけで見ると、現状は世界大恐慌の頃と変わらないんじゃないですかねぇ。こんな水準だったら、仮にTOBとかMBOがある場合、DCF法の価格決定の際に株価と乖離し過ぎて株価と折り合いを付けるのが至難の業になるのは必至です。今後の投資戦略はひたすら労働・貯蓄に精を出し、黙々とバリュー株を買い続けるだけです。この低迷期間が少し長い方がかえって有難いと思って一心不乱に突き進むのが吉と心得ます。P.S.)石原都知事が尖閣ビデオについてコメントしてます。 ↓↓↓http://www.youtube.com/watch?v=Q1p1JeHzimw(※2分15秒あたりから)これによると、海保の乗員が中国人に銛で突かれて殉職したという噂は本当なのかも知れません。これだったら民主党が必死でビデオを隠しているのと辻褄が合ってしまいますね・・・
2010.10.24
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先日、私は反中デモを無視するマスコミを見て『日本のマスコミが中国の味方をしている』と嘆いておりましたが、遂に全く中国に媚びていないニュースが関西で登場致しました!!!先ずは下のリンク先を見て頂けると幸いです。(ちなみに、2番目の動画に反中デモが詳しく分析されています)アンカー青山‐1アンカー青山‐2アンカー青山‐3こういったタブーに切り込むのはお世辞が大嫌いで本音ベースのアドリブが大好きな関西人ならではの気質と申しましょうか、とにかく中国に配慮するなんざまっぴら御免!!!という気概が感じられます。いくら日本が譲歩したところで中国は自分勝手な理屈で日本に全責任を転嫁し、揚句はレアアースの輸出もストップされたままという最悪の結果に終わりそうになっています。譲歩の先に待つのは更なる謝罪、金銭、領土の要求、および反日教育の強化ということが明白になって参りました。まっとうな日本人の感覚から言えば、もはや中国には過去の悪行に目をつむらずにはっきりと本音を言う時が来たのではないでしょうか。今こそ市民レベルの運動で極左政権の意味不明な外交を弾劾し、世界に向けて衝突ビデオを公開させる時ではないでしょうか。この動画を出来るだけ沢山の方々に見て頂いて、日本中でデモが沸き起こる事を期待します。とにかく、私は10月30日の大阪デモには参加しますよ。
2010.10.21
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このブログが株ブログであるにもかかわらず株の内容が無いと指摘されて久しい今日この頃ですが、今日も株とは関係ない話題でゴリ押しします(^^;尖閣問題以降、内閣官房長官の仙石由人氏に対する国民の怒りがウナギ登りになっていますが、なぜこんな極左のキチガイがそもそも選挙で当選する事が可能だったのか理解に苦しみますよね。そう思って彼の支持母体である徳島の自治労の事を見ていたところ、下の様な出版物を発見致しました。ハナから尖閣とは呼ばず魚釣台と呼んでるわ、アメリカの事を米帝と呼んでるわ、船長を逮捕したのは日帝・菅政権の新たなアジア侵略政策とか、「尖閣は日本のもの」と宣伝するのは侵略戦争の歴史を抹殺し開き直るものだとか、こいつ等、ハンパねぇ!!! . -―- . やったッ!! さすが徳島自治労!! / ヽ 極左売国官房長官のお膝元!! // ', 日本人にできない発言を | { _____ | 平然とやってのけるッ! (⌒ヽ7´ ``ヒニ¨ヽ ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる! /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {. ヽ _ _ あこがれるゥ! `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ ) ( , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、 {(,| `'''7、,. 、 ⌒ |/ニY { \ ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー`――-'- ∠,_ ノ | 「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了 , ヘー‐- 、 l | /^''⌒| | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人 -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}__,..ノ || /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ } ''"//ヽー、 ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿! , -===- 、 }くー- ..._ //^\ ヾ-、 :| ハ  ̄ / ノ |. { {ハ. V'二'二ソ ノ| | `ヽ,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<. / |. ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ/
2010.10.14
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昨日、中国の尖閣列島侵略および政府の弱腰外交に対する反対デモが大規模に行われました。写真で見ても分かる通りかなりの人数が東京に集結し、3000人ほど集まり良かったのではないでしょうか。私も関東在住だったならば是非とも参加したいと思っておりました。関西でも大阪あたりで大規模にやって欲しいものです。何kmにも及ぶデモ行進はさぞかし壮観だったことでしょう。そして昨日の夜から今日にかけて、このデモ行進がテレビでも報道されるのかとニュースをひたすら見ていたのですが、これだけ大きなニュースにもかかわらずなんと全新聞社、全テレビ局がこのニュースをスルー!!!海外でのみニュースとして取り上げられている始末です・・・ウォールストリートジャーナルウォールストリートジャーナル(動画のみ)you tubeで反中デモと検索しても出てこないのに、『anti-china demonstration』と英語入力したら現場の映像が出てきます。そして先程、ようやくヤフーニュースでデモの記事が取り上げられていると思えば、中国のサーチナの記事でした・・・あの報道規制が強烈な中国からしか日本のニュースが見られないなんて、私は心底恐ろしい由々しき事態だと思います。政府からの圧力があったのか、マスコミが外国人に乗っ取られているのかどちらか分かりませんが(或いはどちらもか)、とにかくこれは恐ろしい。中国内の反日デモならばこの10分の1程度の規模のデモだったとしても大々的に報道するくせに、これは明らかに日本のマスコミが中国の味方をしています。歴史的に見て、極右・極左政権というものは政府の政策が支離滅裂になっている場合が多いですから報道の規制を強化するしかなく、結果もの凄く不自然な報道になるのが常ですが、どうも現在の日本もその状態になっているようです。これでは大東亜戦争中の大本営発表と大差がない。私は現在の極左政権が心底恐ろしいです。
2010.10.03
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中国の尖閣侵略問題を考えると腹が立って夜も眠れない今日この頃ですが、皆様はどうお過ごしでしょうか。しかしこの期に及んで、まだ 「中国の国内問題で~、強硬な姿を見せないと~」 「日中友好が~」 「東シナ海の資源が~、中国の漁民が~」 とか言ってる、自称識者とやらはなんなのでしょうか? 中国は昔からハッキリと、上図にある第二列島線まで覇権拡大を公言し、アメリカに太平洋の半分よこせと要求してるのであり、 私から見れば中国が有言実行しいるだけのように感じます。 中国共産党樹立以来約60年の歴史は、周辺国への侵略と大虐殺の歴史以外のナニモノでもありません。≪中国の侵略の歴史≫1949年 中国がウイグルを侵略 1950年~ 文化大革命・中国国内外で以降粛清・民族浄化 及び餓死で3000万人以上が死亡 1950年 中国が朝鮮戦争に参戦 1951年 中国がチベットに侵略し現地民数百万人を虐殺 1959年 中国がインドと国境紛争、カシミール地方の占領 1969年 珍宝島で中国軍がソビエト軍と衝突 1972年 日中国交樹立 、台湾領有を日本に認めさせる1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射 1978年 米中国交樹立 1979年 中国がベトナムを武力侵略。中国が懲罰戦争と表明 1989年 中国天安門にて発生した学生による民主化運動を 軍隊で強行鎮圧し死者300人以上 1992年 中国が領海法制定により 南沙諸島と西沙諸島の領有を宣言 1995年 中国が歴史的にフィリピンが領有してきた ミスチーフ環礁を占領 1996年 中国が台湾海峡でミサイル発射し台湾を恫喝 1997年 中国がフィリピンが歴史的に領有してきた スカーボロ環礁に領有権を主張 同年 中国が日本が固有の領土として主張してきた 尖閣諸島の領有を主張 2000年 中国の軍艦が日本列島を一周。 中国が尖閣諸島付近で 日本の領海内の海底油田調査を敢行 2004年 中国が沖ノ鳥島は岩であり 日本の領海とは認めないと主張 同年 中国の潜水艦が石垣島の日本の領海を侵犯 2005年 中国が反分裂国家法を制定し 台湾に対して武力行使を明言 同年 台湾問題に介入するなら核攻撃を行うとアメリカを恫喝 同年 アメリカが中国の巨大軍事国家化を指摘 同年 中国が沖縄の日本帰属に疑問を示し 沖縄は歴史的に中国のものと主張 同年 中国海軍が春暁ガス田付近に軍艦派遣で示威行動 領土に関する事項だけを赤で色付けしてみました。なんと言うか、よくここまでやるなといった感じですね・・・ ベトナム戦争でアメリカが敗退して以来、アメリカが完全に悪者になって間違った戦争と言われていますが、その後のアジア諸国に訪れたのは中国のベトナム侵攻、ポルポトの民間人大虐殺などなど、共産主義者がやりたい放題の地獄でした。世論とは間逆になりますが、私はベトナム戦争はアメリカが勝つべきだったと個人的には思っております。それ程までに共産主義・全体主義国家というのは暴走し易い危険な存在だと思っています。 現在、中国はスーパーバブルの真っ只中ですからなんとか経済は回っています。でも、北京・上海などの都市中心部では現状でワンルームマンションの一カ月の家賃が15万円もするとか・・年収50万円以上で中間層、年収200万円以上で富裕層と言われる平均所得の低い国でこんな家賃が維持される訳が無いです。日本の不動産バブルの何倍にも膨らんだバブルがこれから崩壊し、経済的に立ち行かなくなった人々が街に溢れ返るのはそう遠くない未来だと私は思います。そうなった時、社会主義国家の常はやぶらかぶれの戦争をするものです。中国国内の不満の矛先は反日教育で素地を作っている日本侵略に向けられ、体制を維持する為に全体主義国家が日本へ、太平洋へ、本格的な覇権拡大がいつ始まってもおかしくありません。いや、もしかしたら既に始まっているのかも。 「中国は13億人の市場で~」 「日本経済は中国に依存してるし~」 それは確かにそうなんですけど、警察も報道も思いのまま、共産党が法律の独裁国家に経済依存ってwww尖閣問題は未だジャブに過ぎないけども、そこで既に日本はダウンしてしまった・・・。人口13億の帝国主義の増長がどれほど恐ろしいか、平和の敵であるか理解してるのでしょうか。中国の侵略と大虐殺から目をそらしたままだと第二次沖縄戦になります。 平和主義者こそが戦争を引き起こすのです。じゃあどうしたら良いかについて、私なりの意見を述べさせて頂きます。このまま中国と戦争をするべきだとの過激論もネットでは見かけますが、それは外交の最終手段であってそこに至るまでの準備が整っていないですよね。私だって出来れば戦争なんて見たくないですし。先ずは実際に中国に侵略され続けているベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドと連携して対中国包囲網を共同で作り上げます。その際に『尖閣は日米安保対象』と言質を取ったアメリカを盾にすれば、これは比較的容易だと思います。次に、日本人からかなり反発もあるでしょうが、思い切って北方領土を諦めてロシアと歩調を合わせる。現状ではロシアは中国と共に日本は歴史捏造云々と言っておりますが、北方領土放棄を外交カードに使えば元々、ロシアと中国はしょっちゅう領土で揉めており戦争寸前の状態に何度もなった経緯がありますので、ロシアも中国包囲網に加わる可能性もかなり高いかも。最早、北方領土にはロシア人しか住んでおらず、返還は現実的に不可能だと私は思います。ならばせめて外交カードに使って、現在保有している領土を守り抜く事に専念する方が効率的かと。それに放棄しても、体制崩壊とか何かの拍子に返してくれる可能性もゼロではないですからね。アメリカ、ロシア、日本を筆頭としたアジア諸国に包囲網を組まれると、全方向が塞がれ、さすがの中国も大人しくなるのではないでしょうか。仮に戦争になっても圧勝する可能性が高い。民主党の外交がここまで出来るとは夢にも思いませんがね。
2010.09.27
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非常に残念ではありますが、本日をもって日本は外交で中国に完敗致しました。民主党内にも異論はかなりあるようですが、売国奴が中枢にいるのですから少数のキチガイによって国益を損なう行為が強硬されましたね。官房長官の仙石は、福島みずほと共に何の証拠も歴史的事実もない従軍慰安婦謝罪の裁判を担当するようなキチガイ弁護士ですし、公安委員長の岡崎トミコは、日本の国会議員の立場にありながら韓国で反日デモに参加するようなキチガイです。他にも例を挙げればきりがありませんが、ともかくこういったキチガイが入閣している時点で日本の外交は死に体だという事が証明されてしまいました。前原外務大臣一人では如何ともしがたいですね。留守中に勝手に売国奴が犯罪者を釈放してしまってはどうしようもありません。那覇地検の独断とか寝言も甚だしい。海底に油田があると分かった途端に尖閣列島は自分の領土だと言い張る中国のような理不尽な相手の恫喝に屈して譲歩したとしても、2の矢・3の矢が飛んでくる事は火を見るよりも明らかであり、両国の衝突がこれで無くなる訳がない。ヤクザを相手にもうこれで終わりにしてくれと金を渡して、実際に終わった試しがありますか!?本当に残念でなりません。その様な国際外交の常識すら知らない売国奴を議員に選んだ日本国民が悪いのでしょうか。それにしてもこの仕打ちは酷過ぎる。
2010.09.24
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クソ笑いました。ちょっと危険過ぎます(^^;「ムダヅモ無き改革」 第1話「ムダヅモ無き改革」 第2話「ムダヅモ無き改革」 第3話土壇場でテポドン発射する将軍様、宇宙人に操られている鳩山氏、必殺技はライジング・サン(そんな呼び名はないw)、派手すぎるリアクションなどなど、元々はマージャン漫画なのですが、麻雀ルールを知らなくても十分楽しめます。
2010.09.15
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こんばんは、またまた久々の日記更新となります。あんまりにも株価が低迷し過ぎてPBR0.2付近になった株価をあんまり気にしてもしょうがないと思う今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は、株の方は今の値段で買ったら、後はもう数年気絶するだけでOKだと思っていますので書くことが本当に無いですね。ですから、最近派手に動いている為替について、超個人的な偏見の目でもって勝手な意見を述べさせて頂きます。訳の分からない事を書くなと、お気を悪くされないで下さいね(^^;最近は1ドル=85円って、円高が結構進んだなという印象です。プラザ合意前は1ドル=360円だった訳で、その4分の1以下になっているという事です。こりゃあ、だいぶん動いたなぁとも思えますが、実は第二次世界大戦前は1ドル=1円だった訳でその後20年程度で円はドルに比べて360倍のスピードで希釈化されたんですよね。実は、為替って長期スパンで見るとかなり動くものである事が忘れられているんじゃないかと思います。ここ数年のアメリカのドル発行のスピードは日本円の5倍程度ですので、この状況が続くとドルは5倍のスピードでインフレが進み、私は個人的には1ドル=20~30円くらいも長期的にはあり得ると思っています。日本の財政破綻によるインフレ懸念は良く言われていますが、実はアメリカ、ユーロの中央銀行はそれに匹敵する程の金融緩和を既に現在進行形で行っている訳ですから。あと、『円高が進んで輸出産業が大変だ』とか良く言われますが、円の購買力が4倍になったとも言える訳であって、やっぱり25年前に比べると所得が同じでも物価が圧倒的に安くなっていますし、インターネット等のIT化によって格段に情報コストが下がっていますから、マスコミの報道とは逆に、実は結構豊かになっているような気がします。昔は良かったというのは、私は個人的に単なる幻想だと思っています。
2010.08.17
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なんか、ブログ更新の間隔が開くと私が死んだと思っている方もいるようですが、元気にやってますよ(^^;相場の方でもプラスになってますのでご心配無用です。この世でいちばん大事な「カネ」の話を読みました。現在、テレビドラマ化されていて、『貧乏人は貧乏人らしく 下を向いて生きてろ!!』などと中々ナイスな台詞が飛び交うので、原作はどんな感じになっているのか興味を持って読んでみました(^^;その内容は、高知の貧しい漁師の家に生まれた西原さんが高校を退学になり、仕方なく大検から専門学校に入学しようとした矢先に父親がギャンブル中毒で事業をダメにして母親の財産を食いつぶした揚句に自殺し、失意のどん底から進学を諦めたときに母が何とか金を工面して上京させてもらい、エロ本のイラストレーターから出発し必死で仕事を得て現在に至るまでを記しています。 伝わって来たことは二つありましたね。第一に、生活に不可欠な「カネ」の話が絡められ、カネがない「負のループ」にはまった人間が そこから抜け出すことの困難さ。キレイ事は全くと言っていいほどありません。 第二に、ギャンブルというものの恐ろしさ、中毒性の高さ、人生を破壊し尽くすに十分であるということ。父親だけではなく、作者も実際に麻雀で5000万円ほど溶かしておりますし、『バクチに追いつく稼ぎなし』という名言が特に印象的でした。私も学生時代に死ぬ程麻雀やってましたし超高レート麻雀もした事がありますから、その辺りは凄く共感できるものがあります。そしてその感想ですが、はっきり言ってドラマよりも本の方がリアルで面白いです。まあ、そもそもこのブログを読んでいるような方々はドラマなんて見ない人が大半でしょうが・・・
2010.08.03
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超久々のブログ更新になりますが、一応生きていますよ(^^;参議院選挙が終わり、民主党の敗北とみんなの党の躍進が報道で伝えられていますね。私の友人の知り合いがみんなの党より立候補していたので彼を応援していたのですが、結果は残念なものに終わりました・・・やはり組織力が強固でないと選挙というものが難しいというのが分かりました。いくらカッコ悪くともドブ板選挙と地元に対する利益誘導は強いんですねぇ・・しかし、民主党が負けて日本のためになったのではないかと安堵しております。特に、千葉景子法務大臣が落選して何よりですね。私は現政権の閣僚の中でも彼女が一番危険な存在だと思っていました。千葉景子法務大臣の実績をwikiで調べてみても、・国旗、国歌に反対・外国人参政権に尽力・少年法厳罰化への反対・人権擁護法案(言論弾圧)に尽力・最高裁判所の決定を無視して不法入国・不法滞在外国人 に対して法相権限で在留特別許可を認めた・夫婦別姓制度の推進・法務大臣就任後は死刑の執行は行わない・従軍慰安婦問題(日本が謝罪する方向)に対する取り組みなどなど、ちょっとまともな日本人とは思えません。特に、最高裁判決を簡単に覆して外国人に甘い顔をしたり、死刑制度を個人的主張によって捻じ曲げたりと、法務大臣が率先して法律を無視している状況はいかがなものかと。未だに民間人として法務大臣に居座るつもりらしいですが、是非ともそれを続けて民主支持率を下げてもらいましょうか(^^;
2010.07.12
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日本のお金持ち妻研究を読みました。タイトルそのままに、前回読んだ日本のお金持ち研究シリーズのスピンオフです。今回は、年間納税額1000万円以上の高額納税者の中から無作為に1000人抽出し、それらの世帯の夫人向けに詳細なアンケートを行っておりまして、前回の研究で欠けていたジェンダーの視点を補うものでした。育った家庭、学歴、キャリア、夫との出会い、家計、節税、子の教育から悩みまで、知られざるセレブの実態を明らかにされています。一般的にお金持ち夫人のイメージといえば、・容姿端麗・専業主婦・豪邸に住み、お手伝いさんがいる・ブランド物に囲まれている・子供が多い・優雅な物腰で、お高くとまっているこんなところでしょうか。少女マンガによく出てくる感じです(^^;しかし、実際には容姿端麗でお金持ちに見初められた『玉の輿』は殆ど見当たらず、同類リッチ婚からキャリア妻になる確率が断然高いそうです。確かに、自分のキャリアが高ければ所得の多い男性に出会う確率が高くなり、会話のステージも同じになるので当然といえば当然でしょうが。またいつもの如く、ブランド物に興味のある人はかなり少数派であり、豪邸に住んでいることはあってもお手伝いさんは現代では消滅しており、子供の数は平均とさほど変わらない等々、マスコミの作りだした金持ち夫人のイメージは単なる幻想である事がはっきりしました。つまり、現代に於いてお金持ち夫人になるには質素倹約に務め美貌よりも知性を磨いた方が良いとのことなのでしょう。ただし興味深いことに、この本の金持ちの歴史をみると、マスコミ・少女マンガのイメージそのままの生活をしていたお金持ち夫人は階級・格差社会が強かった戦前の日本では実際に存在していたそうです。彼女達は戦争を境に財産を半ば没収され、地位を剥奪され、元々稼ぐ能力もない浪費家だったために見事なまでに没落していったそうです。
2010.05.31
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日本のお金持ち研究新・日本のお金持ち研究シリーズ2冊を読みました。日本では貧困層に関しての研究本は多いもののお金持ちに関して研究した本は見たことがなかったので、この本のタイトルを見た瞬間に即購入してしまいました(^^;日本でこの手の統計をとるのは非常に困難で、過去の比較材料が少ないため、統計分析には多大なご苦労があったことと思います。その調査方法は、全国高額納税者番付から2年連続年間納税額3000万円以上(これは年間所得1億円以上の人にほぼ相当するそうである)の人を全数(約9000人程度)抽出し、アンケートを実施、その中の500人程度から回答をもらったものを集計分析しています。本書によると、現在の日本の億万長者の大半は、開業医と起業経営者であり、最近だと、眼科や美容外科の開業医、パチンコや健康食品などの分野での起業家が増えているようです。弁護士や会計士といった職業では、実はそんなに所得が高い人は、日本ではほとんどいないということでした。そこでちょっと疑問に思ったのですが、日本の場合は他の先進国と異なり、納税者背番号がないためサラリーマン以外はやりたい放題の税金天国です。また資産を会社所有にしてその株を所有し、実質所有していても正確な資産は個人には反映されません。日本の多くのビジネスオーナーや弁護士・会計士はこの統計から漏れているだけではないかと思います。正確にこの本の題名を言うなれば、『過少税務申告をしたビジネスオーナーと 資産を会社所有に移した金持ちを除いた、 節税感覚の乏しい金持ちの研究』となるのでしょうか。 そのようなわけで、ガラス張りの収入で最も多い医者が多くなるのは当然です。まあそんな事はさておき、これら2冊で高額納税者の職業・貯蓄行動・日常生活・税制・住環境・学歴・教育・相続・投資行動などがそれなりのボリュームのデータで裏付けされてあり、彼等の実態が結構はっきりと見えてきます。本の内容のコアとなる部分は『となりの億万長者』に書かれてある事とほぼ同じで、税制などによって若干異なる程度でしょうか。消費行動があまり派手ではないこと、常に投資効率を考えて行動すること、仕事を地道に継続させるのが一番だという事は万国共通です。一番印象に残った部分は、アンケートで経済的成功を収めるためのベスト3では 1)肉体的・精神的に健康である2)自分の職業を愛している3)正直な人柄ワースト3は1)一流大学に行く2)器用さ・要領のよさ3)知能指数が高い・優秀な頭脳を持つとしながら、自分が小中学校時代の成績が上のほうと答えた割合が80%程度、殆どの人が家庭教師・塾・音楽・英会話・水泳などかなり熱心な教育を受けています。さらに、高額納税者の子供の殆どが私立進学校に通い、子供の習い事には7~15万円を月学で支払い、年間授業料は多いときで300~500万円になっています。実際に自分が受けてきた教育と自分が子供に授けている教育はかなり高度なものであり、一流大学や知能指数・優秀な頭脳が必要ではないとのアンケート回答からかなり実態がかけ離れているのには笑えました。実物財産とは異なり、人間の頭の中身は見えないために、教育や情報というものは過小評価され勝ちなのは高額納税者の間でも同じという事が分かりました。やはり子供の教育というものが一番の財産になるのだと考えさせられ、自分の子供には私立進学校に行ってもらおうと思わざるを得なかった2冊でした。統計の取り方に社会学の限界は感じるものの、日本には金持ち研究本がなかったのでそれなりに面白くお奨めですよ。
2010.05.26
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スノーボール~ウォーレン・バフェット伝~上下巻を読みました。はっきり言って、かなりのボリュームで途中でちょっとイヤになったりもしましたが、何とか読み終えることが出来ました(^^;その内容は、このサイトを見ている人ならば知らない人はいないバフェット様の生い立ちからほぼ全財産を寄付するまでのまさに全人生をこと細かになぞってあります。著者のアリス・シュローダーさんは5年もかけてバフェットに密着取材を行い全ての手紙やビジネス記録を見せてもらったとの事ですから、まあとんでもない執念です。投資のことをあまり知らない人がバフェットの事を聞けば、『株で何兆円も稼いで楽しやがって』『そんなの運だけでしょう』なんて思うのでしょうが、そんな人には是非ともこの本を読ませてあげたいですね。彼の生い立ちは母の愛情を感じないまま育ち、それを埋めるために6歳の頃からひたすら金儲けのみに執念を燃やして青年期を迎え、ただモテない自分にコンプレックスを抱いているという印象でした。20歳前後より株に興味を持ち始め、ひたすら鬼の様に各種書類を全て読み尽くしてそれを全て暗記しているという異能ぶりを発揮し、大学生の頃にベンジャミン・グレアムの講義を受けたときには著書について著者よりも本の内容を理解していたというから驚きです。大学を卒業後暫くするとグレアムの事務所に勤め、グレアム引退後暫くして投資パートナーシップを立ち上げそれからは複利でひたすら資金を増やしまくるのですが、初期の頃はグレアム流の『シケモク投資』を踏襲して単なる株券の売買をするのですが、ある程度の資金量(現在価値で100億円以上)になってくるとそれも難しくなり、PBRが1倍を大きく割れた本業に問題のある会社~風車会社、繊維会社、小売業などをハゲタカ風に買収して色々とトラブルに巻き込まれています。その中の一つが繊維会社でありバフェットの人生における最大の失敗である『バークシャー・ハザウェイ』であって、その名前が現在のバフェットそのものとさえ言えるのが何とも皮肉なものです。その後、本業のさえない敵対的買収に限界を感じチャーリー・マンガーとの出会いもあって、資金量が現在価値の数百億円くらいになってから純資産を重視しない成長株投資に切り替えて行きます。方針転換後、最初にして一番の成功例がかの有名なアメリカン・エクスプレスに対する投資でした。中年になって資金量が5000億円以上になってくると、その投資手法も難しくなり、誰もが逃げ出す様な本業に問題のある会社を底値で買って経営陣を入れ替えて相当なテコ入れをしてから数年後に利益の出る企業に仕上げるという常人では到達出来ない域の投資手法へと変貌を遂げています。なかでも印象的だったのは、新聞社の買収ではライバル会社の訴訟による営業制限と労働組合のストライキに見舞われて倒産を覚悟したというエピソードと、ソロモンブラザーズの営業停止を差し止めるための全力投球ですね。老年期になっても衰え知らずに資金を増やし続けるのですが、あとは寄付のことしか印象に残りませんでした。とにかく幾度となく修羅場をかいくぐり何回も裁判沙汰になっている人生を見ると、金儲けは簡単ではないと心から思いますね。しかし、相場が好調になってくると調子に乗って『バフェットを超えるの簡単です、デヘヘ』などという輩が今後も出てくるのでしょうが、バフェットの投資スタイルの変遷を知ればそんなのはアホそのものだとこの本を読めば分かります。投資に関して言えば、彼は全く次元そのものが違うスーパーサイヤ人であって常人の域から遥か彼方の存在ですね。彼のような生き方は普通の人間には到底不可能であり、ちょっと相場で儲かったからといって勘違いして彼を真似しようとすると不幸になるのでしょうね。あと、彼の私生活についても細かく書かれているのですが、こちらの方はイメージと違って結構乱れていると思いました。ワシントン・ポストのキャサリン・グラハムと仲良くし過ぎたために夫婦生活に亀裂が入り、奥さんのスージーとは47歳のときに別居生活に入ったこと。以後スージーが無くなるまでの27年間籍を抜かずに別居したのですがバフェットは別の若い女性と暮らし、スージーの方にも何人か愛人が居たこと。3人の子供がそれぞれ離婚・再婚を繰り返していることなど、結構色々と問題のある一族なのですねぇ・・・まあ、そこら辺はバフェット一族も生身の人間という事でしょうか。以上、投資で儲かって有頂天になっているときにお奨めの2冊でした。
2010.05.21
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本格的な上昇相場突入かもと思い、普段のルールを曲げて騰落レシオを無視してちょっと買い進めてみた結果がギリシャ不安ですか・・・ ノノ´⌒`ヽヽ 騰落レシオ? 売買ルール? γγ⌒´ \\ ブレてませんよ、何か!? ./// ""´ ⌒\ )) .i i / \\ // i )) _ l| ((・ ))` ´(( ・))i,// / ) ) l| ((__人_)) || / '´) ) \\ ``ー'' // _,.-''´ / '´) ) | | ゝ、_ ___,. --‐''´ / '´`i i ノノ / // // // / / 鳩左ブレ // i i i / // | | l / // ! ! ゝ、 _,.-‐''´ // ヽヽ ` ー----‐‐''´ // \\ // \\ _,. -''´ / やっぱりブレたら駄目ですねぇ・・・結果がこれですから何の弁解も出来ません。まあ一応、今日も買い付けしましたがね。
2010.05.06
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今日のマーケットは日経平均が-287円と大幅安だったのですが、私のポートフォリオは殆どマイナスにならなかったですし私が買い付けをしようと思っている銘柄も殆ど株価が下がってくれませんでした・・・騰落レシオがこの状態にもかかわらず暴落の日に殆ど下がらないという事は、バリュー株に関してはもう既に売物が枯れている状態なのかも知れません。思いなおせば、前回の暴落からの立ち直りであった2003年後半~2004年前半がこんな感じでしたねぇ・・現在も、やっぱりそれに匹敵するくらいのかなり強い相場になっている気がしますね。こういう時は早めの利益確定が裏目になり勝ちですから売ろうと思ってから半年保有するくらいの気持ちで丁度良いくらいと私は思う事にします。
2010.04.28
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小型株がメチャクチャ強い相場に突入しましたね。私のポートフォリオの方も毎日値上がりする気持ちの悪い日が続いております。今までならば騰落レシオ120以上での買いは控えるのですが、過去の相場を見返すと底値からの株価上昇はレシオを振り切るものだそうです。確かにいくら上がったと言えどもまだまだとんでもなく割安な銘柄が多いのも事実ですし、そもそも上昇相場は下手にタイミングを取るよりもフルポジションを貫いた方が結果が良くなるもの。信用評価損益率の方もまだ上限ではありません。それに、今回の不況下で行われた各国の金融緩和はITバブル前の比ではないためにもしかしたら予想も出来ない上昇相場があるのかもと思いました。という訳で短期エグジットが可能そうな銘柄を一つ、未だあまり株価上昇していないバリュー投資に詳しい人の間でも誰も注目していなかったバリュー銘柄を一つ、結構買い付けました。騰落レシオ120超えにしては珍しくキャッシュポジションは10%程度になっております。リーマンショック並みの相場低迷はもはや期待出来ないために少し方針転換しました。
2010.04.26
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チェイス~国税査察官~というNHKドラマが先週土曜日より始まっているのですが、かなりお勧めです。天才脱税コンサルタントを国税査察局(マルサ)が追いかけるというストーリーが始まったのですが、爽やかさが微塵もない展開が良いですね。以前にハマった『ハゲタカ』とはテーマが違うものの、美男美女が薄っぺらい恋愛をするのではなくどっぷりと黒い大人の匂いがする辺りは、どこか共通するものがあります。中でも、『オ金殖ヤス、一番イイ方法、 税金ハラワナイコト』『殺人や強盗ならば どの国に行っても犯罪になります。 でも、税金を払わない事は 犯罪でしょうか? 税金を払う必要の無い国で 税金を払わないだけです。』『脱税は最も難しい犯罪なのです。 犯人が特定されているから。』などなど、NHKでこんな発言して良いのか?と思える発言が連発し、何とも言えない痛快さがあります。早くもDVD化された後に通しで見たい作品だと思える出来栄えでした。
2010.04.20
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このニュースなんですが、前半の部分を読んでいるうちは、『橋下さん、またやってるなぁ』としか思ってなかったですが、後半の部分を読んで唖然としました!!------------------------------------男性職員は「学校などで国歌を学ばなかったので、 歌えなかった。 日本人なので歌えるようにしたい。」------------------------------------一体、この人はどこの国の教育を受けてきたんだ!?幼稚園・小学校・中学校・高校と私は国歌を歌うのが当たり前の学校に行っていましたので、本当にこんな事があり得るのかと目を疑いました!!そうやって、少しネットで調べてみると卒業式で国歌斉唱の際に、卒業生160人中159人と教員8人が着席したニュース、大阪府職員組合員の国旗・国歌を否定する態度、などなど気持ち悪い内容がわんさかと溢れ返っています。思想信条の自由は守られるべきとは思いますが、国民に忠誠を誓い日本国家のために働く公務員に自分の自由意志でなって、日本国家から給料貰っているような立場の人間であるにも関わらず、日本の国旗・国歌を否定するだけでも恥知らずの言語道断の行為なのですが、日本人でありながら日本の国歌を歌えないような恥ずかしい人間を作り出す権利はどこにも無い筈です。そんなに国旗・国歌に反対したければ公務員を辞めて自由に反日活動をすれば良いだけです。本当に、こういう気持ち悪い左翼思想に凝り固まった恥ずかしい人々が一定の権限・影響力を持ってしまっているという現実を垣間見た気がします。世界中で、自国の国旗・国歌を否定する人が大勢いるのは日本くらいのものでしょうが、本当に恥ずかしい話ですね。
2010.04.01
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前回、悪ノリして優待投資批判を行ったところ思いのほか盛り上がって参りましてブログを書いている人間としては嬉しい限りですが、今回はなぜ私がそのような表現をしたのか詳しく説明したいと思います。株主優待制度というものは、はっきり言ってしまえば害悪でしかないと言えるためです。その問題点・弊害を以下に列挙します。株主優待の弊害 その1 株主優待は、会社法の規定がない そのうえに株主総会決議も要らず、 取締役決議のみで実施できる。 役員の気分次第でどうにでもなる制度であるため 悪用するのがたやすく、 株主不平等の温床となる。株主優待の弊害 その2 税務上のデメリットが大きい 小売業などよく見られる食事券・商品券などは 売上となるものの利益はゼロ。 しかしこれは税務上、交際費と扱われるため 一定額以上は税務上損金になりません。 従って利益ゼロなのに税金が発生するなんてことが起き、 配当金の10%の税率よりも高い。株主優待の弊害 その3 優待制度によって株価が歪められる 優待目当てに株を買う人がいるため、 企業の本来の実力が反映されない。 また、安定株主工作としても作用する面もあり、 本来の市場の機能が歪められる。 さらに言えば、優待目的の投資家は優待が無くなると 株を売る傾向にあるために、 優待廃止して株価暴落後の悪質MBOが頻発している。株主優待の弊害 その4 優待によって余計なコストがかかる これはもう言わずもがなでしょう。 配当を増やせば一回で済む手続きが 重複するデメリットは大きいです。 株主優待の弊害 その5 株主平等の原則に反する これも良く言われていることですが、 単元株しか買わない人と、大株主との インカムゲインの利回りが変わって来ます。 わたくしごとで恐縮ですが、 私は単元株し買わない投資家ではありませんから、 不平等をあえて受け入れなければなりません。この様に、ちょっと考えただけでもこれ程の矛盾点が指摘出来てしまう穴だらけの制度です。国際的に見て、こんなローカルルールが存在しているマーケットが魅力的に映る訳がありません。このような歪な制度を存続させている一翼を担っているのが言うまでもなく優待族の方々なのですから、日本から株主優待というものを無くす為にも私はそのような行為を止めて頂きたいと思っていた次第です。とは言え、この様な歪な制度を逆手に取って優待株の中からバリューなものを発掘し、インカムゲインを最大化するという投資法はかなり有効だと思います。現物買いと空売りを組み合わせる優待タダ取りも有効です。合成の誤謬というやつでしょうが、日本全体として見て間違っていたとしても、個人にスポットを当てればそれは正しい行動と言えるでしょう。
2010.03.30
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私は常々、株主優待などは日本のローカルルールで株主不平等の温床であるから優待などは即刻廃止すべきであると思っています。その分増配すれば良いだけの話です。それに端を発して、企業価値を全く見ずに優待を貰えるという理由のみで株を買う優待族の方々には死んでほしいキチンとした投資をして欲しいと思っているのですが、そうやって思っているだけでは損だということで実利を取るために一日だけ優待族となって美味しいトコロ取りをしようと一年のうちで一番権利落ち日が重なる先週末に優待タダ取りを実行致しました。具体的に言うと、コアとなる行動は権利落ち日に現物買いと空売りを同時に行って権利落ち後に現渡しをするだけなのですが、・手数料を安くするために信用買いと現引きを重ねる・信用売りの逆日歩が高過ぎない銘柄を選択するのがミソです。そうやって金曜日は、2922 なとり3205 ダイドーリミテッド4337 ぴあ4696 ワタベウェディング4711 東急コミュニティー4775 総合メディカル 4837 シダックス4921 ファンケル4922 コーセー5457 住友鋼管6419 マースエンジニアリング6875 メガチップス7278 エクセディ7313 テイ・エス テック7458 第一興商7483 ドウシシャ7522 ワタミ7524 マルシェ7550 ゼンショー7554 幸楽苑7631 マクニカ7942 JSP7949 小松ウオール工業8136 サンリオ8425 興銀リース8439 東京センチュリーリース8566 リコーリース8793 NECキャピタルソリューション8877 日本エスリード8881 日神不動産9021 西日本旅客鉄道9475 昭文社9766 コナミ9830 トラスコ中山9887 松屋フーズ9989 サンドラッグ 以上、JR西以外の35銘柄で最低単位を、JR西は10単位を、買い付け・空売りを行った訳です。急に思い立って行動したため、1000万円ほどの現金が必要だったのに証券口座には現金が無く、嫁に午前中に銀行に行ってもらって振り込んでもらい、仕事の昼休み中に現引き注文を行うというタイムスケジュール的に綱渡りではありましたが、何とか約30万円相当の優待を貰うことが出来そうです(^^;今回、私は初めて信用取引というものを行いましたが、リスクがほぼゼロで一日3%程度取れて結構楽しかったです。逆日歩を加味しても2%以上は行っているでしょう。こういう使い方であれば家族・親族全員に信用口座を開設させて分散させ、現金の許す限りバンバン使用する方が得ですね。
2010.03.27
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私の保有株の中にチェルト(3354)があるのですが、チェルト(3354)が株式交換によってイオンディライト(9787)に吸収合併されるというIRを見ました。チェルト1株につきイオンディライトが1.3株交付されることになったのですが、一株あたり純資産をみてイオンディライトが732円、チェルトが1573円。一株あたりの純利益をみてイオンディライトが122円、チェルトが219円。どうやって見ても不公平じゃないですかね。いったい、どういうDCF法計算を行ったのやら・・イオンディライトの今日の終値が1276円という事を考えると単純に1.3倍してチェルトを1658円で買い取るのと同義ですか。約20%のプレミアムを付けたから文句は言わせないと言わんばかりのふざけた比率ですねぇ。最近の子会社吸収合併の事例をみると、保安工業にしろ、沖ウィンテックにしろ、フクシマフーズにしろ、キャノンファインテックにしろ、とにかくまともな査定をして公正な価格できちんと誰にも文句の出ない合併をしようという業者は皆無の印象を受けます。適当に自分に都合の良い比率をでっちあげて地裁レベルでは司法もべったりで闇から闇に強引な合併比率を通すという事例が多すぎます。日本の司法制度・市場のモラルは、果たしてこれで良いのでしょうかね。
2010.03.25
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先日、第一生命(8750)のIPOブックビルディングに参加したとブログに書きました。12万5千円~15万5千円の範囲から14万円と価格が決定したのですが、私は成行きで数十株注文を出していましたから少しくらいは当選しているだろうと思っていたところ、見事に全て外れました!!!やっぱり世の中そんなに甘くはない・・・地道にバリュー投資で行きましょう(^^;P.S.) 全然関係ないのですが、 連休中に携帯をi-phoneに換えました。 マジで機能が凄すぎてビビりましたね。 ノートPCのeモバイルも解約する決心がつきまして、 経費削減も出来て一石二鳥です。
2010.03.24
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今日は久々に株の売買の話です。東証一部騰落レシオが今日の時点で128.57となっており、短期的には加熱気味になっていますね。120ポイント超えは今年の一月初旬以来で約2カ月ぶりです。たったの2カ月で二回も120ポイント超えしているという事は、世間の不景気ムードとは裏腹に株価はかなり強く景気はそんなに悪くはなっていないという事でしょうか。私は騰落レシオ120ポイント超えしたら売り、60ポイント割れしたら全力買い、というルールを自分で作っているのですが、そんな訳で騰落レシオ120ポイント超えしたために自分の売買ルールに従って株式を結構売却しました。本来ならばこれをキャッシュポジションにして様子見するのですが、ちょうど第一生命(8750)のIPOと時期が重なったためにダメ元でブックビルディングに参加してみました。それ以外にもう一つ、短期間でカタリスト付きの出口戦略があるバリュー株がありましたので、そちらにも資金を向けました。そんな感じで、いつものルールを少し曲げて現在はキャッシュポジションを短期イグジット可能な取引に全て振り向け、全力買い状態となっております。
2010.03.17
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,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『【コンクリートから人へ】【高速道路無料化】 i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ の公約で政権交代したら |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | 『高速道路を作るため高速料金値上げされていた』 /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |
2010.03.05
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ダヴィンチ・アドバイザーズ(4314)が酷い事になっているという噂を聞きつけて下記のIRを見ましたがダヴィンチの下方修正・債務超過のIRダヴィンチの破滅的な決算あまりにも破滅的すぎて笑いました!2004~2007年には不動産流動化の勝ち組と言われ、ガンガン資金調達して手当たり次第に採算度外視で物件を中身もろくに確認しないまま50億円単位でバスケット買いしてまして、築24年の軍艦ビルをキャップレート3%で買ったあの辺りからいつかはこんな日が来るものだと思っておりました。だって、『不動産流動化』とか言って新しいビジネスっぽく名前を変えているだけで実際の業務内容はたんなる地上げ屋なんですから、乱脈投資のツケは必ず返って来ます。今まで割高物件を自社ファンドに丸投げして利鞘を稼いだり、SPC等を駆使して必死で会計を取り繕って来ましたが、それももう限界なのでしょう。とにかく悪質な会社でした。こんな株をバリュー投資だと称して長期保有を前提に買うのが流行になった事もありましたがあれは壮大な詐欺事件だったという事が証明され、ひとつのバブルが終焉したなと感慨深いものがあります。
2010.02.24
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このIRを見て下さい。 ↓↓↓http://www.okiwintech.co.jp/ir/pdf/kj_info2010_02.pdfOKI(6703)が子会社である沖ウィンテック(1767)を1:8.7という不当な合併比率で株式交換を行おうとしています!!沖ウインテックは過去に1000円以上で公開し、また905円で公募増資も行い、その後順調に利益を出すも配当を渋って1株純資産は1200円を超えほぼ無借金で現金も60億円から蓄えている。そんな子会社を出鱈目な株価基準を基にした出鱈目な算定比率に基づく株式交換を行うなんて本当にOKI(6703)はアコギな会社ですね。簡単に財務状況を比較すると、親会社であるOKIは、2009年3月期末決算で一株純資産=75円収益は赤字続き。子会社である沖ウィンテックは、一株純資産=1223円収益は安定して黒字。単純に純資産に比例させて合併比率を算定しても1:16.3くらいになり、ここからさらに収益力を加味するともっと子会社が優遇されて1:20以上が妥当であると誰の目にも明らかだとは思えます。しかし、何とDCF法の算定結果は親会社サイドで1:7.11~8.74子会社サイドで1:8~14.4一体、どうやったらこんな計算結果が出るのか理解出来ません。株価水準に合わせて適当に数字を合わせたとしか思えませんね。現状では日本の司法は上場企業の価値を株価、非上場企業の価値を純資産として扱っておりますが、これを逆手に取った株価操作を伴うこういう著しく不当な合併に対しては日本の株主は断固として戦わなければならないと思います。日本だけのローカルルールでやりたい放題を許しては海外の投資家に対して我が国の恥を晒すことになりますし、結果として日本離れを加速させます。私は株主ではありませんが、株主の方々は是非とも株式買取請求権を行使して裁判に持ち込み、会社側の合併比率は不当だと世間に知らしめ、今後そういった無法は通用しないという風潮を作っていって頂きたいですね。
2010.02.03
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会社四季報 2010年 01月号 [雑誌]の通読を終了しました。全体の株価上昇が結構きつかったのであまりやる気が無かった四季報通読でしたが、一応やっておこうという事で発売から1か月遅れの通読となりました。通読終了したての四季報が下の写真です。2009年4月号の四季報で割安の付箋がついたのが462銘柄だったのに対し、今回は298銘柄でした。最大で629銘柄だった事を考えると、やっぱり底は過ぎ去った感がありますね。とは言え、馬鹿みたいに割安な銘柄も多いのは事実ですから引き続き労働収入を日本株式に投入し続ける方針に変わりはありません。アセット・アロケーション上等!!!の意気込みで突っ走る所存です。次回の騰落レシオ60ポイント割れを心待ちにしております。なお、最近の天井付近でも騰落レシオ120以下だったので一部投機ポジションの利益確定は出来なかったのが若干残念ではありますが、まあ長い目で見れば大差は無いでしょう。
2010.01.27
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ブラック・スワン(上)ブラック・スワン(下)『まぐれ~投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか 』を著書に持つ、ナシーム・ニコラス・タレブ氏の2作目、ブラック・スワンの上下巻を読みました。前半部分は彼の生い立ちと故郷であるレバノンの歴史を紹介し、如何に開戦当時の人々が楽観的であったか将来は不確実で予想は当てにならないかを説いています。そして中盤から後半にかけては主に、現状の経済学理論に基づく運用方針を批判しております。その批判の具体的な内容なんですが、まずこの世の中の事象を『月並みな国』と『果ての国』に分けます。『月並みな国』とはプラトン的・形而上学的で一つの例外的事例によって全体の平均値が変わる事のない統計学の正規分布(ベルカーブ)が当て嵌まる稀な世界で、医学、数学などがこれに当て嵌まります。『果ての国』とは正規分布では無視する事の出来る筈のものにこそ意味があって世間一般の殆どがこれに当て嵌まり、特に歴史、軍事、金融の世界ではこれが当て嵌まると強調されております。そして話を金融に戻すと『パフォーマンスが 最も良かった上位10日を抜くと 株式投資のリターンは大幅に下がる』と言われる事がその証左であるように、正規分布では標準偏差の2倍を超える部分で無視出来る筈の部分に大きく左右されています。正規分布を価格の変動に当て嵌まるのは明確な間違いであると言えます。よって、現在の投資信託業界で常識となっていて正規分布によって導かれる (標準偏差)=(リスク)という考え方、 (シャープレシオ)=(リターン)/(標準偏差)、 ブラック・ショールズ・モデルで導かれるオプションの価値、 価格変動を正規分布に合わせたモダン・ポートフォリオ理論、 ポートフォリオ理論に基づくアセット・アロケーション、等々は、前提自体に欠陥のある完全に間違ったものであるという事が言えます。これによって、リターンは低いがリスクも低いのでシャープレシオは高く、レバレッジをかけて高リターンを狙ってもも大丈夫というアホな理屈が罷り通る事になります。だからアメリカの金融機関は破綻した訳で・・・私も以前からアセット・アロケーションの胡散臭さやリスクという考え方のギャップを強く感じておりましたものの、能力が足りない為に上手く説明する事が出来なくてもやもやした気持ちがあったのですが、この本はその矛盾点を明確にかつ理論的に突いて論破している辺りに痛快さを感じました。相変わらずのもったいぶった難解で哲学的な言い回しと他人を露骨に批判する変人ぶりが炸裂しておりますが、内容自体はかなりの出来だったと思います。かなり上質の、読んで良かったと思える2冊でした。
2010.01.23
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今年に入ってもテレビや新聞の経済ニュースは不況一色といった所ですが、株価はやや上り調子ですし本当に実態経済はそんなに悪いのでしょうか!?そんな中で最近聞いたラジオではレポーターが全く違った事を言っておりました。その彼の実家は餃子消費量日本一と言われる栃木県宇都宮市で餃子屋さんをやっているそうで、毎年正月は帰省して餃子作りを手伝っているのですが、今年は1月3日が一番忙しかったそうです。1月3日が一番忙しいということは正月は近所の皆さんが旅行とかに出かけており景気が悪くないという証拠で、不景気の年は近所の皆さんが家に居るために元日が一番忙しくなるそうなので今年は景気は良い筈だと言っておりました。彼曰く、この法則は外れた試しがないそうです。という事で、現在の株価がふざけた値段ですから収益の改善とPBR水準の見直しが起こりそうで今年の株価上昇率はかなり期待出来るのではないでしょうか。P.S.) 今、世間の話題の中心となっているJALについて、私の独断的で勝手な意見を述べさせて頂きます。上場廃止して100%減資して株主責任を問うとの流れがけしからんといった意見もありますが、私は大賛成ですね。JALの株を買うような個人投資家は財務とか経営内容とか何も考えずに、航空という何となくカッコいいイメージと運賃が半額になる株主優待につられただけの人が大半でしょうから、そんな人を保護する理由なんて何もないのではないでしょうか。10年以上前から世界中のナショナルフラッグはレガシーコストを払いきれないという事実が囁かれておりましたし、バランスシートも酷い債務超過で本業も赤字路線を増やし続けて回復見込みなしと、普通に考えてバリューなんてありませんでした。そもそも法律的にはお金が回ってくる順番は(税金)>(年金等)>(債権者)>>>>>(株主)なんですから、有価証券報告書に書いてある通りに処理されれば株主には一円も回ってこないのは火を見るよりも明らかです。事前に書かれてあった書類の通りに処理して、元々価値がゼロだったものが株価が価値に集約した途端に文句を言うのは筋違いだと私は思います。税金を投入するために年金を減額するのは分かりますが、株主を救済するために年金を減額する理由はどこにもありませんし、そもそもそれは法律違反です。そんな株にお金を出す方がどうかしてただけの話なんですよ。文句を言う前に、最も重要な公開資料である有価証券報告書を読みましょう。
2010.01.14
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第17回『Rise of Nations』大会の告知です。明日の昼より、いきなりですが大会を開催します。3連休のど真ん中に、何て暇な奴等なんだ!!!と思われるでしょうし、私もその時間から参加するかどうか分かりませんが、ひろさんより告知するように依頼されたので告知します。Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》1月10日(日)10:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 ひろさんが「VALUE-hiro」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ、株価は戻ってきまして投資家の皆さんの気分もよくなって来ている事でしょうし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2010.01.09
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遅れながら、新年明けましておめでとうございます。今年最初の日記は、四日遅れとなりましたが毎年恒例の1月3日の日経新聞の記事からです。1月3日の日経新聞は経営者・有識者達に景気や株価の見通しを聞いていますから必見です。ここで株価上昇するとの意見が多い企業の株はかなりの確率で下がるんです!(※過去の1月3日の新聞記事ネタ参照) ↓↓↓2009年1月3日の日経新聞より2008年1月3日の日経新聞より2007年1月3日の日経新聞よりだからここで推奨されている銘柄・業種は基本的に避けた方が無難です。っていうか、はっきり言ってここの推奨銘柄を空売りするだけで結構儲かります(^^;参考の為、下に有識者たちが選ぶ有望銘柄ランキング・業種を記しておきます。《2010年度有望銘柄ランキング》 1位:信越化学工業 (20→35点) 2位:コマツ (9→28点) 3位:三菱商事 (10→17点) 4位:三井物産 (欄外→16点) 5位:ホンダ (欄外→13点) 6位:三菱重工業 (欄外→10点) 6位:ユニ・チャーム (欄外→10点) 8位:アサヒビール (11→9点) 8位:東芝 (欄外→9点) 10位:伊藤忠商事 (欄外→8点) 10位:パナソニック (10→8点) 10位:ファーストリテイリング (17→8点)二年連続、信越化学が一位になりましたね。これを見ただけで、信越化学なんかは絶対に買いたくないですね。あと、コマツや大手商社系も空売り対象でしょうか。《2010年度有望業種ランキング》 1位:環境 2位:商社 2位:機械 4位:エネルギー・資源 4位:輸送用機器 6位:化学 6位:食品 8位:サービス 9位:生活関連 9位:電子材料 9位:精密機械環境が遂に一位になりました!よって、ここが環境系株のピークである確率がかなり高いのでしょう。省エネ・エコ技術なんて文字を見たらその株を空売りしましょう(^^;まあここに上位にランクされているからといって必ず株価が下がるとは限りませんが、少なくとも多数派に属している事の証左にはなりますから参考程度に覚えておいて損はなさそうです。以上、少し遅くなりましたが今年もよろしくお願い致します。
2010.01.07
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最近は更新をサボっていてすいません。約一か月ぶりのブログ更新となります。早いもので今年ももう終わりですね。株式市場のほうも昨日が大納会で今年の成績が確定致しました。そこで、年末恒例の投資パフォーマンスの総決算を発表致します。先ずは投資先の資金配分からですが、《年初》日本株:77.1% 中国株:22.9% それ以外の海外株:0%ここからスタートし、《現在》日本株:82.7% 中国株:17.3%(ただしCP70%以上)それ以外の海外株:0%へと移行しました。日本株が明らかに割安なために、ひたすら労働収入を日本株に投入した一年でした。日本株が相変わらずの状態ですし日本円もまだ少し割安感がありますから、アセットアロケーションを組む必要性は全く感じておりません。確かに民主党政権はカルト的な左翼の香りがするため日本の経済・外交をメチャクチャにしてくれそうな悪寒はあり、日本株にリスクが高いとも思えますがやっぱりこのバリュエーションは可笑しいでしょう。ここまで下落したんだったら、ギャンブルだと何だと言われようとトコトンまでリスクを取ってやろうじゃないか!!!と意気込んでおります(^^;ちょっと脱線しましたが、個別の成績を発表します。日本株トータル:+22.3%(配当込み)これはちょっとイマイチですね・・・今年前半は結構調子良かったのですが、後半はバリュー株の調子が悪く、私自身銘柄選択を間違えたりしていました。中国株トータル:-7.3%これもイマイチ・・・今年は何も動かしていません。株価はちょっと上がったのですが、円高が進んだために円ベースではマイナスになりました。これらを総合しまして、トータル年間パフォーマンス:+16.3%これもまたイマイチですね・・・投資の目標であるプラス20%には4年連続で到達出来ませんでしたね・・・今年は相場全体がプラス推移していたために到達出来て当たり前で、少し反省しています。結果的に言えば、もう少し値動きの良い銘柄にシフトして行った方が良かったですね。しかし、最近は1か月に一度くらいしか株価を見ないのでパフォーマンスを気にし過ぎるのもアホ臭いからこれでも良いかと思っていたりもします。今年は、『株券=単なる紙切れ』で『株の価値=株価』という世界基準からかけ離れた日本の司法の実務を目の当たりにしてバリュー投資そのものに疑問を持って後半はやる気を失った一年でした。結局は3分の1以上の株を買わない限りは上場企業の株に価値なんて認められていません。この傾向が覆されるか、もしくは自分がTОBをかける立場になったらまたやる気も復活するでしょうが、それまではあまり気張らずに今のペースでやって行くのが一番かも知れませんね。以上、長々とつぶやきましたが、一か月全く更新していないにもかかわらず一日500アクセス以上の読者がこのブログに訪れて頂き非常に感謝しております。今年も本当にありがとうございました。ではでは皆さん、良いお年を。
2009.12.31
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昨日は1ドル=84円台になるなど、結構な円高・株暴落相場でしたね。こんな暴落相場の中、皆さん如何お過ごしでしょうか。既にかなり日本株は下落した水準からさらに暴落しており、東証一部騰落レシオは57.68ポイントとなって約2年に一回しか見られない騰落レシオ60ポイント割れを確認する事が出来ました。そんな中、私は朝から気分が非常に良くて、嬉々として株の買付けを行っておりました。過去最高に割安になった銘柄も多くておかげでキャッシュポジションがほぼゼロになり、全力買いに近い状態になっています。投資家としてやるべき今年の仕事は全て終わった感があり、来年のパフォーマンスが楽しみでもあり、非常に満足しております(^^;どんな銘柄を買ったかは、今回の投資研究会で雑談としてお話する事にします。では参加者の皆様、よろしくお願い致します。
2009.11.27
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最近はめっきり小型株メインに株価が下がっておりまして、信用評価損益率 =-21%程度、東証一部騰落レシオ=66.69、先週木曜日の時点での暴落銘柄数 =96銘柄と、かなりテクニカル指標が良い感じになっていますので私も今年夏頃に作ったキャッシュポジションで買い出動しております。今年の3月に損切り・様子見がベストと言い、9月に相場が好転したので安心して買う事が出来るとの意見が多かったですが、そんな意見はこういう市場の短期的な指標をみればいかに的外れでその反対をすれば良いかと示してくれているのではないでしょうか。それはそうと、次回の研究会の話なんですが、カンファレンス形式というものに馴染みがない方が多いようでしたので混乱させてしまって申し訳ありませんでした。他人に分かり易く説明するのが趣旨ですので、プレゼン資料やスライドを作って頂けると大変有難いです。もちろん、口頭のみで十分伝わるようでしたらそれでも全然構いませんが。参加人数:10~20人くらい会場:大阪市中央区南新町2-4-12 インテリンクス南新町ビル2階 マイドーム大阪前201号室 ↓↓↓詳しくはこちらのリンク先へ時間:11月28日(土) 13時集合、 それより5時間程度の会合にする予定です。形式:簡単で構いませんから 一人一銘柄以上のプレゼンをお願いします。 資料などがあると、なおありがたいです。会費:1000円になりました。研究会が終わった後はオフ会へと移動します。もちろん、研究会のみの参加でも構いません。参加希望者はこちらからメールを下さい。メールの際にはオフ会への参加・不参加も記載して下さい。ではでは、こんな暴落相場の後でも生き残った方々とお会いできるのを楽しみにしております(^^;
2009.11.23
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オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋↑↑↑このニュースを見て笑いました。日本では「郷に入りては郷に従え」という諺にもあるくらいなので、私はオバマ氏が他国の礼儀作法を理解してわきまえた礼儀正しい人と評価されると思ってましたが、アメリカ様は大統領が世界一偉いからそんな態度を取る必要はないとおっしゃるんですねぇ・・・こりゃあ、『対等な日米関係』なんて無理なんですね。分かりました(^^;自前で軍隊を整備する事を考えると、思いやり予算の出費なんて屁みたいなもんですから、民主党も基地問題とかであんまり楯突くとロクなことなさそうですね。
2009.11.16
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超久々の投資研究会の話です。大阪駅周辺では、貸会議室が狭い部屋でも一時間3000円以上するので会費をちょっと高めに設定していたのですが、一等地から少し離れるものの何とか激安会場を抑える事が出来ました!!これで全てが決定したので、ここで正式に投資研究会の告知を致します。参加人数:10~20人くらい会場:大阪市中央区南新町2-4-12 インテリンクス南新町ビル2階 マイドーム大阪前201号室 ↓↓↓詳しくはこちらのリンク先へ時間:11月28日(土) 13時集合、 それより5時間程度の会合にする予定です。形式:簡単で構いませんから 一人一銘柄以上のプレゼンをお願いします。 カンファレンス形式を考えております。 会費:3000~5000円と予定しておりましたが、 激安会場を押さえられたので 1000円になりました。研究会が終わった後はオフ会へと移動します。もちろん、研究会のみの参加でも構いません。参加希望者はこちらからメールを下さい。メールの際にはオフ会への参加・不参加も記載して下さい。ではでは、こんな暴落相場の後でも生き残った方々とお会いできるのを楽しみにしております(^^;
2009.11.03
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第16回『Rise of Nations』大会の告知です。今日の夜、いきなりですが大会を開催します。昨日、我が家に投資家、法律家、会計士などなどが集まった際にゲームの話になると、その中の何と83%の人間が『Rise of Nations』をプレイしているという信じられない事実が判明し、是非とも一緒にやろうと意気投合したため今夜はゲーム大会をやる事になりました(^^;飛び入り参加も大歓迎ですので、告知をさせていただきます。Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》11月2日(本日)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ、株価は戻ってきまして投資家の皆さんの気分もよくなって来ている事でしょうし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.11.02
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民主党のありとあらゆる行政、特に郵政トップの人事に突っ込みを入れたくてたまらない今日この頃ですが、ブログ内容はやっぱり読者のプラスになる内容が良いからそんな事をいちいち書いても不快感を与えるだけで不毛だと思ってブログネタにはしていません。ではどんな内容が良いだろうかと思案したところ、良書の推薦が一番かと思って最近読んだ本の中でお奨めの二冊をご紹介します。一冊目の『天才』ですが、訳者の勝間氏の評価はさておき著者のマルコム・グラッドウェルは本物の鬼才です。天才は環境と努力の狭間にあり、 ・IQはある程度の高さまでが有用だが、 高すぎることにそれほどの価値はない ・好機に恵まれたために、 10000時間の練習量をこなした者の中から、 成功者が生まれる など「人の能力」や「成功」の概念を変えてくれる良書でした。小さい子供の親、これから生まれてくる予定の新婚夫婦などに教育の一つの考え方として参考になる一冊です。前者の実例としてクリス・ランガンというIQ195でありながら社会的には成功していない方が挙げられ、後者の実例としては誰でも知っているビル・ゲイツ、ビートルズ、スティーブ・ジョブズなどなど何故彼等が成功したのか、彼等が成功する前の状態にスポットを当てて仮説を実証していくあたりは必見です。 2冊目の『下流社会』について、著者はマーケティングリサーチのプロで具体的な意識調査データが満載されており、そこから『幸せ』、『勝ち組・負け組』というものに一定のパターンがあると仮説を立てています。「お嫁タイプ」「ミリオネーゼ」「かまやつ女」「ヤングエグゼクティブ型」「LOHAS」などなどの新語が飛び出し、自分や周囲の人々はどれに当て嵌まるのか考えるだけでもなかなか楽しめます。統計データ処理の曖昧さや仮説自体にやや疑問は感じたものの、現代社会は豊かになって幸せの形は多様化したと言われていますが、そんなのは幻想に過ぎないという著者の意図には妙に真理を突いているかもと納得させられましたね。以上、お奨めの二冊でした。
2009.10.22
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超久しぶりのブログ更新になりますが、生きてます(^^;値上がりしていく株に対して興味を全く失って四季報も全く開かず株価すらチェックしない日々が半年近くが経過し、完全にだらけて『おしんDVD』にどっぷりと嵌っていた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。いや~、やっぱり『おしん』は世界一ヒットしたTVドラマだけあって名作でした。文句なしの五つ星お奨めです!!そんなだらけた日々を送っていましたところひろさんより投資に戻って来いとのお叱りの電話を頂き、そろそろ四季報でも読もうとしたところ全くやる気が出ません!のでどうしようかと悩んだところ、『継続力は外部からの強制力を利用すると良い』との教えに沿って投資研究会でもやってみるのが一番良いかと思い立った次第であります。これならば自分もやらざるを得ないでしょうし、こうでもしないと何もしない気がしますので・・未だ暫定段階ですのが、ひとまず告知だけしておきます。参加人数:10~20人くらい会場:大阪のどこかの会場 (※参加人数がある程度分かったら会場を決めます)時間:11月28日(土) 13時集合、 それより5時間程度の会合にする予定です。形式:簡単で構いませんから 一人一銘柄以上のプレゼンをお願いします。 カンファレンス形式を考えております。 会費:会場も参加人数も分かりませんが 諸経費を頭割りして3000~5000円 くらいを考えています。研究会が終わった後はオフ会へと移動します。もちろん、研究会のみの参加でも構いません。参加希望者はこちらからメールを下さい。メールの際にはオフ会への参加・不参加も記載して下さい。ではでは、こんな暴落相場の後でも生き残った方々とお会いできるのを楽しみにしております(^^;
2009.10.14
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第15回『Rise of Nations』大会の告知です。明日の夜、大会を開催します。私は初のシルバーウィークの予定もなくなり昼はウィンドサーフィン、夜はゲームor麻雀という只の暇人と化しておりますので、暇な人同士集まってぼちぼち楽しんで行きましょう。今回は新人さんの参加も一人決定しております。他の新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。今年の3月に比べると株価も回復したものの、それでもチャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから。嗚呼、それにしても今年の3月の暴落は気持ち良かった(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 9月21日(月)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ、株価は戻ってきまして投資家の皆さんの気分もよくなって来ている事でしょうし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.09.20
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非常に良いニュースです。サンスターMBO…株主が逆転勝訴 大阪高裁、買い取り価格「不当に低い」サンスターは、公開買付前に下方修正する一方、公開買付後に最高益予想を発表するなど、非常に悪質な株価操作を伴ったMBOでした。さらに悪質なのは、公開買付当初端株方式で全部取得するとしながら、公開買付が終了し、全部取得の段階になって、一定株数以下の株式のみ取得するように変更した点です。不当な価格を飲ませるために、株式買取請求制度の『みなし配当課税』を悪用したといわざるを得ません。このような明らさまなイカサマに対して株主が弁護士を介さない『本人訴訟』で臨み、相手は関西最大の大江橋法律事務所。担当弁護士はこの分野に詳しいプロ集団です。地裁レベルでは弁護士の格の違いだけで、サンスター側の明らかなイカサマ行為が認められて株主は敗訴した訳ですが、優秀な弁護士が付いただけでこんな理不尽が認められるなんてあってはならない事だと私は思います。しかし高裁ではそれが逆転し、悪事を働いている側がどんな小手先の法律理論を用いても、訴える側に弁護士がいなかったとしも、違法なものは違法とはっきり認めてくれた非常に意義のある判決だったのではないでしょうか。そもそも株式買取請求の裁判は専門性が極めて高いために弁護士費用は高額で、着手金だけもで数百万円する世界です。高額の弁護士費用の負担に、泣き寝入りしている少数株主は極めて多いと思われますので、泣き寝入りを減らすという意味でも、画期的な決定と思います。そもそもこんな無法が証券市場で許されるのは日本くらいのもので今まで株主が負けていた事自体が異常だったので、明らさまな会計操作による株価操縦直後のインチキMBOは違法という当たり前の事が認められた大きな一歩でしたね。ただ一つ残念なのが、裁判所の判断では上場株式の場合はDCF法や純資産価格は完全無視し、レックス決定と同じく『公正価格』を株価の単純平均のみで判断しておりそれにプレミアムを20%付けるというワンパターンに陥っている点ですね。非上場株式の場合は一株純資産で『公正価格』を判断するという事実と比較するとダブルスタンダードになっており、まだまだ歪な制度である事に変わりありません。これでは結局PBRが1を大きく下回る株式についてはまだまだやりたい放題になってしまっているので、ここの辺りに風穴を開ける必要がありますね。あと、この様なブラックボックスの中での会計操作や歪なMBO価格・合併比率を容認した取締役会に対する何らかの罰則も必要だと思います。悪質MBOをしたレックスに対してこんな事もガンガンやっていくべきでしょう。日本の市場はまだまだ法整備が遅れており、この分野に関しては完全に後進国になってますので、サンスター高裁判決が市場の健全化を促す事を願います。
2009.09.09
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韓国の中学校歴史教科書の熟読を終了しました。前回、ざっと読んだだけでも韓国の教科書は噴飯ものだと紹介しましたが、熟読してみると反日教育に対する怒りがこみ上げるよりも韓国の歴史そのものが哀れに思えてきました。朝鮮半島には太古から現代にかけて統一主権国家が成立したことがないという悲しい現実が浮かび上がって来ます。676年に新羅が高句麗・百済を制圧して古代三国統一をしたと書かれていますが、その当時は朝鮮半島北部は『渤海』に占領されていてとても統一とは呼べない状況でしたし、918年~1392年の高麗は『契丹』やモンゴルといった異民族に国土を蹂躙されるがままの状態でしたし、1392年~1910年の李氏朝鮮は完全に中国の属国扱いで長期政権にもかかわらず文化的・政治的・経済的発展がほとんど無く最後は日韓併合の憂き目に遭い、1910年~1945年は日本の植民地であり続け、1945年以後はすぐに南北分裂するという、他国にされるがままの弱小国であり続けたという暗い歴史しかありません。そういう国の歴史教科書を書こうと思ってもこれといって取り上げる材料もなく、著者が苦心してページを埋めている姿が想像出来ました。特に李氏朝鮮時代の歴史は貧弱で、1392年の建国から1863年の興宣大院君の近代化政策までの約500年間がわずか60ページで収まり写真付きで紹介される人物が5人だけというお粗末なものです。これが日本史ならば、室町時代~戦国時代~安土桃山時代~江戸時代~明治時代という最も教科書の内容が濃い500年間であり写真付きで紹介される人物は50人を軽く超えるという事を考えると非常に寂しいとしか言い様がありません。また、近代に入ってからの歴史も貧弱そのもので『抗日義兵戦争』と称する反日教育がメインとなりますが、『○×の戦いで157人の日本軍を射殺』などといった内容は歴史的意義の極めて低い局地戦の戦果を大々的に取り上げたり紹介される人物が国際的評価がテロリストの人物が大半で『○×義士』と美化しているのは哀れです。中でも一番笑ったのが以下の一文でした。 (p.250~251)---------------------------------------------日本は我が国の近代化のための事業という名目で道路や水道施設を整え、銀行、学校、病院などを設立した。このような施設は我が国に来ている日本人のためのものであるにもかかわらず、これに必要な施設費は私達の政府が日本政府から借款を得て負担するように強要した。こうして我が国は日本に多くの借金をするようになった。-------------------------------------------------一体、これの何が悪い事なんでしょうか??道路や水道や銀行を日本人が独占する事なんて不可能ですし、学校は朝鮮人に対するものでしたし、国債を発行してインフラを整えるのは国としての義務です。そもそもこれらのインフラが無かった朝鮮の統治に問題があったとの指摘は全く無いのもどうかしてます。とにかく論理が破綻しているのを感情論でゴリ押しです。まあこんなギャグに対するツッコミはさておき朝鮮の歴史に対する感想ですが、931回も他国の侵略を受けるという半島国家ゆえの悲哀を味わい尽くした民族です。隣国が強大な中国であったために侵略を受け続け、隷属関係を長期に渡って続けたために文明・経済の発達も大幅に遅れ、主権独立国家を未だに誕生出来ずにいる。これは実は珍しい事ではなくてアフリカ諸国、コーカサス地方、バルカン半島、ロシア近隣諸国等々もほぼ同じような歴史になっているという事実を再確認しました。むしろ日本のような島国で主権独立を保ち続け他国からの侵略も殆ど受けていないために独自の歴史・文化を保有しているという事こそが稀有な事だという事を忘れてはならないと。朝鮮と日本の歴史のボリュームの差は実は地理的条件に拠る所が大きく、つくづく日本が島国で良かったと思えた一冊でした。
2009.09.05
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昨日の選挙結果は凄かったですね。事前の予想では自民・公明大敗、民主300議席以上との下馬評でしたが、実際にそれが現実となるのは隔世の感があります。細川政権誕生時に一時的に自民党が野党になる事はあっても当時の状況は過半数にわずか足りないだけの第一政党でしたから、今回の選挙の様に第一政党が完全に入れ替わって自民党議席数がその3分の1程度の第二政党となっての政権交代というのは、無党派層の私が見ていても痛快でしたね。今まで散々利権を貪ってふんぞり返って要職を歴任してきた議員達が地べたに這いつくばる姿というものをリアルに見させて頂いて何か得をした気分になりますね。人の不幸は蜜の味とは昔の人は良く言ったものです・・特に公明党の党首・幹部が軒並み落選したこと、ならびに幸福実現党が全滅なのも爆笑モンでした。やっぱり宗教組織は宗教だけやっとけば良いんですよ(^^;とにかく面白くって昨晩の選挙速報は深夜まで見てましたし、今朝の日経新聞も久々に全文を熟読致しました。しかし、今回の選挙候補者たちの顔ぶれを見ていますとやはり自民の顔は年寄りの悪代官という印象の人が多く、民主の方は若くてやる気のあるような人が多かった気がします。自民党は『保守本流』という事は評価できますがそれも公明との連立で地に堕ちた感がありますし、誰も使わない道路や空港が無残に残るだけという印象でした。土建屋一辺倒の箱物行政は結果が一目瞭然の為に不利だったのでしょう。これが医療一辺倒とかだと批判も受け難かったでしょうが・・対する民主党ですが、実績が皆無なうえに外国人参政権・生活保護などの政策を掲げるなど、民主党にも極左の工作員のような議員も3割程度いて反日組織が支持母体というのがネックで、 とても全面的に信用する訳にはいきませんが、残りの7割の議員が無茶な法案を阻止してくれると期待する事にしましょう。議員の平均年齢が圧倒的に若返りましたので、それだけでも意味のある選挙だったのかも知れませんから。
2009.08.31
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ドラクエにもそろそろ飽きてましたので、最近ようやく読書を再開しようかと思い立って色々模索していたところ、韓国の歴史教科書はネタとして面白いという噂を聞いてネットで入手して今読んでいる所なのですが、確かに超ウケます!!韓国の中学校歴史教科書「中国・韓国の歴史教科書」に書かれた日本(ニッポン)韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する一番上の教科書原本の解説書として下の二冊を読んでいるのですが、マジで並のギャグ漫画よりも面白いですね。まだ途中ですからざっくりとした感想しか書けませんので詳しい感想は次回に書きますが、第一印象では予想通りというか何と言うかよくもまあ、ここまで徹頭徹尾、歴史を捏造したものだなと。私の知る限りの歴史では朝鮮はとにかく中国から継続的に侵略を受け続けて隷属的な関係だったはずなのにこれを読むと両国は対等な関係だったと錯覚出来る内容で単なる妄想と言っても過言ではなく、とても歴史資料を参考にして作られたものとは思えません。酷い事をし続けた中国の事はひたすらスルーしてさらに自ら率先して攻め込んだ元寇もスルーしてとにかく日本が一方的な悪の枢軸であるかの印象を与えて憎むようにある事ない事を書き綴ってます。その表現も『倭』とか『日帝』とか悪意丸出しで面白いです。日本の教科書に差別語の『チョン』とか書いているのと同義ですから、まあ何とも程度が低い。こんなもんで自分のプライドを守っているつもりでしょうか。嘘ばかりで塗り固めて逆に恥ずかしく思われるとは考えなかったのか不思議でなりません。こんな国から歴史歪曲とか言われても無視しとけば良いですな。しかし、こんな歴史教育を受けている韓国国民は可愛そうですね。外国人に自国の歴史の話をすると馬鹿にされるのは火を見るよりも明らかですから。
2009.08.24
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