全770件 (770件中 151-200件目)
最近、企業価値評価の専門書を読んでいるのですが、そこでアホくさいと思った事を紹介します。バリュー投資をやっていると企業価値算定が重要なのは言うまでもないのですが、中でも収益力の価値を見積もるのは大変ですよね。将来のキャッシュフローを予測して一定の割引率で現在価値に置き換えるのが基本で、私の場合は将来の予測なんて出来る訳がないのでFCFは現状維持、割引率を8~10%に固定してフェアバリューに幅を持たせているのですが、いわるゆる公式書類の専門家の間ではその考え方は間違っているようです。実務家の間で行われているのは私とは正反対で、割引率を一定にしないと議論が先に進まないという事でレンジ決定には将来FCF見積もりをいじるだけで割引率を議論するのはタブー視されているようです。そしてその割引率(=加重平均資本コスト:WACC)の決定の際に用いられる公式が以下でして、-------------------------------------------------WACC=Ks×S/V+Kb(1-Tc)×B/V 株式コスト 〈Ks= rf + { E(rm) - rf } × β〉 rf :リスクフリーレート { E(rm) - rf } :マーケット・リスクプレミアム β :対象株式の 株式市場インデックスに対する感応度 負債コスト 〈Kb(1-Tc)〉 借入コスト(税引後)・・・想定される格付けから、 スプレッドを類推 退職給付引当金のコスト・・・有価証券報告書の数値を使用 Tc : 限界税率 (=40.6%) 資本構成 S/V(株式資本比率) :純資産ではなく 株式時価総額を用いる B/V(有利子負債比率)---------------------------------------------私はこれを見た時に二つの矛盾点を強く感じました。矛盾点とは、赤く塗ってある箇所なんですが、(1)適正株価を知るために、 株価の変動(ベータ値)を 計算に入れてしまっている(2)適正株価を知るために、 簿価ではなく株価そのものを用いて 自己資本比率を計算してしまっているこんな公式は数学的にナンセンスです!!!一般に有利子負債の資本コストよりも株式資本コストの方が高いですから、これじゃあ財務内容も事業内容も同じであっても、株価の変動が大きいとフェアバリューは下がり、株価が下がるとフェアバリューが上がるという矛盾が成立してしまいます。アホか!複雑で長い理路整然とした理論はえてして間違っているという好例ですな。本来ならば最も合理的・数学的であるはずの実務が『神様がいるかどうかは分からないが、 いる事にしておいた方が無難』といった、宗教のような世界になっています。こんなもの誰も本気では信用してないのですが、実務の現場ではWACCがコモンセンスとなってしまっているためにそれを言うのはタブーだという不思議な世界になっているようです。
2009.08.18
コメント(2)
今話題騒然となっている、のりピーについて。こんな風にラリッてる映像が流れているので、やっぱり昔からのジャンキーだったんですかね。ネットサーフィンしてると、押収量は少量となっていますがどこかで押収量が1.5kgと書かれてありまして、そうなると話は違ってきますねぇ。一回の使用量がせいぜい0.5g程度でしょうから、3000回分以上の分量を保有しているなんざ末端のバイヤーでも有り得ないでしょう。この量が本当ならば、芸能界の麻薬流通の元締めだった可能性が極めて高く、このルートを捜査されると芋づる式に逮捕者が出るのを恐れた組織が口封じの為に消したとか無いですかね。清純なイメージの裏で実は筋金入りのジャンキーで、さらには悪の根源だったなんて・・いや、単なる憶測ですが。しかし芸能界って、常にヤクザの影が付き纏う本当に怖いところですね。こんな所に憧れる女の子が大勢いますが、私には理解できません。
2009.08.07
コメント(8)
メタルキングを200匹以上倒して主人公のバトルマスターと賢者をLV99にして転生するかどうか悩んだり、最強装備を揃えるのは何度も同じボスを倒さなくてはならので面倒過ぎてうんざりし、ドラクエ9に飽きてきた今日この頃ですが、皆さんどうお過ごしでしょうか。(分からない方はゴメンなさい・・)我が家には次のゲームとして任天堂Wiiの『モンスターハンター3』が悪魔的なプレゼントとして贈られ廃人となる危険極まりない状況ですが、そんな中、久々に『Rise of Nations』大会を開催してくれないかと数名からの依頼があったのでドラクエもモンハンもお休みして大会をしましょうか。しかしこのブログも、もはや単なるゲームサイトになってしまっている様な(汗)という訳で、第14回『Rise of Nations』大会の告知です。上記の通り、最近は私もすっかり別のゲームに浮気してこのゲームをプレイしなくなって久しいので随分弱くなっている筈ですが、それでもめげずに大会を開催します。もはや単なる株チャットになっている感も否めませんが、それでもまあ、ぼちぼち楽しんで行きましょう。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。嗚呼、それにしても投資の方はやる事がない(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 8月8日(土)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ、株価は戻ってきまして投資家の皆さんの気分もよくなって来ている事でしょうし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.08.03
コメント(0)
超久しぶりのブログ更新となりまして、大変申し訳ありません。実は私、幸か不幸かドラクエ9の発売と同時に家電ショップで新作を発見して衝動買いをしてしまい、メールも株価チェックもおざなりにしてゲーム三昧の廃人生活をしておりました・・・まあ『Rise of Nations』ほどでは無かったですが。ようやくクリア後のプレイにも飽きてきて、今日久々にゲーム生活から抜け出して株価チェックをすると滅茶苦茶上がってますね!(驚)四季報通読もしてないし、何もチェックしていないのに上がるときなんてこんなもんでしょうか。キャッシュポジションを減らす理由もないしこれ以上利益確定をするのもアホらしいですから、株価が暴落しないと本当にやる事もないです。昨年10月~今年3月にかけて全力買いをしてさえいれば後は何もする必要がないんですねぇ。株に対して何にもやる気が出なくてこうやって遊び呆けている時でも儲かったときに、バリュー投資って楽だと実感します。
2009.07.27
コメント(7)
久しぶりのブログ更新になります。日経平均が上がろうが下がろうが、何故か私のポートフォリオは上がり続けるという気持ち悪い状態が続いていたのですが、ようやく今日マイナスになりました(^^;30営業日近く上昇しっぱなしだったので、本当に気持ち悪かったんですよ。騰落レシオもようやく100を切って、ようやく暴騰も小休止ってところでしょうか。戻りを拾うには未だテクニカル的に早いですが、順調に下がればあと一ヶ月くらいで買い場になるでしょうね。しかし、小型株は依然として鬼の様に強い印象ですね。短期間で2倍になる銘柄も結構あります。昨年の10月のリーマンショックで市場が壊れた状態になり元々の価格帯がデタラメに安過ぎただけなのですが、とにかく強い。こういう上昇を見ると、既に底は過ぎ去った可能性が非常に高いと私は思います。マクロ経済の景気が悪いとかそんなの関係ないです。それにしても、テクニカル的にも異常値が出て、バリュー的にもあんな価格帯で損切りするなんて、やっぱりバリュー投資の感覚からすると有り得ないですね。投資の成否なんて極論すれば、あそこで阿呆になって全力投資するかどうかだけなんですよ。今回の暴落相場ではメッキの剥がれた有名なファンド・個人投資家が数多くいらっしゃいましたが、彼等が弱気になって売ったソコが底という事が良く分かり、非常に勉強になりましたね。こんな相場環境はあと10年くらいすればまた来るのでしょうから、今からそれをまた楽しみにしています。
2009.07.09
コメント(7)
貧乏はお金持ちを読みました。著者が私の好きな橘玲さんという事で結構期待して読みましたが、やはり期待を裏切らない出来栄えだったと思います。この本のテーマは『マイクロ法人』と著者が命名する社員一人、株主一人の株式会社を設立する事の優位性でした。第一章で年功序列型雇用形態の制度疲労、そこを追われて望みもしない自由の到来を予知。第二章で法人というものの概念、歴史的経緯、性質などを紹介し、法人という第二の人格を持つ事によって生じる制度的な矛盾を指摘。第三章で法人の会計を簡略化して説明。第四章で法人と個人を連結させて税を最小化する実例をサザエさんの家庭を例に取って解説。第五章で法人のキャッシュフロー管理、主に公的制度を利用した超低金利でのファイナンスを紹介。この様な内容構成になっておりました。その感想ですが、私自身も法人を設立、所有しているためこの辺りの知識は設立前に勉強しましたから会計・税・設立の流れなど大抵は知っている内容でしたので今回はマインドマップを書きませんでした。しかし、そこに至るまでの文章が素晴らしく上手いですね。まえがき、あとがき、1~2章だけでも本を買った価値はあると思えました。ただちょっと疑問に思ったのが法律系の記述が少なかったですね。株式会社設立の際の書類などは素人ではまず分からないのでプロの助言が結構必要になります。この本ではマイクロ法人の良い所だけを紹介していますが、会計、法律、容易に解除出来る契約形態と3つの障壁があるために殆どの人は法人を作らないのだと思います。税制の優遇などはその3つを乗り越えた者が享受できる既得権なのだと私は思います。あとがきを読むと、当初の予定では事業継承やM&A、海外法人を設立して人格を多国籍化する方法まで様々な法人の使い方を紹介するつもりだったが、今回は『マイクロ法人』という新しいコンセプトを紹介する目的だったので基礎的な内容だけに限定したと書いてあります。私はもう法人設立・税・会計等の基礎的な内容はいいから、ここからもっと掘り下げた当初の予定をそのままにして欲しかったですね。そんなマニアックな内容では本は売れないかも知れませんが、次回作に期待しましょう(^^;
2009.06.28
コメント(6)
今は資金を全て引き上げて口座残高ゼロ状態が2年ほど続いておりますが、私は以前に海外株投資のためにマイナーな株も扱ってくれる新光証券に口座を作っておりました。今回、新光証券がみずほに吸収合併される事になり、新しい担当者から挨拶の電話がありました。挨拶の言葉を交わし、多分手数料の高い窓口取引なんて滅多な事ではしないだろうなと思ってすぐに電話を切ろうとしたところ、担当者が電話を切られる前にいきなり『公募に応じる気はありませんか?』と聞いてきました。私はIPOの事かと思い、『最近のIPOって珍しいですね。 こういう時期に上場する株は有望な事が多いですから どんな株か話を聞かせてください。』と聞いた所、『いえ、新規公開ではなくて東芝とかも行った公募増資です。 東芝の場合、330円で募集した株が 現在370円台で推移しているんですよ。 みずほの募集にも応じて頂けませんか?』と、ふざけた回答が帰ってきました。『あの~、東芝とみずほでは経営状況が違いますし、 株価だけで判断は出来ませんよ。 もっと具体的な数字を出してください。 そもそもみずほ側の条件はいくらなんですか?』『いえ、まだ価格は決まっていません』『じゃあ、みずほの現在の純資産倍率はいくらですか?』『は!?』『純資産倍率です』『え~と・・?』『いや、だからPBRですよ』『ああ、2.2倍くらいです』『PBR2倍以上の株を売ろうってのに 事業計画の説明も何もないんですか?』『はい、すいません』こんな意味不明な電話をかけて来るとは、なんて客を馬鹿にしているんでしょう・・・特別な事情がない限り、絶対にこんな会社に手数料なんて落としてやらないと心に決めました。しかし、こんな東芝との短期間での株価推移比較という馬鹿話に乗ってくるもっと馬鹿な顧客もいるんでしょうね。
2009.06.22
コメント(2)
日本の、特に関西の空港事情は伊丹空港・関西空港・神戸空港など至近距離で3空港も作るほど愚かなのは周知の事実でしょうが、それ以外に『但馬空港』という空港が兵庫県の北部に存在している事をご存知の方は少ない事でしょう。兵庫県民でも近所のかた意外はあまり知る人はいません。『但馬空港』とは兵庫県北部の中心都市の豊岡市に存在し、(といっても人口9万人、 人口密度124人/平方kmの田舎ですが・・)本当に誰がここを利用するのか分からない空港なのですが、私は先週末にこの近くを通りすがったのでちょっと興味本位で行って来ました(^^;JR豊岡駅より周囲が草ばかりの大通りを南に10分ほど、そこで「空港入口」という文字が小さく書かれた交差点がありましてそこから西は単なる山でしかありませんでした。勿論、電車のアクセスもありませんし空港バスは見当たりません・・それでも車で4km程という表示を信じて山道を抜け、全く車が通らない薄暗いトンネルを抜けるとようやく整備された土地が出現。そして空港の正面に回って建物を一望しました。下は正面玄関の写真です。小さっ!!!これってJRで言うと快速電車も止まらない駅なのでは・・・ここまで小さいと最早ネタでしかない。そして興味本位に建物の中に侵入。プライバシーの為に従業員の写真は見せられませんが、中にはJAL職員2人、飲食・土産店に1人、何と職員が3人しかいません!!!続いて3F建ての建物の最上階に侵入。3Fが屋上になっている空港施設って何とも・・・屋上では上の写真のように滑走路を拝見。この滑走路の短さはまさに驚異的!!!最後に1Fに降りてきてフライトスケジュールを確認。何と1日2便の伊丹行きのみ!!!しかも空席ありまくり!!!ここまで徹底して税金の無駄遣いをしてくれると反って清々しい気持ちにすらなりますね。ネタとして貴重とも言えます(^^;開港15周年記念と書いてありましたから、バブル期に建てた無茶な計画が崩壊後もそのまま続行されて現在に至るって所でしょうか。私は、但馬空港の事を『キング・オブ・税金の無駄遣い』と認定します。
2009.06.15
コメント(13)
こなつさんの日記を見て、さっそく私もチェックしてみました。それではマーケットをとりまく境界線は?企業に資金を投資して配当を頂く ー>○(投資家)確率と期待値を駆使し売買により利益を得るー>○(投機家)四季報を通読する ー>◎(株マニア)株価よりも企業収益に一喜一憂する ー>○(投資家)ロスカットによるリスク管理をする ー>△(投機家)企業統合などの裁定取引を狙う ー>◎(株マニア)株主総会に出席し経営者を監視する ー>○(投資家)世界的な資金の流れを監視する ー>△(投機家)マーケットのほとんどの銘柄を監視する ー>○(株マニア)投資商材を大量に買う ー>○(カモ)セミナーに参加する ー>○(カモ)お金を払って人のPFを見せてもらう ー>×(カモ)人に投資商材を売る ー>×(業者)自分が儲ける為に本を出版する ー>×(業者)どうやら私は基本的に株マニアで、株マニア度:95%投資家度:80%投機家度:50%カモ度:40%業者度:10%って所でしょうか(^^;タダ同然のセミナーはやっていますが、投資商材や本を売っていない分、業者には未だなっていませんね。まあいつか本を一冊くらい書いてみるのも経験としてアリかもとは思っていますが。
2009.06.11
コメント(2)
映画『ハゲタカ』を観ました。私は投資マニアですので、小説のハゲタカ、ハゲタカ2も読んでいますしNHKドラマのハゲタカもDVDを借りて観ていました。今回の映画『ハゲタカ』はNHKドラマの続編で、アカマ自動車という大手自動車メーカーをめぐる劉一華率いるブルーウォールと名乗る中国政府系ファンドと主人公の鷲津政彦率いる鷲津ファンドとの買収合戦を描いた作品になっています。相手のファンドは政府がバックについているために圧倒的な資金力を誇るためまともに戦っては勝ち目が無いTOB合戦に於いて、鷲津は権謀術数を尽くして日本の自動車産業を守るというストーリーになっておりまして、その中には日本の派遣労働の問題、日本企業特有の技術一辺倒経営のありかた、サブプライム問題を巡る株価の大変動、などなどの要素が見事に散りばめられて完成度の高い作品になっていたと思います。ところで、過去に嫁と一緒にDVDを観たのでこの映画も何とか分かるだろうと一緒に行ったのですが、彼女の方は途中からチンプンカンプンだったようで、家に帰ってから下の様な図を書いて鷲津は4回にわたって大儲けをしたと詳細に説明をするとようやく理解してくれました。私はこの映画を面白いと思いますが、彼女の反応を見ると一般ウケはしないかも・・・
2009.06.07
コメント(2)
ここ2ヶ月ほど、株価が上がりっぱなしですね。久しぶりにポートフォリオを見たら結構プラスになっていて驚いています。そして何にもやる事なくてつまらなかったんですが、テクニカル指標を見ると数ヶ月周期の単位ではそろそろ売り時っぽいです。東証一部騰落レシオ:125東証二部騰落レシオ:133.5JASDAO騰落レシオ:142.8信用評価損益率:-8%程度暴落銘柄数:20個信用評価損益率と暴落銘柄数はまだまだですが、騰落レシオが120超えてるのでそろそろ一部の投機銘柄は外しておきます。それにしても最近私は、マーケットが上昇トレンドに入った可能性が高いと感じております。まあこればっかりは後にならないと分からない事ですが・・・JASDAQ騰落レシオが142とか、信用評価損益率が-10%を超えるとか、この3年程の下落トレンドの最中では見られなかった数字です。小型株の出来高の推移を見ても、去年の10月・今年の3月で弱気な株主が一掃され、株価が安すぎると知っている投資家が大半を占めるようになったのかも知れませんね。
2009.06.02
コメント(0)
第13回『Rise of Nations』大会の告知です。今夜、大会を開催します。最近は私もすっかりこのゲームをプレイしなくなって久しいので随分弱くなっている筈ですが、それでもめげずに大会を開催します。もはや単なる株チャットになっている感も否めませんが、それでもまあ、ぼちぼち楽しんで行きましょう。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。今年の3月に比べると株価も回復したものの、それでもチャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから。嗚呼、それにしても今年の3月の暴落は気持ち良かった(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 5月30日(土)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ、株価は戻ってきまして投資家の皆さんの気分もよくなって来ている事でしょうし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.05.30
コメント(0)
最近、ちょっとした事情により精緻なデューデリジェンス資料を作成する必要に迫られています。ある程度のレベルまでは行けるのですが公文書とまではいかないためにちょっと困っておりまして、知り合いの会計士の方に聞いても分からない箇所があったために、今日はいつもとは違って読者さんに質問させて頂きますね。このブログを読まれている方の中には会計を専門的に勉強されている方も少なくないと見込んでいつもとは逆に情報を教えて欲しいのですが、『修正簿価純資産法』の資料の作成方法について参考になる専門書や教科書なんてありませんか?詳しい方で教えても良いという方はコメント欄でご教授下さい。 今日は自分勝手な記事でスイマセン m(._.)m
2009.05.27
コメント(0)
昨日の夜、旅行から帰ってきまして久しぶりのブログ更新となります。山のように溜まったメールボックスの内容を今日チェックしていたのですが、帰国早々、このIRを見て嫌な気分になりました・・フクシマフーズ(2921)は東洋水産の完全子会社化TOB狙いのバリュー投資先として有望だと思ってかつて私も保有したことがあって、今でも有望株としてチェックリストに入れていたのですが、今回の合併比率はなんですか、これ!?BPSで約2倍の開きがありますし、わざわざ子会社の利益を操作して低く出してその上で今期の最も低い利益をもとにDCF法を適応して企業価値を計算し、ムリヤリ株価と同じ合併比率に持っていくというインチキ染みた荒業をやってのけてくれています!!これじゃあ公然と泥棒しているようなもんですよ!!!日本の株式市場では未だにこういう不正に対する法整備が不完全で、特にTOB、MBOやM&Aの際には企業側が露骨なイカサマをしてくるケースが目立ちます。他にも例を挙げると、少し前では、千歳電気工業(1938)と保安工業(1957)の合併の際にもっと酷いゴリ押し合併がありました。こういう事は欧米ではまず許されない筈なのにと情けなくなります・・・こういう投資家にとってのバリューを自らぶち壊す企業が目白押しの日本の株式市場を見ると、多くの日本の上場企業は全く上場している意味を果たそうとしていないどころか、そもそも投資家を露骨に敵視しているのが分かります。本当に日本でバリュー投資というものが有効なのかちょっと自信がなくなってきます。アメリカ並みに投資家が過度に権利を持つのも考え物ですが、現状を見ると企業サイドがいくらなんでも小口投資家を馬鹿にし過ぎていますね。嫌われてはいたものの、やはり村上ファンドのような存在が日本には必要不可欠なんだと実感します。
2009.05.19
コメント(8)
久しぶりのブログ更新ですいません。なにぶんプライベートの方で色々用事が立て込んでいたもので、ブログに対する関心が大分薄れてきていました・・投資の方もあんまりやる気が無くて、一件だけ会社とやり合ってる案件があるのみです。相手方の顧問弁護士も非を認めて折れてくれたみたいですのであとは結果待ち状態ですね。そんな中、明日より一週間ほど海外に行ってきます。投資からも暫く離れる事になるでしょうが、まあそんなにパフォーマンスは変わらないでしょう。世間で話題になっている豚インフルエンザのために空港のチェックが厳しそうですが、私はどうも過剰反応しているだけの気がしてなりません。だって、毎年1000人以上の日本人が普通のインフルエンザで死亡しているのに、弱毒の新型インフルエンザで日本人が一人死亡しただけで大騒ぎするのは合理的ではないと思います。旅行そのものは楽しみなのですが、空港の混雑ぶりを予想するとちょっとブルーです。まあ、行先がアメリカやメキシコではないのがせめてもの救いでしょうか(^^;インフルエンザなんてのはウィルスが引き起こすものですが、ウィルスなんてものは単なるDNAの塊ですから人間が100万年かかって行う進化を1年でやってしまいます。いわば、毎年新型インフルエンザが発生している訳なんですよ。なんで今年だけ大騒ぎするのかちょっと分かりません。もしかしたら、狂牛病やクロイツフェルト・ヤコブ病と混同しているのではないでしょうかね?あれはプリオンが病因ですから一度伝染するともうどうやっても直らないですし、加熱処理とかしても意味がないです。確かに、プリオンと違ってインフルエンザウィルスは飛沫感染しますので伝染力は強いですが、そんなに恐れなくとももっと怖い感染症は他にいっぱいあるのでは・・過剰反応が収まる事を願います。
2009.05.10
コメント(8)
今日の記事は宣伝ですm(._.)m以前に東京でお会いした事のあるMGTさんがこんなものを作りまして、本格的に提供しようとされているためにご協力します。「ごく普通の男が女の子を「ガッツリ」落とす!速攻恋愛マニュアル」 ↑↑↑(クリックすると購入フォームに飛びます。 購入の際にコメント欄に 『090tcf』と書くと送料が無料となります のでお忘れなく)私は東京から大阪に向かう帰りの新幹線の中でこのマニュアルを読ませて頂いたのですが、マジで驚きました!!!お世辞抜きに、10年早くこのマニュアルに出会っていたら私の恋愛人生も変わっていたかもと思わせる出来栄えでした。どんな男でも外見を一定のラインに到達させ、そこから如何に効率的にお金と時間をかけずにシステマティックに女の子を落とすかを心理学のテクニックなどを応用して書かれており、さすがは読書家のバリュー投資家が作ったものは並の恋愛マニュアルとは次元そのものが違うと思えましたね。(※彼の詳細なセミナー資料説明はこちら)バリュー投資家の方々は非モテ系の方も多いと推測されますので、これで4800円というのは本当にバリューだと私は思います(^^;
2009.04.29
コメント(6)
第11回『Rise of Nations』大会の告知です。最近は私もすっかりこのゲームをプレイしなくなりましたので随分弱くなっている筈ですが、それでもめげずに大会を開催します。まあ、ぼちぼち楽しんで行きましょう。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。チャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 4月25日(土)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.04.21
コメント(2)
先週の四季報通読を終えた際の記事についてです。あまりにも完璧なバリュー株を発掘した興奮で思わずあんな記事を書いてしまいましたが、それが失敗でした・・・まさかあんな朧げなヒントで銘柄を特定する事は出来まいと多寡をくくっていた所、ブログを書いた翌日からその銘柄の出来高が一気に増大し思い通りに買い付けが進みません!! |/| |/| |/| ∩____∩ | ノ--‐' `、_ ヽ| / ,_;:;:;ノ、 ヾ;:;:;, ヽ | (_●_) | 彡、 ″ |∪| ┰ ミ ブログを見て株を買い占めた奴! 彡 ″ ヽノ ミ 貴様等は何て事をしてくれたんだ!! ここここここ)'' /ヽ \∧ノヽ ,..-──- 、 |:: |::.. Y | /. : : : : : : : : : \ . |:: |:::: .| | /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ 〈:: 〉:: .| ./| ,!::: : : :,-...-...-ミ: : : : :', . |:: |:: .l | {: : : : i '⌒' '⌒' i: : : : :} . |__ .|._____,|._,| {: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} .((〈::: _ ノ /リ . , 、 { : : : :| ,.、 |:: : : :;! .|:::: |:: | ヽ ヽ. _ .ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ .|:::: |:: |三 } >'´.-!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′ . |= .|= | | -! \` ー一'´丿 \ .|:::: .|:: | ノ ,二!\ \___/ /`丶、 .|::: ||:::: /\ / \ /~ト、 / l \ |..__,||.__| (( し.ノ し.ノ ))≡ 元々出来高が少ない銘柄だけに、毎日買いを入れても1週間経った現在で予定買い付け株数の3分の1程度に留まっています(悲)凄いですね、あれだけで分かるんですね。こんな事になると思ってなかった自分が甘かったという事でしょうか・・・もう買えなくなっているっぽいですから、これからはあの株の事は詮索しないで下さい。
2009.04.15
コメント(8)
会社四季報 2009年 04月号 [雑誌]の通読を終了しました。通読終了したての四季報が下の写真です。前回の四季報で割安の付箋がついたのが629銘柄だったのに対し、今回は462銘柄でした。今回は景気の急速な低迷を受けて大幅下方修正を余儀なくされた銘柄が多く、収益性が大きく下回った為に割安基準が辛くなってしまっただけなのかも知れませんが、やっぱり昨年の10月のクラッシュ時が一番割安な銘柄が多かった気がします。日経平均やJASDAQ指数だけを見ると今の方が割安銘柄が多くて当たり前な筈なんですが、本当に割安な銘柄はむしろ買われている傾向にある様です。一番の買い時は過ぎてしまったのかも知れませんね・・朗報を挙げるとするならば、今まで赤い付箋を『一軍のバリュー株』と定義していたのですがそれが初めて100銘柄を超えた事でしょうか。とにかく強烈な資産バリュー株は増えました。それともう一つ、震えがくる程の完璧なバリュー株を発掘しました!私はその銘柄を見て本当に手が震えました!!!グレアム基準をほぼダブルスコアで満たし、収益性も参入障壁も鉄壁でPER5倍以下という銘柄を発掘出来たことが収穫でした(^^;
2009.04.06
コメント(22)
すいません、昨日の記事はエイプリルフール用のデタラメでした!!!まだまだ価格交渉中でして、取得価格の3倍で買い取って貰うだとかパフォーマンスが+50%っていうのも真っ赤な嘘です。今年のネタはマニアック過ぎましたかね・・去年みたいにもうちょっと分かりやすくて笑えるネタにすべきでしたね。
2009.04.02
コメント(6)
以前に書いた桶狭間の戦いの結果が出ました。このふざけた株主総会を行ってふざけた決定を下した会社に対して内容証明を出して決定に反対し、臨時株主総会に参加して決定に反対し、株式買取請求権を獲得して然る後に内容証明書類でPBR1倍での買取を要求し、個別株主通知を証券会社に依頼して取り寄せ、移管手続きをして電子化された株式を信託銀行に移管し、株式買取請求を行っていたのですが、本日より4月30日まで価格決定期間となっていました。価格決定期間初日の本日、会社より全面的な承諾の意思が得られたため無事株式買取請求を行う事が出来ました。最終的には取得価格の3倍程度で引き取って貰う事になりましてほっとしております。面倒臭い手続きをした甲斐がありました(^^;これで今年のパフォーマンスは上げ相場の底上げもあって+50%程度になります。ご報告でした。
2009.04.01
コメント(4)
坂の上の雲 全巻を読破しました!!もはや感動が止まりません。日本に於ける日露戦争の記録は歴史家ではなく軍部によって行われ、太平洋戦争後はGHQによる歪曲された歴史が幅を利かせていたため、日露戦争の記録というものは軍部による極端に美化されたものがあるのみでまともに編纂されていないという現実があったようでした。そこから著者の司馬遼太郎氏は戦局の地図とロシア側の資料を元に10年に渡って調べ上げ、小説という形で歴史を正確に描写する事に努め、いわば国家規模でやるべき歴史編纂を唯一人で成し遂げた偉業としか形容しようがない作品でした。今日の歴史の教科書を見ても戦国時代の記述は多くとも日露戦争の記事は数行のみという、ある種、異常な構成になっておりますがこの本を読むとこの日露戦争というものがいかに世界史的な奇跡であったかという事が分かります。日本人が行ったこの様な世界史的な偉業に対して何の敬意も払わない現在の歴史教科書などは少し病的であるとすら思えてしまいました。日本海海戦よりも桶狭間の戦いの方が有名だなんてどう考えてもおかしいです。そんな話はさておき、本作のテーマについてですが、明治時代の日本をとりまく環境は列強の陰謀と戦争でしかないのですが、日本はというと産業は農業と絹のみで国民所得は低いのに列強と軍事力で肩を並べるために軍事費が歳出に占める割合が半分近くになるとういう、いわば飲まず喰わずで戦争をしている貧困そのものです。特に日清戦争直後の日露の海軍力の差は歴然で一等戦艦:ロシア10隻、日本ゼロ二等戦艦:ロシア8隻、日本ゼロ三等戦艦:ロシアロシア10隻、日本ゼロ一等装甲巡洋艦:ロシア10隻、日本ゼロさらに陸軍力ではロシアの常備兵200万人、日本:20万人。ここからロシアに10年で追いつこうとした訳ですからまさに国をあげての軍事力強化であったと驚嘆します。これらを賄うためには庶民は重税に喘ぎ、徴兵などもあって国権は重く、ゆえに庶民が悲惨であったかというと、皆そうではなく『明治はよかった』といいます。明治維新によって日本人ははじめて近代的な国家というものを持ち、『国民』という日本史上最初の体験者として新鮮さに昂奮し、さらには社会のどの階層からでも一定の資格を取るための能力と根気さえあれば、狭き門とはいえ、博士・官吏・軍人・教師になりえたという点で権利を保留している豊かさというものがありました。しかも小さな所帯ゆえに国家生長の初段階にあっては重要な部分が任され、国家を強くするというただ一つの目的に向かって進み、その目的を疑うことすらなかった楽観主義から貧困をものともしない明治時代の明るさが来るのでしょう。その楽天主義者の代表として本作では『秋山好古』『秋山真之』『正岡子規』が選ばれました。前のみを見つめながら歩き、のぼってゆく坂の上の青い天にもし一つ白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂をのぼってゆくという明治人の活力が本作のテーマだったのでしょう。次に、本作の詳細な日露戦争記述についてですが前半の山場は旅順要塞の攻略です。日本軍が初めて相対する近代要塞に対して乃木軍がこれに当たるのですが、参謀が無能な事もあって意味の無い白兵突撃を繰り返し10万人の兵士のうち6万人が死傷するという大打撃を受けます。それを見かねた児玉源太郎が一時指揮権を奪い、日本の沿岸砲撃力をゼロにしてでも203高地に28サンチ榴弾砲を集中させ、見事な作戦で要塞を攻略するあたりは痛快で、私は読んでいるだけで感動して震えてしまいました。その後、黒溝台・奉天における会戦で陸軍は兵力・砲弾が乏しいなか辛くも勝利を収めるのですが、よくこれで互角に渡り合えたと驚嘆する限りです。そして後半の山場が日本海でのバルチック艦隊との決戦です。ここで主人公の一人である秋山真之が7段構えの攻撃を考案し、戦艦数に於いてはロシアの半分に過ぎない連合艦隊がこれを見事な艦隊運動と射撃能力によって実行し、最終的にはバルチック艦隊40隻の殆どを撃沈・降伏させ日本軍は損失殆どゼロという世界の陸戦・海戦史上でみても類のないほどに完膚なき勝利を収め、楽天主義者の明治人たちが文字通り民族の興亡をかけた日露戦争は終結を迎えるのでした。史実通りで結果は分かってるとはいえ、感動のためもう少しで涙が出る所でした。以上、この作品は日本人であるならば是非読んでみた方が良いといえる作品でした。最高ランクのお奨めです。
2009.03.29
コメント(7)
この3連休で道後温泉に行って参りましてそこで『坂の上の雲ミュージアム』にも観光し、すっかり秋山兄弟に興味を持ってしまって坂の上の雲(1)新装版坂の上の雲(2)新装版を読み終えました。全8巻構成なのでまだまだ序盤なのですが、かなり面白いですね。『三国志』や『宮本武蔵』など、同じような歴史小説が代表作の吉川英治よりも司馬遼太郎の方が表現が豊かで読みやすく、私は彼の方が数段、構成力・文章力があって好きだと思っています。彼の40代は殆どこの作品に費やしたというだけの事はあってその取材力も大したもので歴史の教科書なんかよりもよっぽど時代背景が分かり、明治・大正といった明治維新以降の激動の時代の日本が刻銘に描写されており、むしろこちらを近代日本史の教科書にしたいくらいです。やっぱり戦後の日本近代史教育は間違っているとも痛感しております。一応、四季報も買っているのですが、もう既に何を買っても馬鹿みたいな割安な値段になっているためあまり株価や銘柄発掘に興味も沸かずに放置して、小説の方を読み耽っている今日この頃ですが、まあ8巻全部読み終わったら四季報通読に戻ろうかと思っています。どうせパフォーマンスは大して変わらないでしょうから、暫くは株から離れた生活になりそうです。
2009.03.22
コメント(8)
以前に三菱UFJの出資分がモルガン社員のボーナスになるとニュースを見て呆れたものですが・・・ ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァ あ…ありのまま起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『モルスタ再建のために1兆円増資までして i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 9000億円投資したつもりが気が付いたら |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | 投資額の大半がモルスタ役職員の /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 ボーナス支払いで消えていた』 /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |
2009.03.17
コメント(4)
明日は第10回『Rise of Nations』大会です。最近は私もこのゲームを練習していないためにバリュークランの中でも弱い方になってしまい、1vs1の対戦にてRetrieverさんに2連敗してしまった今日この頃ですが、それでもめげずに大会を開催します。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。チャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 3月14日(土)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.03.13
コメント(7)
現在中学3年生で受験の真っ只中にあったこなつ家の長男様の受験が今日終わったそうです。こちらは大人として、受験前2ヶ月から受験終了まで長男様を『Rise of Nations』出入り禁止にしていたのですが、試験も無事終了したという事で解禁します!!今日はその記念という事で長男様受験終了祝いの緊急『Rise of Nations』大会を実施したいと思います!!!!おめでたい日ですので、バリュー投資家兼ゲーマーの皆さんはどしどしご参加下さい(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 3月11日(水)22:00過ぎより (長男様が塾から帰ってきたらスタートです)《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.03.11
コメント(2)
コーカサス国際関係の十字路を読みました。そのマインドマップは以下の通りです。少し以前のニュースでロシア軍がグルジア首都占領していたというものがありましたが、どうも日本人の私にはグルジアがどこにあるのかも明瞭には分かりませんしその国際関係などは知る由もなかったのでした。戦争の原因が何なのかずーっと今まで心に引っ掛かっていた所にキルヒアイスキーさんの読書記事を読んでこの本に興味を持ち、早速購入して読みました。コーカサス地方とはカスピ海と黒海に挟まれてアジア、ヨーロッパ、ロシアの中間地点に位置し、キリスト教、イスラム教、ロシア正教、ゾロアスター教などが様々な民族によって信仰されており、それぞれの民族が異なる母国語を話し、更に始末の悪い事に石油が採掘出来る土地でもあるために、もはや民族、宗教、国境、資源などの問題をクリアにして皆が納得する適切な落とし所が見当たらない、歴史的に見ても常に紛争が絶えない地域であります。コーカサス山脈を挟んで南北に分かれ、南コーカサスにはアゼルバイジャン、アルメニア、グルジアの旧ソ連領にして現在は独立国家である3国があります。しかし更に、アゼルバイジャン内にはナゴルノ・カラバフ、アルメニア内にはナヒチェヴァン、グルジア内にはアジャリアとアブハシアと南オセチア、などと南コーカサスには未承認国家が多数存在し、色々な紛争の原因となっております。ロシアとしては旧ソ連であったこれらの国々が欧米化するのは面白くないために民族問題を刺激して未承認国家を支援する事によって外交カードを切り、コーカサス3国に何かと内政干渉してゆくゆくは自国に再度取り込もうとしている姿が浮き彫りになります。反ロシア色が強く民主化を急速に推し進めたからこそ特にグルジアに対してロシアが強権的になっているのが分かりました。北コーカサスにはダゲスタン、チェチェン、北オセチア、イングーシ等々のロシア領自治州が存在しております。これらの国々の紛争は主にロシアとの直接対決でして、強制移住、暗殺、容赦ない空爆などなどロシア政策の残虐さが伝わってきました。チェチェン紛争やオセチアの学校占領などは有名でしたが、そもそもチェチェンやオセチアがどこにあるのかもピンと来ないために、私は恥ずかしながらあまり興味を持っていなかったのですが、読み進んでいくとなるほど先住民族の無念さが伝わってきました。何のことはない、中国によるチベット・ウイグル支配と同様の事をロシアはチェチェンをはじめとする北コーカサスの国々に対して行って来たのですね。流石、社会主義国はどこも同じですな。それらの国々に対してロシアの強権的外交が中心にあり、アメリカ、トルコ、イランの干渉があり、民族・宗教を絡めた国家同士のいがみ合いや未承認国家と本国とのいがみ合いの根の深さが分かるなかなか興味深い一冊でした。嗚呼、日本に生まれてきて良かった。
2009.03.09
コメント(5)
エナフンさんの『株式ギャンブル依存症』というブログ記事をパクった私のブログ記事をさらにパロった太子さんのブログ記事をパクリ返してみました(^^;RoNで太古・古代ラッシュってのはギャンブルと紙一重だが中世以降のラッシュは実力勝負という事はこのブログを読んでいる皆さんならば身をもってご存知でしょうが、皆さんは「Rise of Nations」依存症にかかってはいませんか!?そこで、今日は「Rise of Nations」依存症チェックリスト(改)というものを作ってみました。1)「Rise of Nations」に嵌り過ぎて 投資がどうでも良くなった事がある2)自由な時間があると、まず第一に 「Rise of Nations」の事が頭に浮かぶ3)「Rise of Nations」を行っていないと イライラしたり、怒りっぽくなる事がある4)深夜からゲームを始めて朝まになるまで 「Rise of Nations」を続けた事がある5)「Rise of Nations」 を引退しようとしたけども無駄だった6)家族に嘘を言って、 「Rise of Nations」 をする事がしばしばある7)いつかは1vs1でNAOTO神と戦って 勝ちたいと思っている8)「Rise of Nations」に熱中し過ぎて 友人・恋人との当日の約束を忘れた事がある9)家族・友人・恋人と過ごす筈の予定を勝手にキャンセルして 「Rise of Nations」 に当て込んだ事がある10)家族が時間の無遣いしているのを見ると、 『この時間で「Rise of Nations」が練習出来る』 と説教した事がある《1個も当て嵌まるらない方へ・・》 さては貴方はこのゲームを未体験ですね!? そんなのは許されません。 まずは体験版から始めて、 ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロード 然る後にこちらで 「Rise of Nations」を購入しましょう。Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《1~2個当て嵌まる方へ・・》 貴方はゲーマーとしてはまだまだです。 先ずはCPUの『より難しい』に 楽勝で勝てるようになりましょう。《3個以上当て嵌まる方へ・・》 貴方は「Rise of Nations」依存症です。 我々の大会に参加して 更なるディープな世界を味わって下さい。《5個以上当て嵌まる方へ・・》 貴方は病的「Rise of Nations」中毒の 可能性が極めて高いです。 ぜひ大会に毎回参加を。 病気なんて、そんなの関係ねぇ!《10個全部当て嵌まる方へ・・》 貴方にはもう何を言っても無駄です。 廃人への道を突っ走って下さい。う~~~む、私は1番、2番、4番、5番、6番に当て嵌まりました・・どうやら私は病的「Rise of Nations」中毒患者のようです。だから大会には毎回参加してる訳だwwしかし、大会に毎回参加している連中は軽く5個以上はクリアしているような・・・
2009.02.27
コメント(4)
エナフンさんの『株式ギャンブル依存症』というブログ記事が面白かったのでパクらせてもらいました。 ※現在はまだあまりアクセス数は多くないですが、 この方の書く文章は非常に内容があって 分かり易いために、最近の私が 一番楽しみにしているブログです(^^;株式投資ってのはギャンブルと紙一重だという事はこのブログを読んでいる皆さんならば身をもってご存知でしょうが、皆さんは株式投資依存症にかかってはいませんか!?そこで今日はエナフンさんの記事よりアレンジして、ギャンブルではなく『株式投資依存症のチェックリスト』を作ってみました。1)株式投資の事を考えて仕事が手に付かなくなる事がある2)自由なお金があると、 まず第一に株式投資の事が頭に浮かぶ3)株式投資を行っていないとイライラしたり、 怒りっぽくなる事がある4)一文無しになるまで株式投資を続けた事がある5)株式投資をやめようなんて考えた事もない6)家族に嘘を言って、株式投資をする事がしばしばある7)株式投資は孤独なものだと思っている8)信用取引をして追証を食らった事がある9)支払い予定のお金を流用したり、 勝手に財産を換金して株式投資に当て込んだ事がある10)家族が無遣いしているのを見ると、 『このお金で株が買える』と説教した事がある《2個以下当て嵌まる方へ・・》 貴方は健全な投資家です。 その調子で生きていきましょう。《3個以上当て嵌まる方へ・・》 貴方は株式投資依存症です。 楽しみ方をいま一度見直して下さい。《5個以上当て嵌まる方へ・・》 貴方は病的ギャンブラーの可能性が極めて高いです。 ぜひ早期治療を。 病気と認識する事から始めましょう。《10個全部当て嵌まる方へ・・》 貴方にはもう何を言っても無駄です。 自らが信じる道を突っ走って下さい。私は2番、5番、9番、10番が当て嵌まりました。立派な依存症なようです(汗)しかし、株ブログなんて書いている人は5個以上当て嵌まる人も多いと思われます・・・
2009.02.25
コメント(11)
今日はテクニカル的にもそろそろ買いを入れても良い頃でもあり、配当落ちの超ネットネット株の暴落を拾いました。久々の買い注文ですが良い買い物が出来てラッキーでした(^^;本当にいつも、権利落ち日は良い買い場となります。毎度思うのですが、配当や優待の権利落ちで利回り以上に株価がの下落率がきついという事は、目先の小遣い欲しさに株式を買っている人が企業価値に着目している人よりも圧倒的に多いという事なんでしょうね。まあ有難い事ではあるのですが、『ちょっと馬鹿みたいだな』と、いつも思います。
2009.02.24
コメント(5)
日経CMEの終値を見ていると、明日は日経平均7295円くらいからスタートしそうです。バブル後TOPIX最安値更新も間違いなさそうな雰囲気でアナリスト達の意見も『企業利益が下がって 平均RERは60倍と割高になった』などという悲観的なものが多いですが、私は全く悲観していません。日本株の平均PBRが0.5倍なんてこんな水準はもはや脅威的割安であって、この不況が10年続いたとして初めて説明が付く数字です。今の株価は、言うなればもし景気回復すれば大儲け、回復しなくても損失は配当で回収できる水準だと思いますので、新興不動産とかマザーズ銘柄を買っているならばともかくきちんとしたバリュー株を買っていればなーんにもしなくても良い楽な相場なんですよ。『これから不況になって株価が下がるから』という理由でPBR0.2倍程度で財務磐石のネットネット株を損切りするなんて有り得ないですし、ビジネスに強みがあって利益率も高くキャッシュフローが潤沢で配当が5%以上出ている株を売るつもりは毛頭ありません。こんな株は買った時点で勝利が確定しているんですから。ここから株価が下がっても多寡が知れた水準ですし、そもそも株価が下がるって誰が決めたんですか!?銘柄入れ替えはチョコチョコしますし投機も年に何回かウェイトをかけて行きますが、基本的なスタンスは『全力買い&放置』が現状に於いてはベストな選択肢だと私は考えます。本業から得られる収入も今後、全てぶち込む予定です!それを実行する為には株価をあまり見ないのが重要だというのが先日の意見の趣旨でした。
2009.02.22
コメント(8)
それにしても日経平均はよく下がりますね。騰落レシオ的にはもう少し下がるかも知れませんが、そんな事は知ったことではない。仕込みも完了して投資に関してはやる事もあまりないのでもはや株価の変動にあまり興味を示さなくなって久しいのですがwww嗚呼、配当が待ち遠しい!まあ株価なんてどうでも良いので第9回『Rise of Nations』の告知です。最近は私もこのゲームを練習していないために仲間に抜かれてしまった今日この頃ですが、それでもめげずに大会を開催します。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。チャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 2月20日(金)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.02.18
コメント(2)
今回の不況がどれだけ急速なのかこのニュースを見て、改めて認識させられました。-------------------------------------[東京 9日 ロイター]より 日本工作機械工業会が9日発表した1月の工作機械受注額(速報値)は、前年比84.4%減の187億0300万円となり、8カ月連続で前年実績を下回った。前年比減少率は3カ月連続で過去最大となった。 このうち内需は前年比84.0%減の90億3000万円で、12カ月連続で前年実績を下回った。外需は前年比84.8%減の96億7300万円で、8カ月連続で前年実績を下回った。---------------------------------------《※参照:2008年度の工作機械受注推移》う~む、こりゃあ凄いね。IRの業績修正ニュースの殆どが下方修正なのも納得です。私も機械関連バリュー株を何銘柄か保有していますが、結構やばそうです。資産バリューの安全域が広いもの以外は考え直す必要があるかも知れません。
2009.02.12
コメント(2)
ドラッカーの経営本シリーズを読んでやたら軍隊の組織力について言及されていたため、試しにとばかりに読んでいるうちに私もすっかりと感化されて最近は軍事関係の書籍を貪り読んでいるのですが、軍事戦略の考え方ってのは意外と経営・投資の基本的な考え方とかなり近いのだと驚いています。『投資に必要な能力ってのは 軍隊を指揮する才能とほぼ等しい』とすら最近は思えて来ました。今日は中でも気になった文章より引用します。『戦略レベルの間違いは 戦術で取り戻す事は出来ない 戦術レベルの間違いは 戦闘で取り戻す事は出来ない』これを分かり易く第二次世界大戦の日本軍に例えると、 戦略:短期決戦により英米の戦意喪失 戦術:銃剣突撃白兵主義、艦隊決戦志向 戦闘:ミッドウェー海戦、ガダルカナル作戦等々こんな感じになります。資源・工業力で劣っていたのは差し置いても、そもそもの戦略レベルでの曖昧さが指揮系統の曖昧さにつながって組織としての硬直性に繋がり、時代遅れの戦術で敗戦に至った訳です。これを投資に置き換えた場合、どうなるでしょうか?投資・投機には一定の回答はないためにこれ以降は私の単なる偏った意見でしかないかも知れないのを承知で書きますが、 戦略:バリュー投資 戦術:アセットアロケーション 戦闘:個別銘柄・物件の損益私の場合はこうなりますね。先ず投資先のバリューが大戦略レベルであって、バリューが無い場合には他の何を工夫しても無駄なのではないかと思っています。そしてバリューがあるアセットクラスの中でウェートや税金を調整するのが戦術レベル。ここで少々のミスを犯しても挽回はききます。最後の戦闘に当たるのが個別銘柄や物件の売買のタイミングです。ロスカットやエントリーポイントなどテクニカル的な話もここで頻繁に出てきます。よく見られる間違いで最も多いものは、本来戦闘レベルでしかない売買を戦略レベルに押し上げてしまっているタイプ。損益を過度に重視し値動きの大きいクソ株を回転売買している場合と成長株に一点集中している場合の2パターンがありますがどっちもどんぐりの背比べです。テクニカル的な売買や超成長株の発掘こそが全てだと思っている人が多いですが、その中で勝ち続けられる人は1%もいませので大抵の場合は金も時間を失うのが関の山です。次によく見られるのが、長期の値動きを重視しすぎて本来戦術レベルである筈のアセットアロケーションを戦略レベルに押し上げているタイプ。割高なアセットクラスをわざわざ分散のために多めに購入するなんて本末転倒です。彼等は平均株価の長期リターンなどの単語が好きですが、それは単に最も経済が成長した先進国のたかだか100年にも満たない都合の良いデータを鵜呑みにしているだけにしか見えません。平均株価のリターンが7%だったからこれからもそれが続くなんて、先進国のここ10~20年のGDP成長率を見ていると私にはとてもそうは思えません。最近は何でもかんでも株価が下がるような雰囲気が蔓延しているために近視眼的な意見が目立ちますが、よーく見てると例えこれから株価が30年間低迷し続けたとしても配当で十分回収できる株価水準なので、今こそバリュー投資を見直すべきで株価なんて気にする必要なんて全然無いんだと思って今日の日記を書きました。
2009.02.10
コメント(12)
本日は、あと3時間で第8回『Rise of Nations』大会です!ひろさんのブログでも告示がありましたが、こちらでも宣伝しておきます。どしどしご参加下さい。新規参加の方もハンデありで対戦できますので、遠慮なくいらして下さい。チャットでの投資談義だけでもこのゲームを買う価値ありますから(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 2月6日(金)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.02.06
コメント(2)
関西一の女相場師失踪のニュースを見て笑いました。こういう毎月の高配当・元本保障を謳い文句に怪しげな投資を奨める詐欺師やそれに乗ってしまう阿呆な人はいつの時代でもいるものなんですが、このケースはちょっといつもとは違うような気がします。20年前から他人の資産運用をまかされて7~8年前から本格化したのに月2~3%の配当も出していたという事は、これは詐欺とは言えないような。多分、この人は真面目にやってきて投機の腕前もそれなりだったんじゃないですかねぇ。単なるねずみ講ではこんなに長く続かないと思いますよ。20年前どころか、4年前からお金を預けた人でも余裕で元本回収出来ていますし、得をしている人も結構いるのでは!?毎月2~3%の配当を出すってのは投資を実際にやっている人間からするとかなり高いハードルで、複利で30~40%の運用をする方がよっぽど楽です。(それでもとんでもない数字ですが・・)毎月一定のマイナスキャッシュフローがあるというのは投資に於いては不利になりますからね。ここからは憶測の域をでない話ですが、これだけの配当を7~8年続けてリーマンショックで破綻したという事は、プットオプションの売りで逆噴射を食らったんじゃないですかね。オプションって商品は基本的に売り方が圧倒的に有利で大抵の場合で行使期間が過ぎると利益が自動的に確定するという定期的な配当を出すにはもって来いの商品です。オプションの売りは、ギャンブルとしては珍しいプラスサムの商品ですからね。しかし、損失は青天井なために一度でも大きく負けると全てを失う危険な取引であり、今回はジョーカーを引いてしまったのでしょう。まあ所詮はギャンブルです。こんなもので本格的な配当を7~8年も続けていたという健闘ぶりに拍手を送ります。今回は投資顧問業の免許が無い為に出資法違反という犯罪に抵触しそうですが、その運用の中身は大手証券会社などのハイリスク・ハイリターン商品とか、毎月配当型のグローバル・ソブリンみたいな商品よりもずっと質の良いものだったのではないでしょうか。あっちの方がよっぽど合法的に悪い事してますって。
2009.02.02
コメント(3)
先日、とある株主総会に一人の投資仲間と共に参加してきました。1)その会社は株主に対して明らかに不利になるような ふざけた政策をとったので 株主の意見として『NO』突きつけるため2)その後、こちらが行う法律的手続きを円滑にするため以上の2点の為にわざわざスケジュールを調整して株主総会で文句を言ってきました。行ってみてまず驚いたのが参加している人間は殆どがスーツ姿でサラリーマン風であった事です。スーツではないのは私と友人意外には見られませんでした。そこで嫌な予感がしました。私の感覚では投資家という人種はこういう場所ではスーツ姿にならないものですから、この人達は会社の持ち株会から駆り出された社員なんじゃないかと。名目上は株主ではあるものの実質は会社の言いなりで資本家的な思考を全く持っていないのではないかと。そうした疑問を抱きつつも株主総会が始まり、問題の議案が社長より言い渡されました。そして質問の時間となり、一人目の質問は元役員っぽい方より・デューディリジェンスの算定が納得できない・役員選出が株主総会から完全に認められた訳ではない・役員の顔ぶれでは事業部門で弱い部分が生じるなどなど詳細な質問が多数出ました。それらの質問は理路整然とした質問で明らかに会社サイドに問題があるにもかかわらず『法律的には問題ない筈だ』『上場会社である以上、株価を無視出来ない』と、社長はのらりくらりとかわしていくのみでした。そして二人目は私が質問です。私は一人目の人と内容が少しかぶったのですが、デューディリジェンスの算定を会計データより抽出して『どうやってもその結果にはならない、 小学生でもその計算結果はおかしいと分かる』『この様な株主価値を毀損する経営陣に対しては 法的手段で経営責任を大いに問いたい』などと頑張って責めてみました。しかし、社長はまたしてものらりくらりと株価を無視出来ないとの一点張りです。最後の3人目の質問が友人でした。・役員が株式を保有していない為にいい加減な資本政策になる事・その様な意思決定がなされた 役員会議の議事録を提出しないのは何故か・役員が株主総会の途中で寝ている事・デューディリジェンスの依頼先がそもそも適切でない事などなどを責め立てました。しかし、社長はまたしても・役員の保有株数を教える義務はない・様々な過失についても法的に問題ないなどなどのらりくらりです。こうして長い質疑応答が行われ終わった所で採決に移ったのですが、『この議案について賛成の方は挙手を願います』と言われたと同時に会場はほぼ全員の手が上がったのです!!!それと共に会場は拍手喝采です!!!はぁ~~~~???お前等、今までの話の流れを聞いてんのか!??やっぱりこいつ等社員だ・・・出来レースってのはこういう事を言うのかwwwこうして、明らかに経営陣に過失があったのが晒された株主総会だったのですが、数の論理で不当なジャッジが行われるという完全アウェーの気分を味わう事になりました。中国とかに行って優勝して来るサッカー日本代表とかって凄いのね。
2009.01.29
コメント(9)
会社四季報 2009年 01月号 [雑誌]を通読していたのですが、その記事を書き忘れていたので今日書きます。その感想ですが、前回の四季報で十分メチャクチャだと思ったのが甘かったですね(^^;今回はさらに輪をかけて株価下落しております。まあ昨年10月に歴史的な暴落があったので当然ですが・・この水準は2003年に日経平均が8000円割れし、日本が金融危機でメルトダウンすると言われていた当時の株価水準よりも明らかに安いです!!!PBR0.2倍台の株がゴロゴロしているし、PER2倍台なんてのもあります。時価総額がネットキャッシュ以下になるのも当たり前になってきましたし、中にはその半分以下になっている銘柄もチラホラ見られます。ここまで来ると、もう訳が分かりません!!!今回も割安銘柄に付箋をつけていたのですが、殆ど全ての銘柄が割安に該当しているために割安基準を引き上げて選別しました。その結果、前回の四季報で676銘柄だったのに対して今回は629銘柄に付箋がついています!とにかく激安です!!前回より基準を厳しくしたにも関わらず銘柄数が殆ど同じだった理由は、大型株が大暴落したこと、小型株はそこまで動かなかったこと、この2つが理由にあげられます。こんな意味不明な株価が付いているのでバリュー投資冥利につきるというものですね。
2009.01.25
コメント(4)
はじめて読むドラッカーシリーズ4冊をフォトリーしましたので、メモとしてマインドマップを日記にアップします。まずは一冊目。チェンジ・リーダーの条件をまとめたマインドマップは以下の通りです。2冊目。イノベーターの条件をまとめたマインドマップは以下の通りです。3冊目。プロフェッショナルの条件をまとめたマインドマップは以下の通りです。4冊目。テクノロジストの条件をまとめたマインドマップは以下の通りです。これら4冊を読んだ感想ですが、これからの時代はより専門家された知識が資源として認識されるようになるのですが、専門的知識は得てして非生産的な方向に向かい勝ちなためそれらを統合するマネジメントが重要であるとの事です。マネジメントとは技術的なもので後天的な努力によって培われるものであり現状では特に専門家の間で軽視され勝ちであるが、積極的にそれを習得する必要があります。非営利組織のマネジメントが最も上手く行っている事を例に取って組織の第一目標はお金を稼ぐ事ではない等々を理論的に説明しているあたりは、組織を率いる立場の者だけでなく末端の一個人のレベルでも重要で、マネジメントを意識する事によって個々が質の違った仕事を行うことが可能になります。4冊もあるとボリュームは大きいですが、内容的には一貫したものがあってフォトリーには適してる本でしたね。
2009.01.18
コメント(4)
明日は第8回『Rise of Nations』大会です!ひろさんのブログでも告示がありましたが、こちらでも宣伝しておきます。どしどしご参加下さい。最近はゲームやり過ぎで時間を消耗している事に気付いてなるべくやらないようにしています。読書や仕事をしている方がどう考えても有意義なので一時はRoN引退も考えましたwwですので、ゲームの腕はこれ以上上達する事はかなり難しいでしょうがまったり遊ぶくらいがちょうど良いかと。Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 1月17日(土)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2009.01.16
コメント(0)
失敗の本質を読みました。名作との誉れ高い一冊として聞いていたためにいつか読んでみたいと思っていましたので今回、読んでみました。内容をまとめたマインドマップは以下の通りです。その内容は、・ノモンハン事件・ミッドウェー海戦・ガダルカナル作戦・インパール作戦・レイテ海戦・沖縄戦これらの6つの日本軍が画策した本土との距離が離れた統合的近代戦に於ける大規模作戦を事例に取り、日本軍を官僚組織として捕らえ、組織の戦略上・組織上の問題点を抽出しそれらを分析枠組みに落とし込んだ後に、何故環境変化に適切に対応する事が出来なかったのかその失敗の原因を突き止めるという研究がここに簡潔にまとめられてありました。軍事的回顧としては勿論、現代の組織マネジメント理論の本としても一流の本であったと思います。その感想ですが、はっきり言って凄過ぎる!!!私は大東亜戦争について一般常識程度の薄い知識しか無かったのですが、読んでみて、私の祖父の世代の日本人が如何に悲惨な戦いをして来たのかがヒシヒシと伝わってきます。ガダルカナル作戦がここまで悲惨だったとか、インパール作戦がここまで愚かな作戦であったとか、レイテ海戦が世界史上最大の海戦であったとの事実など、私は知らなかったので日本人として恥ずかしい気持ちになりました。組織の末端の人間が優秀であったにもかかわらず司令部が硬直化した組織であったために、何回も同じ失敗を繰り返したとは憤りを覚えます。現場を全く知らず補給を軽視し陸軍首脳と海軍首脳が統合されていなような大本営の的外れな指示に犬死を強要されるにも似た作戦に従事するハメになった日本人が多数存在していたという事実を読むと、本来ならば個別事例を詳しくマインドマップに書くのは適切ではないながらも、ここを省略するのは祖先に申し訳無いという気持ちでいっぱいになって事細かなマインドマップになってしまいました。当時、確かに国力の差はアメリカと歴然たる差はあったもののミッドウェー海戦までは日本の海軍力が圧倒的だったのですから、もう少し善戦出来たのではないかと残念でならない気持ちになりますね。この本は日本人ならば、中でも特に、団塊ジュニア世代以降は戦争の記憶は薄いですから是非とも読んで欲しい一冊ですね。
2009.01.11
コメント(9)
一日遅れとなりましたが、毎年恒例の1月3日の日経新聞の記事からです。1月3日の日経新聞は経営者・有識者達に景気や株価の見通しを聞いていますから必見です。ここで株価上昇するとの意見が多い企業の株はかなりの確率で下がるんです!だからここで推奨されている銘柄・業種は基本的に避けた方が無難です。っていうか、はっきり言ってここの推奨銘柄を空売りするだけで結構儲かります(^^;参考の為、下に有識者たちが選ぶ有望銘柄ランキング・業種を記しておきます。《2009年度有望銘柄ランキング》 1位:信越化学工業 (23→20点) 2位:東京電力 (欄外→21点) 3位:任天堂 (欄外→18点) 4位:ファーストリテイリング (欄外→17点) 5位:アサヒビール (欄外→11点) 5位:武田薬品工業 (欄外→11点) 5位:東日本旅客鉄道 (欄外→11点) 8位:パナソニック (欄外→10点) 8位:三菱商事 (27→10点) 10位:資生堂 (欄外→9点) 10位:コマツ (43→9点)これを見ただけで、信越化学なんかは絶対に買いたくないですね。あと、昨年6年連続1位から2位に転落したトヨタ自動車はついにランク外になりました。キャノン、京セラ、村田製作所などの常連組もランク外に外れましたね。《2009年度有望業種ランキング》 1位:エネルギー 2位:商社 3位:食品 4位:IT 4位:小売 4位:医薬品 7位:環境 8位:鉄道・運輸 8位:機械 8位:化学あれだけ資源価格が暴落したにもかかわらずエネルギー、商社が1位・2位とは驚きですね。まだまだ資源価格下落のトンネルの出口は遠いということでしょうか。これだけを見ても、まだまだ商社や資源現物をポートフォリオに入れてはいけない気がします(恐)まあここに上位にランクされているからといって必ず株価が下がるとは限りませんが、少なくとも多数派に属している事の証左にはなりますから参考程度に覚えておいて損はなさそうです。しかし、電力、鉄道、医薬品、食品なんかが上位に揃ってランクインするとは、有識者達は景気がかなり悪いと認識しているようですね。こんな記事を見てしまうと、逆に景気の底打ちは意外に早いのではないかと勘ぐってしまいます。また、日経平均株価の予想値も超弱気の7000~12000円の範囲が一般的でしたから、株価もかなり強いのではないかと思えてきますね(^^;
2009.01.04
コメント(10)
新年、明けましておめでとうございます。『一年の計は元旦にあり』と言いますので今年の目標発表したい所なのですが、その前に昨年の目標とその実際とを振り返ってみます。昨年の元旦の日記を見ると昨年の目標1)年間50冊以上の本を読む52冊読みましたので、これは達成しました。フォトリーを練習しておきながらも52冊ってのは少なすぎですが、まあ一応・・昨年の目標2)株式投資利回り20%以上こんなの私の力では無理でした。全然届きませんが、まあしょうがない。自分の努力だけで何とかなる読書の目標だけは辛うじてクリアしました。しかし、フォトリー修行者としてこの読書数は寂しすぎます。ダメダメですねぇ。そして昨年の反省が終わったところで、今年の目標を発表します。目標1)一年間で100冊以上の本を読む目標2)株式投資利回り20%以上目標1)はフォトリーしてれば余裕の筈なんですが、 RoNに嵌っている現状では不安です(^^;目標2)は良く分かりません。 でも、経済評論家の見通しが100%ベアなので 意外と期待出来るかもwww 不景気の株高を引き起こす 金融相場の到来を心待ちにしております。あと株価がこの状態ならば不動産投資の意味はありませんから、今年も不動産購入の目標は今年は無しってことで。それでは、本年も宜しくお願い致します。
2009.01.01
コメント(4)
早いもので今年ももう終わりですね。去年の終わりには『これだけ暴落したんだから そろそろ反転してくれないとやってられない』と書きましたが、ベンチマークを見てみますと東証一部平均株価が-42%、東証二部平均株価が-39.1%、ジャスダック平均が-36.7%、ヘラクレス総合が-56.1%、マザーズ指数が-57%この様な壊滅的状況になりました。予想なんて当たらないですねぇ。そのやってられない方の目が出ました(苦笑)株式市場のほうも今日が大納会で今年の成績が確定致しました。そこで、年末恒例の投資パフォーマンスの総決算を発表致します。先ずは投資先の資金配分からですが、《年初》日本株:76.5% 中国株:23.5%(ただしCP70%以上)それ以外の海外株:0%ここからスタートし、《現在》日本株:77.1% 中国株:22.9%(ただしCP80%以上)それ以外の海外株:0%へと移行しました。日本株はもういくら異常と言っても言い過ぎではないくらいに割安ですし、日本円はまだまだ割安だと思いますから、日本株にウェートをかける方針を崩すつもりはありません。しかし、今年はアセットアロケーションを組んだ人は相当痛い目に逢ったのではないでしょうか。わざわざ割安な通貨である日本円を売って割高な外国通貨を買い、ヘッジファンドバブルになっている大型株へと向かって行った訳ですから、これ以上ないくらいの悪いタイミングでダブルパンチを喰らいましたね。アセットアロケーションの理論自体はそれ程可笑しいものだと思いませんが、それもタイミング次第だという事でしょう。昨年末に『PER5倍以下や清算価値を大幅に割った 超割安の日本株を売って PBRが高くてPER15倍付近の海外株やらETFを 買って安定させるってのは どうも本末顛倒な気がする』と書きましたが、やっぱりその通りになってしまいましたね。ちょっと脱線しましたが、個別の成績を発表します。日本株トータル:-13.2%(配当込み)日本小型株メインの運用が幸いしました。ベンチマークを+30%上回る成績でしたので、マイナスと言えどもかなり健闘した方だと思います。何だかんだ言っても本当に割安な株はそれ程下げませんでした。それにある程度ウェートをかけた投機で3度ほど大き目のプラスを稼ぎ出したのが効いています。中国株トータル:-17.1%殆どキャッシュポジションのままでかつ殆ど何も動かしていのですが、為替が大きく円高にシフトしたためにこの数字になりました。香港ドルベースでは±0付近です。これらを総合しまして、トータル年間パフォーマンス:-14.1%今年はとうとうマイナスパフォーマンスとなってしまいましたが、世界全体のファンドの成績が-40~50%が当たり前という状況を見ているとそれも致し方なしと言った所でしょうか。我ながら結構頑張りました。投資の目標であるプラス20%には3年連続で到達出来ませんでしたね・・・ですが、3年トータルで見たら資産50~80%オフくらいが当たり前の状況の中でほぼ損益ゼロで抑える事が出来ましたので、上手く防御戦を凌ぐ事が出来たと自負しております。今はもうこれ以上考えられないくらいに割安株を保有する事が出来ていますので何の不安も感じておりません。5年平均で見ると+20%くらいは達成しているものだと勝手に妄想しております。自分としては次の反転相場が待ち遠しいです(^^;
2008.12.30
コメント(6)
先日、紙一重の差でストップ高・買い気配を喰らって買い増し出来なかったフタバ産業(7241)ですが、水曜日に270円台で一応買い増ししておりました。190円ならば全力買いしたかったのですが、そこから80円も高くなってしまってはそんな気も起きず、普通の買い方での買い増しです。最終的には平均買い単価が233円になりました。今回の私が勝手に描いていたシナリオは(ただのコバンザメ投機ですが・・・)『上場廃止の懸念で狼狽している所で安く買い その懸念が完全に無くなった所で売る』というものだったのですが、昨日、監理銘柄指定解除のIRが出て本日ストップ高した為に、その少し下の360円にて自ら描いたシナリオ通りに全株売却しました。大チャンスを逃したものの、それでもそこそこの利益にはなりましたのでこれで満足しておきます。良いクリスマスプレゼントとなりました。この銘柄を教えてくれた投資家の友人にはまた旨いものでも奢ってあげます。
2008.12.26
コメント(3)
明日は第7回『Rise of Nations』大会です!ひろさんのブログでも告示がありましたが、こちらでも宣伝しておきます。どしどしご参加下さい。それにしても、このゲームを始めて3ヶ月以上が経ちますが、飽きが来るどころか益々対戦が白熱してきております!!!対戦ロビーに行くとこのゲームを発売直後からやり続けて5年の人がゴロゴロいますが、なんかそれも分かる気がしてきました(^^;Microsoft Rise of Nations ~民族の興亡~ ゴールド エディション《日時》 12月26日(金)22:00より《アクセス方法》 ゲームを起動した後、 ”マルチプレイヤーゲーム”を選択し、 『GameSpy インターネットマッチング』 をクリック。 そこからロビーに入って頂ければ、 私が「VALUE-tachanfund」 というホスト名でホストをしていますので そちらにログインして下さい。 パスワードを〔value〕と入れていただくと対戦出来ます。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2008.12.25
コメント(0)
知り合いの投資家が買ったとのブログ記事を読んで、私もコバンザメ投資法でちょっとフタバ産業(7241)を買っておりました。ここは粉飾決算にまつわる上場廃止疑惑によって下の様なナイスなチャートを形成してくれておりまして、粉飾修正前PBR=0.07修正前前期PER=1.2と実に香ばしい匂いがしてきますね。そして先週末、このIRが出て決算日が25日に決定した事により上場廃止の可能性はほぼゼロになって本日は朝の寄り付きからストップ高するものとばかり思っておりました。今日は株価を見ずに午前中を過ごし、昼食時に気になっていたフタバ産業の株価を見てみると何と190円(前日比+10円)との値段が付いており、ストップ高になっていないではありませんか!!!それを見た私は狂喜乱舞し、後場の寄り付きで持ち株を換金売りしてフタバ産業全力買いをする準備を整え午後の仕事に戻りました。そして午後の仕事がひと段落し出来た現金でフタバ産業に注文を入れようとすると、230円(前日比+50円)ストップ高 買い気配となっているではありませんか!!! ∩___∩ | # ヽ / ● ● | ・・・・ | ( _●_) ミ 彡、 |∪| ノ / ̄ ̄ ̄ ̄/ / ___ヽノ /__ / ./ (_____)/__) /____/ | /lニニニニニlニニニニニl へ / \ / ゝ ../ . / | \ / / \/ / ∴. | / ゚∵∵ |/ ∩___∩ | # ヽ/⌒) /⌒) ● ● | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / \ ヽノ / / 嗚呼、午後の仕事の為に費やしたたったの1時間で買い増しのタイミングを失ってしまうなんて何と間が悪い事か。これだけのチャンスを打診買いだけで終わらせるなんて・・・これで今年のパフォーマンスは-20%付近が確定です。私は信用取引を行わない主義ですが、合併に伴うアービトラージ専用に口座開設はしています。こういった100%勝てる勝負の時に限ってはその封印を解いて10~20%の範囲でレバレッジを掛けるべきだと反省しております。この鬱憤は『Rise of Nations』で晴らす事にします(^^;今夜も22時より大会やりますので参加したい方はどうぞ。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓【15時までのご注文完了で当日出荷可能!】【送料区分A】【在庫あり】MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2008.12.22
コメント(0)
今は文句なしに史上最高に割安銘柄が目白押しな株式市場となっておりますが、こんなものを『景気が悪くなって業績が悪くなるのを織り込んでいる』という言葉で説明するのはナンセンスではないでしょうか。そりゃあ景気は激烈に悪くて雇用問題なんかが連日テレビでバンバン報道されていますが、不況下で業績を伸ばす企業も沢山あるわけですし、保有現金の半分以下の時価総額になっている株式がゴロゴロしている市場の低迷ぶりの説明は出来ないでしょう。そこで、このチャートを見るとその真の原因が分かるのではないでしょうか。最近マスコミを賑わせているヘッジファンドとは文字通りヘッジを組んでいるファンドのことであり、彼等は日経平均先物などのデリバティブ商品を両建てして裁定取引するのが一般的でしょう。彼等の取引の足跡が裁定残となって残されると考えられますが、ピーク時の2007年2月には6兆円あったものが現在では5千億円ほどにまで減少しています。特に10~11月の減少ぶりは凄まじく、株価暴落の原因がヘッジファンドの換金売りであった事は一目瞭然です。2007年2月まではヘッジファンドの親玉である投資銀行の社員やファンドのマネージャーに億万長者が続出し、彼らは都心の超高級マンションに住んで飛行機はファーストクラスで移動したというその光景は日本のバブル期そのものでした。しかしアメリカもバブルの崩壊は例外なくやって来た。日本株が下げているのは、日本人の買いよりも外国人の売りが上回っている、ただそれだけですよ。こんな時は長期投資を標榜して損はないでしょう。そもそも株なんてのは不景気の時に買うものですから。
2008.12.15
コメント(8)
久しぶりのブログ記事更新になります。実は、つい最近引越しをしまして、電話・ネット接続工事が終わるまでネット環境の無い生活をしていたもので株価もブログも何もみていませんでした。株価を全く見ない生活ってのも中々良いものですね(^^;さて、ブログ復活最初の記事は読書ネタです。金融のしくみは全部ロスチャイルドが作ったを読みました。この本はちょっと面白いと思ったのでフォトリーをせずに3~4時間かけてゆっくり読みました。その為にマインドマップも書いていません。1743年、ユダヤの一家に初代ロスチャイルドであるマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが生まれ、彼が30歳のときに全世界のマンパワーと資源を独占的に支配する為の計画を立てました。それより25項目よりなる『世界革命行動計画』と呼ばれるアジェンダがスタートしたとのことで、以後、ロスチャイルド一族は巧みに権力に取り入り情報を独占する事によって巨額の富を形成し、自らは決して表舞台に立つ事はなく裏より全世界を支配しようとしているといった内容です。歴史を振り返ってみると殆どの戦争や虐殺などはロスチャイルド一族の支配力を強める為に画策されたもので、現在に至っては金融の中心であるFRBは完全にロスチャイルドのものとなり、世界的に影響力の強い銀行・企業を実質支配し、アメリカの政治はユダヤものとなり、国際共産主義者も実はユダヤ人ですし、マスコミは完全にユダヤ資本に牛耳られ、石油・鉱物資源の利権もユダヤ資本が独占し、農作物の種子もロスチャイルドが独占しているそうです。今の世界経済はグローバリゼーションの真っ只中にありますがそれは世界中央政府というユダヤ人の理想に近づく事でユダヤ資本に与することであり、一般人が彼等の奴隷となるプロセスであるとの事でした。著者は環境問題に興味を持って調べているうちに資本主義システムこそが環境破壊の根源であると考え、その元凶は何であるのかをつきとめようとして巨大なユダヤ資本とその深慮遠謀に気付いたそうです。この本を読んで感じた事ですが、本当にロスチャイルド一族を初めとしたユダヤ人がここま有能で野心に満ちているのか疑問に思えました。仮に初代ロスチャイルドがそうだったとしてもその子孫全員が同等に完璧なほど優秀で、選民的・全体主義的な思想を抱いているのか甚だ疑問です。勿論、ユダヤ人資本が世界の中心にあって1ドル札の裏にはユダヤのマークが印刷されているのは本当ですし、政治・経済・マスコミを牛耳っているのは本当だと認めますし近代史はユダヤ人が作ってきたという事は認めますが、全ての戦争を操ったりする事が本当に出来るものでしょうか。1700年代に現在のネット社会が展開されているなどと誰も予想できなかったでしょうし、戦争がどのような結果に終わるかなんて誰にも分かりません。ユダヤ人資本家全員が他民族を殺す事を何とも思っていないというのも変な話ですし。また、筆者は利子そのものを否定したり地域通貨の推進を説いていますが、過去に日本でも藩札が何度も徳政令が行われていたりしますので私はそれに反対です。(まあ私は株式投資オタクですので資本家寄りの 意見になっているだけかも知れませんが・・)環境問題に対する記述を見ても有害物質の中にダイオキシンが含まれていたり、温暖化の原因は二酸化炭素ではなく太陽の黒点数によるものだと言い切ったり、新エネルギーとしてメタンハイドレートに期待していたり、などなど、ちょっと認識が私とは違う、この人は理系の勉強が苦手なのかなと思いました。総括すると、ユダヤ人の歴史についても本当に良く調べてありましたし、色々と疑問点は残るものの、資本主義の本質はかなり突いている中々面白い本でした。やっぱり貨幣経済が始まって以来、お金の本質は利子なんですね。
2008.12.13
コメント(11)
ダイヤモンド・オンラインより引用---------------------------------------「ドバイがエミレーツ航空をアブダビに譲渡する」――。アラブ首長国連邦(UAE)の新聞では連日、こんな仰天情報が飛び交っている。後日、ドバイ政府が否定コメントを出したが、未曾有のバブル崩壊で窮地に陥っているのは間違いない。世界最高の800mビル「ブルジュ・ドバイ」が完成する前に、さらに海辺に1000mのビルを計画するなど、「世界一」をキーワードに驚くような開発を進めてきたドバイ政府。大規模ホテル、テーマパーク、コンドミニアムなど、政府系デベロッパーが旗を振り、「世界中の建設クレーンの3割がドバイに集まっている」と言われるほどの開発をしてきた。こうした開発にお金を出してきたのは、欧米の有力銀行や投資ファンド。サブプライム問題と原油価格急落の影響で一斉に投資資金を引き上げ、あっけなくバブルが崩壊した。ドバイ開発資金の貸し手上位には、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドやシティバンクといった欧米系金融機関の名前が並ぶ。これらの銀行には公的資金による資本注入が実施されており、これからも融資を継続するとは考えにくい。しかも「ドバイへの融資契約は、3年くらいの比較的短いタームで返済期限がくるものが多い」(金融関係者)という。11月下旬のドバイ政府の発表によれば、ドバイ政府と政府の傘下企業が抱える負債は合計およそ7.4兆円。普通に考えれば、借り換えがうまくいくことはまずありえない。そこで注目されるのが、お隣のアブダビだ。豊富な石油資源を持つアブダビは、UAE予算の約8割を負担している。7つの首長国が集まってできているUAE連邦政府は必ずしも一枚岩ではないが、ドバイはすでにUAEのGDPの3割を稼いでおり、アブダビもそう簡単に見捨てるわけにはいかないというわけだ。しかし、世界同時金融危機は原油をはじめとする資源価格急落に波及している。アブダビの支援余力も決して十分とはいえず、ドバイの開発バブルは文字通り「砂上の楼閣」で終わる可能性が小さくはない。-------------------------------------------やっぱりと言いますか何と言うか、砂漠の真ん中に世界一のビル街を建てるなんて狂気の沙汰だったのですね。土地の値段に比べてエネルギー効率が悪すぎますし、何よりも不自然極まりないでしょう。それに金を出す銀行筋もどうかしてたとしか思えません。単なる金融・原油バブルに踊った愚かな行為だったという事ですか。日本もアメリカもヨーロッパもUAEも、バブルに踊るという人間の性は共通していますね。しかし、『世界一高いビルを建てると豪語している国や地域は バブルの真っ盛りにあってそれは脆くも崩壊する』というジンクスはまたしても当て嵌まったようですね。文字通り、砂の上に建てた幻の城となりそうです。残るのは借金だけですな。
2008.12.05
コメント(4)
全770件 (770件中 151-200件目)