パクス・ジャポニカ Vol.2

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2009/10/07
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カテゴリ: 乗り物
お台場にある船の科学館、船が好きな人もそうでない人も一度訪れてみるといいかも知れません。
船の科学館全景.JPG
建物自体が船の形をしています。


船のメカニズムや歴史もさることながら、海運についてのことはここに行けば非常に参考になると思います。
普段は目にすることがないことも様々見ることができました。
船の科学館三菱ディーゼルエンジン2.JPG
大型船の初期ディーゼルエンジン

以前元日本郵船の機関長とお話をしたことがあるのですが、「シリンダーの中に入ることができる」と聞いて、にわかに信じることができませんでした。
こうして実物を見ると、全く納得です。


さらに普段目にすることがないと言えば
船の科学館潜水艦発令所.JPG
潜水艦の発令所です
映画でしか目にしたことがありません。


実物もさることながら、船の科学館で感服するのは精巧な模型の数々です。
しかも今となっては目にすることができない、「あの船」が模型で甦っていました。
船の科学館サンタマリア.JPG
コロンブスの「サンタマリア」

船の科学館ヴィクトリー.JPG
1805年のトラファルガー海戦でイギリス海軍が勝利した時、ネルソン提督が乗っていた「ヴィクトリー」

そして「東洋のネルソン」と言えば
船の科学館三笠2.JPG
東郷平八郎元帥が、日露戦争の連合艦隊旗艦として乗っていた「三笠」
今は記念艦が横須賀に係留されています。(→ こちら )


財政不足で実際には建造されなかった、あの「浪速丸」も模型で復元されていました。
船の科学館浪速丸.JPG

船の科学館陸奥.JPG
謎の爆沈を遂げた戦艦「陸奥」

船の科学館咸臨丸.JPG
勝海舟の「咸臨丸」


「よくもここまで」と思うほど精巧で、その数もとても写真で撮り切れるものではありませんでした。

もはや見ることができない貴重な船の模型が数々ありましたが、これもそんな船の1つになってしまいました。
船の科学館さんふらわあ.JPG
初期の「さんふらわあ」

あの白い船体と舷側の太陽のマークは、遠くからでもそれとわかるものでした。
船の科学館さんふらわあ3.JPG
今はすでに引退していますが、カーフェリーと言えばやはりこの船体、「クイーン」の称号はこの船にあげたいと思うほどえです。


そして模型でしか知らないと言えば
船の科学館飛鳥.JPG
飛鳥です。。。


船の科学館はテーマ毎に展示が分かれているのですが、とても興味深いのは「和船のコーナー」でした。
(一番地味でしたが・・・)

ここでも精巧な模型で復元されていました。
船の科学館安宅船.JPG
戦国時代の主力戦艦「安宅(あたけ)船」
この船には「武田菱」の家紋が入っていますが、文禄・慶長の役で加藤清正たちが日本海を渡ったのもこの船でした。

江戸時代になると
船の科学館菱垣廻船.JPG
江戸と上方の貨物船「菱垣廻船」

船の科学館高瀬船.JPG
利根川水系の海運を担った「高瀬舟」

船の科学館朱印船.JPG
朝鮮との交易で日本海を往復した「朱印船」


盛りだくさんの展示品や模型を見た後は、お腹も空いてきたので4階にあるレストラン「海王」に行きました。
船の科学館海王.JPG
東京港に入手出港する船と羽田の34Rから離陸する飛行機を眺めながらですが、ランチバイキングで1人1,800円はちと高い・・・
せめて「郵船カレー」を一般人でも食べられるのなら話は別ですが・・・


海王の上には、ブリッジが復元されています。
船の科学館ブリッジ.JPG
東京湾の海図が置いてあり、レーダースコープには現在の船影が映っていました。
目の前の貨物船が刻々とレーダースコープ上を動いていくので、とても興味深かったです。


船の科学館の隣に係留されている 南極観測船「宗谷」 青函連絡船「羊蹄丸」 もそうですが、元クルー(乗組員)の人が解説してくれるので、これほど生きた面白い博物館はないと思います。

関連の記事
南極観測船「宗谷」→ こちら
青函連絡船「羊蹄丸」→ こちら





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最終更新日  2017/08/27 07:25:18 AM
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