日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2023.01.30
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カテゴリ: 国際情勢について
日経新聞より

【この記事のポイント】
・ロシアのウクライナ侵攻後に日米欧の防衛費は2ケタの大幅増
・中国が力を増しているが、米国は東アジアに割ける力が制限されている
・均衡を保つ役割を期待される日本は2027年度にGDP比2%をめざす
世界各国が防衛費を相次ぎ増額する。ロシアのウクライナ侵攻による自国の安全保障への不安が欧州だけでなく東アジアなどにも波及し、予算増に拍車がかかる。中国の脅威も大きい。国内総生産(GDP)比が2%水準に満たなかった日本やドイツは年間で2割前後の大幅増額に踏み切り、戦後の安保体制の転換点にさしかかっている。

主要国が2022年のウクライナ侵攻後に編成した予算で防衛費をどの程度積み増したかを調べた。北大西洋条約機構(NATO)中核の米英仏独、東アジアの日中韓台の8カ国・地域はすべて防衛費を増額した。



米国は23会計年度(22年10月〜23年9月)の国防予算を前年度比10%増の8580億ドル(約110兆円)とした。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)のデータによると米国の国防費は11年をピークに減少し、16年以降再び増加に転じた。中国との戦略的競争が始まった時期と重なる。

それでも前年比の増加率は1〜8%と1桁にとどまっており、23会計年度の増加率は突出する。東アジアと欧州の2正面対応を強いられ、安保コストが高まっている状況を表す。

欧州勢も国防予算の増額に取り組む。なかでもドイツは1%台だったGDP比を2%まで増やす計画を掲げ、23年の国防費は基金からの支出も含めると17%の大幅増額となる。フランスも過去最高の規模を計上する。



欧州勢の多くは金融危機を受けた財政再建で10年代前半に国防費の増額を抑えた。英仏独合計の16年の国防費はドルベースでみると08年比で2割減った。冷戦終結後の欧州では国防への支出の優先度は下がりがちだったが、ロシアとの緊張で再び増額に拍車がかかる。

冷戦後に一貫して緊張が高まり続けているのが東アジアだ。中国は22年予算の国防費を7%増やした。経済成長に比例する形で国防費を増やし続け、20年間で10倍になった。金額は米国に次ぐ世界2位だ。

東アジアはこれまで米国の圧倒的な軍事力で衝突を抑止してきた。中国の国防費が米国の2〜3割の水準まで迫り、軍事バランスが崩れた。中国の軍事侵攻の脅威にさらされる台湾も23年に国防費を14%増やすが、中国の10分の1にすぎない。

米国が2正面対応で東アジアに割ける力が制限されるなか、米国は東アジアの均衡を保つ役割を日本に期待する。戦後、敗戦国の日本は防衛費の増額を自制し、GDP比1%程度に抑えてきた。2%以上を充てる米欧からみれば、日本は防衛費をまだ増やす余地があると映る。

日本は22年末に策定した防衛力整備計画で23〜27年度の防衛費を43兆円にすると決めた。19〜23年度の計画と比べると6割増となり、最終年度にはGDP比2%をめざす。

国防費の増額は防衛技術の高度化がもたらしている面もある。戦闘機は敵のレーダーに探知しにくくするステルス機能付きが一般的になり、価格は上昇傾向だ。変則軌道のミサイルに対処するには偵察衛星を飛ばしたり高機能の迎撃弾を開発したりといった取り組みも必要になる。

多様化する攻撃手段にも対応しなければいけない。従来の艦艇や戦闘機に加えて無人機の利用も広がっている。サイバー攻撃のような兵器を要しない手法も台頭する。コストをかけた防御態勢には際限がなく、コストを抑えた防衛をどう構築するかという視点も重要になる。

--------------------------------私の意見---------------------------

これが世界の常識なのだ、もうとっくにGDP2%は超えているわけで、敵基地能力保有すら駄目という野党の面々、私は自殺願望があるのかなと思う。軍隊なら敵基地攻撃するのは当たり前だのクラッカーだ。恐らくこんな議論している国は日本だけだと思う。一国平和主義では世界から孤立するだけだ。

日本が普通の国になったら、ロシアのアジア戦略根本から変えないといけなくなる。コストがかかるわけだ、中国もしかりだ、日本が普通の国になるだけで中露にとっては相当なプレッシャーとなる。私はトマホークを北海道道東地区と尖閣諸島に配備せよと進言する。

備えあれば患いなしなのだ。世界の安全保障の概念をプーチンが変えてしまったわけで、ロシアがプーチンから国際協調のドップになりNATOに加盟すればいいだけだ、中国もだ。現状変更なんて野望をもたなければすむ話なのだ。かつてロシアはNATO入りを目指したことがあるのだから。

中露において軍縮してこそ、両国の国民生活が向上していくわけだ。人類は国際協調してこそ発展する。戦争から生じるのは、破壊と怨恨だけである。





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最終更新日  2023.01.30 19:00:08
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