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2008.09.22
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『のれんを懸けた決勝戦』

内容
一ツ橋流家元のあやめ(白川由美)がやってくる。
経営を後任に任せたのは良かったのだが、
それに伴い、茶会に出すお菓子を見直すことになったという。
そして、コンクールで優勝した店に任せられることに。
話と聞いた光子(風吹ジュン)は、梅吉に(國村隼)に伝えると
コンクールの類は出場しない『満月堂』ではあったが、
梅吉は事情を知り、出場を決断する。
その準決勝を竹蔵(尾美としのり)と奈津(貫地谷しほり)に任せると言い出す。
それは、2人を信じた梅吉の1つの決断でもあった。
が、、練習中、奈津は緊張のあまり体が動かなくなってしまう。
そこで梅吉は、奈津を連れ出し
『喜んでくれるお客さんの顔を思い浮かべ、いつもどおりに』と。。

そのころ、陽介(細田よしひこ)は、父・勘助(山田明郷)と大げんかしていた。
陽介が、菓子修行のために、パリ行きを考えていたからだった。


敬称略


まぁ、いろいろありましたが。
コンクールというのは、『店』に関してと言うことかな?
竹蔵も、奈津も、新人コンクールに出てたし。。。。


それはさておき

今回は、満月堂にとって大口の客がいなくなってしまうかも!!

というお話ですね。
そのため、コンクール優勝を目指して精進!!!


ま、そんなことです。


結局のトコロ。梅吉が勘助に言っていたように。

梅吉『先代が言っていたコトなんだけど
  職人が伸びる時ってのは
  階段を一段ずつ上がるみてえにじゃなく
  竹の節が大きくパンとはぜる時みてえに伸びるって言うんだ
  陽介もそういう時期にきてるんじゃねえかな
  うちの2人も、ちょうどその時期に来てるんだよ

そう言うお話ですね。

1つのことを乗り越えるという、お話。
それは、陽介も同じ。
これがまた、奈津に触発されているのが、面白い部分だろう。

陽介『なっちゃんみてるとさ
  自分で自分の前にでっかい壁、作りたくなったんだ
  それ乗り越えて
  見たこと無い景色見たくなった
  ワクワクしたいじゃん


そして、もっとも面白かったのは、
コンクールのあと、奈津が言っていた言葉

奈津『親方のあんなスゴイお菓子を目の前にしたら
  目の前に高い山が出来たみたいで。。。
竹蔵『一緒に登っていこうぜ

1つの壁を乗り越えたあと、そこにある大きな『山』=『梅吉』

目標でもあり、師匠でもあるんだから
良い感じの余韻ですね。


最後は、、

梅吉『これで終わりじゃねえぞ
  明日からまたはじまる
  毎日毎日、同じコトを重ねていく
  それが俺たち職人の仕事だ

と。かなりまとまったお話。


若干、淡々と進んでいる部分もありますが、
奈津の気持ちが揺れ動いたり、
陽介を重ねたり。。。

そして、最も重要な、奈津が成長したり!!

と、、上手く描かれていたと思います。

とはいえ、、
前半で、終わっちゃってますけどね(汗)
35分くらいか。


ま、、あとは、エピローグってことで!!



さて、ドラマ全般を見て。
今回からはじまったこのドラマですが。
一部、意味不明な小ネタがありましたが、、
特に、メインの話があるのに、意味不明なサブがあるという。
そう言うことの違和感を多少感じましたが、
全般としては、上手くまとまった印象です。
人情ものであり、職人もの。
そして、成長ですから、ハズレはほぼありえません。
俳優さんも良い感じでしたしね!!
今期、最も安定感があったかな。。。

面白かったと思います。
雰囲気からすれば、、、『次』の可能性は高そうですね。
だから、陽介が旅立ったんでしょう。



ということで、『ナショナル劇場』終了!!


ですね。
次回の水戸黄門から『パナソニック劇場』となります。


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Last updated  2008.09.22 20:57:13
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