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2011年10月13日
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カテゴリ: ドライブ&道の駅

この日(10/9)は秋の三連休の真っ最中で、山奥深い、クマさんが出そうなところにも警備会社の誘導員が出て交通整理をしていたし、須川温泉の手前からは渋滞で動かなくなってしまいました。
一方、秋田県側は急勾配はあれど快適な対面通行区間で、東成瀬村で前回までご紹介していた397号線を合流し、横手市に至ります。

さて、今日は「被災地」を見学できる場所を見つけたので、ご紹介します。
「被災地」といっても、東日本大震災の大きな被災地ではなく、今から3年前、2008年6月に発生した直下型地震「 岩手・宮城内陸地震 」のとき、NHK地震速報のヘリ中継で我々の目をクギ付けにした、あの場所です。

祭畤被災地_06
祭畤被災地_06 posted by (C)Traveler Kazu

あの地震は、ちょうど、この付近の地下で起きたと考えられています。
国道342号線の「祭畤大橋」(まつるべおおはし)は、これまで地球上で観測されたなかで最大という加速度の激しい揺れで秋田側が10mもずれ、押される形で鋼鉄製の橋桁がひしゃげて、落橋するに至りました。

この落橋事故については、現地の説明看板を撮影してきましたので、次回詳しくご紹介します。

現在は保存措置がとられて、見学用の展望台と歩道が設けられています。

今日は歩道をご紹介しましょう。見学用の歩道は、橋の秋田側に設けられています。

祭畤被災地
祭畤被災地 posted by (C)Traveler Kazu

現在も地盤が大きく動く可能性があるため、立入禁止措置が取られることがあるそうです。
注意事項を遵守の上で、入場しましょう。

祭畤被災地_02
祭畤被災地_02 posted by (C)Traveler Kazu

地すべりで、当然ですが橋に繋がる路面もこのようにズタズタになってしまいました。
この路面も当時もままとされ、その上に歩道が設置されました。

祭畤被災地_03
祭畤被災地_03 posted by (C)Traveler Kazu

こんなにも大きく変位しています。
目測ですが、2m近く上下方向にずれています。

祭畤被災地_01
祭畤被災地_01 posted by (C)Traveler Kazu

木々も根元からなぎ倒されたままですが、根っこは生えているので、青々とした葉をつけ、一部は紅葉していました。大自然にとって、この地震と地すべりは、特別なことではないのかもしれません。

祭畤被災地_05
祭畤被災地_05 posted by (C)Traveler Kazu

歩道の奥のほうから、歩道の入口の方を「見上げて」みました。
自動車が通行する国道ですから、もともとがこんなに急勾配な訳がありません。
谷に向かって勾配を増して崩れた様子が分かります。

そして…この歩道の行き着く先には…

祭畤被災地_04
祭畤被災地_04 posted by (C)Traveler Kazu

落ちてしまった「祭畤大橋」の無残な姿。
一関側が固定されたまま秋田側が崩れ、押されて橋が落ちてしまったようすが、よくわかります。

この「祭畤被災地」見学場所は、この歩道と、対岸である一関側に設置された「展望の丘」からなります。これらの設備は、地震から3年となった今年の6月に完成しました。
次回は、「展望の丘」をご紹介します。

祭畤被災地見学通路
岩手県一関市厳美町祭畤

車の方…東北自動車道「一関」より、国道342号線を須川・横手方面へ、所要20分程度。
列車・バスの方…東北新幹線「一関」より、岩手県交通バス「須川温泉ゆき」で50分、
「ぶなの森まつるべ会館前」下車、すぐ。
バスは1日2往復、冬期運休ですので、よく計画してお出かけください。





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最終更新日  2011年10月13日 10時49分41秒
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