旅と美味と鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2015年05月13日
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テーマ: 鉄道(22195)
カテゴリ: ドライブ&道の駅
秋田県鹿角市~仙北市(田沢湖町)を結ぶ国道341号線の道路沿いに、こんなものが残っています。


玉川林鉄橋梁跡
玉川林鉄橋梁跡 posted by (C)Traveler Kazu

玉川森林鉄道
玉川森林鉄道とは、秋田営林局生保内営林署(当時)が、国鉄生保内線生保内駅(現在のJR田沢湖線・秋田新幹線田沢湖駅のこと)裏にあった貯木施設から、雄物川水系の一級河川「玉川」に沿って山奥へ敷設していた営林用の簡易式鉄道のことです。玉川沿いに路線網を広げ、最盛期には本線だけで延長40km以上あったそうですが、昭和38年までに全廃されたそうです。

路線跡は国道に転用されたり、玉川ダムに沈んだりしてあまり残っていません。
その中で、現役当時を彷彿とさせる光景がここ一か所だけ残されています。
秋田県内の「観光客が気軽に目撃できる森林鉄道の廃橋」は、森吉山太平湖の小又峡入口にかかっていて遊覧船がその下を航行していた森吉林鉄の高くて立派なプレートガーダー橋が、近年になって安全確保のため(?)落とされて以降、ここくらいしか思いつきません。
★一般人が行かないような隘路の先や、沢伝いに分け入るようなところには、ほかに何か所か残っているようです。
★抱返り渓谷の吊橋も林鉄由来だそうだが、どう説明すれば良いか分かりません(汗)



玉川林鉄橋梁跡 _01
玉川林鉄橋梁跡 _01 posted by (C)Traveler Kazu

この橋は玉川の支流の沢に架かっていて、通称「渋黒沢橋」などと呼称されているようです。
1枚目の写真が上流側から、2枚目の写真が下流側から撮影しました。
どう見ても、廃止後、歩道として供されていたことが分かります。
実際、ググってみると、床板が取り替えられ、簡易ながら欄干がついている態様の写真までネットでは出てきました。


玉川林鉄橋梁跡 _02
玉川林鉄橋梁跡 _02 posted by (C)Traveler Kazu

現在はご覧のような荒れ方です。
踏み抜いた跡 らしき穴も…。
下の沢には雪解けの濁流が流れているので、とても渡る気にはなりませんでした。

手前側の橋台部分もかなり削れています。
ネットに上がっている2011年の報告ではしっかり渡れる状態の写真があったので、この荒れ方は、おそらく、2013年9月の台風で、この付近の河川が荒れ狂った時に蒙ったのではないかと思います。

玉川の山中、人家の1戸もない、観光施設もない、3ケタ国道が1本通るだけの秘境の地ですが・・・なんと!


玉川林鉄橋梁跡 _03
玉川林鉄橋梁跡 _03 posted by (C)Traveler Kazu

バス停がある のでございます
なんでや???と現地では非常に激しく思いまして、誰が乗り降りするんだろうと思いますが、この記事を書くにあたって検索かけてみると、この橋を渡ってなお10km近く奥に分け入ったところに、どうやら温泉(野湯)と水力発電関連の小屋があるようです。また、現在の国道が開通する前に徒歩交通に供され玉川温泉に通じていた、つまり、この橋とその先の山道は「旧道」だということです。
もっとも、対岸であるこちら側からの目視でも、もう通れない荒れ具合のようです。
バス停廃止の労力より、ポール1本の維持費用の方が安上がりってことでしょうかね?

なお、このバス停には、羽後交通と秋北バスの田沢湖駅前~玉川温泉~八幡平頂上線が停車します。
観光路線のため本数は日中1~2時間に1回来ます。自然の中に放り出されたい方、途中下車にチャレンジしてみてはいかが!(終バス時刻&クマ出没注意)



国道341号といったらやはりここ

玉川温泉

上流にある日本屈指の療養・湯治温泉。北投石のラジウム等効果をお目当てに、全国から訪れます。 冬季休業 。路線バス「玉川温泉」下車、下り坂徒歩5分(登りは…)。

新玉川温泉

玉川温泉よりおよそ2キロ下流にある、1998年開業の宿。旅行者の方向けですが、玉川温泉と同じ源泉です。 通年営業 。路線バス「新玉川温泉」下車すぐ。

玉川温泉~新玉川温泉間は、夏季の日中は山道を徒歩15分程度。
路線バスだと片道160円とのこと。湯めぐりいかがですか?


列車・バスは
【1】JR秋田新幹線の田沢湖駅前より羽後交通・秋北バス「玉川温泉ゆき」「ふけの湯温泉ゆき」「八幡平頂上ゆき」
【2】JR花輪線の鹿角花輪駅前か八幡平駅前より秋北バス「新玉川温泉ゆき」

時刻表はこちら→ 秋北バス 鹿角地区時刻表「観光路線」
【3・ 冬期間はこれのみ 】JR秋田新幹線の田沢湖駅前より、羽後交通「新玉川温泉ゆき」。 冬期間、プレイパーク戸瀬以北は許可車以外進入禁止/鹿角側は冬季閉鎖 です。


※【1】のバスは本文でご紹介した「五十曲」を通るバスです

「玉川温泉」「新玉川温泉」とも同じグループ企業の経営です。
源泉「大噴(おおぶけ)」は 単一源泉としては湧出量日本一
ちなみに 予約の取りづらさも国内有数 の超絶人気温泉地ゆえ、思い立ったらすぐ旅行プランを立ててご予約を






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最終更新日  2015年05月13日 22時50分53秒
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