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Aug 15, 2015

ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅　回想録 00_1　5/12(火) Kraków(クラクフ)

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テーマ：暮らしを楽しむ(384564)

カテゴリ：ジョグ＆スケッチ

ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅　回想録_story(3931)2015.8.15

なんとも暑い日が続いている。日本は西欧より太陽が近く感じられ、痛いほどだ。こんな”激しい暑さは”旅の間はなかった。ポーランドでもバルト海沿岸で40°近くなるという真夏は今頃ではないだろうか。すでに6月中旬に通過しているが寒い日でも海岸で寛ぐ人達が居た。短い夏は寒い日でも日光浴をするのである。

回想録00_1　5/12(火) Kraków(クラクフ)

続いて「東京　Japan」と。
日本か韓国か中国を同定しなければ話は続いていかないのである。場合により、ヨーロッパにはどのようにして入った？という質問の場合もあるのでフランクフルト→クラクフと具体的に経路を示すと安心するようである。
とにかく日本人が珍しいというか、日本人と話したくてしょうがないという子供達、人々が多い。はにかみながらも「こんにちは」と話しかけられた時にはうれしくなる。
クラクフ空港は、小さなローカル空港と映ったが今まさに拡張中で、１番から４番までのターミナルがあり、1kmほどの長さ。バスターミナルは1番ターミナル。シャトルバスを利用すればすぐである。リュックを担いで歩いて行った。すでにSimカードをgetしたので市内へ行くバスの中でタブレットにset。
ここで忘れ物１号！　「黒い小銭入れ」を入国から１時間もしないうちに落としている。小銭は大した金額で無いのが、simカード挿入のための「特性のピン」が無くなった。これはその後苦労するハメに。どこを探しても「針：lgła」が無かったからである。漸く行程「3.チェンストホヴァ(Częstochowa)」のVodafoneショップで手に入れるまではsim交換が出来なかったものである。
因みにこの旅で失くしたものは数多くあれど、このピン(5/12)に続いて、タオル(6/8)、リュック(7/20)、ヘッドランプ(8/5)、サングラス(8/7)がなくなっている。最後の2つは旅の最終段階での紛失でありあまり大きな影響はない。タオルは困った。日本製のような薄いタオルがどこにも置いていないのである。

さて、クラクフは戦災を免れた都市で、色濃く”ポーランドらしさ”を残している。まず建物がすべて末広がりの袴を履いているのである。一階部分が道路にせり出している。建物の安定のためかと思うがなかなか面白い。

クラクフの旧都市は城郭に囲まれた涙形の都市の形をしていたが今は城郭が取り除かれ緑の帯となって市内を取り囲んでいる。最初は丘陵のように感じたのであるが、これが扁平。高低差無しの真っ平な都市であったのには驚いた。
南西角にあるZamek Królewski na Wawelu(ヴァヴェル城)でやっと丘となり、Wisła(ビスワ川)が眼下に望めると言う感じで。最初の想像と大きく異なった。これがポーランドという平坦な国での第一印象である。

facebookや現地報告に書いたが、中心街は”観光”という玉手箱をひっくり返したような町で、全体が世界遺産に指定されている。4万平米の(Rynek Głowny)中央市場広場がど真ん中にあり、ヨーロッパ最大の広場である。
中世からそのまま残されている。そのまた真ん中にルネサンス様式の(Sukiennice)織物会館があり一階は通り抜けられてお土産屋が並ぶ。

Kościół Najświętszek Panny Marii(聖マリア教会)