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Aug 31, 2015

回想録　Grudządz(グルジョンズ)、Kwidzyn(クフィジン)、記者会見

テーマ：暮らしを楽しむ(384564)

カテゴリ：ジョグ＆スケッチ

回想録 06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク) 06 その2 story(3951)2015.8.31
徒然の記　CPU-fan
「ビープ音がして電源が落ちた」とタブレットでnetを調べてみると、ビープ音の数によって状況が違うのだと言う。そこで再度確認してみると、ビープ音は4回鳴っており、これは「システムエラー」や「メモリーエラー」に起因すると。初めての経験であるが、そのエラーの前にパソコンのfanの音が最近やけに静かなのである。
恐らくファンが効率よく回っていないため、CPUが熱を持ち電源が落ちるのではないかと。そこで蓋を開けて扇風機を直に当てて様子を見ることにした。この応急手当で夕刻まで問題なし。
fanの効率が低下しているので交換をしなければならないのかと思いじっとfanを覗いてみた。な、なんと。恐ろしや。
fanが一生懸命吹いている先の フィン(ラジエーター) が目詰まりをしていて埃にまみれているではないか。
耳かきを持って来て掃除を始めた。綿ぼこりの塊が何個も掻き出されてきた。爪楊枝にてほじくり出すなどしてゴミ箱に山となった埃。扇風機を止めても電源は落ちることなく順調に動いている。

皆さんもfanの先のラジエータ(フィン)の襞に埃が溜まっていないかcheckをされてはどうだろうか。より調子よく動くのではないだろうか。

ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅　回想録　06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク)その２　記者会見
06_2 (mon) 8 Jun Chełmża(ヘウムジャ)からGrudządz(グルジョンズ)まで

３時間歩いても変わらない景色に参ってしまう。一軒も雑貨屋(sklep)が無い。ヘウムジャで持たせてくれた昼食が役に立っている。

parafia rzymskokatolicka p.w. wniebowzięcia Grudządz(ローマカトリック教区　姉妹(アサンプション)教会)を訪ねた。旧市街を克明に案内してくれる。ある教会では大勢の信者が静かにお祈りをしている。心を打たれるほど敬虔な時間が流れる。驚愕の旧市街。こんな町があったとは！教会の別室で泊まる。冷蔵庫は全部使えと。何か有難すぎて涙が出てくる。

06_3 (tud) 9 Jun Grudządz(グルジョンズ)からKwidzyn(クフィジン)まで
クフィジンでついに市長と会見することになってしまった。翌日((wed) 10 Jun　am9:00)は記者会見である。なぜこんなことになってしまったのであろうか。
このクフィジンという町によくぞ巡礼の日本人が訪ねてくれたという感謝の気持ちであろうか。ニュースバリューに事欠いていた時期に「面白そう」と感嘆の声が市役所内であがったのであろうか。

ここまで凡そ50kmを徒歩で歩いてきたという事実に興味が湧いたのであろう。危険極まりない55号線を歩いていたら盛んに携帯に電話が入るようになった。「今どこに居る？」という内容である。35kmほど歩いているのに、まだ6kmもある。「今6km手前です。」などと応えていたら、なんと副市長、係りの男性と専属運転手３人が車を飛ばして探しに来てくれた。

沿道では、中学生や小学生の通学時間などと重なりバス停では全員がこっちをみる。挨拶を交わしながらも先を急ぐ。
実はその前に、今回もグルジョンズの教会から紹介されたクフィジンの教会(Parafia　 Świętej Trójcy(三位一体の教区教会）)にお世話になることになっていたのだ。しかし市長の計らいでホテルを取ったのでそこを使ってくれとのこと。該当する教会へは市内観光の途中で寄って説明する。専属の歴史ガイドを付けたので思う存分市内観光をしてほしい。明日の記者会見では英語の通訳を付ける。その通訳も市内観光に付き合う。
それが済んだら、タルタルステーキが有名なホテルのレストランで食事をしてくれ。
という伝言を残して副市長自身は会議に行ってしまった。夜の9時半までmeetingがあるので、同席は出来ないとのこと。恐れ入った。

翌日の記者会見は定例の市役所の広報活動の一環で多数のメディア関係がカメラを抱えて集まっていた。円卓には関係者10人ほど。メディアも１０人ほど。であった。
話題の中心は来週に迫る 大フェスティバル の演目の紹介などであったが、まず最初に小生へのインタビューとなった。合計約１時間ほど。

必ず聞かれるのは「どうしてポーランドなのか」・・「ピアノとブレハッチとポーランドというkey wordでカミさんがいつも話題にしていますので。」「小生も行きたくなりました！」と正直に応えると家に帰ってからカミさんに叱られる。ここは真面目にシェンゲン条例を満たす80日間に32kmを掛けると2560km。ドイツでは近すぎる、まだ行った事のないポーランドに照準を合わせました。それでも世界遺産の町・クラクフからパリまでの直線距離では1275kmしかならないため、大いに迂回をして、今回はヴィスワ川沿いの反時計回りで、ポーランドを旅するように計画しましたと。

早朝に描いたスケッチなどもテーブルの上に置かれ和やかな雰囲気。最後に外でリュック姿を写真に撮られる。
とんだだ英雄扱いである。感謝。

Grudządz(グルジョンズ)の旧市街　ヴィスワ川から眺望

(mon) 8 Jun 19:55

Kwidzyn(クフィジン)　大聖堂

(tud) 9 Jun 16:59

Kwidzyn(クフィジン)　大聖堂　下側から見上げる

(wed) 10 Jun 4:40

Photo:Grudządz(グルジョンズ)へ向けて

(tud) 9 Jun 9:21
赤い花が美しい。
道路際にこういう花が彩りをそえるが、これは畑一面が赤い花で覆われていた。

Photo:Grudządz(グルジョンズ)への田舎道

(tud) 9 Jun 12:17

Photo:Grudządz(グルジョンズ)への麦畑

(tud) 9 Jun 12:27
今回の旅はこの麦の成長を追いかけての旅となった。
７月には収穫期を迎える。

Photp:Grudządz(グルジョンズ)の旧市街

トンネルと坂道
この町は１週間いてもよいほど見どころが多い。

Photp:Grudządz(グルジョンズ)の旧市街

tud) 9 Jun 19:57
上のスケッチの街並みの延長線上。壁となって河畔に連なる

Photp:Kwidzyn(クフィジン)に至る55号線

今回はルート変更で、急遽国道を通るしかなかったが、
実は10kmに及ぶ森がありその中を通れれば7kmも短縮できたが自信がなかった。
その代わり分かり易い一本道の55号線を選んだのであるがご覧の通りの歩道がなく、
樹木が草道の真ん中を占有している。
４回目の休憩(30km地点)で軽食を食べているときに、
市役所から迎えの車が来た。

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