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Sep 10, 2015

回想録 Lübeck(リューベック)

テーマ：暮らしを楽しむ(384747)

カテゴリ：ジョグ＆スケッチ

回想録 11.Rostock(ロストック)→Lübeck(リューベック) その２ story(3960)2015.9.10
徒然の記　栃木、茨城大雨　鬼怒川決壊

本文
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅　回想録　11.Rostock(ロストック)→Lübeck(リューベック)　その２

11_3 (sat) 27 Jun Wismar(ヴィスマル)からHolm(ホルム)まで
ユースホテルを8:00に出発。かなり遅いスタートではあるが、テント泊なのでokである。時間がたっぷりとあるため、ゆっくりと歩め、景色も堪能できる。
17km先に、ブロッゲン湖を擁するGrevesmühlen(グレーブスミューレン)市がある。当初は町の中央を通るビスマルシェ通りを進む予定であったが、湖のほうが先に目に留まった。湖面まで斜面を伝って降りていく。
緑の芝生が広がり気持ちがよい。その真ん中にマットを広げて昼食。土曜日だというのにあまり人はいない。湖畔で釣りをしている男性が居るぐらいである。さて、パラパラと雨が降り出した。大きな柳の木の下に避難。
まぁのどかなものである。上のほうで車が行き過ぎる音が聞こえるのみ。テント予定地のHolm(ホルム)は森とホテルのみ。その手前に郊外型のレストランHanstorfがあったので寄ってみた。17時半と早い時間ではあったが、池と広大な庭と林というお膳立ての素敵なレストランである。外での食事。SoijankaスープとRippenbraten(ローストリブ)を食す。最初はここが野営地に近い一軒屋のホテルJägerhorf Ostsee GmbHと思いビールを何杯もお替り。しかし
Google Mapと地形からまだ2km以上も先であることが分かった。ビールを飲んでからのリュックほどきついものはない。これが5kmともなるとへこたれるのであるが2kmであれば歯を食いしばって歩ける。アルコールが入ると力が湧かない身体なのだ。
真っ平らな草地を見つけテントを張って就寝。19:00とかなり早い時間であるがまぁたまにはよいであろう。

11_4 (sun) 28 Jun Holm(ホルム)からLübeck(リューベック)まで
ホステル泊の予定で、しかも１日しかない観光地へのため、朝早く5時にスタート。昨日の8時スタートとは気合が違う。急ぎに急ぐ歩行。
Dassow(ダッソー)という町で市中に入り道を短絡する。Dassower See(ダッソー湖)という海に繋がった潟がある古い町で中は石畳の道が続く。教会もあるが6時という早い時間ではまだ通りに誰もいない。海に沿った道は菜の花畑であり。歩道は出来たばかりの道のようでアスファルトが黒々と美しい。(写真)
105号をリューベックへ急いでいたら車が止まった。右側の草道を歩いていると、このように車が止まるのである。理由は、危ないからという一言。こちらはそんな援助は必要とはしないが、相手は気が気ではないらしい。事故でも合われたら困るという気持ちである。日曜日で郊外のガソリンスタンドまで給油に来た車が市内へ帰る途中であった。好意に甘えて市内まで送ってもらう。ヤコブ教会の近くにある行きつけというパン屋に寄った。そこで降ろしてもらい教会をスケッチ。お茶を飲んだりゆっくりしていてもホステルには12:00に着いてしまった。部屋の掃除はまだ終わっていなかったがシャワーは使えるというので洗濯などをする。ここで失敗が。
町中で音楽隊の音がする。いくつものグループがパレードの練習をしていた。ホステルの建つ路地にも会場に向かう人の列があった。下でなにか大騒ぎがしている。窓に引っ掛けてあった洗濯ものの一つが風に煽られて歩道に落ちたようだ。
最後尾の男性が僕を見上げジェスチャーで何か叫んでいる。「これはあなたのものか？」「頭にかぶさったので女性がカンカンになって怒っていたと。」といいながら大笑いしていた。見ると下着のボクサーパンツであった。済まない事をしてしまった。あわてて階下に取りに行ったが。

Breite(ブライテ)通りからJakobi-kirche ヤコブ教会