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Sep 27, 2015

回想録　Reims(ランス)へ。

テーマ：楽天写真館(354717)

カテゴリ：ジョグ＆スケッチ

回想録　18.Namur(ナミュール)→Reims(ランス)その３_story(3977)2015.9.27
徒然の記１　世界市プロジェクト iWatch を触ってきた。
イベントの方は、netでは『iPhoneとiWatchを持ち旅をした人達』・・という文言になっていたが、今日の時点ではまだ誰もiWatchを持って旅をしていないということが判明し看板には少々の偽りがあるのかなぁとは感じつつ、手で触れられるように多数のiWatcheが陳列されていた点はよしとしたい。（なんか上から目線の文章になってしまったが。）ここで分かったことは、腕に巻く iWatch は、 iPhoneとしか動作をしないという点。 　つまりiPADとは繋がらず、もとよりAndroid携帯やAndroidタブレットとも繋がらないということ。要するに2nd-iPhoneとしての使用場面を想定した機械であったことだ。iPhoneをポケットの中に、iWatchを時計代わりにそれをウォッチする、モニタするといった使い方になると言う。
画面大小2種類。バンドはデザインの良いのが揃い自由に選べる。shopではリッチな客が次から次へと買っていった。ナビゲーションなどでは、交差点で曲ることを手に振動で伝えることが出来るという。電話機能があり、音声応答機能があってリモコンのようにiPhoneと連動して使う。
我が方などAsusのアンドロイドタブレットであるためこの店ではお呼びではないことが判明。少なからずショック。えーい今に見ておれ。Googleが巻き返しを図ってくれるであろう。え、もう有るの？という具合にこのblogを読んだ人から反応があるかも知れない。

さて、話を 「世界市プロジェクト」 に戻そう。発音からは「世界一」と聞こえるが、「世界市」であるところがユニーク。wwwのサイトは「http://sekaiichiweb.com/」で近々のイベントは10/10(土),11(日)に「さいたまアリーナ」で開催する「世界市フェス2015」だという。
プロジェクトのコンセプトは、「世界の文化を日本に伝える」であり、ネット上の「世界市web(SEKAIICHI WEB)」では世界中の素敵な情報を日々届けながら、世界と日本の架け橋となるサイトを目指している。

プレゼンでは、台湾、香港、メキシコ、ハンガリー、ヤップ島の写真と”音場（おんじょう）”。いわゆる臨場感のある音付きの静止画という感じの発表が行われた。例えばカレル橋（プラハ）の昼の雑踏はVideoなど回さなくても写真一枚で十分であり、収録時間は10分などと長くしても面白いかもしれない。現地の言葉や鳥の声、波の音などなど。Videoと何が違うかということであるが、Videoだと映像を回し続けなければならず容量も食うが、音だけなら”雰囲気"を記録することができ容量が少ない分長時間の音の収集が可能でるある点と圧倒的に操作が楽であるということ。
盗聴行為のような後ろめたさがあるとはいえ、音だけなら目立たず収集できよう。
今回の小生の旅で悔やまれるのは、 鳥たちの鳴き声を残せなかったことだ 。この場合はボイスレコーダー機能に加え集音装置のようなものでピンポイントの音を捉えることが必須となってくるのではないだろうか。
今回の「音の収録」というコンセプトは面白い。
弱視の女性の発表では、iPADで文字を拡大したり、Googleの写真翻訳機能や各国言語の翻訳、細かい文字を写真にとりそれを拡大して読むなどの時に有用であったというトーク。
iPADとiWacheが繋がることとなれば、少々重たいiPADはリュックの中、モニターをiWacheで見る、拡大して見るなど有用なシーンが多いとは思う。
彼女の発表をスタッフが聞いており、Topに上梓することとなれば面白いのかもしれない。

本文
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅　回想録　18.Namur(ナミュール)→Reims(ランス) その３

18_5 (wed) 29 Jul Rethel(ルテール)からBazancourt(バザンクール)まで
今日のコースは線路わきを十数km行く。
線路脇の道と言えば、聞こえはいいが、実際の線路は地面より下の窪みのような所を通っていた。灌木が土手きわに生い茂っているのでもとより線路は見えない。
架線が時々見えている。開けている空間と思ったのは広大で起伏のある麦畑。
Google Mapが近道として示した道は公道ではなく畑の中の農耕車が出入りする私道。いつ途切れてもおかしくは無い。こんな道をよくGoogleは教えるものだ。
案の定私道はどんどん狭くなり麦畑を100mほど残して消えてしまった。その先にこんもりとした森が立ちはだかる。藪が出迎えてくれ進行を阻む。透かして見ても道はなく、すぐに断崖となっている。敢え無く敗退。
その森を迂回することにした。麦畑の刈った跡を上っていく。国道にはまだ500mほど。遥か先である。道らしい道はトラクターが付けた轍だけ。麦畑のなかにポツリと取り残された感じ。神様と、思わず叫んだ。
トウモロコシの切り株はもっとたちが悪い。
50cmから70cmを残して太い茎が地中からびっちり突き出ているのである。それを跨ぎ、あるときは枯れ枝を倒し進んでいく。もう障害物競争である。漸く国道に達した。と最初はそう思った。ガードレールの先にあったのは側道で、
国道とは街路樹で隔てられている。舗装はしていない。どこまで続くかわからないがその道を使って進むべき方向へと歩を進めた。
Tagnon(タニヨン　発音は大阪の谷四と似ていて面白い。)からLe Châtelet-sur-Retourne(ル・シャトレ= シュル= ルトゥルヌ)と2つの村を、同じような感じで”麦畑と線路脇と側道と言った３点セット”の道を進んでいく。
しかし、一歩一歩、大都市に近づくと言う高揚感はある。漸く Bazancourt(バザンクール)に到着。ここは疎水が流れ実に美しい花の村である。
ちょうどGR654(Saint Jacques de Compostelle)の道とも交差する村で、ホタテのマークが出現した。ちゃんとベンチまである。

18_6 (thu) 30 Jul Bazancourt(バザンクール)からReims(ランス)まで
延々麦畑を行く。30km四方というぐらいに広大な畑が、農耕作業車が通るために縦横に道が付けられており、その格子状の道を阿弥陀くじのようにジグザグに南方に進んでいく。
ついにランスに到着した。
見上げるほど大きいノートルダムはパリのと比べるとどうだろう。
パリをこの目で見てから講評しよう。

スケッチ1 Bazancourt(バザンクール)手前10kの踏切