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古珀術というヒーリングを行っている、大竹治さんと横浜インターコンチネンタルホテルでランチをしました。このホテルのレストランから見える景色はすばらしい、一言です。大竹治さんの紹介WEBはこちら。大竹さんは、なんともいえないおだやかな雰囲気の方で、一緒にいるとそれだけでなんか、すーっと肩の力が抜けるような感じがする方です。「1回7分間のエネルギーヒーリングを15回すると、トラウマが取れるんですよ」というお話を伺っていた。「な、7分ですか?」思わず、すごいな! と思うと同時に、嫉妬の感情が湧いてしまった。また出てしまったか。そこで、そのままにしていると良くないので、こう自己開示しました。「すごいですね。同じセラピストとして、嫉妬しちゃいました」すると、こういわれたのです。「相手に嫉妬を感じるというのは、自分の中にも同じ才能があるからなんですよ。ということは、本当は自分自身が知っているのに、まだその段階に行ってないからこそ感じている感情で、つまり自分自身に対して感じている感情なんです。ということは、それは、良い感情なんですよ」思わず、なるほど!!! と思って、そして笑顔になってしまいました(笑)。嫉妬がよい感情だったとは!! 治さん、ありがとうございました。おかげで救われました(^^).治さんの雰囲気、すきだなあ、と思いました。そして、いろいろ私がまだ知らないことを丁寧に教えていただいて、とっても勉強になりました。古珀術というヒーリングにも興味がでてきました。
2010.01.29
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無条件に支援されると、セルフイメージは向上します。究極的には親から無条件に愛されていたんだと気づくと、劇的に向上します。また、人生を生きていく中で、無条件の愛をしめしてくれる人に出会うと、セルフイメージが向上します(学校の先生、先輩、会社の上司、など)。無条件に愛されることと、セルフイメージは非常に密接に関係しているのです。無条件の愛には2つの種類があると思います。1.無条件に聴いてもらえる、肯定してもらえる、ということ。これはある意味わかりやすいですよね。私は今でも覚えていることがあります。中学時代の数学の先生です。私は数学が嫌いでした。嫌いなのは、勉強が面白くないからですが、先生ができる生徒ばかりえこひいきしているように感じられ、しらけていたのです。 そんなある日、たまたま何をとちくるったか、数学のテストで90点を取ったときがありました。口の悪い友達は「まぐれだ」と言いました。しかしテストを戻すとき、その先生がこう言ったのです。「山本は、もともとできる子だと先生は知っていたよ。よくやったな。これはまぐれなんかじゃない。お前にはもともと才能があったのだ。先生は知っていたよ」私の才能を信じてくれていたというのです。たった30秒の会話ですが、私には生涯忘れられない言葉になりました。この言葉を思い出すと、私は今でも涙が出ます。自分の才能を信じてくれた人がいたんだ、と。2.本質をずばっと指摘してくれること。こちらは受ける側が、しっかりしていないとなかなかきついものです。私のカウンセリング、セラピーの先生である筑波大学・宗像恒次先生のところで、数年前に、私はセラピーのインターンとして、先生のセラピーの様子を、目の前で見せていただき、勉強する日々を送っていました。しかし、会場は遠く、電車も少ないところにありました。正直に言うと、通うのがしんどいなあ、と思っていたのです。と、ある日、こう言われたのです。「山本くん、君はセラピストにむいていないから、やめたほうがいい。勉強の無駄だ!セラピストとは、何よりクライアントのために行動する人のことだ。君にはそれがない!」がーんとショックを受けました。それからしばらくは、先生に怖くて近づけない日々が続きました。しかし、よくよく考えてみると先生の言われるとおりです。 なぜ、そういわれたのか。それは、当時、自分のビジネスをどう軌道に乗せるかで頭がいっぱいで、どうしてもインターンのことを軽く考えてしまっている自分がいることにきづいたのです。 このことが本当に腑に落ちるまで、何年もかかかりました。そして、やっと落ち着いたので、改めて先生に「再度、勉強させていただいてもよいでしょうか」と尋ね、先生は受け入れてくださいました。先生はよく、「愛とは率直さだ」と言われます。先生の言葉は、私への愛だったのだ、とあるとき思えたのでした。こうような支援を、愛だ、と理解するには、受ける側の心の準備が必要ですね。愛とはわからないで、痛いから遠ざかる、と言うことにもなるからです。 難しいところですが、愛されていたんだ、とわかったときセルフイメージが向上するのです。この種類の愛は、与える側が、受け取る側の心の準備状態を見て与える愛だともいえます。よって、言われていないとしたら、まだ準備ができていないと見られているともいえるのです。 受け取る準備が必要な愛ですが、愛だと感じたれたときに、セルフイメージは向上するのです。
2010.01.28
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1/25のイブニングセミナー「あなたが輝く小さな第一歩を見つける、ミニセッション」をおととい終了しました。当日は9名の方にご参加いただき楽しく終了できました。当日の参加者のアンケートはこちら思いがけず若い方々があつまり、活気ある雰囲気で行いました。参加目的をお聞きしたところ、「”あなたが輝く・・・”というタイトルに惹かれた」「セルフイメージの上げ方を知りたかった」という声が多く、なるほど、と思いました。実は私は、大企業の雰囲気を見ていて最近特に思うのですが、「何かもう多くの大企業は時代の役割を終えたな」、と感じるのです。多くの大企業は、アメリカが低迷しているので新しい収益モデルを見つけることができず、よって今まで以上に「社内を厳しく締め付ける」ことで、持ち直そうとしているように思いますが、そのことでそこで働く人々が「疲弊して」しまっているように感じるのです。その一方で世の中を見渡してみると、本田健ちゃんのセミナーに来る人々などに象徴されるように、「新しい自分を作り上げよう。そのために自己投資をしていこう!」という向学心の強い人々が、どどっと押し寄せている、そういう現象があるのです。一方では、「疲弊」、そして一方では、「未来への意欲」、そういう人々の現象が同時に起こっているのが現代なのです。まさに幕末と同じ状態ですね。今回のセミナーに来られた方々は、新しい自分を作り上げようという意欲が非常に強い方々でした。そして、新しく自分を作り上げようとするとき、もっとも基本になるのが、自分のセルフイメージつくりだと私は思ったのですが、そのように感じている方々が世の中にはいるんだな、ということが今回の参加者の皆さんを見ていて私は感じたのでした。今の次世代を目指す意欲ある人々は、本田健ちゃんがいうように「成功や、金儲けをしたいのではない。自分が輝ける生き方・働き方をしたい」ということだ、ということを本当に実感した日でした。ちなみに補足しますと、お金がいらない、と言っているのではなく、あくまで優先順位として、自分を輝かせる生き方・働き方をしていくことをしたいというのが1番目で、お金と言うのは、そういう風にやっていくと、自動的に集まってくる、そういうことなのだと思います。そのマーケティングは、20世紀の多くの大企業が行ってきたマーケティングとはずいぶん違うものですが、このことに気づいたマーケッターもたくさん出てきています。だから、私たちは、自分を輝かせることに集中していけばいいのですね。必要なときにそういうマーケッターの力を借りればいいのですから。ありのままの自分を解放・表現し、人とつながるすばらしさを伝えるセミナーをこれからも開催していこうと思います。
2010.01.27
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私が企業研修の中で発見したことがあります。それは、ライフワークはどうやって見つけるか、ということです。結論から言うと、「ありのままの自分からでる気持ちを”言葉にして”表現し続けること」。ライフワークとは、自分の喜びやわくわくとつながっているものです。でも、自分の感情を抑え続けていると、自分の感情がわからなくなるので、自分が何にたいして喜びを感じるのかがわからなくなるのです。そこで、私はありのままの自分が感じていることを”言葉にして表現する”ことからはじめることをおすすめします。たとえば、ひとつのテーマについて考えて見ます。テーマは何でもいいのですが、人間関係について、としてみます。「あなたはどういう人間関係があると幸せですか?」これを言葉で言い表してみるのです。「高めあえる」「癒しあえる」「愛し合える」「ハートをオープンにしあえる」など、いろいろな言い方があるでしょう。私は、「ハートをオープンにしあえる関係」が理想です。そして、次に「なぜか?」を考えて見ます。私の場合、自分自身が長年、対人恐怖症でハートをずっと閉じていたのです。だから、心を開いて、ありのままの自分を表現し、人とつながる関係を持ちたいとずっと思っていました。これが、私が心底願っている人間関係なのです。私はこれを自覚したとき、「こういうことにかかわる仕事がしたい!」と思ったのです。それは、何か。いろいろやっていくうちにそれはセラピストであり、セラピーの知恵、スキルを活用して行う、企業研修講師だということにたどり着きました。私は、企業研修を行う中で、多くのビジネスマン、ビジネスウーマンは、自己表現を抑えて、苦しんでいる姿をずっと見てきました。一番最初にやったのが、ありのままの自分の気持ちを表現する、というワークだったのです。「断る」「お願いする」「誘う」などの自己表現ワークです。そしてそのうち、「どうしてこの仕事をする意味があるのか」「この職場の魅力とは」というようなことを、モティベーションを高めるために部下に説明する、というようなワークをしてきました。このようなことを口にしているうちに、結局、人は言いながら自分で自分の気持ちに気づく、ということに気がついたのです。「自分は何がすきか、嫌いか」は、口に出してみてはじめて気がつく。口に出してみて、初めて自分の感情に気がつく、ということがわかったのです。多くの日本人は、自分の感情を抑え込んで生きています。しかし、口に出してみると、「この気持ちは違う、あっている」と言うことがわかるのです。抑え込んでいる気持ちは、体の外に出してみて初めて自分で自覚できるのです。ここが、自分の感情自覚し、また自分の「願望」を自覚するポイントだと感じたのです。これを膨らませていくと、自分は何をしたいか、したくないか、というライフワークにたどり着く、と言うことが実感としてわかったのでした。このことについては、また別に機会に説明したいと思います。
2010.01.25
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成功小説家の犬飼ターボさんのセミナー、マジカルワンド(魔法の杖)を受けました。ターボさんがこのセミナーを行うのは最後だということと、すごく少人数で行うということでしたのでわくわくして参加しました。参加者はたったの8名です!!!ターボさんのHP内容は、ありのままの自分を発揮させることを妨げているメンタルブロックをはずしていくための、様々なワークのやり方を教えていただくものでしたが、あらためてこういうことをやり続けていくと、心が解放されていくなあ、と感じました。ターボさんいわく、「メンタルブロックをはずし続けていくだけで、自動的に成長していくのです。 僕自身もいままで500個くらいのメンタルブロックをはずしましたが、そのくらいはずすと、 今までとはまったく感覚が違ってきて、世の中の見え方が全く変わるのです。なんというか、毎日がうれしい~、どんなひともかわい~、と言う感じなんです」(笑)と言われていた。ターボさんは、解放的でとってもかわいく魅力的な人なんです。私も、「ありのままの自分を発揮する」というテーマで活動するセラピストですが、やはりこういうことは、自分自身を光り輝かせていくなあ、と思いました。ターボさんは言っていました。「ライフワークは、自分にとって真実であればあるほど、メンタルブロックはたくさん出てきます。 でも、それはそれだけ自分にとって大事だから」本当にそうだな、と思いました。
2010.01.24
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昨日の続きです。「働く人の人間関係を快適にする2つのポイント」の一つ目は、自分の要求がわかり相手の要求もつかめること、でした。そして、2つ目は、「感情を深く理解できること」です。たとえばケースで説明します。よく企業研修をやっているときに体験したケースです。同僚同士のロールプレイで、「今度の休暇の日をかわって欲しい」ということをお願いする、「交渉のワーク」というものをしたときのことです。AさんがBさんにお願いするのですが、Bさんもからだがつかれていて、久々の休暇だという事情があります。Aさんに、休暇をかわってほしい理由をつけてお願いしてもらうのですが、最初は、いろいろな理由をつけるのですね。「変わってもらえないと自分は今月は休みなしなので・・」とか、「自分はこういうことがあって、特別に忙しかったので・・・」とか、中には「妻が離婚すると言っているので・・・(笑)」などと、いろいろな言い訳をして頼むのです。しかし、お願いするのに成功率が高い人と、低い人がいるのです。それは何だと思いますか。それは、「言い方に感情がこもっているかどうか」と言うことです。「今月は、本当に大変で大変で体が心底疲れてしまって・・」という理由は、文字にすると感情が伝わりませんから、「誰だって忙しく疲れてますよ。そんなの理由にならないよ」を思いますよね。ところが、成功率の高い人は、「本当に大変で大変で」とか、「心底疲れてしまって」という「言い方」に感情がこもっているのです。ですから、相手が「そんなにしんどいのだったら休みをかわってもいいよ」となりやすいのです。これは、相手に自分の立場を「共感してもらえる」ように話しているかということ、つまり頼む側が、感情のエネルギーをどれだけ理解しているか、ということです。感情を感じないように生きている方は、「大変で大変で」という言い方が、大変そうに聞こえないのです。だから、相手にも大変さが伝わらない。有能なリーダーは、部下を巻き込むのがうまいのですが、そのときに重要なのは、共感してもらえるような言い方ができるか、つまり自分の感情の影響力をよく理解できているかどうか、と言うことです。感情とは、感覚ですし、エネルギーですが確実に人に影響を与える力を持つのです。感情を深く理解することの重要性は、このほかにもいろいろありますが、ひとつだけ説明してみました。「愛してるよ」という言い方ひとつで、女性を溶かしてしまう男性がいるようですが、男性からみると「経済力もなく、風采の上がらないあんな男がなぜ?」と思っても、案外、感情のプロなのかもしれませんね(笑)。
2010.01.23
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私は、自分らしさ支援コンサルタント、セラピストとして、企業に対して15年間(2009年時)研修を行ってきましたが、企業というのはそもそも「人間関係」なんだと思うようになりました。一対一の関係が夫婦関係だとすれば、企業では自分を取り巻く多数の人とかかわっていくことが「働く」と言うこと。ですから、人間関係が最悪だと働くこと事態が最悪なことになってしまうのです。そういうつらい職場、そして天国のような職場など、いろいろな職場の人間関係を見てきました。そしていろいろな人間関係を見て、人間関係を快適にするのは、2つのポイントが大切だな、と思うようになりました。1. 自分の要求がわかり、相手の要求もつかめること。2. 感情について深く理解すること。1について。人間関係のトラブルは、そもそもが「自分は何がしたいのか、何が言いたいのか」ということがはっきりしていないと、うまくいくもなにもありません。これがはっきりしないと、自分が何のためにこの会社にいるかがいつか悩みのタネになりますし、上司や部下から見て、何かよくわからない人、という印象を与えるようになってしまいます。しかし20世紀では、実はこのことは働く上であまり重要ではありませんでした。20世紀では、働くということは、「生活するために自分を出さないこと」だったからです。本音は言わず、察し合うというコミュニケーションをしていましたので、何をしたいのかは、誰も言わず、察し合っていました。それでうまく行きました。しかし、そのうち、自分は何をしたいか、はわからなくなってしまったのです。21世紀になって、これに皆が悩むようになったのです。私は以前ある大手企業での研修で女性社員に質問をしたことがありました。「今日は飲み会があるという日だとして、上司から“きみ、わかってるね。たのむよ”と言われました。これは何のことでしょう」その日本を代表する、大手企業の女性社員は、全員がこう応えました。「男性にお酒のお酌をしなさい。と言うことだと思います。」その後、あるドラッグストアの研修で女性に同じ質問をしました。返ってきた答えは、「一発芸をやれってこと」「歌を歌え!ということ」「イッキ飲みしろ、ということ」。とにかくばらばらなのです。常識が違うのです。ドラッグストアの女性社員が、この大手企業に入ったら、この大手企業の上司とはまったく話がちんぷんかんぷんになるでしょう。何をしてもらいたい、なにをしたい、相手は何をしたい、してもらいたい、こういうことをはっきり、一人ひとりがわかる、そして表現しあう、そういうことが快適な人間関係には重要なのです。察し合う、関係はお互いの要求をはっきりさせない関係です。それは自分の要求をはっきりさせないので、今の時代では、人間関係の悩みを作りやすいのです。2つめの感情については、明日にします。
2010.01.22
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私たちは、次の3つの症状を表しているとき、一生懸命何かをしているけれども、それは本当にしたいことではない、という心のサインを表しています。1.身体症状→肩こり、腰痛、胃痛、頭痛、涙が出る、他、など。2.行動症状→過度の喫煙・飲酒、スポーツのしすぎ、仕事中毒、恋愛中毒、夜更かし、まったく動かない、他、など。3.精神症状→同じことを何度も言う、矛盾していることを言う、暴言、何も話さない、つらい気持ちが続く、他、など。これらの症状があるときは、本当にやりたいことを直視するのが怖かったので見ないようにして違うことに打ち込んできた、という可能性が高いのです。上記の症状は、人によっては気晴らしができるので、短期的には快感であることが多いものです。たとえば、行動症状の「過度の飲酒」などは楽しいといえば楽しいですよね。また精神症状である「誰かに暴言を吐く」ことなどはスカッとするというメリットもあります。しかし、頻繁に続けていると徐々に楽しさではなく、むなしさや、場合によっては自分自身分に対する怒りが出てくるかもしれません。そんなときは実はチャンスなのです。本当の自分の心が、自分自身にサインを送っているのです。「あなたの行く道はそちらではないよ!」と。この声を無視すると、症状がどんどん重くなりますが、しかし、それは「はやく気づいて!」という心の声の現われです。自分自身の才能の開花が、もうすぐだ、と言うことなのです。症状の中には、どんな感情があるか感じてみましょう。怒り、悲しみ、不安、怖さ、苦しさ・・・。その感情は、なんと言っているのでしょう。それが、自分自身が進む道を示しています。心の声どおりに進むと、不思議に症状は消えていくか、弱まるのです。
2010.01.21
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皆さんは心とはなんだと思いますか。私は、心とは「感情の移り変わり」だと思います。もっと正確に言うと、イメージの移り変わりだと思います。初恋の人を思い出してみましょう。あそこの場所へ行って、こんなお話をして、手をつないで、お別れのキスをして・・・。こういうイメージの移り変わりが、心だと思います。そして、イメージの中には「感情」があるのです。つまり、イメージの移り変わりとは、感情の移り変わりでもあるのだと思います。ということは、自分の感情がわからない人は、周りから見て「心」がないように見えるのではないでしょうか。こちらが「うれしい」と言ったときに、「なにそれ?」という顔をするとしたら、その感情がわからないということだと思うのです。すると、心がない人だと思われます。しかし、感情と言ってもよくわからないかもしれません。私はセラピーの先生である、筑波大学の宗像恒次先生から、こんなことを教わりました。・かなった、かないそう、と感じているとき、それは「喜び」の感情です。・見通しがつかない、と感じているとき、それは「不安」の感情です。・あきらめを感じるとき、「悲しみ」という感情を感じているのです。・当然こうすべきだ! と感じているとき、「怒り」の感情を感じているのです。・思い通りに行かないことが続く、と感じているとき、「苦しみ」の感情を感じているのです。感情そのものを感じることが苦手な場合、まず、感情の定義を理性的に感じることで、自分の感情がわかってきますね。私も、そういうステップを踏んできたのです。感情がわかってくると、感情の移り変わりがわかり、そうすると心についてもわかってくると思います。
2010.01.20
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リーダーには、二人のタイプがいると思います。ひとつは、いつも「前向き、ポジティブ」と言い続けるリーダーです。もうひとつは、ネガティブな感情を一旦自分の中で受け止め,そこにある課題を解決してから、ポジティブな行動目標を作り上げるリーダーです。私は、ポジティブな姿勢はとてもすばらしいことだと思います。しかし、どのようなプロセスを経てポジティブな気持ちを作っているか、ということが大事だと思っています。前者型のリーダーは、自分の中の感情を感じていないのです。このようなタイプの人の場合、周囲の人や部下はどのように感じるかというと、「息苦しさ」を感じます。なぜなら、人間にはプラス感情とマイナス感情の両方があることが自然な状態なので、マイナス感情を無視すると、人間としてのバランスが崩れるからです。企業などでは、こういうリーダーが上にいると、組織内で自由に意見を言えなくなり、人間関係が停滞します。冷たい空気が流れ、モティベーションが下がるのです。また、マイナスの感情の中には、重要な情報が入っているのです。リーダーが持っている自分の中のマイナス感情、つまり「怒り」「不安、怖さ」「悲しみ」「苦しさ」の感情は、周囲の人によってもたらされるのです。しかし、その感情は周囲の人間が自分にもたらしたと思いがちですが、実は自分の「感受性」が作り出したものです。周囲の刺激に、自分の情動が動かされてしまっているのです。ということは、リーダー自身が自分のその感情パターンに気づくと、自分が発信する雰囲気が変わり、周囲の人間関係が変わるのです。 このような感情の力学に気づいているのが、後者のリーダータイプです。私は、このような原理を使った企業研修を過去にたくさん行ってきましたが、リーダーがこのような視点で、自分の感情課題に向き合うと、部下のモティベーションがあっというまに向上し、数字も向上します。「自分が変わると、周囲が変わる」人間関係は、相手を非難しがちですが、このシンプルで、かつ重要な視点に気づくとき、私たちは、世界を変えられるのだと思います。これが21世紀型のリーダーのあり方だと思います。1/25日に、このリーダーシップについてのイブニングセミナーを行います。関心を持っていただける方は、下記をどうぞ。1/25(月)イブニングセミナー「あなたが輝く小さな一歩を見つける、ミニワークショップ」
2010.01.19
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自分が欲しいなと思う才能を相手の中に見るとき、私たちは「嫉妬」か「憧れ」のどちらかの感情が湧きます。 私は、自分の中によく嫉妬の感情が湧くことを知っています。今までこの感情を感じてしまうのがいやなので、この感情を感じさせる相手から離れる、ということをしてきました。すると確かに心の平和は保てるのですが、あるとき気づいたのです。「このままでは進歩がないな」と。 だって欲しい才能に触れたり、観察したり、どうやってその才能を身につけたかの、話を聴いたりしないと、いつまでも自分にも入らないからです。そこであるとき、その人に近づいてみました。すると、なんか変な感じなのです。自分が劣っている存在のような、惨めな感情。否定されるような怖い感情。うまくしゃべれないんじゃないか、という恐れ、など。顔もこわばっているのがわかります。(笑)このなんともいえない、居心地の悪い感情を感じながら、その場にとどまってその人と話していると、ある瞬間からふっと自分の中の感情が変わりました。なぜかというと、その方が自分の苦労話をしだしたからです。「そうか。この人にもこんな時代があったんだな。そういう体験をして今があるんだな」そういうことがわかったとき、その人の存在が身近に感じられたのです。そのとき、その人がやってきたことは自分にもできそうな気がしてきました。その方は、若いとき自分がやろうとしている夢に対するスポンサー探しで、何百社も企業を回ったと言っていました。何度も何度も断られ、ついに見つけたのでした。「何度も断られると、怖いものがなくなるんですよ。最初はいやで、怖かったんですよ」その方が身近に感じられた分だけ、その人の才能を開花させた秘訣がわかったのでした。憧れの人の才能とは、こうやって自分の中に入ってくるんだな、と感じた瞬間でした。
2010.01.18
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私たちが、人に魅力を感じるとき、2つの感じ方があると思います。ひとつは「自分もそうなりたい」と思って、相手を自分のお手本にしたいと思う気持ち。もうひとつは、相手に自分のできなかったものを満たしてもらいたい、という気持ち。前者は自分の目標ですが、後者は相手に依存してしまう気持ちです。たとえば、自分がものすごく厳しく育てられたとします。そうすると、ものすごく自由奔放に生きている人にあこがれる、と言うようなことが起こります。パートナーシップなどでは、厳しく育てられた人は、自由奔放な人を選ぶというようなことが起こります。それ自体は自然な気持ちだと思いますが、しかし、後者の気持ちを自覚しないで付き合うとどうなるでしょうか。相手に自分の「やりたかった欲求」を満たしてもらおうとしてしまうのです。そうすると、相手に「自分にこうしてほしい、あなたにこうなってほしい(私のために)」という欲求が一方的に生まれる関係になってしまいます。前者だとどうなるでしょうか。「あの人は、奔放な人だ。自分もそこを見習って、そういう部分を伸ばしていこう」となります。その人がお手本になるのですね。人間関係がうまくいく、いかない、の原点はこういう部分にあると思います。前者は、長続きしますが、後者は長続きしないです。一方的にもらうばかりになりますから。しかし、私たちはつい無自覚に後者のパターンになってしまうものです。自分にないものを持っている人はそれほどまでに魅力的だからです。そして、それが「どうしても欲しくなる」んです。(笑)よい人間関係を保つためには、今、自分はどちらにいるのか、に気づいていることが大切ですね。
2010.01.17
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昨日、日本一の投資家・竹田和平さんの「人生沈むから浮かぶんだ」という本を読みました。なんとなく魅かれるタイトルだったのです。心に残った箇所はたくさんありましたが、なかでも一番インパクトがあったのは、「はじめに」の次の部分です。すこし長めだけれど引用します。<以下、引用>あなたは今、どんなふうですか。給料が下がった。会社が儲からない。仕事がきつい。きついどころか仕事がない。そんなふうに思っているかもしれません。だけど大丈夫。なんの心配もいりません。考え方ひとつ、思いひとつであなたの人生は変わります。そんなときだから、まごころをもつこと。まごころをもって、自分自身を解放すること。自分のためにではなく、人のために物事を考え、人に良かれと思ったことを行動に移すこと。自我にとらわれず、心から、すべての人や事に対して「ありがとう」と思うこと。そして太陽をたくさん浴びること。そうすることであなたの人生は変わります。このことを私は、この身をもって体験してきました。<中略>繰り返します。人生、沈むから浮かびます。人間苦しみ悩むから、喜びを得られます。<引用終わり>なんと、力強い言葉でしょう。私の心にもさあーーーっと、光が差し込むようでした。そして、早速、仕事場を太陽の光が当たる場所に移しました。そして、考えはじめました。自分が人のお役に立つことはどういうことか。浮かんだことをメモしました。なんともいえない、いい気持ち。こういう気持ちで、生きていけば確かに心も明るくなってきますね。おすすめですよ。
2010.01.16
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私がテーマとしている、「ありのままの自分を活かした、幸せな生き方・働き方」。私のブログトップでも、そのように書いてあるのですが、ところで皆さんは「ありのままの自分」とは、どういう意味だと思いますか。 なぜこんなことを言うかというと、先日、あるマーケッターの方とお話していたら、「この言葉は、一般の人々にはあまりなじみがない言葉かもしれない」、と言われ、妻にそのことを話したら、「私もそう思う」と言われ、そうなんだ、と思ったからです。 そこで改めて私はどういう意味で使っているか、考えてみました。そして自分なりに出てきた答えは次のとおりです。「ありのままの自分とは、自分の気持ちに正直な自分と言うこと」 では、自分の気持ちに正直であると、どんないいことがあるのでしょうか。それは、「自分にあった生き方、仕事、友人、パートナーを見つけることができる。そのことで、幸せを感じることができる」と言うことです。 自分の気持ちはどんな気持ちなのか、そのことを自分が良くわかって行動してこそ、望む結果は手に入ります。本当はやりたくないことをしたり、心にも思っていないことを言ったりすると、結果的に望まないことが次々と手に入ってしまう、という現実がやってくるのです。 もちろん現実社会は、ある程度の妥協は必要と思います。しかし、度を越えて妥協すると、自分の心が死んでしまいますよね。 ここでひとつ、質問が起きるかもしれません。「自分の気持ちに正直に生きる」ということは、「だれかをぶん殴ってやりたい」と思ったら、そうしてもいいのか、と言うことです。私の考えはこうです。激しい怒りの感情の下には、激しい悲しみか、激しい不安、などの傷ついた感情があって、それこそが本当の自分の感情です。自分に正直に表現すると、激しい怒りとは、「自分はこんなにも絶望した!、こんなにも怖かった!」という心の叫びなのです。だからこそ、それをもたらしたと感じる相手を攻撃する自分がいます。それは妄想であることが多いのですが。自分の絶望、恐怖を素直に率直に誰かに表現するとどうなるのでしょうか。ここは体験していただかないとなかなか伝わりませんが、自分の心が瞬間的に開かれ、さあーーーーっと幸福感に満たされることを感じていただけると思います。こういう幸福感は本当になんともいえないものです。結局、自分の気持ちに正直であると、幸せがやってくるのです。私は「ありのままの自分」とは、こういう意味で使っています。感想、ご意見がありましたらお気軽にどうぞ。
2010.01.14
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妊娠期のお母さんが情緒不安定な状態にあると、生まれた子供は情緒不安定になるという研究があります。子供を8,9歳ころまで追跡調査した研究の結果です。 この逆に、妊娠期にお母さんがよい音楽を聴いてゆったりすごすと、情緒が安定した子供が生まれるというのは、私たちが感覚的にわかる話ですよね。3つ子の魂百までも、という言葉も知られていますよね。 ということは私たちは、胎内での情報が3歳の自分やその後の自分に影響を与えるということを知っているのだと思います。 では、妊娠期にお母さんの情緒を決めているものは何でしょうか。それは、その時のお母さんの夫との関係と、お母さん自体がもともと胎内期から引き継いだ情報です。 このように考えると、今、強い「孤独感」を感じているとします。そうするとその孤独感は、今の自分を取り巻く環境からもたらされているものでもありますが、もともとその孤独感はどこから来たのか、ということを考えると発端はお分かりいただけると思います。 セラピーをするときにわかる範囲で、3,4世代前の先祖はどういう人だったのか、ということをお尋ねします。すると、びっくりするくらい同じことを繰り返している先祖がいることがわかります。 人を信じてはいけない、と思っている人は先祖を調べていくとそう思っていた人がたくさん出てきます。どんなにつらくても自分ひとりでがんばりぬかないといけない、と思っている人は、先祖を調べるとそういう人がたくさん出てきます。世代間連鎖をずっと続けているのですね。自分がこれを変えたいと思ったときはこれをどう変えていくか。やり方は大きく2つあると思います。1つめは、今、やりたいこと、大好きなことを見つけて打ち込んでいくということ。好きだと、それが原動力になって、受け継いできた感情パターンをしらずしらずに変えていく、ということがあるのだと思います。2つめは、先祖から受け継いできた感情パターンを変えるというイメージワークをすること。そして、イメージは単なる空想の出来事ではなく、ある一定の手順を踏むと、今の感情パターンを作っているイメージの元を引き出して、それを変えることができるのです。1のやり方は私たちに与えられた、ある意味喜びの部分だと思います。楽しいことをやることで楽しく変えていけるという意味で。でも不思議なことに、私たちが受け継いできた感情パターンは、どこかで浮上します。ライフワーク=命のワークであればあるほど、私たちの命の源泉に関連する感情パターンはどこかで浮上するのです。それは悪いことではないのだと思います。自分と言うものを、連綿と続いてきた命の鎖と考えたとき、人としてどこかの世代で今まで繰り返したパターンを超えて成長したい、という心の叫びのように私には思えます。 考えてみると、今の時代はある意味平和ですが、すこし時代をさかのぼると、人を人とも思わないような扱いをする風習、個人の気持ちなどまったく尊重されない家制度、養子縁組、男尊女卑、などの価値観がはびこっていた時代です。私たちの先祖は、歯を食いしばって孤独に耐え生きてきた人が多かったのではないでしょうか。今、ライフワークを行うとき、自分を愛し人を愛する、分かち合う価値観は、21世紀になって突然広がってきた価値観です。私たちの心にある対極な価値観、感情を、今私たちはこの時代で癒そうとしているのだと思います。イメージワークとはどんなものかはこちら。
2010.01.13
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私は本を買ってもそのまま積ん読状態になることが多いのですが、昨日何気に積まれた本を眺めていたら、経済自由人・本田晃一さんの「自分を好きになれば人生はうまくいく」という本があることに気がつきました。こういうことって良くあるのです。しばらくたってから、気がつく、つまりそのテーマが気になっている、と言うことだと思います。本田晃一さんは、昨年あるパーティでお会いしてお話を伺ったことがあり、とても印象に残っていた方だったのでした。実は、彼との出会いで気づいたことを昨年の大晦日のブログで書いたことも思い出したのです。大晦日のブログはこちら。「自分のライフワークを見つけるヒント」 本を読むと「あとがき」に本田健ちゃんの言葉が載っていて、本田晃一さんには当時の健ちゃんの会社のHPのアドバイスをお願いした、と書いてありました。へえ、縁があるんだな、と思いました。 本田晃一さんの本は、心惹かれる部分がたくさんあったのでした。なんでこんなに惹かれたかと言うと、私が「そうそう!」と思えるところがたくさんあったからです。 その中でも、「自分軸」「他人軸」という話は、読み始めてすぐにぴんと来たところです。 自分軸とは、人の評価はどうあれ自分が好きだな、という気持ちで行動すること。他人軸とは、他人の評価を気にして行動すること。他人軸ではなく、自分軸が大事、と言っている点は、私も本当にそう思います。他人の評価はコントロールできないので、そろえを気にしているとどこまで行っても満足できず、そればかりか自分が楽しめないことで脅迫的に自分を追い込んでいくことにもなって、精神的にもおかしくなってきます。私はこういうことを何度も経験してきました。 私はこういうことを、カウンセリングやセラピーを学ぶ中で実感したのですが、ビジネスを行う中でこういうことをつかんだ方がいて、びっくりするとともにやっぱりそうなんだな、と思えてうれしくなったのでした。 20紀はいかに「他人の目を気にして」生き・働いていたことか,、そして21世紀はいかにそこから脱出して、自分が好きなことをして生き・働く、ということがテーマなのか、あらためて実感したのでした。
2010.01.11
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昨日は、1/3に放映されたNHKドラマ「龍馬伝」をビデオで見ました。見終わった後になんとも言えないほっとする気持ちなりました。龍馬のおおらかな雰囲気を感じたからです。高知には何度も行って、また龍馬の本も何冊も読んだ私ですが、あらためて龍馬と言う人は、ハートがゆったりしていた人だったんじゃないのかな、と感じたのでした。 司馬遼太郎が書いた、「竜馬が行く」の中に確かこんな一文があったと思います。「西郷隆盛や桂小五郎など、さまざまな志士が登場したけれど、いずれの志士も自藩という枠で考えるという限界があった。ただ竜馬だけが日本全体と言う視点で見ていた」 大きなビジョンを持つこと。そしてありのままの自分を自然に表現してゆったりしていること。この2つを表現して生きられたらなんとすばらしい人生になるだろうか、と感じます。 そんなことを思い出させてくれるのが龍馬です。 ビジョンは、いつもすいすいと進むわけではなかったかもしれません。でも、そんなときでも、龍馬のおおらかさを感じることにできる、龍馬が作った私の好きな詩を紹介して終わりたいと思います。龍馬が定宿にして使っていた、京都の宿「寺田屋」に行った時にそこに掲げられていた詩です。「なにをくよくよ川ばた柳。水の流れを見て暮らす」訳・物事がすいすい進まないと言って、川の中の柳のようにあっちに揺れたりこっちにゆれたりして、何をくよくよ思い悩んでいるのだ。川の表面の水の流れを見ろ。静かにゆったりと流れているではないか。(山本・訳)こういう気持ちで、ビジョンに向かって進んで生きたいものです。
2010.01.10
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■お知らせ■ 明日、個人向けメルマガ「幸せな生き方・働き方」28号を発行します。購読にご興味を持っていただける方は、こちらから登録できます(無料、いつでもご自身で解除可能)。法人向けメルマガと個人向けメルマガの2種類を発行しているので、個人メルマガのご登録ください。登録はこちら。■以下、今日のブログ■ セルフイメージが高い人とは、先の見えない状況であっても「自分は何とかできるだろう」と思える人です。また、一時的にセルフイメージが下がって不安になっても「何とかできるだろう」と思える自分を取り戻すための対処法を知っている人です。 何とかできるだろう、と思えているということは何か問題があっても、すぐに対処に取り掛かることができるということですよね。つまりカイゼン力が高いということになるのです。 私の場合、もともとセルフイメージが高いわけではありませんが、どうしたらいいか、という対処法をあれこれ知っているために、カイゼン力を維持できているタイプです。 カイゼン力が弱まっている時とは、解決の見通しが立たないストレスがたまっている時です。こういうときは苦しくて仕方がないので、問題が起こってもカイゼンする気力が湧かないのですね。問題を問題と感じない、という意識状態を無意識のうちに作ってしまって、カイゼン力を下げている人もいます。 ではカイゼン力を瞬間的に高める3つの方法をお伝えしましょう。1.カイゼン力が高い人のそばに行って、見て学ぶ。 私ももともとカイゼン力が低かったのでした。やるべき課題が起こってもいつもめんどくさくて先送りしてしまうので、同じ失敗を何度も繰り返していたのです。私は私のセラピーの先生である、筑波大学の宗像恒次先生の個人セッションの現場を定期的に見学させていただき、先生の一挙一同をいつも学ばせていただいていますが、事前の準備、セラピーの進め方、苦境に陥ったときの切り抜け方、など、問題解決の姿勢と集中力を見て、こういう考え方をすればいいんだ、ということをいつも学びました。 その繰り返しでだんだん似たような考え方になっていったと思います。カイゼン力の高い人は、発想と行動が違います。それを身近に見て学ぶのです。身の回りの友人などでもこういう人はいますよ。2.自分の正直な感情を素直に表現する。 ストレスがたまっているのは、自分の感情を押さえ込んでいるからです。よって、どんな感情が押さえ込まれているのかを感じ、それは何をしたがっているのかを感じたら、それを素直に表現するのです。怒り、悲しみ、不安、怖さ、など、押さえ込まれたままでいると、苦しくなり、課題が起こっても課題を見るのがいやになってしまうのです。押さえ込まれた感情を表現できると、ストレスは一瞬のうちに下がってカイゼン力が向上しますよ。3.目標修正をする=他人の評価を得たいために目指している目標をやめる。 他者の評価は自分でコントロールできません。よって、人に認められたい、評価されたい、という欲求を満たそうとして作っている目標をやめることで、見通しのたたないストレスは瞬時に下がります。*以上の3つでも、カイゼン意欲が向上しない場合には。 潜在意識レベルに、無自覚なネガティブ感情があって、それがあなたの足を引っ張っているので、ストレスを自分でコントロールできないためにカイゼン意欲が湧かないのです。 特に、他者の評価を得たいために目標設定してしまう、と言う部分は、そこから抜け出すのが難しい人にとっては非常に困難さを感じるものです。 親から認められなかったからこそ、それが強い執着となり、大人になった今、人の評価を得たいという感情パターンが無自覚に作られてしまっているからです。 これは、トラウマ体験により作られているものです。ここがあると、いつも正体不明のストレスによる生きにくさを感じる生き方になる可能性があります。 そのために、前向きに生きるためのカイゼン意欲が湧かない可能性があります。 セラピーによって、メンタルブロックを癒して自分自身を解放することが大切だと思います。
2010.01.09
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先の見えない現在では、もっとも重要なのは「セルフイメージ」だと思います。セルフイメージが高い状態とは、先の見えないときにでも「自分はなんとかできるだろう」と思えて、どんどん進んでいけるということを意味します。 よく目標達成の方法のひとつのやり方で、いついつまでにこういう小目標をクリアして・・・、「俺はできる!!!」と毎日アファーメーションして・・・などというステップを細かく立てるようなやり方がありますが、セルフイメージが高いと、そもそもそのようなことを細かくやらなくても、もともとなんとかできる自分だと思っているので、すーーーーと行ってしまうようなところがあると思います。 セルフイメージが高い人は、カイゼンする力が高い人です。そもそもできると思っているから、うまく行かないときは、自然とカイゼンするのです。 先の見えない時代は、最初からうまく行かないのは当たり前で、あれこれやりながらカイゼンしながら見つけていくという、やり方が大切と思います。 まあ、平たく言っちゃうと、なんでもどんどんやってみてあきらめずに経験をつんでいくパワーと根気があれば、いずれモノになるということではないでしょうか(笑)。戦後の日本人だって、何もないところからそんなふうにやってきたんだと思います。 ということで、カイゼン力です。それを調べる心理テストがあります。*次の心理テストの10個の設問について、「いつもそうである」・・・2点「まあそうである」・・・・1点「そうではない」・・・・・0点で、得点を出してみてください。<問題解決型行動特性尺度 宗像恒次>1. 現状を振り返ったり、考えたりする時間を持つほうである。2. 何事も事実を確認しながら判断していく方である。3. 「なぜそうなるか」と物事の原因や背景を考えるほうである。4. 新しいことに取り組む前に見通しや計画を立ててみる。5. 問題を抱えても、いろいろ考え、その状況の見方や自分の考え方を変えてみる。6. 人から問題解決の手がかりを得ようとする。7. 問題を抱えたとき、見通しを得るためにしばらく離れてみる。8. 人と会話するとき、感情的になることは少ない方である。9. 同じような問題を抱え、同じ失敗を繰り返すことは少ない方である。10. 何かしたいと思っても、その具体的な手続きや見通しについて考えたうえで実行しようとする。<結果>・10点以下→カイゼン力が低下しています。とくに6点以下の場合は、問題や課題に遭遇してもそれを見ないようにしてしまう傾向があります。しかし、見ないようにするということは、あまりのしんどさから自分を守っているということでもあります。それだけしんどい現状があるということです。 一方、見ないということはカイゼンできないため、物事はそのままになるということが起こります。・11点~14点→カイゼン力があります。なにか課題が起こっても、その原因を直視しカイゼンしていくことで、未来を切り開いていくことができるでしょう。今後の課題は、問題の大きさによってはそのストレスでカイゼン力が低下する可能性があるので、適度な休憩をとったり、応援を依頼したりすることなどが大切です。・15点以上→非常に高く安定したカイゼン力があります。先が見えない時代でも、何とかしていく力があることでしょう では、カイゼン力をすぐに高めるためにはどうしたらいいのでしょうか。「カイゼン力を瞬時に高める3つの秘訣」は明日解説します。
2010.01.08
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私たちは赤ちゃんで生まれたとき、言葉が話せません。よって、親から察してもらわなければ生きていけません。よって、無条件でたっぷり依存させてもらえることが赤ちゃんとしてすくすく育つ条件なのです。 依存させてもらえないと、依存への執着が残り大人になっても、他者に依存する傾向が残ります。ただ、これはどんな人にもありますが(笑)。親は完璧な存在ではないので、完全に赤ちゃんの依存を満たしてあげることができないのですよね。 依存とは、自分がこうしたい、ああしたい、という期待を、自分で満たすのではなく、相手に満たしてもらうことを[期待し続ける]ことです。 期待してもいいのですが、期待し続けることは、人間関係上のトラブルを作ります。 たとえば、ある奥さんが「夫たるものは日曜大工くらいできるべきだ」という期待を持っていたとします。日曜大工が苦手な男性がこの女性のご主人だったらどうなるでしょうか(笑)。「ま、うちの亭主はできないのだから仕方がない。大工を雇おう」と割り切り、期待できる相手に期待する、これが健全です。しかし、依存とは夫に「それくらいできるべき!」と期待し続けることなのです。 当然、夫婦間にトラブルが発生し、本人にも悪性ストレスが生じます。見通しのつかない期待を抱き続けることになるからです。怒り、悲しみ、嘆き、不安な感情も湧くでしょう。 期待できない相手には期待をやめ、期待できる相手に期待する、こういうことを行えると、ライフワークも気持ちよく進んでいきますね。 自分のやりたいことを認めてくれる人もいるし、くれない人もいる。期待できる相手に期待しようと言うことです。 期待できない相手に期待しつづけると、そこに不安、見捨てられる恐怖、悲しみ、怒り、などのマイナス感情が発生します。これは、自分の期待がかつて満たしてもらえなかったという、トラウマ体験から生まれます。 また、他人に依存すると、つまり「期待し続ける」と、たいていは大きくなるにつれて、相手から嫌われるということを私たちは学びます。 子供時代に、どうしてもこれを買ってほしい、買ってほしい、と期待ししつづけると、親から、「うるさいね!」などと言われます。 私もどうしても買ってほしかった紙飛行機がありました(涙&笑) 期待し続けると、嫌われるので=怒られるので、自分の感情を抑圧することになるのです。これを、私のセラピーの先生である宗像恒次先生は、自己抑制(通称・イイコ)とよびました。 こうして自分の感情を抑えて、相手の顔色を伺うという特性を、私たち日本人の8割以上が持つようになったのです。 そして、本音を言わなくても分かり合えるコミュニケーション法として、私たち日本人は、「察し合う」というコミュニケーション法を作り上げたのです。 しかし本当の感情を抑えていると、相手は私たちが何を望んでいるのかがわかりません。また、本音を抑えていることが長びくと、自分自身、何が楽しいのか、何がいやなのか、がわからなくなってくるのです。 そしてライフワークがわからなくなります。 ライフワークへの旅とは、他者依存、自己抑制、の壁を乗り越え、自分自身へと戻る旅でもあるのです。
2010.01.07
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昨日の朝、札幌から東京に向かう飛行機の中で朝のニュースを見ていたら、スピードスケートで史上最年少のオリンピック出場選手になった、高木美帆さん(15歳)のドキュメンタリーをやっていました。 マスコミの方々はインタビューで盛んに、「すごいですねえ、将来の夢は?」などと質問すると、本人はいたってあっさりと、「将来は、スポーツをやってないかも・・・」などと答えるのです。それを見て、妻がこういいました。「本人は、今スケートが楽しいからやっているだけなんだよ」 面白いですね。従来のパターンでは周囲が騒ぐと、「将来は世界一のスケーター目指して、皆さんの期待に応えられるようにがんばりたいと思います」などと答える選手が、多かったように思います。そしてもっと面白かったのが、次の質問に対する答えです。「オリンピックでの目標は?」「自分らしく」マスコミは、「メダルを狙います!」と言わせたかったのではないでしょうか(笑)。思わず、この子いいな、と思いました。そして、本田健ちゃんの次の言葉を思い出しました。「今の若い子は、成功したいと思ってないのだから、成功とか、金儲けとか、そういう切り口は無意味だよ。 今後のキーワードは、“ありのままの自分”とか、“等身大の自分”とかだよ」なるほどなあ、と実感したのでした。本田健ちゃんから直接聴いた話のブログは下記です。「数年先の未来」本当にそういう方向に時代は向かっているのですね。皆さんはどう思いますか?
2010.01.06
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今朝のNHKニュースを見ていたら、アメリカの人々がつつましい生活をするようになってきたというニュースがあって、アメリカのエコノミストがこんなことを言っていました。「アメリカは過剰に借金することで、世界経済の原動力になってきた。でも、もうそういう仕組みは崩れたのだから、今までどおりにはいかない」 これは、世界経済のビジネスモデルが崩れたので、経済はもう今までどおりにはもどらない、という意味だと思います。日本では、株価がもどりつつあり景気はよくなりつつあるというようなニュースもありますが、それは甘い夢だと思います。ということは、自分なりにこれだ、と思うことを自分なりに試していくということが本当にだいじだなあ、と思います。 経済アナリストの藤原直哉さんは、これからのキーワードを「ヨコ型リーダーシップ」と「御用達(ごようたし)」と言っています。御用達とは、そのお客さんにとっての最高を、あつらえること。なにがそのお客さんにとって最高なのかは、試行錯誤して勇気をもって試して自分なりにつかんでいくしかありません。常に「カイゼン」ということ。SATセラピーの開発者である宗像恒次先生は、これからは「問題多発型社会」と言っています。常に問題は起こるのが当たり前の社会になるということ。今までとはまったく違う世界がはじまるわけですから、問題は常に「良きことにために」起こるということです。つまり、課題をつねに向き合っていくこと。つらいときは仲間に助けてもらいながら、でもその課題を、自分のライフワーク実現のためのプレゼントとして受け取っていくこと。課題を直視するのは、ときにはつらいですよね。これを乗り切っていくには、下記のようなパーソナリティを高めていくとが重要と思います。・自分の感情を素直に表現すること。→自分はこうしたい、こうして欲しい、助けて欲しい、などと素直に言えること。時には素直に泣くこと。・心の支援者を持つこと。→自分の気持ちを素直に表現すると支援者は現れます。気持ちを言わないと、周囲はこちらの気持ちがわからないので、支援してくれません。・ 率直な気持ちを表現し、そしてありのままの気持ちを聴き、ブレストすること。→率直な気持ちの交換をできること。時には痛くても。・ 自分の気持ち、感情、要求がわかること。 →率直な気持ちを言えるには、自分の気持ち、感情がわからないと言えません。また、自分は何を望んでいるかは、自分の要求がわかることが重要です。自分にはどんな気持ち、感情があり、それはどういうことを望んでいるからなのか、ということがわかることが重要です。まだまだありますが、思いつくままに書きました。 未来を信じ、仲間を信じて、勇気を持ってありのままの自分を表現して進んでいきたいですね。
2010.01.05
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今日からNHKで、「龍馬伝」が始まりますね。福山雅治演じる龍馬は、私の龍馬イメージと違うのでそこだけ違和感があるのですが、個人的に幕末モノは好きなのでとても楽しみです。 なんせ2年前の私の新婚旅行は、坂本龍馬が行った新婚旅行と同じコースをたどったほどの龍馬ファンなのです。めちゃくちゃ急勾配の高千穂峰に登り、龍馬が傷を癒したという塩浸温泉に入り、龍馬がお参りしたという霧島神社にも行きました。一緒に楽しんでくれた妻に感謝。 小さいころから武芸が苦手で勉強も苦手だった龍馬が、だんだん目を見開いていったのは、広い視野を持った人々との出会いが大きかったなと思います。現代で言うところのメンターとの出会いですよね。当時も今も、同じだなと思うのは、タテの人間関係が崩れた後にどのような世界が来るのか、ということを知っていた人との出会いが彼を変化させたのではないかと思います。 武家社会というタテ制度が崩れた後に来る世界はどんな世界か。現代ではタテ型の人間関係はないように思うかもしれませんが、私たちの心の中に歴然と存在します。 それは競争意識です。あいつより自分が上だ、下だ、という意識。人より金を持っていることが上になることで、つまり勝ち組で、そうじゃないと負け組み。資本主義と言うのは、究極の競争世界ですが、究極に進んだ結果、マネーシステムが崩壊寸前に陥っています。今年中にハイパーインフレが必ず起こると言っている経済アナリストはたくさんいます。 当時、次のヨコ型世界の姿が見えていた人々とは、たとえば次のような人々であるように思います。川田小龍、横井小楠、吉田松陰、勝海舟、など、その他たくさん。 今の時代にもたくさんいます。私が直接知っている人だけでも、本田健ちゃん、藤原直哉さん、宗像恒次先生、など。本やCDなどで知っている人を入れると、競争社会が崩壊した後に来る世界とはどんな世界なのかを知っている人々は膨大な数になります。 幕末に次の時代の理想をイメージできて活動した人は約3000人だそうです。3000人で世界が変わった。 次の世界は、目先不透明ですが、次の世界を確実にイメージできている人々は現代にもたくさんいて、すでに3000人は超えているような気がします。今年は私も、メンターの教えを形にして勇気を持って進んでいきたいなと思っています。
2010.01.03
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新年早々いろいろな経済レポートを読んでいると、今年は経済がさらに先行き不透明になってくるようですね。そういうものを読んでいると、いろいろ不安になったりします。私にもそういう不安はあります。今日の明け方に、今年の仕事はどうなるだろうかという不安がよぎったので、あれこれ考えていましたが、そのときにふっと腹に落ちたことがありました。 「なんだ、自分の要求を下げればいいんだ」と言うことです。 生活レベルがあがってくると、それが当然になってくるので、今年もどうやってそのレベルを確保するかと言う発想になって、それで不安になっている自分がいることに気づいたのです。知らず知らずのうちに守りの姿勢になっていたのですね。 私のセラピーの先生の教えで次のような言葉を思い出したのでした。 「ストレスとは、3つの要素の掛けあわせによってはよいストレスにも、よくないストレスにもなる」STRESS=f(D.P.S) c宗像恒次D=Dmand(要求)P=Predictability(見通し)S=Support(支援)この法則の意味は、ストレスと言うのは、こうなりたいという「D=要求」に対し、「P=見通し」と「S=支援」がしっかりあれば、「よしやるぞ!」というエネルギーを湧かせるよいストレスになる、と言うことです。見通しと、支援がなければ、自分にはできない、もうだめだ、こわい、というよくないストレス(悪性ストレス)になってしまう、ということ。私には、支援者はできつつあるのに、この不安はどこから来るのだろう、と思っていたら、「自分のD=要求が高すぎる」ことに気づいたのです。よって、「P=見通し」がたたなくなるのです。どうなるかわからない世の中だから、いざと言うときに備えて、今までと同じレベルで稼がねばならん、と自分にプレッシャーをかけるのはやめようと思ったのでした。 私が今年やろうとしている自主セミナーは、15年の経験のある企業研修に比べてまだこれからいろいろチャレンジしていく分野です。 なのに以前と同じ「ハイレベルな要求」を自分に与えていたのです。人間と言うのは、過去の経験でものを考えがちな存在なのですね。気持ちが軽くなりました。年の初めに、自分の目標=要求は、今の自分にとって妥当なのか、どうかを検証するのはよいかもしれませんね. 未来にたいして、なぜか「怖れ」の気持ちから目標を立てがちだなと思った方は、要求をよくチェックしてみるといいかもしれません。
2010.01.02
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あけましておめでとうございます。元旦ですね~。札幌の元旦は快晴です。昨日の夜はTVの総合格闘技を家族全員で見ていて、団欒のときを過ごしました。大晦日に、家族で総合格闘技だなんて、時代は変わりましたね(笑)。さて、昨日、犬飼ターボさんのメルマガを見ていたら、新年そうそうにふさわしい言葉があって、ちょっと衝撃が受けたので紹介しますね。その言葉は、「私たちは愛を学ぶために生まれてきた・・・だけではない」という言葉です。思わず「え?」と思いました。てっきりそうだと思っていたので。「じゃ、何のために生まれてきたの?」と思いませんか?ターボさんはこう書いていました。「愛を役立てるために。愛を学んだら、愛を“ある目的”のために役立てるのです」愛を役立てるために生まれてきた・・・・。私は、がーーーんと衝撃を受けましたが、いかがでしょうか。これってライフワークのことじゃないだろうか。私は、私のセラピーの先生である、筑波大学・宗像恒次教授の言葉を思い出していました。「私たちは、愛されるために生まれ、そして、自分を愛し人を愛するために生きる」(山本の解釈が入っています)無条件に愛されて育つわけではない私たちは、自分が愛される存在であることを確信できないために最初苦しみます。しかし、愛される存在であることを信じられるようになるにつれて、自分を愛し楽しみ、そして自分が満たされるにしたがって、人を愛する行為をを行い始めます。この愛のはぐくみ方は、ライフワークそのものだな、と思ったのでした。今年もよろしくお願いします。
2010.01.01
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