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最近どこの職場に行っても、「仕事量が多くて」ということを言う人がおおいなあ、と思います。「人員も減らされてきたからかな」なんて、思っていました。ところが先日、ある病院の管理職の方と意見が一致したことがあって、ちょっとびっくりしたのです。それは、お互いの意見が一致したのは、「コミュニケーションがよければ仕事量は減る」でした。なぜか。それはコミュニケーションがよくないとルールが増えたり、書類作成が増えるからです。以前、調剤薬局の研修をしたことがあります。そこでは、薬の量を間違って渡してしまう、ということがよく起こっていました。それを防止するために、薬の量を2重にチェックするとか、2人体制でチェックするとか、間違ったら始末書を書くとか、手順書を作ってそれを覚えてそのとおりにやる、などしていました。これは大事なことだと思います。でも、仕事量が非常に多くなりますね。でも、私がその時の現場の薬剤師さんにいろいろ聞いたところでは、薬の量を間違うのは、苦手な上司がそばにいて、目の前の患者さんから早くして欲しい、というプレッシャーをかけられるときだ、ということがわかりました。つまり、苦手な上司が苦手でなくなり(言いたいことを本音ではっきり伝え合い)、目の前の患者さんには「ちょっとお持ちくださいね」と言えればいいのではないか、と思ったのです。いろいろな企業を見てきましたが、意思疎通が良くない会社では、深く本質的な話をしない分、文書によるルールが多いと感じます。「本音でなんて言えないよ」という声も聞こえそうです。どういうスタイルの仕事をするかは自由です。でも、何時間もかけてマニュアルをつくったり、手順をたくさん作ったりすることが、実は話しあえば短時間で済んでしまうかもしれません。残業も減ってしまうかもしれませんね。
2010.08.31
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思えば私はSATセラピーというセラピーを15年間勉強して実践してきました。で、3,4年前から他のいろいろなワークショップに参加したり、カウンセリングやセラピー、コーチをうけたりしています。その時に、わかったことがあります。自分がもっとも最大限に学びの効果を得るためには、「なにがただしいかではなく、なにが役立つかという目で見る」という姿勢が大事だな、と。15年間もひとつのことを勉強してくると、よい意味でも悪い意味でも、今自分が学んでいるものが絶対正しい、という気持ちが強くなってきますね。私も最初はそうでした。しかし、すぐにわかったのです。「お金を払ってまでセミナーに参加して、自分の正しさを証明しようとして、それがいったい何の役に立つのか」と。昨日、成功小説家・犬飼ターボさんの「お金のセミナー」に参加しましたが、「ハイアーセルフ」や「神様」とつながる、というワークがたくさん盛り込まれたていました。そこでも思ったのです。「何が役立つかという視点で見よう」と。なぜなら、神様とつながるというワークが「果たして正しいのかどうか」という目で見ると、とことん怪しいという目で見るしかないですよね(笑)。「これって宗教か?」と(笑)。しかし目の前にいる、幸せな経済的成功者がこういう「神」という概念を使っている。なにか役立つとしたら何だろうか、と。正直に言って、神様ワークはまだ、体感としてまだよくつかめません(笑)。でも、なにか役立つに違いない、という直感が働くのでターボさんのそばで学んでみようと思ってます。
2010.08.30
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8/26(木)にDNA気質心理学入門というイブニングセミナーを行ないました。DNA気質は、私が企業で研修を行うときにも、また個人セッションを行うときにも使っているものですが、人間関係の悩みを解決する上で即効性があって、満足度も高いので、私自身とても重宝しているものです。なんと言っても、人間関係の見方が一瞬で変わり、人間関係のストレスが一気に下がるところが特徴です。先日もある男性に行ないましたが、奥さんに対するストレス度が65%(100%中)あったのですが、DNA心理学を使ったセッション終了後には、0%になってしまいました。笑ってしまうほど、変化するのです。先日のセミナーでもカップルで参加してくださった方がいたので、おもにそのカップルに焦点をあてて、ふたりのパートナーシップの関係性をひも解いていきました。以下は、当日参加していただいた方々の感想です。また今後、DNA心理学は教材を作ることをかんがえていますので、その時には広くみなさんにご紹介したいと思います。<以下、アンケート>1 S.Hさん(30代 男性 自営業)■今回のセミナーについて率直な感想はいかがでしたか?→とても満足。自分の気質がわかり、具体的に何をすればいいかわかった。相手の基質も知れた。■受講前と後で変化したことは何でしょうか→パートナーとの関係が少しですが、客観的に見ることが出来た。■明日から役立つことはありましたか? →非常にある。感情を吐露していく相手を、見つめようと思いました。妄想を常に確認しようと思います。■最後の感想をご自由にどうぞ。→時間が短かったように感じます。次回は長めにしていただければと思います。2 匿名(女性)30代■今回のセミナーについて率直な感想はいかがでしたか?→とても満足。見えなくて悩んでいた部分が分かって良かったです。■受講前と後で変化したことは何でしょうか→相手と自分との関係を見るチャンネルが多くなった。■明日から役立つことはありましたか? →非常にある。セルフケアを活かした自己分析が出来るようになると思う。■最後の感想をご自由にどうぞ。→人間関係をより良くする、自己改革などのテーマで希望します。3 G.Rさん(30代 男性 自営)■今回のセミナーについて率直な感想はいかがでしたか?→とても満足。個人的には、はじめてのような参加だったので、このような内容の勉強会だと参加しやすいと感じました。(時間的にも内容的にも)DNA気質という言葉のイメージがよくわかりました。■受講前と後で変化したことは何でしょうか→DNA気質心理学というテーマに対して、どんなものなのか受講前はイメージもわかないような状態でしたが、今回受講して、そのイメージがつかめました。とても興味深いです。■明日から役立つことはありましたか? →相手を見るときの心が変わると思います。自分の考えを押しつけない関わり方ができると思います。■最後の感想をご自由にどうぞ。→さらに続けて勉強したいです。4 T.Kさん(女性 経営者)■今回のセミナーについて率直な感想はいかがでしたか?→とても満足。カウンセリングへのDNA気質の生かし方がわかった。■受講前と後で変化したことは何でしょうか→今後カウンセリングで、DNA気質をもっと使ってみてもおもしろいかもしれないと思いました。■明日から役立つことはありましたか? →周りの人を、もっとDNA気質的な目で見てみようと思います。
2010.08.28
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よく自分の本当にやりたいことはなんだろうか、と考えることがあると思います。私も10代のころからずっと考えてきました。そして、ああ、これだなというものに出会ったのは37歳の時でした。その時、ある非常に条件の悪い仕事をしていました。食うために・・・。その仕事で事もあろうにすごいトラブルが発生し、トラブルで10日ほど時間を費やし、3日ほど徹夜していてやっと終わった明け方、「こんな仕事、二度とやるもんか!!!」と、思いながら布団の上に倒れこみ、もうろうとした意識の中でふっとひらめいたのでした。「自分を癒し、人を癒す道に、自分は進みたいんだな」と。出会ったときにかんじたものは、やっぱりそうだったのか、ということでした。それまでも目先面白そうな仕事はやってきた・・・、つもりでした。でも何かが違った。私は対人恐怖だったので、それを何とかしようと若い頃から瞑想をしたり、セミナーに出たり、カウンセリングをうけたり、本もたくさん読みました。でも、なかなかそちらの方向に進もうという気にならなかったのは、人が怖いことは、恥ずべきことだ、という意識が強かったからだと思います。でも、自分の対人恐怖を何とかせずにはおられなかった。だからそちらの方向に無意識のうちに進んでいたことにやっと気づいたのです。37歳の時に自分のライフワークと出会って、思いました。ライフワークとは、「止むに止まれぬ衝動に突き動かされて行うもの」だと。
2010.08.27
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よくイメージするものは実現する、と言いますね。この言葉の例えで、赤い車が欲しいと思い始めると、やたら街中に赤い車が走っているのが目に付く、という話を聞いたことがあります。赤い車はもともと走っているのですが、心のなかで意識したときに初めて目線が赤い車を追いかけるのだそうです。今、なにを気にしているかによって現実が現れます。例えば、ここ1週間ほど、私の中で離れなかった言葉は「ビジネスの仕組み化」という言葉でした。犬飼ターボさんが私に教えてくれた言葉です。ビジネスって仕組みを作ることなんだよ、と。お客さんを見つけるために、会社に飛び込みしたりいろいろしていた私の心に、この言葉は響きました。「そうか、仕組みを作ることでお客さんは自動的にやってくる、そういうことなんだな」それ以来、周りの人々がどうやってビジネスの仕組みを作っているかに目が行くようになったのです。皆いろいろなことをしています。自動的に集客する仕組み、指導的に紹介が発生する仕組み、など。ふと、その時、あるチラシを企業にFAXしてみました。すると、もどってくるではありませんか。その時思ったのです。そうか、こうやって法人の見込み客を見つけていけばいいのか。これって、ある意味見込み客を見つける仕組みだな,と。なぜって、ある言葉を書いたFAXを、一定数送ると一定のパーセントで申し込みが来ることを発見したからです。それまでは、あちこち定期的に電話をかけたり、メールを出したり、企画書を持って行ったりしていました。こういうやり方は、その都度いろいろなことをするので、なかなか大変です。法人顧客の見込み客を集める仕組みが見え始めてから、気持ちがぐんと楽になりました。そんなに焦らなくてもいいんだな、と思ったからです。いつもならあれこれ仕事をしている平日、その日は、息子と二人でプールに行きました。仕組みが見えると、生き方にゆとりがでるんだな、ということを実感した日でした。これからもっともっと仕組みについて学んでいきたいです。
2010.08.26
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先日、ある方とお話していて、目からウロコ体験をしました。っていうか、いつもこのブログにはそういう事ばっかり書いているのですが(笑)。その人はこう言ったのだ。「楽しく成功するためには・・・・・、他人まかせにすることです」「は??? 他人まかせ?」「そう。いかに他人の力で成功するか、を考えること、がポイントです。」「自分の力で成功する、ものなんじゃないのですか?」「それだと力尽きますね。または無理やり成功パターンになります。例えば、自分自身はセミナーの講師になって今、こうしてあなたの前で教えていられるのはなぜでしょうか。私は2年前まで、ごく普通のサラリーマンでした」「それは、あばたが頑張ったから・・・・」「違います。それは尊敬するメンターの○○さんと出会い、その方とつながった結果、その方に引っ張られる形で、講師にしてもらったからです。つまり、そのかたの力なんです。そのかたに引っ張られなければ、今日はありません」「・・・・・・」「そしてそういう形を創りだしたのは、私がいつも、いかに人の力で成功するか、という意識で物事を見ていたからです」少なからずショックを感じました。このことがなぜ、ショックだったかというと、私がいつも自分の力で成功しようという意識が強い人間だったからです。人は大きく2つのパターンに分かれます。私のような自立系の人間。こういう人は、人に自分のパワーを預けることに不安があるため、なんでも自分の力でやろうとします。もうひとつは、依存系の人間。こういう人は、いつも他人に決めてもらいたい、とか、やってもらうことを期待するタイプ。こういうタイプは、自分の力で行うことに不安があります。前者のようなタイプ(私も含む)に今回の話は、非常に役立つのではないでしょうか。後者のタイプの場合、まずは自分と向き合う、ということがポイントなのではないでしょうか。
2010.08.25
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先日、Oリングカウンセラーのとりとりの話しを聞いていて、びっくりしたことがありました。とりとりは、Oリングという、体の反応に質問して様々な心の問題を解決していくカウンセラーです。鳥海 穂・とりとりのプロフィールそのとりとりがこんな質問をしたのです。「潜在意識と顕在意識はどちらが強力だと思う?」「そりゃ当然、潜在意識でしょう」と思いました。だってよく成功哲学などで、いうではありませんか。「潜在意識があなたを動かしている」と(笑)ここまで書いてしまうと、顕在意識の方が強い、というのが答えだというのが分かってしまいますが、問題はなぜでしょうか。とりとりは驚くべきことを言いました。「だって変えようと思えば、潜在意識は変えられるから。だから顕在意識の方が強いんだよ」これには正直、びっくりしてしまいました。「考えてみればそのとおりだ!」と思ったのです。潜在意識というとなにか、難しそうな感じにとらわれてしまいますが、考えて見れば私たちの、顕在意識の思い次第ですよね。なるほど、人間の思い込みって深くて面白いなあ、と思った出来事でした。
2010.08.24
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以前、カリスママーケッター神田昌典さんのセミナーに出たとき、こんなことを言われていた。「来年は、スピリチュアルが爆発的に流行する」これを聴いてしばらくは忘れていたのです。というか、1980年代後半から、スピリチュアルブームというのが来たことがあって(私のトシが分かりますね(笑))、うーん、あのころもそうだったからなあ、もう来ているんじゃないの?と思っていたのでピンとこなかったのです。しかし、あのころとなんか違うぞ、と思い始めたのは、本田健ちゃんが「未来はえらべる」という本で、バシャールとの対談する内容を本格的に世に出し始めてからです。あのころは、すごくマニアックな印象があったのです。だから心の世界を説くセミナーは、精神世界と言われて、講師は悟りを開こうとしていた人とか、インドに行って修行をした人とか、アメリカのニューエイジのメッカ・エサレン研究所に行った人とか、瞑想をやっていた人とか、アメリカインディアンの儀式に参加した人とか。私もいっぱい出てました(笑)。ビートルズが学んでいた瞑想法を学んだり、前世を見るセミナーに行ったり、男女が一緒のお風呂に入ってワークするセミナーとか(笑)、手からエネルギーを飛ばすセミナーとか、自分の今回の生の使命を聞くためにリーディングという予言を受けたり。それで、面白いけど人に伝えられないな、と思って私は、筑波大学の宗像恒次先生のSATセラピーとめぐり合い、右脳と左脳を統合した全脳セラピーを学び始めたのでした。今の時代は、経済的にある程度成功した人、がスピリチュアルを語り始めているのがあのころと違う特徴です。現実的な人が語り始めているのです。本田健ちゃんしかり、神田昌典さんしかり、犬飼ターボさんしかり、私のセラピーの先生である宗像先生しかり。物事をつきつめていくと、そういう段階に到達するのかもしれません。私の実践しているSATセラピーも、15年前はごく普通のカウンセリングでしたが、今では、信じられないようなスピリチュアルなレベルを扱うやり方も取り入れられています。しかも科学的に。そしてそれをごく普通に受け止める人が増えているのです。私は宗像先生から教わりましたが、現代物理学の世界で物質の最小単位が「素粒子」であるということが言われるようになって、目に見えない世界との距離が一挙にちかづいたのだと思います。素粒子とは、見るとその場から消えるのだそうです。つまり、現代科学の定義では、物質の最小単位は、「あるけど」、「見えない」、のです(笑)。従来は眼に見えないと言われてきた世界、科学の世界、ビジネスの世界がシンクロしてきた、とても面白い時代になりましたね。
2010.08.23
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個人セッションを行った方から、先日ご連絡をいただきました。何でもお父さんとの関係が劇的に改善したとのこと。とっても喜んでおられて、聞いているこちらもうれしくなりました.ご両親との関係が改善すると、今の自分の意識はものすごく変化します。このことは私も体験済みです。しかし、1回のセッションでその場で劇的に変化する方もあれば、この方のようにセッションがおわって何ヶ月がたって変化する方がいたり、変化のタイミングには個人差があります。その差はなにかと言うと、大雑把に言うと、そのかたの「期が、そこで熟するか」ということではないかと思います。自分らしくない生き方・働き方をしてきた方は、自分のありのままの感情をものすごく抑圧しています。しかし、その生き方がもう嫌だ、と本当に思ったときに、その瞬間にすごい勢いで変化するのです。でも、私自身も本当にそう思えるまでずいぶん時間がかかりました。人はそれぞれのタイミングで、自分自身が変わる絶妙な時期を選んでいるのですね。
2010.08.21
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昨年末あたりから、今までとは違った顧客を開拓するために積極的に営業をしてきましたが、最近ようやくそれが実を結び始め、いろいろな案件が生まれてきました。営業と言ってもやり方は千差万別あるわけで、自分が目指す業界、そして自分にあったやり方、を見つけるまでがいろいろ苦労しますね。それが見つかると、成果をだんだん得られるようになってきます。私の場合も、最初はただ単に飛び込み営業をやっていました。これは自分で創業した30歳の当時、飛び込み営業をしまくってそれでお客さんをつかんでいった経緯があったので、まずはあれこれ理屈を考えずに、飛び込んでみたらなんとかなるだろう、と思ったのです。しかしこれは昔ほどうまくいかったですね。むかしとの一番の違いは、自分の中に馬車馬的なむちゃくちゃなエネルギーがなかったことです(笑)。どうしても「効率が悪い」と思ってしまうのですね。あのころはわかかったんだなあ。そんなこと全く感じなかったですものね。体力もあったし。そして営業の仕方をあれこれ模索して、やっと自分にあったやり方を見つけたのです。ここにくるまで約10ヶ月くらいかかりました。当初思ったような仕事も徐々に入りつつあります。思いは確かに実現します。しかし、「時間がかかる。だからあきらめないこと」。この前提があれば実現するのだ、ということをあらためて実感しています。
2010.08.20
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レジリエンスっていう言葉をご存知でしょうか。ネットで検索すると、米国の学者の定義として「困難な状況でも、それをくぐり抜けていく力のこと」などと載っています。また日本のある学者は、「しなやかな力」と訳していると紹介されています。いまの時代にぴったりの言葉だと思いませんか?似たような言葉に、ストレスタフネスなどという言葉がありますが、これはどちらかというと、上からかかったプレシャーに耐えぬくなどのような受動的な意味合いが強いのに対し、レジリエンスとはもうすこし能動的な意味合いがあると思います。ではレジリエンスとは、どうやったら身につくのでしょうか。私がもっともピンと来る説明は、筑波大学の宗像恒次先生の言葉です。それは、「レジリエンスとは、自分らしく楽しんで生き、働くことで身についていく」私は企業研修をしているのでよく体験しますが、「困難な状況でもくぐり抜けていく力」と言ったときに、「とにかく頑張り抜く力」と言う意味にとる方がいます。「とにかく頑張れる人をそだててほしい」と・・・。自分らしくいられるから、自分を発揮出来ているからこそ仕事は楽しく、そんな中で「困難な状況をくぐり抜ける力」は身につくのだと思います。歯を食いしばってやりたくないことをするのは、尊いことでもありますが、いつか倒れてしまうかもしれません。自分らしくいられるとは、どういうことでしょうか。私は大きく2つの意味があると思っています。1. 小さな意味では、「自分の気持ちに正直に発言、行動していること」2. 大きな意味では、「自分の気持に正直に、生き・働いていること」2は今すぐ無理でも、1から始めるのが現実的だと思います。自分の気持ち、感情を抑えて他人の価値観にあわせて発言を抑えることからの脱却。レジリエンスは、ここからすこしずつ育っていくのだと思います。
2010.08.19
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私は今まで、多くの企業で心理テストを実施してきましたが、そのたびにあることを実感してきました。それは「日本人のコミュニケーションには独特な特性」があるということです。それはなにかというと、その特性とは「察し合い」ということです。「察し合い」とは、相手がはっきり言わなくても、「だいたいこういう意味だろう」と推しはかってしまうこととか、相手にすべてを言わなくても理解してくれることを期待する、などという傾向を言います。最近の言葉で言うと、「空気を読む」なんて言うのがそれではないでしょうか。(笑)しかしこのような「察しあう=空気を読む」というやり方は、本来日本文化に深く根づいていて、もともとおもてなしの真髄とされてきたように思います。「相手の心を察して、おもてなしをする」というように言いますよね。しかし最近では、この「察し合い」があちこちで通じなくなっています。なぜか。「察し合い」が成り立つには、「こういう時にはこう感じたり、こう行動するのが常識だ」という前提があることが必要ですが、この前提がだんだんバラバラになってきたからだと思います。それだけひとりひとりの価値観がばらばらになってきたからでしょう。しかし、もっと大きな原因があるのです。それは、私を含めて私たちひとりひとりが、まだ「一人ひとりは別個の存在だ」ということを、感情面で完全に理解しているわけではない、ということです。「あの人は変わっている」「あの人は常識がない」というような日本語がありますが、何を共通の常識とするかということが決まっていないのであれば、人の数ほど常識が存在することになって、前提が違うので「察し合い」のコミュニケーションをしていると、だんだん人間関係でトラブルが多発してくるのです。私は企業研修の現場とか、カップルの個人セッションを行う中で「察し合い」がもたらす、人間関係のすれ違いをたくさん見てきました。その時に、私が人間関係を修復したり、スピーディに理解し合うことに活用してきたのが、「DNA心理学」です。私となんらかの形で多少なりともおつき合いただいた方々は、このDNA心理学のことをご体験いただいているかもしれません。人のパーソナリティは、遺伝子で決定されているところがある、という心理モデルを使って、個人の行動変容や人間関係の改善をはかっていくものです。遺伝子とはそのほとんどが種の保存=生き残るために受け継がれてきました。例えば不安遺伝子という遺伝子があります。この遺伝子をもつ人は、遠い先の「危険」を予知する、という特性を持っています。遠い先祖の昔、そのかたの先祖は危険な地域に住んでいたのかもしれませんね。危険を察知できるからこそ、生き延びてこれたのです。一方、不安遺伝子を持つ人はいろいろな細かなことを心配する傾向があるので、人間関係で取り越し苦労や、被害妄想なところがあるのも事実です。この遺伝子が自分にある場合、どのように上手にこの特性を活かすかどうかで、自分らしさの生かし方が変わるのです。また、不安遺伝子を持つ人、持たない人とはどのようにつきあったらいいのか、これを知る人と知らない人では、ずいぶん人間関係の作り方が異なります。南方系の人々はあまり先を心配しないと言われますよね。しかし、日本人にはこの不安遺伝子を持つ人が多い、ということが分かっています。8/26(木)のイブニングセミナーで、このDNA遺伝子心理学を使って、望む人間関係をや望む行動を生み出す技術について、体験していただこうと思います。ご都合がつくようでしたらぜひお越し下さい。<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<1.■8/26(木)「あなたの人間関係をいますぐ気持ちよく激変させる秘訣---DNA気質心理学入門セミナー」開催■ *パートナーと一緒に参加すると効果倍増です!* 19時から21時半(場所・都営新宿3丁目駅下車3分)詳細は以下をどうぞ。・料金スタート価格として4000円(税込み)。再参加の方→3000円(再参加とは今までに山本のセミナーや個人セッションを受けた方。ご友人の方も再受講う価格にさせていただきます)■前回7/20(火)の「DNA気質心理学」セミナーに参加した方の声
2010.08.18
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昨日は、本田健ちゃんのメンタープログラムで一緒だった、ルーク平野さん、竹内ゆかりさん、酒井利美さん、の3人が合同でセミナーを行ったので参加してきました。テーマは、ライフワークを生きる、です。このブログでも何度か紹介していますが、ルークは恋愛・パートナーシップの専門家、ゆかりさんは、サウンドレゾナンスという、その人の声をコンピュータで分析してその方の才能を発掘する専門家、TOSHIは「幸せな家作り」という自分のブログが11万人も読者がいる建築家です。ルーク平野さんのHP竹内ゆかりさんのHP酒井利美さんのブログルークとゆかりさんは、よく会っていますが、TOSHIは久々の再会でした。セミナーに出て思ったこと、それは仲間っていいな、ということ。3人は専門分野がまったく違うのに、こうやってコラボレーションして、お互いが自分の分野で普段会うことにないお客さんに接しています。またお互いの話を聴いて、刺激を受けています。コラボレーションの良さは、最終的には今までとは違ったお客さんと知り合うことですが、それより前に、お互いを応援しあう関係から、自分の伝えたい世界を広げていく方法を見つけていけること。本田健ちゃんもこういうやり方をパートナーリングと言って、推奨していたっけな。ビジネス的なメリットもそうですが、ひとりで仕事をしがちな私にとって忘れがちな、仲間からもらえる勇気の効用を思い出していました。自分らしい幸せな生き方を生きる仲間が、お互いを応援する。その空気感がとても勇気を与えてくれます。ありがたかったな。かれらを応援して、また今以上つながっていきたいな、と実感した日でした。
2010.08.16
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東京に帰ってきてから2日目。私の自宅の周りは、連日、ものすごいセミの鳴き声でいっぱいです。にいにいゼミ、あぶらゼミ、ミンミンゼミ、ひぐらし、つくつくほうし。昨日夕方、家の周りを走っていると(まだ続いています)、一匹のセミが電線にぶら下がって、今まさに脱皮を行っている最中でした。木じゃなくて、東京のセミは電線にまでぶら下がって脱皮するのか、たくましいなあ、と思いました。それで近づいてよくよく見てみると、あっと、驚いてしまったのです。それは、そのセミは確かに電線にぶら下がっているけれど、電線には6本の足のうち、たった一本の足がひっかかっているだけなのです。つまり、いつおっこちちゃってもおかしくない状態ですね。それなのにそのセミは、脱皮を止めません。どんどんカラを脱いでいきます。まるで落ちることなど、知っているのかどうか知りませんが、そんなことを分かっていたとしても、この動きは止められないんだ、というように。思わずライフワークと同じだな、と思いました。つまり、ライフワークとは、「止むに止まれぬ衝動につきうごかされて行うもの」私が人に関わる仕事をしているのは、もともと私自身が対人恐怖症だったからです。私自身が幸せを感じたい、そういう強烈な衝動があって、そこから始まりました。自分を解放して、人とつながる喜びを自分も感じたかったし、そういうふうに感じる人が世の中に増えると、いい世の中になるだろうな、と思ったからです。このセミは、どうなったのか。今朝ほど、ジョギングして通りかかったときには、抜け殻はありませんでした。セミもいなかった。結果はどうであれ、あのセミは命を燃やし続けたかったのではないでしょうか。
2010.08.15
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久々に高校時代の友人と酒を飲みました。彼は20数年前に音楽関係の会社を立ち上げ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いです。彼の話をいろいろ効いているうちに、ふっと成功小説家・犬飼ターボさんのある言葉を思い出しました。「ビジネスの悩みって、人間関係の悩みなんだよ。」今の時代、ビジネスのことで悩んでいる経営者は多いと思いますが、彼の話と犬飼ターボさんの話がオーバラップして、この言葉を実感した体験を思い出したのです。以下の文章は個人が特定できないよう、内容を変えてあります。今から数年前、ある経営者の個人セッションをしていました。そのかたは、資金繰りに悩んでいたのです。こういう話って、セラピストである私に解決できるのかな、と私自身思っていました。しかし、私は「人間関係が生み出す感情パターンが、その人の今の課題を生み出している」という視点から、話を聴いていきました。「どういうときにこういう悩みの状態によく陥りますか?」すると、そのかたは少し考えて、こう言いました。「身動きがとれないとき・・・」資金繰りとは、目の前に現れた現象の一つであって、そのかたのパターンが作り出しているものなのです。「そのパターンはいつ作られたのでしょうか?」と質問すると、驚くべきことをそのかたは言いました。「小学校の時、皆で遊んでいたら自分ひとりだけ、落とし穴に落ちて身動きできなくなった。皆が気づかずに行ってしまい、自分ひとりで絶望した。通りがかりの人に助けてもらったが、それまで何時間も穴の中でだまって待っていた」その身動きがとれなかった過去のイメージを、自力で脱出するイメージに変換するワークを行ない、その後で尋ねました。「このイメージは今とどう関係しますか?」「いつも身動きがとれないと予感する時になると、助けが来るまでじっと待っている。しかし、なにも起こらないと、焦りまくってひとりで苦しむ」「過去のイメージを変換して何を感じましたか?」「自分から助けを求めればいいんだよね。過去も何も声を出さずにじっとしていたけど、今も何も言わずにじっとしていた。“助けて”といえばいいんだ。」「だれに言います?」「ナンバー2の○○さんに言ってみるよ。今まで、どうせ話を聴いてくれないだろう、と勝手に諦めていた」2週間後、電話してみました。「どうですか?」「いやあ、うまくいきましたよ.彼の動きによって資金繰りもなんとかなりそうです」ビジネスは人間関係なのだ、ということを改めて思った出来事でした。目の前のビジネスの悩みは、自分のパターンが作り出しているのですから、パターンだけに自分ではなかなか解決法が気づきにくいのかもしれません。でも気づくと、あと言う間に解決してしまうところが面白く、不思議なところですね(^^)*「8/26(木)19時から。あなたの人間関係を気持よく変える、DNA心理学イブニングセミナー開催」 ビジネスの悩みを解決するヒントが、あっという間にみつかります。8/26セミナー詳細はこちら。*前回の参加者の声はこちら。
2010.08.14
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札幌の実家の裏には、サイクリングロードがあります。私が小学生だった頃、このサイクリングロードは線路で、蒸気機関車が走っていました。2週間前から続けているジョギングですが、札幌に来ても続いています。このサイクリングロードを走っているとすぐ気づくのですが、たくさんの人が走っているのです。ものすごいスピードで走っている人、歩くようにゆっくりゆっくり走る人、歩いている人。そして私は・・・。歩くのにちょっと毛が生えた程度のスピードです。(笑)というか、これ以上無理すると、足が痛くなったり、体のどこかに無理が来るな、と分かるので体が拒否反応を示すのか、早く走ろうとしてもできないのです。遅いので当然たくさんの人に追い抜かれます。追い抜かれながら、こんなことを思っていました。「追い抜かれることが、やっと気にならなくなったなあ」思えば私はいつも、人と競争していたと思います。人よりいつも上でなければならない。こんな考えにずっと縛られていました。そして本当の自分の幸せが分からなくなり、無駄なエネルギーを使い、いつもいらいらしていました。体力が落ちてきたとともに、こういう考えからやっとすこし卒業できたのかな。うれしいな、と思いました。トシをとるってこういうメリットもあるのですね。(笑)
2010.08.13
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13日まで札幌の実家に帰省しています。7日に帰省してしばらくはイベント続きで、昨日あたりからやっとゆっくりしています。ほっとするとともに、ふと気づいたことがあります。それは、父母と一緒に過ごす時間がなんとも言えず、穏やかな時間だなあ、と感じられることです。以前の自分には信じられないことで、ちょっとびっくりしました。上から叩きつけるようなモノ言いで人を馬鹿にしたような態度の父、そして、過干渉で人の話など全く聴かずに、ひとりで話したいことを勝手にしゃべりまくっている母。以前の二人へのイメージはこんな感じでした。二人のそばにいると、イライラしてしまってとてもじゃないですが一緒にはいられなかったのです。しかし、今、全く違う穏やかな気持ちでいられる自分を感じます。今、父は穏やかでとても優しい父です。母は、相変わらず賑やかですが、いろいろなことを話し合えて安心します。どうしてこういうふうになったのだろうか。いろいろ転機となった出来事はありますが、でも一番は、私が本音の気持ちでいろいろ話すようになったことではないか、と思います。そういえば、今思い出したのですが、ここしばらく私はあることで悩んでいたことがあり、そのことで父に相談をしました。このことは私にとってとても大きな事だったのです。なぜかと言うと、私は父に負けまいとして、そして母に認められようとして今まで頑張ってきたのです。ある意味、競争していたのですね。よって、今まで父母に素直に助けを求める、ということは全くしてこなかったのです。しかし、今回相談してみてどうなったか。私の中にあった父母への硬い壁がなくなったように感じました。このことが大きかったんだなあ。「甘えていいんだ」。このことがわかって一番楽になったのは、だれよりこの私だったのでした。
2010.08.11
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私が成功小説家、犬飼ターボさんに出会って以後、いろいろ教えていただいた中で、もっともインパクトがあったのは、次の言葉です。「愛されたい、という欲求の中には、自分の“相手を愛したい”、という欲求があるんだよ」ターボさんの新刊「トレジャー」は、サラリーマンを辞めて独立し、試行錯誤する中で徐々に成功していく物語ですが、その中で主人公はメンターにいろいろなアドバイスを受けます。そのアドバイスの中で、もっとも私の心に響いたのは、上記の言葉だったのでした。このことはまだ私の中では、完全に腑に落ちたわけではないのですが、先日こんな体験をしてなるほど、とかすかにわかったことがあったのでした。それは、ふっと浮かんだ小学校低学年の時のイメージ。私は母に、怒られていました。算数の九九が上手に言えないといういことで。母は鬼の形相でぼくに怒鳴りつけ、ぼくは泣きながら何度もやり直しています。当然、その時は「愛されたかったのです。認められたかったのです」しかし、同時に「母を愛していたのです」。だから期待に応えたかった。ああ、まだ小さい子供なのに、母への愛があったんだなあ、と思ったのでした。愛されたいの下には、相手を愛したいという気持ちがある。もっともっと実感したいテーマです。
2010.08.10
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昨日は、妻の親戚の集まりがあって、北海道の碧水(へきすい)というところで一泊していました。碧水というのは、私も北海道出身でありながら初めて聞く地名なのですが、旭川の南にある、大稲作地帯です。彼女のお父さんの兄が、ここで昔から稲作を行っているのです。3年前に初めて行って以来、2度目の訪問ですが、あらためて、「すっごい、ひろいなあ~」の一言につきます。見渡すかぎり、大稲作地帯で、遥か彼方に山が見えますが、周囲数十キロにわたって障害物がなにもない、本当にひろびろとした風景なのです。この広さは、北海道の原風景ですね。こういう風景は、私が子供の頃の札幌にもありました。そのころの札幌はまだあまり開発されていなくて、冬などになると見渡す限りの真っ白な世界になるのです。本州の自然は、狭いエリアに山や谷が密集して切り立っているような感じです。私が住むは八王子のそばの奥多摩などは本当にそういうところで、あの自然は自然で趣がありますね。でも北海道の自然は、見渡すかぎり「なにもない」自然なのです(笑)。碧水の人々と話しているとよく出てくる言葉があります。「まあ、いいじゃないの。どっちでも」私の心の原点も、そうだったな、と思い出します。「まあいいじゃないの。だれもあなたを邪魔していないのだから。好きにするといいよ」こんなことを思い出させてくれる北海道の自然です。
2010.08.09
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個人セッションは毎回、千差万別のクライアントにお会いします。そして、不思議に思われるかもしれませんが、いくら理論を磨いてもいくら体験を積んでも、最後にものを言うのは、直感だなあ、とおもうこのごろです。先日行った個人セッションはこんなことがありました。ご本人は、「・・・・という気持ちなんです」と話しているのですが、何か変な感じなのです。なにかリアリティが感じられない、どうしてだろう、と。そこでふっと、湧いてきた直感は、こんなことでした。「この方は、ものすごい怒りを抑圧している。その抑圧の強さで、すべての感情がなまなましく出てこないのだ」と。そうか抑圧せざるを得なかった体験をしてきたんだ。このようなすごい感情エネルギーを抑圧する方は、身体に異常が出たり、一定の行動を繰り返したりします。この方も体にいろいろな症状が出ていました。そこで、「最近ものすごい怒りを感じたことはありませんか? あなたはすごい怒りを抑圧していると感じますが?」と質問すると、今の人間関係でとつぜん、すごい怒りの場面が出てきたのです。怒りの裏にあった、絶望の感情やその感情が生まれた、親子関係の経緯も明らかになりました。いつも新しい体験は悩ましいものですが、そういう時は直感が助けてくれます。でも、本当だろうか、と迷う時もあります。考えてみると、企業研修をやるときも50パーセントくらいは直感で行っています。どういう事かというと、当初想定していたようにメニューを進めても、皆さんの反応が思わしくない時があるのです。そういう時は、黒板にどうでもいい文字を書きながら心に問い続けます。「どうしたらいいのか」(笑)。まさに冷や汗もんです。冗談みたいでしょう。でも、こういうことはよくあるのです。人相手の仕事は、常にナマモノを相手にしていますので。ある時、ふっとひらめいたことは、「いやあ、なんか緊張してしまいまして、何話したらいいかわからなくなっちゃいました。10年以上も研修講師をしているのに、緊張するんですよ。みなさん」というと、会場は、わははは、と笑い、そして、「ちょっとほぐしのワークをしましょうか」と言って、アイスブレークのワークをいれたりしました。その後、わたし自身がほぐれて来て、つぎつぎとヒラメキが起こってくるとOKです。結構こんなかんじなのです。でも、直感を支えているものは、たくさんの経験と自分を開く勇気なのかな、と感じます。経験はだんだん増えますが、自分を開く勇気は、いつも持ち続けていたいなあ、と思います。
2010.08.07
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昨日、ある企業へ訪問するときのことでした。アスファルトの上を歩いていると汗がだらだらしたたりおちてくるのでした。昨日も暑かったですよね~。その時、小さな公園があるのがふと見えました。大きな樹が何本も生えていて、公園全体が日陰になっています。なんとかく誘われて、その公園のベンチにすわりました。その時です。なんともいえない涼しい風が、その公園にふわ~~っと吹いていることにきづいたのは。そして蝉の声。こういう涼しいところに座っていると、セミの声がまるで水のシャワーのように聞こえます。夏って、日陰があることをもっとも実感させてくれる季節なんですね。大きな樹が何本か生えている場所には涼しい風がふいていることも教えてくれる。しずかさや、岩にしみいるセミの声。誰が作った句か忘れましたが、ふと思い出しました。この気持よさ、これが夏の醍醐味だなあ、と思った一時でした。
2010.08.06
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先日、久々に私のセラピーの師である、宗像恒次先生のセラピーの現場に参加して、先生の個人セッションを勉強させていただきました。そこで自分なりに腑に落ちたことがありました。私の捉えかたですが、従来の心理学はすぐに意味の解釈をします。例えば、「Aさんが苦手」と言った場合、なぜなのか、どうしてなのかとか、どういう親との関係から来ているか、など。先日の個人セッションでもそうでしたが、宗像先生のやり方では、「Aさんが苦手」と言った場合、すぐ意味を解釈しません。そのかわりに行うことは、「その苦手な感覚は、どういう色、形、または身体感覚になるか?」を尋ねるのです。なぜ、こういうことをするかというと、、心理学と科学の考え方の差ではないかな、と感じました。例えば、Aさんが苦手、と言ったときの心理学のアプローチは、「Aさんが苦手→そこにある気持ち(話し手の主観)を明確化→状況によって過去の記憶の明確化→意味の解釈」科学のアプローチは、「Aさんが苦手→過去からの振動情報の伝達があると考える→色、形、身体感覚の明確化→自分に影響を与えた過去(状況に応じて、胎内期や前世代)から伝わってきたイメージを明確にする」一見、前者と後者はにているようですが、後者の考え方は、人の感覚器官が捉えるものは、視覚情報、聴覚情報、皮膚情報、嗅覚情報であれ、科学的に言うと、皆、「振動情報」だと考えています。目で見る光には、一定の振動(波長)がありますし、耳で聞く音にも振動情報があります。皮膚感覚も振動情報、匂いも振動情報。振動情報は、感覚器官に伝わると、電気的信号(電子の異動=振動)として伝わり脳でイメージ再生されます。脳でイメージ再生されると、その信号が脳内ホルモンを放出させるのです。よい情報であれば、ドーパミン、セロトニンを放出させ、そして喜び、などの感情を体に引き起こすのです。嬉しいと、胸や体で感じますよね。反対によくない情報であれば、脳でノルアドレナリンなどが放出され、不快感の感情を引き起こします。ということは、例えば、私たちのとおい先祖が見た映像は、電気的信号として胎内期の胎児に伝わり、それが繰り返されると、現代の私たちにも伝わってきているかもしれませんね。実際、宗像先生のセラピーでは、クライアントは前世代の映像を簡単に出すのです。本当にそういうことがあったかはタイムマシンがないので、その真偽は確認できませんが、科学的に考えるとあり得ることなのです。不思議ですね。前世代からのイメージ伝達・記憶の伝達は、科学的に語られ始めている、という時代に入ったのです。宗像先生のHP
2010.08.04
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先日、5000名もの申し込みがあった本田健ちゃんの幻のセミナー「ユダヤ人大富豪の教え」に、170倍の倍率をくぐり抜けて参加することができた、友人・なるちゃんの「ユダヤ人セミナーシェア会」に参加しました。2泊3日で行われたセミナーの内容のポイントを教えてくれるものです。刺激を受けた点はたくさんあるのですが、その中でも一番改めてインパクトを受けたのは、。「成功とはどういうことなのか・・・」という問に対する答えでした。皆さんはどう思うでしょうか。「成功するとは、○○ということ」ノートには、こう書かれていたのです。「成功するとは、成功するまでやめないこと。失敗とは成功する前にやめること」本田健ちゃんは、実は13,4年前からたまたま知っているのですが、彼はビジネスに対して、ものすごいエネルギーと集中力を注ぐ人です。その部分は、本を読むだけでは、なかなか表には見えてこない部分ですが、ぼくは知っているだけにあらためて、はっとさせられたのでした。そうだよね、そこをわすれちゃいけない、と。
2010.08.03
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以前からこのブログに書いていますが、私は自分の病気を自分で治すのが結構得意です。もちろん、あまりに深刻な病気なら無理でしょうけど、腰痛、じんましん、風邪、四十肩、膝痛、など、僕的にはあまりたいしたことない病気の場合は、自分自身の感情と向き合うと大抵の場合、対処法がわかってそのとおりにしていると治ってしまうから不思議です。と、いうことで、実は今、風邪を引いてしまっているんです。ああ、やってしまった。この暑い盛りに・・・。夏の風邪ってめんどくさいんですね。で、なぜ風邪をひいたのかというと、これは一目瞭然で、単にこの一週間が忙しすぎたからです。休んでゆっくりしなさい、ということなんだなあ、と思って昨日辺りからゆっくりし始めています。冬だったら、布団かぶってぐっすり眠れば2日くらいで風邪は治るんですが、夏はそもそも暑いから、このへんの体温調整が難しんですよね。今日明日と、体を休めようと思ってます。ふと、ここまで書いてふっと思ったのですが、この週末、事務仕事がたまってそれをこなすのにすごいストレスだったことを思い出しました。事務仕事をだれかに頼みなさい、という合図かもしれません。(いや、マジに、こういうふうなことが病気と関係しているんですよ)ストレス=無理をする=体を酷使する=疲れて免疫がさがる=風邪をひくなるほど。さっそく妻に相談してみます。
2010.08.01
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