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Oct 16, 2010
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カテゴリ: 音楽
日常が倍速で流れて行くのに対して、ピアノの方は完全なリハビリモードである。

いや、リハビリにもなっていないかもしれぬ。退化をいかに留めるかといった感が強い。

何故か、平日の毎日には、ピアノに触る機会がとんとないのである。


先日、クリスマスライブの曲目候補決め会議があり、また、チックコリアのスペインをやることになりそうだ。

ということで、まずは楽譜楽譜と、昨年のライブ時に使用した楽譜を探し出す。
悪戦苦闘のあげく、1時間かけて、ライブ系の楽譜の山々からとうとう見つけた。

難しいアドリブ様のフレーズだけ、ちらっとさらってみる。しかも右手だけ。
指も動かないし、手書き楽譜なので、少々読みづらい。

そうだ、先日新調した、眼鏡を使えば多少はよいかもしれぬと眼鏡も現時点では最適なものに変え、挑戦である。

やはり、右手のフレーズで手一杯だ。まずは、ゆっくり練習あるのみ。

そのうちにまた、慣れてくるであろう。
そういえば、前回も覚えるまでは練習していなかった。


そして、次には、さらにクラシック系で少々練習を重ねる。
ショパンエチュード 10-7、10-3、10-12、25-1

10-7と25-1は、ややゆっくり練習。
一音一音確かめながら的に弾くと、逆にゆっくりであるのに妙に沢山つっかえたりする。

やや早めに流して弾くとどうにか弾けたような感じになる。

しかし、これは、何かのショック、変化がある状況では、つっかえてしまうの類い。

超ゆっくりでも、ゆっくりでも、やや遅でも、通常スピードでも、やや早めでも弾けるようにしておくべきであろう。
また、このようにしておくと、テンポダイナミクスをとりやすくなるようになると思う。速度の自由度の幅を広げられるのだ。

アマチュアがある速度である曲を弾きだすと、そのまま、ある一定のジェットコースターのレールに乗ったがごとく、速度を変化させにくく、レールの通りにつっぱしってしまう。しかも、それは、何故か自己流のレールだったりする。
または、どんどん早くなってしまうという場合もある。

テンポの多様性を見極めておくと、多少ともこれをコントロールできる。
また、曲の途中で、ためを作れるようにしておくとよいようだ。息継ぎのようなものかもしれない。
すると、その部分で、気持ちを切り替えて、テンポもその他にも新たに取り組むことができる。

曲指定のテンポ、強弱、表情づけの枠組みの中で、ほんの少し、自分らしさを出すということが、楽譜どおりであっても、さまざまなニュアンス、感性をもつ、曲表現につながる。古典まででは、禁じられていた部分さえ、自由度をもって表現することについては、異論もでてこようが、比較的近現代、あるいは、曲指定の少ない曲であれば、そのような自分らしい自由度も必要となろう。

いずれにせよ、自分で多様な表情付けをできるためには、多様な速度、多様な強弱、さらには、シフトペダルの使い方などが、必須の技術ともなろう。


話が広がってしまった。

今は、一音一音確かめつつのプレリハビリ練習をこなすのみ。

そして、最後に

ラフマのOp.32-12を弾いてから、

ショパンのOp.25-11の超ゆっくり練習。これでこの日の練習は少ないものの終了であった。

しかし、なぜか、流し弾き徒然よりは、充実感があるような気がする。

そして、このように感じていた。

昔、覚えるまでに練習した曲、あらゆる弾き方で練習した曲は、いつでも弾けるが、そうでない曲たちは、次第に忘れて行く。

あたりまえのことであるが、覚えるまで練習した曲こそ、一生身に付いた曲ということである。
やはり、苦労のしがいがあるものだなと妙に感心した一日であった。










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Last updated  Oct 17, 2010 09:55:09 PM
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