やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2014/06/10
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テーマ: お酒大好き(5386)
カテゴリ: 食べ物
大阪にて講習会に参加するのであるが、北陸は遠いので当日朝の移動には間に合わない。富山駅発なら、5時の電車に乗れば間に合うようだが、それはとってもハード。なので午後発の前日入りである。

それは初日は単なる移動日ということで、好きなことができるのであるぬふふーん。列車が動き始めたらいきなりプシュ!とやり出すのはのんべの証。

良い気分になって大阪駅に着いた。18時、チェックインの前に腹ごしらえをしよう。パパ友からの情報で、 新梅田食道街 にお勧めの店があるとのことで行ってみた。結構分かりにくい。建屋側面から入れるのかと思いきや店の看板すらない。内部の路地に入り、中二階みたいなところに店はあった。すでに混雑している。

一人なのでカウンターに滑り込んだ。目の前で焼いてくれるのが嬉しい。焼き上がる前に生ビール・モルツ(450円)を注文。職人がテキパキとお好み焼きを仕上げていく。一連の作業に無駄な動きはない。焼きの微妙なタイムラグは、肉団子(スライス肉をあらかじめ一人分ずつ丸めている)に水を差すか差さないかという違いなどで時間を調整しているようだ。

気付いたらやまやろうの分が焼き上がっていた。頼んだのはモダン焼きの大(850円)である。ソースの香りと出汁の香りが、見事な和洋折衷をなしている。焼きそばは太めで食べ応えがあり、かつ生地も負けじと存在を主張している。入っているイカや肉のトッピングはあくまでも脇役で、ここでは生地と麺が主役のようだ。

あつあつふわふわのモダン焼きとビールが合うのだよ。おそらく最近になってメニューに登場したであろうハイボール(300円)も、ビールに負けず劣らずモダン焼きとのコンビが素晴らしい。チープな食べ物にはチープな飲み物が合う。否定的な意味ではなく、リーズナブルな食材にはそれに見合った飲み物が適切に存在していることが有り難いと言っているのだ。食べ物が安くても、飲み物が高かったらチープを求めて来ているのに、それができないではないか。

この店の良いところは、チープでありながら旨くて、満足感が高いということ。食いしん坊で呑み助のやまやろうでも、モダン焼きと酒二杯で十分であったが、それで会計が1600円である。普通に居酒屋に入ったらこれで済むなんて有り得ないでしょう。

「きじ」は知る人ぞ知る有名店らしいが、初見でそれを実感させてくれた。これならば何度でも通いたくなる内容である。実は講習会は4回あるので、あと3回楽しむことができるのである。満足のいく店に入り浸るか、新規の店に飛び込むか、どちらも楽しかろう。7月にはどちらを選択するか、今から楽しい悩みが始まる。





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Last updated  2014/06/11 10:22:15 PM


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