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今日はすごく涼しい。ワールドカップによる中断を挟んで再開したJリーグですが、この時期に名古屋グランパスエイトが新外国人を取りました。2000年から2006年までスウェーデン代表だったヨンセンというFWです。明日来日するんだそうです。とりあえず、酷暑の名古屋に降り立つんじゃなくてよかった。いつもの調子の暑さだったら、試合に出る前に回れ右してスウェーデンに帰ってしまいそうで恐ろしいので。ま、直に「なんじゃこの国暑いぞ!」ってびっくりすると思うけどねーん。で、その名古屋グランパスエイトですが、3月からこっち公式試合で勝ち星をあげていないんだそうです。をいをい…星野監督就任以前の阪神タイガースのようです。グランパスって昔から、いい選手がたくさんいるのに試合では結果が出せないという印象がある。
July 20, 2006
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いうなればうちなるバルカンエクスプレス。さて、今や時の人である、サッカー日本代表次期監督は確実という情勢になってきたイビツァ・オシム氏。木村元彦さんというジャーナリストが書いた「オシムの言葉」という本が売れに売れているようですが、それを読んで木村さんの他の著書にも興味を引かれました。ユーゴスラビアサッカー3部作と題して、「誇り ー ドラガン・ストイコビッチの軌跡」「悪者見参 ー ユーゴスラビアサッカー戦記」そして「オシムの言葉」。サッカーにまるで興味はなく、ましてバルカン半島のことなどよく知らない、そんな木村さんの魂を鷲掴みにし、今日に至るまで旧ユーゴスラビア地域に深く深く分け入って取材を重ねることになったきっかけ、それは極東のサッカーリーグにある日やってきた1人のセルビア人フットボーラーのプレイだったそうです。PIXY。あるいはDragan Stojkovic。名古屋圏に住む自分にとっても、それはとりわけ親しみ深く大切な存在。わたし自身、そんなに深いサッカーファンというわけでもないので彼が名古屋グランパスにいた7年間もの間、意識して試合を見たことってなかったように思う。それが、返すがえすも勿体ないことのように感じる木村さんの本でした。1冊目と2冊目ではオシムさんのことはほとんど触れられていないんだけど、だからこそ「ああ、PIXYこんな人だったんだ。こんな辛い状況のさなか、日本で、そして名古屋でずっとずっとサッカーをプレイしてくれてたんだ」と泣けて泣けてしょうがなかった。知ってたら、せめて力になりたかった。何が出来たかは分からないけど。わたしはセルビアの味方だよ、西欧がよってたかってあなたたちを悪者に仕立て上げようと血道をあげようが、わたしはあなたの同胞たちを一方的に吊るし上げるような真似には断固として反対するよ、と、声を上げたかった。プロフットボーラーとして、ヨーロッパを遠く離れて日本のリーグにいることには、時として(あるいは常に?)ジレンマを感じていただろう。そもそも最初は7ヶ月の契約だったんだ。遅々として回復しない膝の怪我、祖国に科せられたスポーツ制裁(国際試合への出場禁止)、所属クラブの八百長事件による2部リーグ降格。「ほんのちょっとヨーロッパを離れて気分転換したい」それだけの気持ちでやってきた日本のリーグ。希代の才能を持った彼にとってはあまりにもお粗末なレベルのリーグ、チームメイトたち。彼の実力ならば充分に復帰のチャンスはあったはずのヨーロッパに背を向けて、日本にい続けてくれたのは何故だったんだろう。…そんなわけで、現在「ピクシー完全読本」とか、5年ほど前に山ほどあったピクシー本を買いあさり中。
July 17, 2006
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昨日は所用があって1日会社を休んだんだけど、午後空いた時間が取れたので急きょ名古屋市内の今池というところにあるキノシタホールという単館の映画館に「BROKEBACK MOUNTAIN」という映画を観に行った。で、昨日の日付で映画の感想を書こうとしていたんだけど、どうにも最後まで書き切れない。到達したい内容の深さまで、文章を使ってダイヴする力が最近とみに落ちてるような気がする。根気が続かない。深みに至る勢いもない。とりあえず、この映画をわたしは好きだ、ということは言える。終盤、慟哭するのではなく、ただ静かに涙がほほを伝うような映画。長いエンドロールの間に、静かに涙を拭き、鼻をかむ。わたしが大好きな映画に「バグダッドカフェ」というのがある。アメリカの田舎を舞台にした、ドイツ人監督の作品。この「BROKEBACK MOUNTAIN」も、アメリカの田舎を舞台にした台湾人監督の作品だ。なぜアメリカ人は、こういう静かな作品を作ろうとしないのかな。
July 6, 2006
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10年間、読み続けてきた物語が、静かにその幕を閉じた。地球上に実在する都市の、実在した社会を背景に紡がれてきた存在しない人々の架空の物語。10年前、何者でもない頼りなさを胸に抱えていたわたしが、何者でもない漂白の主人公に自分の空虚さを重ねるようにして、シンパシーを感じ続けてきた物語。気軽なライトノベルだけど、わたしにとっては、遠い街に住む知人の消息を知るような親近感を持って、存在しない彼らのことを気にかけてきた。彼らの人生はまだ続くけど、物語はもう終わった。なんだか嘘みたいだ。しばらくしたら、「やっぱり次の巻も書いちゃいましたよ」って発行されそうな気すらする。
July 3, 2006
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最近はよく本を読んでいます。…今日たまたま梶原順さんのサイトを見て気がついたんだけど8月15日に名古屋のTOKUZOでJとBのライブ…。なんですと? チケットは5月の27日から発売されていたようなので、もう1ヶ月以上も前から決まっていたのね。以前から行きたい行きたいと熱望していたJとB。J&Bのフォーピースももちろん素敵なのだけど、一度ギター2本だけのライブをじっくりたっぷり聴いてみたかった。それが、わたしがヘルシンキに行ってる間に行われてしまうとわ…。3年くらい待ってやっと巡ってきたチャンス、次はいつになることやら。今年中は無理でも、せめて来年には、と願う。…そういえば、といってもあんまり関連はないかもしれないけど、先日ふと思いついてネット上の某所で「waになっておどろう」を検索してみたらヒットした。きっかけは、サッカーのワールドカップ。NHKのワールドカップ中継の前後に流れるオレンジレンジの歌があまりに(個人的な感想で恐縮だけど)苦手なので、なにがこんなにわたしの気に障るのかなーと分析している過程で、長野オリンピックの公式テーマソングだった「waになっておどろう」を聴きたくなったのだった。オレンジレンジの曲のどこが苦手かというと、すごく子供っぽいところ。あの曲の子供っぽさが日本代表チームの未成熟さとぴったり重なって、なんか物悲しく虚しい気持ちになるのです。でね、アガルタの歌は、「こどものうた」という番組のために作られたとても平易で覚えやすい歌なんだけど、子供っぽくはない。NHKも、かつてはこういうセンスを持ってたのになーと、考えてしまったのでした。2006FIFAワールドカップの公式アンセムはすごくいい曲なのにねー。あれ使えばいいのに。
July 1, 2006
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