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2009年06月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は「虫歯予防」と「歯磨き指導」のセミナーで大阪の千里中央へ。

9時半始まりだったが、YAHOOの路線検索で15分以上前に着く計算で行くと家を出るのが7時半・・・(涙)

セミナーの案内には定員30名と書いてあったのに会場は広く、参加者80名の大盛況。

内容はというと・・・
率直な感想から言うと私が約20年前、歯科衛生士の専門学校で習った虫歯予防=「歯磨き」という考え方はもう時代遅れらしい。
他にもたくさん最新の研究ではこうするべき!という内容が多く、「へ~」とか「ほ~」とか「そうなんだ~」思うことがたくさんあった。

まず私が学生の頃は正しい虫歯予防の歯磨きの方法として「食後3分以内に3分間磨く」ということが良く言われていた。
あっそれ聞いたことある!と思う人も多いと思う。
しかし実質的に食後3分以内に・・・なんて無理だし、自分でも実践はしていなかったが、知識としてそれが正しいと思っていた。

しかし最新の研究では食後は自然な唾液の分泌により、唾液によって酸性に傾いた口の中が中和されるので、そんなに慌てて歯を磨く必要はないということだった。(むしろその時間を待ったほうがいいらしい

また日本人の子どもで1日1回以上歯磨きをする割合は92%と、世界的に見てもこれはとても高い数字だということだった。
そして砂糖の摂取量についても、世界的に見れば日本の子どもの砂糖の摂取量は低いという結果が出ている。
歯磨きをする割合が高く砂糖の摂取量も低いのに何故日本の子どもの虫歯罹患率は高いのか!?

それは日本の水道水にフッ素が添加されていないからだという。
諸外国では多くの国で虫歯予防の目的で水道水にフッ素が添加されている。
しかし、日本では飲料水はできるだけ純粋なものがいいという考え方から、あえてミネラルを添加したり、虫歯予防の目的でフッ素を添加するという考え方ではない。

その為、諸外国に比べると摂取するフッ素の量が極端に低く、虫歯の罹患率が高くなっているのだという。

確かに・・・実はうちの3人の子供、永久歯こそ虫歯は作っていないが、乳歯の時は3人とも同じ奥歯の歯と歯の間から虫歯ができた。
歯科衛生士の私が毎日毎日泣いても、眠くても必死で仕上げ磨きをしてきたのに、虫歯ができたのだ。

仕上げ磨きは完璧!にして来た。
でもどうしても、そこに糸ようじなどを併用するのは面倒で、それらの補助用具はほとんどと言っていいほど使っていなかった。
結果的に、歯ブラシだけでは磨けない歯と歯の間が虫歯になってしまった。
今まではそう思っていた。(それは確かに間違ってはいないのだが)

しかし!
昨日セミナーで聞いた内容によると、多少、食生活が虫歯になりやすい食生活だったとしても、多少歯磨きが多少不十分であったとしても、フッ素やキシリトールを上手に生活習慣に取り入れると虫歯を防ぐことができるということなのだ。

昨日その話をして下さったのは大阪を拠点に歯科衛生士の勉強会や歯科衛生士のためのスキルアップセミナーを各種主催されている、全国的にも有名な歯科衛生士さん。
その方曰く、30代後半で高齢出産してその後も仕事をしていたため、お子さんは実家のお母様に預けることが多かったのだという。
子どもと一緒にいる時間が限られているのでどうしても子どもには甘くなり、自分の子どもには「押さえつけてでも歯を磨く」ということは一切しなかったらしい。
そして「自分が衛生士なのに恥ずかしいことですが」と前置きされて「子どもは2歳まで寝る前に毎日哺乳瓶に牛乳を入れてそれを吸いながらでしか寝られなった」という話もされた。
「私はどうしてもそれをやめさせることができなかったんです」とも。

当然、お昼間はおばあちゃんがお子さんの面倒をみているのだから、甘い乳酸菌飲料なども飲ませていて、お菓子についても内容や頻度も決してきっちり管理されていたとは思えない状況。

でもそんな劣悪な状況の中でもその衛生士さんはフッ素ジェルの使用とキシリトールタブレットなどの利用で、子どもが8歳の現在まで虫歯にはなっていないのだという。

もちろん、口の中にどれだけ虫歯菌がいるか、は個人差があるので「虫歯のなりやすさ」というのは1人1人違う。
特にフッ素等をしていなくて、それほど歯磨きをきちんとしなくても、口の中に虫歯菌のいない人や菌の数が少ない人は「虫歯リスクが低い人」ということになり、虫歯になりにくい人もいる。

しかし、たとえ「虫歯リスクが高い」と診断されたとしても、これらの知識を得て、うまうそれらを利用すれば、虫歯予防ができるのだという。
その衛生士さん曰く、もちろん「虫歯菌を親から子どもに移さない」という考え方はありますが、自分が子どもを生んで、子どもにチューもしない、お箸や食器を共有しない、それらを自分だけでなく家族や周りの人全員に徹底するのは無理だと思ったし、それは必ずしも子どもにとって周りの人間にとっても幸せなことではないと思う、と話されていた。

これは私も同じ考えで、虫歯菌を移さないというのは不可能に近いと思っている。

我が家も最近やっとフッ素を取り入れた所なのだが、私がフッ素が虫歯予防に有効だと知りつつ今まで積極的に取り入れていなかった理由として、体に入るフッ素の毒性について不安があったから、ということがある。
しかしそれについても、水道水にフッ素が添加されていない日本では、たとえ1日3回歯磨きのあとにフッ素ジェルをしようしたとしても、水道水にフッ素が添加されている国の体に入るフッ素の濃度には全く及ばないということを知って、それならとようやく安心して取り入れる気になった。

魔法のおっぱいの「子どもを虫歯にしないために」のページで私が「子どもを押さえつけてでも歯磨きをする習慣をつけて下さい」と書いているが、子どもの機嫌のいい時を見計らってできる範囲で歯磨きをするようにして、できない部分のフォローはフッ素でするという書き方に変えたほうがいいのかも知れない、とも思い始めている。

うちにあるフッ素ジェルは私が数年前に一応フッ素を虫歯予防に取り入れようという考えのもと買ったものであるが、アメリカ製のものであるため外国製というのが少し不安材料になっていて、あまり積極的に子どもの歯に塗っていなかった。
(味が気に入らないと子どもが嫌がったということもあるが・・・)
この間のブログでも紹介したホームジェルというフッ素は日本の会社が製造している日本製のフッ素である。
だから外国製のフッ素よりもこれまた安心感があると思う。
味も5種類あり、ノーフレーバーという味のないものもある。

昨日のセミナーで、講師の衛生士さんが今日みなさんが勉強し、知り得た虫歯予防のテクニックを多くの患者さん、お子さんを持つお母さんに教えてあげて下さい!とおっしゃっていたので、私もこの場で乳幼児を持つ多くのお母さんに子どもの、そしてママやパパの虫歯予防の新しい情報として役立ててもらえればと思ったのでありました。

もちろん基本は規則正しい食習慣と歯磨き習慣ですから、いくらフッ素を取り入れて虫歯にはなりにくくなっても、歯に歯垢が残っていれば、歯肉炎や歯周病になりやすくなったりもします。

基本はしっかり押さえた上で、上手に歯磨き後のフッ素ジェルの習慣を取り入れてみて下さい。


【むし歯予防ジェル】ホームジェル





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最終更新日  2009年06月23日 00時19分12秒
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