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今井です。ごぶさたたしています。突然、出てきて失礼します。先の杉山さんのメールにも、「立ち位置を変える」とありましたが、7月25日に4つ葉プロジェクト有志で車座会議を持って、そこで4つ葉のこれからの活動について話し合ってきました。で、以下のような方向性を立ててみました。 ・4つ葉の活動はこのまま継続する。・世話人会(運営委員会)のようなしくみをつくる。・7月25日に参加、あるいは当日にメッセージをくれた方に、 まずは世話人になるかどうかの照会をする。・ブログはこのまま継続して、 改めて世話人会ができたときに内容などを検討する。7月25日に先立って行われたミーティングで、自分が車座会議の実行委員長を仰せつかっていましたので、遅くなりましたが、自分よりみなさんにご報告します。みなさん、引き続きのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします!
August 1, 2009
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今井です。先の杉山さんのブログ休筆宣言に、驚き、オロオロし、またでてきてしまいました。杉山さん、世界のホームラン王、前WBCジャパン監督、王さんの現役時代のホームランより多い955号、じゃ、なくて955件(3月19日現在)、なんというか、ほんとうにありがとうです。って、下にもちゃんと書いていらっしゃいましたね。お元気そうで安心しました。で、自分の近況です。仕事でちょっとおもしろいものを作らせていただきました。作ったって、お手伝いのそのまたお手伝いレベルなので、あまり偉そうには言えないんですが。厚生労働省企画、岩波映像製作、保育所保育指針実践事例DVD「保育所保育指針を映像に!」です。くわしい解説は下の試写会のご案内にゆずるとして、自分も製作の途中で何度かみましたが、こう、保育って、保育者ってすてきだなぁって、エンドタイトルをみながら、少し泣いちゃいました。人を育てるって、とってもいい仕事ですよね。で、記者向けの試写会が予定されています。一般の方もお申し込みさえすれば大丈夫だそうなので、よかったらどうぞ。「保育所保育指針を映像に!」完成上映会のお知らせこのたび、厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課では、保育所保育指針の施行を直前に、保育指針周知のためのDVDを作成いたしました。これは、保育指針を踏まえた保育所における具体的な実践の場面を通して、保育指針への理解を深め、実践に活用していただくために作成したものです。保育指針及び本映像について、広く関係者等に伝えるために、以下のように上映会を行います。日時: 平成21年3月25日(水) 13時半~16時半 会場: 省内18階専用第22会議室時程:1.会見 本DVDについての説明(今里保育課長) 2.上映会 第1巻上映(13時50分~15時10分)「子どもの育ちを支える保育所の保育実践」(76分) 休憩(15時10分~15時25分)第2巻上映(15時25分~16時15分「保育所の社会的役割と責任」(46分)※開場13時、16時半頃終了予定※どなたでもご覧いただけますが、前日までに氏名、所属、電話番号を明記の上、FAXにてお申し込み下さい。 厚生労働省雇用・均等児童家庭局保育課保育指導専門官 天 野 Fax03-3595-2674
March 19, 2009
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今井です。育つ・つながる子育て支援ご案内ありがとうございました。4つ葉の現役サポートメンバーでもありますし、(ごぶさたしててすいません。いつでも呼んでね!)この本の編者のコンピ研究会のメンバーです。まさに、「つながって」ます。平成16~18年の間、こども未来財団の委託を受けてこの本の基になる研究をしました。その間、4つ葉に深いつながりのある、世田谷のamigoさんや横浜市のどろっぷさんには、直接おじゃましてたくさんの気づきをいただきました。また、2005年春、武蔵大学で開催した研究報告会でも、4つ葉の関係者や支援者の方のたくさんのご意見、ご批判をいただきました。そんなことのひとつひとつが、この本のどこかに生きています。支援者の皆さんをお支えしたい一心で、ひとつひとつの言葉を選び、編集やイラストの方が呆れるくらいに、何度も何度も書き換えをお願いしました。結果、関係者の皆さんとも思いを分かちあって、ほぼ1年間の準備期間をへて、こうして一冊にまとめることができました。自分がこの本を好きなのは、自分が関係しただけでなく、(たいしたことはしてませんけど)「子育て」から「社会を見直そう」、っていうスピリッツがしっかりあるところです。そして、それはきっと可能です。4つ葉プロジェクトと願いは一緒です。とはいえ、まだまだ未熟な本です。ぜひ、皆さんと一緒に育てていきたいです。立ち読みでもいいので、ぜひ手にとっていただいて、ご批判や感想などをいただけたらうれしいです。余談ですが、表紙と裏表紙のイラストは、手を差し伸べて終わっています。「読者のあなた」がそこに手をつないでくれると、一つの輪になるようになっています。(March 2, 2009 11:47:16)
March 3, 2009
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今井です。ブログはとても久しぶりです。もう、昨日ですが4つ葉のタウンミーティング、スタッフの皆さんおつかれさまでした。また雨の中ご来場の皆さま、ありがとうございました。自分も一応スタッフでしたが、登壇し、「斬りこみ隊長」もさせていただきました。いかがでしたでしょうか?実は杉山さんから「保育をテーマに」といわれたときに、「なぜ、4つ葉が保育を?」と思い、打合せの際にも杉山さんにしつこく主旨を確認しました。保育者の方が4つ葉に関心があるかというと、たぶん、そうでもない。昨日の大日向先生のお話しにもありましたが、保育者はまずは目の前の子ども、そして保護者ですから、いろんな社会的な背景とかまでには、なかなか思いが至らない人が多いのではと思います。あと、保育をテーマにした際に、うっかり専業主婦VSワーキングマザー、みたいな構図になったりしたら、前向きな話し合いの場として、どうかなと。でも、結果、取り越し苦労でした。杉山さんもさすがの仕切りでしたし、短い時間だったから、かえって高山さん、大日向先生、義本課長が、それぞれのエッセンスを語ってくれて、それがとてもわかりやすかったように思いました。そして、自分の中にも保育とそれ以外のような、壁が少しあったことも気づかせてもらいました。ただ、自分もせっかく質問させてもらったのですが、壇上には慣れていないことと、フロアの皆さんの反応の方が気になって、お答えの細かいところは忘れてしまいました(笑)。高山さん、大日向先生、義本課長、ごめんなさい。あと、壇上からフロアを眺めたときに、あの人の声も聞きたいし、この人の意見も聞きたいし、などと司会でもないのに勝手に思っていたのですが、時間の関係でそれができなかったのが、ちょっと残念でした。「私も一言、言いたかった」という人、その思いを継続させて、来年もよろしくお願いします。でも、来年まで待てない!って言う人もいるかもしれないので、だったら、今度はぜひ子ども関係者が一堂に集う、「4つ葉円卓会議」を4つ葉で召集しましょうよ。で、子どもや親を巡るいろんなことを話しあいましょうよ。自分も働きますよ。杉山さん、事務局の皆さん、終わったばかりで、今井さん勝手に何言うのと思わずに、ぜひよろしくお願いします。
June 23, 2008
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ごぶさたしてます。なんかあっという間に1月ですね。年末、杉山さんと青山かいわいですれ違って、だいぶ体が丸くなったって言われてしまった。確かにそうかも。そういえば、杉山さんもちょっぴり疲れてた?杉山さん、一人だったからかな、そんなふうに見えたよ。年末はさぞ忙しかっただろうけど、あんまり無理しちゃだめだよ。自分、去年は仕事でも初めてのことが多く、とにかくおぼえて、慣れることばかりで。あまり好き勝手に出かけることもできなかったわ~。とても不自由な1年でした。今年はちょっと好きにやろうっと。それと、ここ数年で去年ほど、杉山さんに会わなかった年はなかったかも(笑)。杉山さんの1月4日の日記、「原点に還る」をなんだか懐かしく読みました。4つ葉、もう、3年になるんですね、早いや。その間というか、昨年末には重点戦略会議のとりまとめが出たり、社会保障審議会に少子化対策特別部会ができたり。どっちも杉山さんがメンバーに入ってるけど、こんなパブリックな場所でちゃんと話しあわれるなんて、3年前からはとても考えられなかったよね。そう考えると、もう風は吹いてるんだよね。あとは、杉山さんが言うように、「人」だよね。いろんな人たちが一つになって、自分たちや子どもたち生活のことを話し合って、みんなが願う方向に少しずつでも世の中が向かっていく。みんなが心健やかに暮らせるように。そんなあたりまえの国なったらいいな。みんなで願い続けたらきっといい国になるよ。今日、フジTVの「あんみつ姫」で、柳葉お殿様が「わが藩の宝は、人じゃ!」って言ってたけど、そうそう、人こそが国の宝!とTVに向かってうなずいてました。
January 6, 2008
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今、保育園と幼稚園の業界で一番ホットな話題が、保育所保育指針と幼稚園教育要領の改定です。要するに保育園や幼稚園で保育する際の、「これだけはしてね!」っていう基準が変わるんです。特に保育所保育指針は大きく変わります。で、業界人の一人として、ちょっとした勉強会を仲間と企画してみました。4つ葉とは、ちょっと遠いテーマかもしれないけど、お時間のある方はぜひ。保育者の専門性研究会 第14&15回勉強会◆日程および話題提供くださる方1回目:2008年1月15日(火) 天野 珠路さん 厚生労働省保育課保育指導専門官2回目:2008年1月28日(月) 神長美津子さん 東京成徳大学子ども学部准教授◆時間 18時30分~21時00分(両日とも)◆会場 子ども文化研究所(両日とも) 東京都豊島区目白3-2-8 村松ビル3F JR山手線「目白」駅下車徒歩3分ほど◆定員 50名(先着順) (定員になりしだい締め切らせていただきます。 ご参加いただけない場合は世話人よりその旨ご連絡さしあげます)◆コメント 汐見 稔幸さん(白梅学園大学長)◆参 加 費 1回につき1,500円(当日会場にて)◆お申込み・お問い合せメールの件名に【P研勉強会申し込み】と書いて、1)お名前、2)ご所属、3)ご連絡先電話番号、4)メールアドレス、5)参加者名簿への掲載の可否(お名前とご所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)6)★参加回(参加日)★をご記入の上、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。◆世話人連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jp
December 2, 2007
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今井です。今、仕事で福井の芦原温泉にいます。明日から保育士さんたちの研修会です。おそらく杉山さんが多感な青春時代を送ったであろう、鯖江市を通過しつつ芦原温泉に到着しました。話は唐突に変わりますが、今、保育園に保育されている就学前のお子さんは、全国で200万人います。これは就学前のお子さんの1/3にあたります。全国で認可保育所は2万3千か所、そこで働く保育士さんは30万人です。そんな保育士さんも、最近では3K職場と言われています。子どもたちには人気あるんですけどね。とっても大切な仕事ですけれど、まだまだ給料が安かったり、きちんとした専門職として社会から認知されているのか、そのあたりは微妙なところです。このへんは社会の子育て観ともちょっとつながってます。どっちが先、というわけではなくて、さらに保育士さんの専門性を高めて、給料やそのほかの処遇もあがったらいいのになー。などと願いつつ、日々働いています。あわせて、日本中でいい保育が実践されて、その保育がたくさんの子どもの日々の幸せにつながるようにと、仕事を通して願っているというわけです。なんといっても数が多いですからね。そうなったら日本の未来も明るいと思いますよ。
November 26, 2007
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今日は終日、編集のお手伝いをしている、保育者さん向けの研究会機関誌、「エデュカーレ」の対談のテープおこしをしてました。すでに締め切りは過ぎてましたが、なんとか自分の役目は終わって、1日、正確には2日遅れてますが、今、こうしてブログに向かっています。対談は森の幼稚園のお話しでした。では森の幼稚園って?例えば依田さんの「くじら雲」とか。(依田さん、お元気ですか?)森など野外を中心に活動する園舎のない(くじら雲は民家を借りてますけど)幼稚園&保育園で、スウェーデンとかデンマークなどの北欧が発祥のようです。で、印象に残ったいくつかを。「森って、森っていうものがあるんじゃなくて、一つ一つの命の集まりなんですね。もう一つ、一つ一つの個性の集まりで、まさしく多様だなっていう気がするんです」「(子どもは)小さければ小さいほど、森と対話をしているような気がします。すごく発声するんですね」続きが気になる方は本編を。年間購読、隔月刊で3,200円です。(ちょっと営業です)自分はすぐ目の前を海に、背中を緑に囲まれたところで育って、中学時代にはよく一人で海へ行きました。小さな港を囲む防波堤の一番先から、海の音を聞きながら碧い海と小さな町と、木々の緑と青い空を眺めてると、なんだか気持がよくて、とても落ちついたように記憶しています。森もそうだけど、海もそうですね。自然って自分から話しかけてこないし、ただ静かに受けとめるだけなんですよね。そのままで、そこにいていいよって。それが心地よかったのかもしれません。そんなわけで、テープをおこしながら、親としてもそんなあり方ができないかなって、最近のいくつかのシーンを頭の中で反芻しながら、ついがみがみ言ってしまう自分を反省したのでした。
November 19, 2007
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昨日ですが、オランダのイエナプラン教育のお話を聞きに、法政大学の富士見キャンパスまで行ってきました。今年の2月のユニセフの報告によると、先進国の中で子どもの幸福度が最も高い国が、オランダだそうです。イエナプラン教育についてはご案内文を抜粋。「イエナプラン教育は、1920年代にドイツでペーター・ペーターセンという教育学者が創始した、個別の子どもの発達に主眼を置いたマルチエイジグループを基本とした学校教育です。60年代にオランダに紹介され、「教育の自由」が豊かに保障されたオランダで、本国ドイツでよりも急速に普及し、オランダ人教育者によってさらに広く深く発展していきました。過去40年間に渡ってオランダの学校教育の変革に多大な影響を及ぼし、現在、人口わずか1600万人のオランダに、200校以上のイエナプラン校が存在しています」まず、和やかで家庭的な環境づくりを目指していることが、日本の学校とは違うなぁと感じました。その他にもたくさんのヒントがありました。教育というと大げさだけど、自分も小学生父なので、学校についてはとても興味があります。父としては毎日楽しく通ってくれれば、それだけで充分なんですけど。そういえばゆとり教育の見直しがされ、総合的な学習の時間が減って、国語、算数などの授業時間が増えるようですね。自分たち大人は今の子どもたちに、どんな大人になってほしいんでしょうか。教育をとおして、何を伝えたいんでしょうか。もちろん子どもも入れて、そんなところからみんなで話しても、いいような気がしています。
November 11, 2007
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今井です。子どもが生まれてから、あまり自分のための映画とかにも行かなくなったのですが、この前誘われて、墨田区立文花中学校の夜間学級を舞台にした、ドキュメンタリー映画「こんばんは」を観てきました。「こんばんは」のHPへjump!→お年寄りのクラスで、先生が一つ質問すると、みんなでああでもないこうでもないって、勝手に話しあったり、教えあったり。だから授業はなかなか進まないし、静かな教室じゃないけど、みんなわいわい授業をしてるのが。とても楽しそう。昼の中学生との交流授業のあと、フツーの中学生が「夜間のほうがなんか楽しい」って言ってたのが、とっても納得できた。そうだった、ほんとは学ぶことって楽しいことだった。それと、自分はフツーに字が読めて、簡単な(ホントに簡単な)計算はできるけど、戦争だったり、外国籍だったり、昼の学校にいられなかったりで、義務教育を受けたくても受けられない人が、この日本にもたくさんいるんだなってことも、改めて考えさせられました。教育は権利じゃないの?あとは自分の目でぜひ。みんなにとってたいせつな居場所で、とても温かい場所である学校。そうそう、不登校の「しんちゃん」の姿には、中学のときのクラスメートの姿が重なり、その笑顔に涙を止めることができませんでした。うちは教育界では有名なあの足立区ですが、小学校は地域に大事にされている、とても下町チックな学校です。今日も自治会連合の運動会を学校でやりましたしね。そう遠くない先に、小学校の体育館で生徒、先生、親、地域の人とこの映画を観て、「やっぱり学校って、教育って、スバラシイです!」って、エンドロールを観ながらみんなで泣きたい。
November 3, 2007
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今井です。わがままを言って、土曜日の担当になりました。山田さん、ありがとうです。酔っ払って寝ちゃって、日曜の朝になっちゃったけどご容赦くださいませ。昨日の夜、とある勉強会の交流会で、尊敬するファミリーライフエデュケーターの林真未さんに、「今井さん、いろんなことしてるけど、原動力って何?」みたいなことを聞かれたんだけど、酔っ払っていてうまく答えられなかった。で、自分、どんなことしてるだろう?まず、父親ときどき夫。小学校のPTAの役員。自治会の役員とこども会の会長。仕事で保育士さんの研修の企画と運営。4つ葉のお手伝い。保育者の専門性研究会の世話人。保育雑誌エデュカーレの編集スタッフ。子育て支援者コンピテンシー研究会の事務局。あと、福田えみさんやひばりさんががんばっている、東京こどもセンターの運営のお手伝いもしてるっけ。ここでは、障がいをもつ子どもと親たちを、もっと理解してもらえるような活動をしたいです。あとはぼちぼち。全部が全部フル稼働してるわけじゃないけど、わがことながら、いろんなところに出没してるなぁ。こうやって見てみると、・自分の子どもを含めた大人も子どもも楽しめる場づくり・保育者の資質向上のため楽しく議論できる場づくり動機はこんなところじゃないかなと、感じます。どちらもキーワードは「楽しく」ですね。その方が人が集まってくれるから。それでもまだまだやりたいこと、野望はてんこもりです。どこからアイデアが湧いてくるんでしょうね。自分にもこれだ!ってところはほんとはわかんない。リタイアして佐渡に帰ったら、ゆっくり自叙伝でも書いて考えよう。マミさん、とりあえず、こんなお返事になりそうです。
September 16, 2007
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4月から仕事で、保育士さんの研修の企画と運営を担当しています。保育士の皆さんの資質の向上は一番やりたいことなんだけど、ほぼ半年たって、慣れない仕事に追われてばっかりで、あまり余計なことを考える余裕がなくて、それが残念。時間も思うようにならないしなぁ。仕事よりもそんな余計なことのほうが、大事なんだけどなぁ。忙しいのは心を亡くすっていうけど、ほんとですね。今の安倍内閣はどうよとか、年金も大切だけどさぁ、桝添さんはちゃんと子どものこともやってくれるのかなとか。そんなことも気になってるんだけどなぁ。ニュースで政治家とお金をめぐる問題や、安倍総理の対応を見るにつけ、政治というよりも、国に対する国民みんなの不信が増しているような気がします。これってそうとう国としてヤバイ気がするけど。日本はだいじょうぶなんでしょうか?安倍総理はどう感じているのかな。一度、どっかで本音を聞いてみたいです。僕らが国を信頼できて、その信頼が次の世代にもつながっていくような、そんな信頼のスパイラルを作りたいんですけどね。簡単そうで、それって難しいんですかね。自分の周りでコツコツ実践してる人はたくさんいるけど。そんな僕らが信頼したくなる政治ができる人が、今の政治家にいるんでしょうか。それも気になります。
September 8, 2007
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佐渡から東京に戻って、腰痛に悩まされています。これは心因性かしら?それとも東京の空気のせい?今日、汐見稔幸先生を話題提供者に、大豆生田啓友先生を司会進行にお招きして、自分が世話人の一人をしている、第11回の保育者の専門性研究会をしてきました。汐見先生が語られる保育者の専門性のお話を聞きながら、「足らないことを知る」ことの大切さを、つれつれ感じていました。「足らないことを知る」ことで、それを自分で補おうと学ぶ。それを誰かに補ってもらう。「すいませ~ん」「いえいえ、いいんですよ、これくらい」そんな関係が保育の世界だけでじゃなく、みんなの身近から少しずつ、少しずつ広がっていく。そんな肩の力の抜けた、ゆるやかなつながり。自分はそんな世界のほうがが生きやすいなぁ。いつも失敗ばっかりしてるしね。みんな足らない者どうし。あなたの足らないところも、自分の足らないところも、同じように愛おしんで、大切に。だから、人と一緒に生きていける。人と一緒に生きることに喜びを感じられる。そこから本当の自立へとつながっていくのだと思います。そんなやさしい自立のイメージがもっと広がったらいいですね。この研究会は保育の勉強はもちろん、ささやかですけど、そんな温かさが伝わる場所になるようにと、世話人の一人として、そんなことも願っています。9月15日、今度は大豆生田先生が話題を提供してくれます。お時間のある方、ぜひご参加ください。
August 24, 2007
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明日から来週の土曜日まで、佐渡の実家に帰省してきます。子どもたちをテキトーに遊ばせて、自分は何もしないで命の洗濯をしてきます。曲は聴いたことが無いんですが、尊敬する保育園長から、中島みゆきさんの「帰省」、という唄の歌詞を教えてもらって、えらく共感したことがあります。「遠い国の客には笑われるけれど押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れないまるで人のすべてが敵というように肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆくけれど年に2回 8月と1月人ははにかんで道を譲る 故郷からの帰り束の間 人を信じたらもう半年がんばれる」なんか、自分のことを書いてくれてるみたいだって。自分なんていまだに心と体のリズムが佐渡だからね。実は自分は見かけよりもぜんぜん繊細で、東京の生活って結構きつかったりするんですよ。あと、実家のパソコンがダイアルアップなので、多分、インターネットが見れません。ですから来週はブログお休みです。**********************それと、保育の勉強会のご案内を二つ。よかったら参加してくださいね!P研<保育者の専門性研究会>第11回勉強会汐見稔幸が語る、◆日時 8月24日(金) 18時30分~21時00分◆会場 子どもの文化研究所ホール 東京都豊島区目白3-2-8 村松ビル3F JR山手線「目白」駅下車、徒歩3分ほど◆定員 50名(先着順)◆話題提供 汐見 稔幸 (白梅学園大学副学長・P研顧問)◆進行 大豆生田 啓友 (関東学院大学人間環境学部准教授)◆参 加 費 1,500円(当日会場にて)◆お申込み・お問い合せメールの件名に【第11回P研申し込み】と書いて、●お名前、●ご所属、●ご連絡先電話番号、●メールアドレス、●参加者名簿への掲載の可否(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)、そして、【一言アンケ】をご記入の上、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。世話人連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jpFAX 03-5680-4001P研<保育者の専門性研究会>第12回勉強会【フォーラム】ディテールから始まる… ◆日時 9月15日(土) 13時00分~16時30分◆会場 こどもの城 東京都渋谷区神宮前5-53-1 JR渋谷駅、東京メトロ表参道駅 徒歩10分◆定員 100名(先着順)◆話題提供 大豆生田 啓友 (関東学院大学人間環境学部准教授)◆ファシリテーター 西川 正 (NPO法人「ハンズオン埼玉」副代表)◆参加費 1,500円(当日会場にて)◆お申込み・お問い合せメールの件名に【第12回P研申し込み】と書いて、●お名前、●ご所属、●連絡先電話番号、●メールアドレス、●参加者名簿への掲載の可否(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)をご記入のうえ、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。世話人連絡先 今井豊彦MAIL hikFAX 03-5680-4001hikotoyo101@yahoo.co.jp
August 10, 2007
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今井です。ほとんど趣味とかもない人なんですが、今年の夏はラヂオ体操にはまっています。健康診断で「体重が・・」と言われたこともあって。たぶん、小学校以来です。っていうか、小学校のときも最初の1週間くらいだけでしたけど。うちの近所では町会ごとにやっていて、8月1日から10日までの10日間。で、皆勤賞は500円分のマックカード。これじゃ、健康にいいのかどうかよくわかりませんね。いえいえ、カードがほしいわけじゃありません。そもそも大人はもらえません。(うちの二人の子どもは本気で狙っていますけど)こう、親子3人で朝、ぼつぼつ歩きながら、会場の近所の神社に行くのもなんか楽しい。で、始まる前にセミの抜け殻を探して遊んでます。成虫になりたての白いセミがまだ殻についてたりして、とってもキレイで、ついつい3人で見とれています。今日は今日で、おじぎ草の鉢を見つけて、他の子どもも一緒になってさわって遊んできました。で、15分くらい毎朝体操するわけです。なんとかキャンプに入隊するよりもお手軽ですし、外でみんな一緒ですから気分も開放的です。そうそう、ラヂオ体操第二なんてほとんど憶えてませんでしたから、インターネットで動画もチェックする凝りようです。ほんのささやかな時間ですけど、なんか、夏だなーって、感じです。夏は大好きなんですよね。みなさんもステキな夏をお過ごしくださいませ。********************そして一つご案内です。ケンパの和久津さん、東京こどもセンターの福田さんが、親御さんや保育者を対象にしたシンポジウムを実施されます。自分もほんのちょっとだけ企画のお手伝いをしました。基調講演の阿部先生をはじめ、とても素晴らしい方々がご登壇されます。よかったらお申し込みください。天才たちは、こうして育った!~ 特別支援教育、発達障害児への理解促進活動 ~日 時:平成19年9月1日(土曜日) 13:00~15:30 会場保育あり 場 所:東京都渋谷区宇田川町7-1 日本アムウェイ本社ビルB1オーディトリアム交 通:JR渋谷駅より徒歩10分基調講演:『子どもは海』 ~障害を持つ娘とともに生きて~ 阿部愛子(臨床心理士 NPO法人海から海へ こころとふくしの研究所所長)パネリスト: 馬場俊一(精神科医 アーツセラピー総合企画研究所所長) 佐伯裕子(三鷹市立ハピネスセンターくるみ幼児園園長) 阿部愛子主 催:ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会 共 催:こどもプロジェクト/東京こどもセンター後 援:日本アムウェイ(株)/(株)タオ参加のお申し込みは◎ FAX 03-5325-6355 ◎ E-mail info@kenpa.org◎ 郵送 〒160-0023 新宿区西新宿1-11-11 河野ビル6F ケンパ事務局迄
August 2, 2007
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先週、お休みしたのでお久しぶりです。先週は障がいを持つお子さんを担当する保育者を、対象にした研修会でした。で、講師の方のいろんな話を聞いていて、ハタと思い出しました。自分の原点はここだったんだって。大学を選ぶときに、こうした障がいをもったお子さんなど、社会的に弱い人たちのために、なにかできないかなーと思って進学したんですね。学校には通うものの、授業にはでなくて、アルバイトに行ったり、サークル活動したり、そんなんばっかでしたけど。ほとんど勉強はしなかったけど、そのときに出会った障がいを持つ子どもたちは、なんだかみんな一生懸命生きていて、自分のほうがエネルギーたくさんもらいました。自分、とりあえず健康なんだから、自分を粗末にしたら申し訳ない、そんなことも感じてました昔から比べるとだいぶ制度や、考え方も変わってきたので、改めて勉強し直したいなぁと、そんなことを感じたわけです。***************学生時代の話を書いたので、自分にとって大きかったエピソードを紹介します。とにかく勉強しなかったから成績も悪くて、卒論を書くときに先生に「だったら卒論実習をしなさい」と言われ、ある知的な障がいをもつお子さんの施設に通いました。そこで、ダウン症の子どもたちと遊んだわけですが、もう終わりと言うその日にクラスの担任だった先生に、「あなたはいいものもってるから、それをだいじにしなさい」と、とにかくそのような一言をもらったんです。とにかく成績が悪くて、すでに2年も留年し、それでも卒業できるかどうかの毎日で、日々、けっこうへこたれていたので、この一言は心に沁みました。「うーん、自分のいいものってなんなんだろう」って、それ以来、自分で考えて来たように思うし、つらいときにはよく思い出していました。たった一言がその人を支える。そんなこともあるんだなぁと思える一言でした。で、答えはまだ見つかってませんけどね。
July 19, 2007
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どうも一日3件まで登録できるみたい。すでに杉山さんが2件も…。やっぱり書かずにいられない人なのね(笑)すでに杉山さんは次のステージに向かってるけど、やっぱりいまさらですけどタウンミーティングの感想を書きます。まず、今回はとても洗練されてました。去年は勢いで「がぉー」っていうところがあったけど、今年は準備から進行、内容もていねいで、中心を担って準備された皆さんのお心が伝わってきました。お一人お一人のお名前はあげませんが、おつかれさまでした。あと、杉山さんのご指摘のとおり、群読のときに確かに後ろに移動しましたが、別に逃げたわけじゃないですよ。いいわけだけど。だって知ってる人が舞台に上がってるのって、とってもドキドキするじゃないですか。後ろだって浜尾さんが鬼気迫る勢いで指揮してたし、それなりに怖かったんですよ。あとね、率直に思ったんだけど、奥山さん、中橋さん、杉山さん、誰か国政にでませんか?って。3人のプレゼンを聞きながら、このうち1人でも立候補したら面白いのになーと思ってました。3人でも可。もっと政治が僕らの身近になるよなー。奥山さんはいまの政治家のイメージの真逆みたいな人だし。中橋さん、杉山さんタイプは…、ちょっといるかも(笑)それに、なんだか選挙が楽しくなるじゃないですか。候補者に知り合いがいたら。それとね、野田聖子さんも本音で話してくれてよかった。初めて直接にお話を伺ったけど、ご苦労がしのばれて、でもそんなことで媚びてなくて。凛!としててかっこよかった。それに一生懸命考えているのが伝わってきました。きっちり政治にも感心を持って行きたいなーと思いました。タウンミーティングはまた来年!ということで、次は参議院選挙です。小さいことだけど、自分たちができる一つのことです。できることはやりましょうね、できることは。
July 5, 2007
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まず、お詫びから。4つ葉の会計と事業報告、自分が担当なんです。なんだかんだで遅くなってしまっていて、いろんな方にご迷惑をおかけしました。なるべく早くにアップしますので、ご容赦ください。杉山さんがくわしく書いているように、あやしい活動をしているわけではありませんので、その点、趣旨をご理解いただけたらうれしいです。*********************今、全国の保育士さんのの研修会を合宿で開催していて、某ホテルに缶詰です。大作家でもないのになんかかっこいい。そんなことも重なってしまい今年の4つ葉TMの準備には、昨年のようには参加できなかったんですが、そのかわり新しいパワーに満ち満ちています。6月30日はきっといい会になるので、たくさんの方が来てくれたらうれしいです。当日、女性スタッフにあごで使われている男性がいたら、それが自分なので同情の声をかけてください(笑)その研修会で自分の尊敬する講師の方が、「愛」という言葉を使われてました。そうだよなー、そろそろ自分もいい年だから、同じ世代が集まって真剣に「愛」について、語り合ったほうがいいかもなーって思ってたんで、なんだか合点がいきました。「愛」ってすべての源ですよね。人の行動、思考、態度その他もろもろの。「愛」って恋愛の専売特許じゃないし。夫から妻への愛。妻から夫への愛。親から子への愛。子から親への愛。いろんな形の愛・愛・愛。そんな身近にある愛が、あんがいすべての始まりだったりするじゃないですか。自分にとっては4つ葉もそうなんです。自分の子どもたちを親バカ目線で見てると、うちだけじゃなくて社会の子どもたちに、ちょっとでも明るいバトンを渡してあげたいねぇって。それで「なんだか暮らしやすい社会になったよねぇ」なんて言ってもらえたら、ちょっとうれしい。それにこんなことは一人じゃできないから、たくさんの人の力が必要なんですよね。感覚的だけど今の社会は何かがおかしいよ。だって子どもたちがとっても生きにくそうだもん。だったら変えようよ、自分たちがホントーに望む社会に。それができるのって自分ら一人ひとりなんですよね。まず一人ひとりがどんな社会を望むかを考える。で、できれば集まってわいわい楽しく語り合う。次にそれを実現するために自分にできることだけをする。そんなことがいずれは大きなうねりにつながるんじゃないかと、漠然とですが思ってます。ところで、単純に「真剣に愛を語る会」を、お酒抜きでやったらどうなるかなぁ。照れたりしないで真剣に語り合えるかなぁ。やっぱり男の人は誰も来ないかなぁ。
June 28, 2007
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先週、仕事で大会があり、1回お休みしてしまいました。そのときのシンポジウムで驚いたことがありました。テーマは、親も子も保育者も一緒に育っていこう!ってとてもよかったんですが、シンポジストの一人に「最近の親はクレーマー」みたいに、親を責めるような発言をする方がいて。保育園は仕事は増えても人手が増えず、たいへんなのはわかるけど。親を責めてなんになるもんじゃないしねぇ。保育のプロだったらそんなことも含めて、親と子どもを支えてほしいんだけどな。そんな発言に共感する保育者もいるんですよね。保育士全体が保育のプロとして認められるには、もうちょっと時間がかかるかもしれないです。*************************で、週末、上尾市までいって、わらしべの里共同保育所の、長谷川佳代子園長の記念講演を聞いてきました。上尾市の公立保育園の保護者連合会「杉の子会」の総会です。ハンズオン埼玉の西川さんが誘ってくれました。これがよかった。共感しまくりました。長谷川さんの、「この保育園で親も子どもも保育者も楽しんじゃおう!」っていう姿勢に、とっても共感しました。親も一緒になって楽しんじゃって保育園を作っていく。で、親の提案とかなんでもできることはとりあえずやってみる。こうした型にはまらない保育は、予算ありきの保育では、なかなかできないことだなぁと思いました。あと、遊びの話で面白かったのが、「遊びは人と人の間のゆるみ」って話。車のブレーキの「あそび」を例えに話されてました。「ゆるみ」って大切ですよね。質疑に入って保育の話しになったら、ざっくばらんな雰囲気がちょっと変わってまじめになって、子どもの姿をよく見て、考えて保育をされ、しかも保育者間でよく話し合われている様子。「おぉ、保育のプロだなぁ」といたく感心しました。ここにもまた保育のプロが一人いたのでした。
June 21, 2007
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どこでもらってきたかわからんのですが、熱が38度5分まで上がっちゃいました。今はだいぶ下がってきたのですが、それでも頭が痛いやら、腰が痛いやらたいへんです。ところで、さる5日に、ひさりぶりにちょこっとだけ、4つ葉TMの下打ち合わせに参加してきました。メンバーも入れ替わって、去年とは雰囲気もずいぶんと違っているなぁと、ひとしきり感心したしだいです。きっと面白い会になるなぁと、みなさんの様子を見ていて感じてました。ぜひたくさんの方のご来場をお待ちしています。そのあと、杉山さん、松田さん、山田さんと一緒にご飯を食べたのですが、どうもそのときのお酒で身体を冷やしちゃったみたいで、それが引き金になったみたいです。頭がまだちゃんと働いていないので、(←いつもか?)今回はこれにて失礼しますです。なんだか中身のない話ですいません。
June 7, 2007
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杉山さんの昨日のブログを読んで考えた。夫君が仕事でいくら大きなプロジェクトを抱えていようと、いくら大きなお金を動かしていようと、「生きる」ことを人生の真ん中に置いてみると、毎日の献立とか、野菜の値段とか、近所の情報とか、そのほうがよっぽど大切だよなーって。「生きる」=「生活」ですよね。そんなふうに考えられたら、夫婦お互いが尊重できないかなぁ。だって仇じゃないんだしさぁ。やっぱり変わらなきゃいけないのは男?*****************おとといになりますが、ハンズオン!埼玉の西川 正さんに司会をお願いし、武蔵大学の武田信子さんを招いて勉強会をしました。武田さんのオランダ帰国報告会も兼ねて。主催は保育者の専門性研究会です。お二人をすでにご存じの方も多いと思いますが、友人でもあり、大、大、大好きなお二人のカップリング、まさに、夢のような3時間でした。特にメモも取らずに主催者として、エアコンは?残り時間は?などを気にしながらなのであまり正確じゃないけど、ふむふむと感じたことをご紹介します。●「答えなんて誰も持ってない」から、 人と人は手間がかかるけど、 お互いの顔を見て話しあわないといけない。 異論を認めあいながら。●もっともっと「幸せ」についてみんなで話し合いませんか?●主体的な市民をつくる学びの方法って?こんな感じでたくさんの問いかけをいただきました。自分もうっかりすると、すぐに答えを探しちゃって、自分の頭で考えなかったりするので、反省です。 もっともっとゆっくり話しあえる場所を。 もっともっとゆっくり考えられる時間を。そこらかしこにつくれたらいいなぁ。
May 31, 2007
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カテゴリの更新もできて、気分一新です。石山さんのブログを読んで、自分もカミングアウトしたいことがあります。実は小学校のときにTVでやってた、人形劇「新・八犬伝」が大好きでした。その平日の夜の18時30分からの15分のために、そのためだけにそろばん塾をやめた男です。テーマソング(タイトルは憶えてませんが)の、「いざとなったら珠を出せ~、力が溢れる~不思議な珠を~」は、いったい何回友だちと肩を組んで歌ったことでしょうか。滝沢馬琴さんの「南総里見八犬伝」も繰り返し読みましたし、大学時代の館山での合宿の折には、お忍び(!)で館山城にも馳せ参じました。いいですよねストーリーが。幾多の困難を乗り越えて、仲間を探して日本全国津々浦々・・・。目印は「仁義礼智忠信孝悌」の数珠の珠と牡丹のあざ。辻村ジュサブローさんの人形も妖しくてステキでした。今の子ども向けTV番組をみるにつけ、改めて今の子どもたちにも届けてあげたいなぁと、ひしひしと感じています。*****************それとちょっと関連だけど、今、父親として、大人として、今の子どもたちに伝えたいことが一つあります。それはね、何だと思います?それは「共に生きていく」ということです。子ども向けのTV番組もそうだし、流行のゲームもそうだし、学校、塾、スポーツもそう。今の子どもたちの周りにあるのは、闘ったり競争したりすることばかりのような気がして。子どもをお金儲けのネタにしているように自分には感じられて、ちょっとげんなりしています。これって大人社会の縮図なのかな。そんなことより、ゆるゆるでいいから、大人の側から「一緒に生きていこうよ」ってことを伝えられたら、少しは子どもたちも力が抜けるかもしれない。周りにやさしくなれるかもしれない。子どもだけじゃなくて、大人もそうかも。そんなことを丁寧に続けたら、いつかは戦争もおこらなくなるかも、なんてばかげたことも考えたりしています。6月30日は、4つ葉の2歳の誕生日です。ぜひ会場で「共に生きていくこと」について考えてみませんか?
May 24, 2007
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どうも、ごぶさたしてました。この間もすくすくと子どもは大きくなり、小学校3年と小学校1年になりました。今度、カテゴリー変えてもらおうっと。わたしはあいかわらず、保育の周りをうろうろしてます。で、いきなりインフォメーションしてもいいですか?今の日本の子どもたち、いえ、わたしたち大人も含めてシアワセなんでしょうか?そんなことをいろんな人と一緒に考えたくて、武蔵大学の武田信子さんに話題を提供してもらい、ハンズオン!埼玉の西川 正さんの司会で勉強会をします。少しですがまだ席もあるのでよかったら来てください。すいませんが託児はないんです。ご容赦くださいませ。P研<保育者の専門性研究会>第9回勉強会日本の子ども環境を考える先進国で最も子どもが“幸せ”と感じている国、オランダとの比較を中心に◆日 時 2007年5月29日(火) 18時30分~21時00分◆会 場 桐杏学園 6階 601会議室 JR池袋西口 徒歩4分◆対 象 保育者など子ども関係者ならどなたでも◆定 員 50名(先着順)◆話題提供 武田 信子さん(武蔵大学人文学部教授)◆司会進行 西川 正さん(「ハンズオン!埼玉」副代表)◆参 加 費 2000円◆お申込み・お問い合せメールのタイトルに【第9回P研申し込み】と書いて、1)お名前、2)ご所属、3)ご連絡先電話番号、4)メールアドレス、5)参加者名簿への掲載の可否(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。事務局連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jpFAX 03-5680-4001みなさんとここだけにしかない時間をつくりたいと思っています。話は変わって、連休は佐渡に帰省してきました。佐渡はちょうど陽気もよく、田植えのシーズン。狭い田んぼに一つ一つ丁寧に手で苗を植えている、おじいさん&おばあさんの姿を見ていると、こんなふうに丁寧に一人ひとりの心に届くように、いろんなことができたらいいなぁと感じました。なんだかまぶしかったなぁ。
May 17, 2007
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もう昨日ですが、保育三団体のシンポジウムでは、短い受付期間にも関わらず500人近い方にご来場いただきました。この4つ葉のブログを見た方にも多数ご参加いただきました。ほんとーにありがとうございました。そして、浜尾さん。子育て支援業界では有名な「千葉家てんぷら事件」から、ご自身の子育て、地域活動など、きっちり話をまとめていただいて、さすがのプロフェッショナルでした。主催者の一人として心から感動し、感謝しています。りょうたくんもちゃんと宿題してましたよ。保育の既得権益団体としては、竹槍をもって、えいえいおーでも良かったのですが、それではあまりにも狭い。業界のエゴと見られそうなので、今回はじめて、保育の団体が集まってのシンポジウムでした。保育園、お金には換えられない大切なものがたくさんある中で、そのひとつが「人と人との関係性」じゃないのかな、なんて思いから、今回の企画になりました。基調講演では、汐見先生の保育に対する熱いお気持ちが、湯気のようなオーラになってました。「保育園が故郷になる時代になった」、なるほどです。そしてシンポジウム。浜尾さんをはじめ多彩なゲストで、「いつもとは違った視点から保育を見つめ直した」終了後のロビーではそんな声が多かったです。終わってみていろんな思いがあります。今の保育所は社会情勢に左右されやすいしくみになっています。ですから、今の保育の状況を、子どもの状況を社会に向けて返していきたい。子どもにとって必要なものはきっちり声に出していきたい。保育者はぜひ子どもと親のよき理解者、代弁者となってほしい。それも保育者の大切な専門性の一つでしょう。子どもたちのことを真剣に考えている大人がたくさんいることも、子どもたちにも伝えたいし、伝えるだけでなく、少しでも社会を明るい方向に動かしたい。みんなが一日一日を明るい気持で暮らせる、そんな社会にしたい。みんなで力を合わせればそれも可能なはずです。いずれは保育だけでなく、子ども関係の団体や個人が一つになって、わいわい子どもを語れる場所がほしいです。そのときにはみなさんぜひお知恵とお力を貸してください。
December 26, 2006
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ご案内ばかりで恐縮ですが、こんど保育の団体が一緒になって、保育のシンポジウムをします。規制改革が進められ、保育の市場化が推し進められようとする中で、子どもにとってどうなのか、を考えるきっかけになれば、主催者の一人としてそんなことを願っています。これがまたわけあってクリスマス当日なんですが、汐見先生、西川さん、鈴木さん、浜尾さん、とてもすてきなメンバーがそろっています。浜尾さん、お忙しいのに心よく引き受けてくれてありがとう。これで1000円とは破格のお値段です。当日、保育とかはないのですが、よかったらご参加ください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「わが国の子育て・子育て支援を考える」~ 子育ちと子育てのために今、何が必要か ~○主 催社会福祉法人 全国社会福祉協議会 全国保育協議会社会福祉法人 日本保育協会社団法人 全国私立保育園連盟○定 員 500名(先着順)○対 象 保育・幼児教育関係者、子育て支援関係者、 保護者、行政関係者、ジャーナリスト他○日 時 平成18年12月25日(月)13:00~16:30○会 場 東京厚生年金会館 東京都新宿区新宿5-3-1○参加費 1000 円(当日、会場でお支払いください)○内 容 (敬称略、順不同)【 挨拶・オリエンテーション 】( 13:00 ~ 13:10 ) 主催者【 基調講演 ( 13:10 ~ 14:10 ) 】 「子ども・子育て支援に保育所が果たしてきたこと、 今、求められているあり方」 汐 見 稔 幸 氏( 東京大学大学院 教育学研究科教授) ( 休 憩 14:10 ~ 14:25 )【 シンポジウム (14:25 ~ 16:20) 】<テーマ>「保育所が変わるべきところ、変わってはいけないところ」~保育に市場性はなじまない~ <シンポジスト> 浜 尾 朱 美 氏(キャスター・エッセイスト) 西 川 正 氏(保護者の立場から) 鈴 木 眞 廣 氏(保育所の立場から) <司会・進行> 汐 見 稔 幸 氏(東京大学大学院教授)○連 絡 先・申込み先社会福祉法人 全国社会福祉協議会 全国保育協議会気付シンポジウム「わが国の子育て・子育て支援を考える」 係宛 FAX 03-3581-6509 MAIL zenhokyo@shakyo.or.jpファックスかメールに、お名前、ご所属・団体名、ご連絡先、電話番号・ファックス番号・MAILを書いて上記までお送りください。原則として参加可能の場合は特にご連絡をいたしませんので、ご了承ください。
December 12, 2006
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今、手許に写真家の宮原洋一さんの写真集、「ここに子どもの声がする もうひとつの学校」があります。次回の「保育者の専門性研究会」のゲストにお招きするんですが、子どもたちの笑顔にあふれた、とてもステキな写真集です。写真集のご紹介は勉強会の案内によるとして、自分の感想を一言で言うと、「ここには子どもたちがいる」です。今の子どもたちも与えられた環境の中で一生懸命生きている。それは、今も昔も変わらない。でも、ボクら大人は今の子どもたちから、遊びと笑顔を奪っているんじゃないか。そんなことを感じました。一生懸命応援しているドキュメンタリー映画、「ボクらの島を忘れない」(12月15日まで渋谷アップリンクで劇場上映中!)にも通じる何かがあります。「子どもが子どもでいられる」ために、ボクらは何をすればいいんでしょう?当日会場で、一緒に考えませんか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今回は、30数年以上にわたり、町中で遊び戯れる子どもたちの姿を、写真に収め続けてきた写真家・宮原洋一さんをお招きします。写真集『ここに子どもの声がする もうひとつの学校』は、宮原さんが1969(昭和44)年~1973(昭和48)年にかけて、高度経済成長著しい東京・川崎で子どもたちを訪ね歩き、写し取った映像の数々が盛り込まれた一冊です。当時と今とを比較し、子どもたちはどのように変化してきたか。それに対して、どのように感じておられるか。そして、これから、子どもたちの様子に、どのような希望を見いだしていこうと考えておられるか…。小学校教諭を経て、小学校校長、幼稚園園長も担われた宮原先生ならではの視点で、同書に収められた写真作品(その他)をプロジェクターで映しつつ、存分に語っていただきます。子どもの成長にとって本当に必要なことは何か…。を考えるひとときになればと思います。みなさま、ふるってご参加ください。◆日 時 2007年1月22日(月)18時30分~21時00分◆会 場 東京大学 …赤門入ってすぐ右側の建物です◆定 員 50名(先着順)◆話題提供 宮原洋一さん(私立桐明学園初等部教諭~同校校長、さらに、幼稚園園長を歴任。現在はフリーランスの写真家)◆コメント 汐見稔幸先生(東京大学大学院教授・P研顧問)◆参加費 1,500円(講演料、資料代として)当日『ここに子どもたちの声がする もうひとつの学校』をご用意します。(本体2,000円+TAX)参加お申し込みの際にお知らせください。◆お申込み・お問い合せメールのタイトルに【第7回P研申し込み】と書いて、1.お名前、2.ご所属、3.ご連絡先電話番号、4.メールアドレス、5.参加者名簿への掲載の可否、(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します)、6.写真集の要・不要をご記入のうえ、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。事務局連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jp◆締 切定員になり次第締め切らせていただきます。ご参加いただけない場合は、事務局よりその旨ご連絡さしあげます。
December 6, 2006
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今日、チャオのひばりさんのお誘いで、越谷に初上陸してシンポジウム「ひとりじゃない!子育て」を聞きに行ってきました。会場のすぐ横にステキな河川敷があって、そこでのんびりひなたぼっこもいいかなーとも思ったんですが…。シンポジストには、「育児保険構想」を書いた埼玉県立大の鈴木真理子さん、おとうさんのヤキイモタイムのハンズオン埼玉の西川 正さん、越谷で保育ステーションを運営されている、のび~る保育園長の松本 實さん、で、チャオのひばりさんでした。素晴らしいメンバーで、それぞれにいいお話でした。のんびりひなたぼっこなんぞしないでよかった。いろんな角度から「みんなで子育てしようよ!」って話が聞けて、とても考えさせられました。で、いちばんストン、と落ちたのは西川さんの言った、「孤立感を解消する」のコトバでした。つまり「どうやって人と人とがつながっていくか」ってこと。そのための「おとうさんのヤキイモタイム」なんですよね。なんでかって言うと、今日の朝日新聞に、いじめられた子どもたちがどう乗り越えたか、っていう声がいくつかのってたんです。小学生の子どもを持ついまどきの親のひとりとしても、いじめの話はとても気になってます。それを読んで感じたことが大きくは2つあって、一つは「人に傷つけられた心をいやすのも人なんだな」ってこと。もう一つは「いじめられただけでは死なないけど、孤独で死ぬことはあるかもしれないんだ」ということ。なんか、つながってるなあって。おとうさんだって子どもだって、「ひとりじゃ生きていけない」って強く感じました。これって動物としての人の本能なんですかね。なんでなんだろう、考えてみたいテーマです。「なんで、人はひとりでは生きていけないのか」そういえば、チャオの活動内容を始めてちゃんと聞いた気がして、それにもいたく感心したしだいです。あれではひばりさん、忙しいわけです。
December 2, 2006
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夜間保育園連盟のシンポジウムで、杉山さんに見つかってしまい、「ブログ、書いてね!」って言われてしまった。今、ある人のお勧めで、岩波ブックレットの「個性を煽られる子どもたち」(土井隆義さん)を読んでいます。佐世保の事件などに見られたような、今の子どもたちにとって、なぜ友だち関係が重いものになっているかを、個性のありようなどから分析しています。気になったところを書いておくと、今の子どもたちは社会化されていないくて、社会から客観的な評価を得る機会がない。そのために、一番身近な他者である友だちにの評価が、自分の存在を認めるために肥大化していて、それを失わないように、お互いを傷つけあわないように、「優しい関係」をつくっている。などなど、ほんとははもっといろんな角度から書かれています。で、思った。「親に子どもを社会化させるのは無理かも。子どもの社会化をさせるのは地域社会だな」と。だって、今の親の知ってる社会って、必ずしも自分の住んでる地域じゃないですもんね。でも、そこは子どもの生活圏だから。親にはそこで生きていく具体的な術は教えられない。子どもって地域から少しずつ、「社会ってこういうもんだ」って学んでいくんでしょう。地域社会でいろんな人と接しながら、そんな人からいろんな考え方や生き方を学ぶ。そんな機会が今の子どもたちに一番必要なんだと思いました。あと、それができる時間のゆとりも。学校と家と塾だけじゃねぇ…。子どもの社会性をはぐくむ。目には見えないことだけど、ほんとにたいせつなことは目に見えないんですよね。
November 20, 2006
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11月4日、縁あって広島にて、子育て支援者コンピテンシー研究会の勉強会をしてきました。連休の中日にも関わらず、東広島の方々にはお世話になりました。ありがとうございました。そうそう、先の広島での杉山さんや松田さんのお話しの余韻が、まだまだ残っていましたよ。何人かの方が、「とっても刺激になった」と言ってました。自分、慣れない司会なんぞをしたので、あまり無駄口をたたかないようにしたのですが、これだけは言っておけばよかったなぁと思ったことが、「小さい子どもだから本物を」ということです。言い換えると、「小さい子どもだからこそ、専門性の高い支援者を」ということになりますか。支援の場に支援者として来られる方の意識もさまざまで、「自分が楽しくボランティアがしたい」って人や、「子育てがたいへんな親子を支えたい」って人もいて、皆さんに高い専門性をってなかなか難しいですけどね。しかも、お金とかの処遇も保証されてませんし。ただ、なんとなーく大学教授の方が専門性が高くって、小さな子ども関係の人の専門性が低くていいっていうのは、自分から見ると、ほんとにそうなのかなぁって思います。しかも小さい子どもは自分では選べませんし、人を育てるって意味では同じことしてるんだし。でも、社会の認識ってそうなんですよね。長い長~い道のりですけど、こうした社会の認識をどうやって逆に変えていくか、そのためには自分になにができるのか、そんなことをつらつら日々考えています。ここからはご案内です。子育て支援者コンピテンシー研究会がつくったこの「子育て支援者のコンピテンシーリスト」は、子育て支援者にとって必要な力量とは何かを、47の項目にリストアップしています。リストは、ひだまりの会のHPから手に入れることができます。(送料の実費だけいただいています)このリストは財団法人こども未来財団の、「平成17年度児童関連サービス調査研究等事業」の助成を受けてつくりました。こども未来財団の皆さん、ありがとうございました。
November 5, 2006
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8月に「保育者の専門性研究会」で自主上映をした、ドキュメンタリー映画「ボクラの島を忘れない」の、渋谷のアップリンクでの劇場公開が決定しました。11月25日(土)~12月15日(金)上映時間11時・14時・17時~(11月25日~12月1日)11時・14時 (12月2日~12月15日) 場所 アップリンクX渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F前売り券予約受付いせフィルム 03-3406-9455一人でも多くの人に観ていただきたくて、4つ葉でも自主上映会を企画したのですが、劇場公開と重なったので、今回は側面支援にまわることにしました。映画は瀬戸内の小さい島にある、小さい公立保育所の休園までの1年間を、多田監督自身がカメラを抱えておさめたきたものです。(多田監督はTV局のカメラマン&1児の母)映画は保育所(子ども)を真ん中にして、日常の生活が淡々と描かれます。保育園の子どもたち、保育士さん、地域のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄弟たち…。あたりまえに人が人を想う気持。島生まれの自分にとっては、なんだかなつかしい、すがすがしい映画でした。保育関係者に限らず、子どもに関わるすべての人に、ぜひ観てほしい映画です。いろんな「ボクラの島を忘れない」情報は、多田監督が運営するHPをご覧ください。ボクラの島を忘れないおまけですが、このHPの「上映会報告 東京・P研」をご覧いただくと、ボクラの上映会の様子がわかります。なんと私も写ってます。
October 31, 2006
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保育者の専門性って?そんなことにこだわって「保育者の専門性研究会(略称P研)」をやっています。なんとまぁ、ホームページまでつくっていただきました。昨日は大雨の中、関東学院大の大豆生田先生に、保育の王道を語ってもらいました。先生、保育の持っているステキな面をたくさん語ってくれました。そのお話の中で何度か、お茶大の名誉教授の津守 真先生のお名前があがりました。保育者の専門性に関して考えてこられた大先輩です。ちょうど自分も津守先生の愛育養護学校時代の12年をまとめた、「保育者の地平」という本を読んでたので、なんだかうれしかった。さすが大豆生田先生。これがとってもいい本で、津守先生のいろんな表現がとっても心にしみるんです。「傷つけられたり、のけものにされたり、誤解されたり。それを大人が一緒になって生きて、子どもが堂々と生きられるようにすること。また親も一緒になって」今、学校の先生にこのことを伝えたい!「あるとき、私は子どもの行動を表現として見ることを発見した。行動は子どもの願望や悩みの表現であるが、それはだれかに向けての表現である。それは答える人があって意味を持つ」そうそう、答えてくれなきゃつまんないよねぇ。「人間の根源を生きる子どもと一緒に生活できるのは、ありがたいことである」早いとこ保育士試験受かって、現場に行ってみたいなぁ。(ちなみに今年初めて受けて3勝5敗でした)自分のつまらないコメントはともかく、先生の保育観、子ども観に感心ばかりしています。大豆生田先生、津守先生、ありがとうございます。いやぁ、学ぶって楽しいですね。40過ぎた今ごろ気づいてます。
October 24, 2006
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最近、福島大学の大宮先生の「保育の質を高める」を読んでいます。本ではアメリカやイギリスの保育の質研究も紹介されていて、ほほう、こんなやり方もあるのねと、ふんふんふんと感心しています。(いつかパクってやろうとも)で、「保育の質」を考えるときに、「保育者の子ども観」を切り口にしている研究があって、つくづく納得しています。ぎゃーすか、うるさい子どもを、(うちの長男坊もそうですが)「あらら、子どもらしいわねぇ」と観るか、「あーうるさいわね!!」と観るか。「子どもって自分で成長するのよねぇ」と観るか、「子どもって大人が監視しないと、なにしでかすか」と観るか。保育園の持っている文化みたいなものもあるから、ぜんぶを保育者個人の力量のせいにはできないけど、保育のプロたるもの、最低限このへんは押さえておいてほしいです。で、「子ども観=人間観」ですよね。「人=信頼できる存在」であって、「人=何してくるか、怖い存在」ではね。あまりにも淋しい。そうなりつつあるような気もしますが・・・。ともあれ、保育者自身がモデルになって、子どもが肯定的な人間観を体に染み込ませられたら、他に替えがたい一生モンの財産になりますよね、きっと。
October 3, 2006
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埼玉の川口市で、保育園の子どもの事故がありましたね。原因は運転手のわき見運転だそうですね。これ以上、新聞もニュースを見るのもイヤです、ほんとに。僕らはもっと怒ってもいいのかもしれないですね。子どもが安心して散歩もできない社会なんて、そんな社会が欲しいんじゃない!!って。なんかとっても偏った見方ですけど、子どものことを後回しにしてきたツケが、いろんなところに出てきているような気がします。大田区の童具館の和久洋三先生が、「子どもが子どものまま育ったらどんな社会をつくるか」って、言ってたけど、きっと今よりいい社会をつくるでしょうね。そんな気がしてなりません。ここいらで、子どもの声をしっかりうけとめて、子どもの目線で社会をつくり変えてみませんか?思い切ってどうでしょう?大人の僕らならできるかもしれません。自分は無力で何もできないけど、せめて子どもが死ぬことに鈍感にはなりたくないです。亡くなった子どもたちの冥福を、心よりお祈りしたいと思います。
September 25, 2006
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秋はどこもお祭りが多いですよね。自分ももこの3連休は地元のお祭りの裏方でした。(どこでも裏方です。裏方だいすき)生業はサラリーマンなので、なかなか地域で子育て支援は難しいのですが、そのぶん、町会やら子ども会やらおやじの会やらには、どんどん参加するようにしてます。で、驚いたことがあって、お祭りで小学校低学年くらいまでは、太鼓のついた山車を引っ張るんですが、2日間とも大勢の親子が参加してくれました。推計、前年比1.5倍。ひもが足らないくらいでした。あんまりひもを長くしたんで、結局自分が山車を引っ張ってたりして。うちの町会は誰でも参加OKってこともあるけど、(町会によっては部外者禁もあり)「お、これで少子化も底をうったか」と、錯覚させるような光景でした。で、休憩のたんびに、色水(カキ氷のメロンシロップを氷水で割ったもの。結構美味)や、ジャンク系のお菓子を振舞ってもらって、(体には悪そうだけど)道路に座り込んで飲んだり食べたり、やりたい放題。「なんか、子どもらしくって、いいなぁ」と思って見てました。こうしたところじゃないと、子どもは主役になれないから悲しいのか、こうしたところがあって、子どもが主役になれるからいいのか。どっちかはわからないけれど、とにかくみんなで子どもたちを大切に育てて生きたい、過保護じゃなくてね。そう感じられて、うれしかったです。ちょっとだけ、前より町と町の人が好きになりました。やっぱ、お祭りっていいよなぁ。4つ葉も秋祭りやりたいなぁ。
September 19, 2006
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浜尾さんのブログを読んで、気持がほっこりの今井です。ちょっと泣いちゃいました。すてきな出会いであったように、お二人にとってすてきなお別れであるように祈ってます。そこで、またすてきな出会いを皆さんに提供したいと思い、保育の勉強会を企画しました。今回は大豆生田先生が保育の王道を語ってくれます。関心のある方はぜひご参加ください。第6回P研のご案内日 時 10月23日(月) 18時30分~21時00分会 場 日本アムウェイ本社 3階A/B会議室 東京都渋谷区宇田川町7-1(地図参照)定 員 50名(先着順)ご講演 大豆生田 啓友先生 (関東学院大学人間環境学部専任講師)ご案内 汐見 稔幸先生(東京大学大学院教授)参加費 1,500円(講演料、資料代として)当日は、参考図書として、大豆生田先生がご執筆された「支え合い、育ち合いの子育て支援(税込2,415円)」をご用意します。必要な方はお申込みの際にお知らせください。お申込み・お問い合せメールの場合はタイトルに【第6回P研申し込み】と書いて、1.お名前、2.ご所属、3.ご連絡先電話番号、4.メールアドレス、5.参加者名簿への掲載の可否(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)6.参考図書の要不要をご記入のうえ、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。事務局連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jpFAX 03-5680-4001
August 26, 2006
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今晩のNHKのクローズアップ現代で、保育園の公設民営の問題が取り上げられていた。コメンティターは汐見先生だった。今回も期せずして汐見先生ネタだ。うーん、いろんな問題があるよね。発端は自治体の経費の節減なわけだし、保育園の他に節約できるところないのかなぁとか、自治体の人たちはは誰のために働いてるんだろうとか、住民の声を聞く姿勢があるのかなあとか。保護者の側も、公立保育所=質が高、民間=質が低ってのもどうかなぁとか、保護者と自治体と一緒になって考えるのは無理なのかなぁとか。東京のあるところでは保護者の方が委託法人の、リクルート作戦を展開したとも聞きましたし。そうこうするうちに、おお、松田さんが出たじゃないですか!!思わずテレビにあいさつしちゃいました。(ウソです)さすが世田谷区、かなりしっかりした公設民営のガイドラインをつくられたようで、松田さんも委員のお一人だったそうです。これは読まないと。汐見先生は、子どもの立場に立ってほしいとお話しされていました。保育園っていろんなことを考えて、行動するのにはいい素材だと思います。保育園の公設民営も自治体と住民との協同のいい事例になって、子どもやみんなにとっていい結果が出るといいのだけど。
August 23, 2006
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昨日は主宰する保育の研究会で、ドキュメンタリー映画「ボクラの島を忘れない」上映会と、多田監督&汐見先生トークをやりました。多田監督の飾らない語り口、 汐見先生の丁寧かつ的確な問題提起、 フロアからも保育、子ども、お年寄り、 過疎、自然などなど、 いろんな角度からのご意見や感想があり、 とても充実した時間でした。 映画は瀬戸内の小さな島の保育園が舞台です。卒園と同時に廃園予定の保育園の子どもたち、 瀬戸内の自然、お年寄りとの交流などの日常生活が、 フツーに、ごくあたりまえに描かれていました。 多田監督、それこそハンカチが手放せないような、 切ない映画にもできたでしょうに。 それをせずに膨大なフィルムから「希望」を拾って、 改めて編集しなおしたそうです。 自分は「希望」って子ども自身だなんと思いました。 それは子ども自身の「希望」でなくて、 周りの大人たち、あるいは地域、 そして社会の「希望」でもあるなと。 汐見先生、今は「希望」が持ちにくい社会だと指摘されましたが、 「希望」=「子ども」とするとなんだか合点がいきます。 なんて、保育だけでなく、 いろんなことを考えさせられました。そして、4つ葉が希望を伝える一つの手段になるといいな、なんてことも感じました。 みなさんもぜひ一度ご覧ください。いえ、ぜひ自主上映会を企画してください!自分もまた見たいです。
August 20, 2006
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杉山さんが夏休み返上でがんばり、浜尾さんがブログデビューしているさなか、自分は夏休みで実家の佐渡に家族で帰ってました。東京で生まれ育った子どもたちに自然を満喫させるべく、自ら先頭に立って海で泳いだり、釣りしたりの一週間でした。でも、ゲームもたくさんしてたような…。***********すでにご案内の8月29日の勉強会ですが、以前この日記でもご紹介した萩原久美子さんが、ご著書の「迷走する両立支援」のお話しを、ちょこっとですがしてくれることになりました。(予定ということでHPのご案内には入ってません)岩渕先生とあわせて1度で2度おいしいメニューになりました!今回は会場の関係で定員に限りがあるので、ご参加希望の方はなるべく早めにお申し込みください。***********あまりいろんな本を読むほうじゃないんですが、自分の夏休みの課題図書は、熊本学園大学の橋本宏子先生の書かれた、「戦後保育所づくり運動史」です。まだ読んでる最中なのですが、戦後の貧しい中で、働く女性も、働かない女性も一緒になって自ら保育所をつくり、それが公立保育所なったり、認可保育所になったりする過程が書かれています。そう遠くない過去に、子どもを抱えながら、議員や役所に働きかけたり、保育所をつくるために一生懸命に奔走している姿を拝読していると、いわゆる「市民」ていうのはこういう人をいうのだと思いました。また、昔も貧しかったけれど、今もそんなに変わんないじゃんとか、子どもにかけるお金は昔も後回しなんだなぁ、と思わされました。やっぱり自分たちにとって、子どもにとって、必要なものは必要だって言い続けないといけないな、なんて感じてます。あ、これはおまけですが、前の日記でご紹介した、8月19日の「ボクラの島を忘れない」上映会、こちらは会場が大きいのでまだ空いてます。よかったら参加してください。
August 15, 2006
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今井です。杉山さんの日記、とても共感して拝見しました。保育園ももっと真摯になってできることをしないと、子どもをめぐる環境はよくならないと思っています。特に保育者は子どもの育ちをたくさん見てるんですから、もっと子どもの立場で社会に発信してほしいなぁって。一緒にがんばりましょう!!で、話は変わりますが、いろんな人や題材をもとに、保育や子育ての専門性を考える勉強会をやっています。そんなにかしこまった会でもないので、よかったらご来場ください。保育は用意してませんが、直接ご相談ください。******************P研<保育者の専門性研究会>第5回勉強会★映画「ボクラの島を忘れない」上映会★今回は、映画「ボクラの島を忘れない」の上映会となります。…舞台は、瀬戸内海に浮かぶ、人口452人の「広島」にある「丸亀市立広島保育所」。映画は、そこで生活する6人の子どもたちの一年間を追っていきます。春夏秋冬、園の真ん前の海で存分に遊び、虫と戯れ、走り周り、芋掘りに興じ…。 笑いあり、時に涙あり、画面いっぱいに、はじけそうな子どもたちの顔、顔、顔…が広がります。「広島保育所」には、モンテッソーリもシュタイナーも(たぶん)ありません。構成植樹された木々も(たぶん)ありません。あるのは、でっかい海、浮かぶ島々、園の先生、父さん・母さん・じいちゃん・ばあちゃんとの毎日の暮らし…。毎日の暮らしを追うフィルムは、強引にどこかに連れていってくれることはないかもしれません。観る人が、ただ自分の感受性を問われるような、そんな映画です。「大きくなったら何になりたい?」と聞かれた子は、…さて、なんと答えたでしょう。こういうシーンの数々に、監督・多田亜佐美さんのまなざしを感じます。恐らくはセミの声にぎやかな夏のさなか、皆さんと一緒に“保育の原点に還る”ひとときをもちたいと思います。ぜひふるってご参加ください。日 時 8月19日(土) 14時00分~17時00分会 場 東京家政大学「120周年記念館」120-2C教室 (板橋区加賀1-18-1) JR埼京線「十条」下車、徒歩10分ほど定 員 100名(先着順)話題提供者 多田亜佐美さん(「ボクラの島を忘れない」監督)コメンテイター 汐見稔幸先生(東京大学大学院教授)参加費 2,000円(映画鑑賞料、講師料、資料代として)お申込み・お問い合せメールのタイトルに【第5回P研申し込み】と書いて、お名前、ご所属、ご連絡先電話番号、メールアドレス、参加者名簿への掲載の可否(お名前と所属のみ。ご記入がない場合は原則掲載します。)をご記入のうえ、下記までお送りください。お問い合わせについてもメールでお願いいたします。事務局連絡先 今井豊彦MAIL hikotoyo101@yahoo.co.jpFAX 03-5680-4001
July 31, 2006
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ども、今井です。4つ葉の呼びかけ人の一人である、萩原久美子さんが本を出版されました。「迷走する両立支援」って、まじめな萩原さんらしいタイトルです。太郎次郎エディタス社定価2200円+税です。別に萩原さんからお中元をいただいたわけではありませんが、とてもとてもおもしろかったです。保育って親の働き方と、とっても深く結びついてるから。ほんとは、親の働き方じゃないんですよね。企業の働かせ方なんですよね。働くお母さんの声をたくさん、かつ丁寧に取材されていて、その取材力たるや、さすがです。で、いろいろと内容をご紹介しようと思ったのですが、最後の最後がとてもカッコイイので、著者に無断で(深謝)ご紹介させていただきます。「自分が培ってきた能力を発揮し、生活とよべるだけの経済的基盤をもち、大切にしたい人との関係をはぐぐみ、暮らしの喜びを実感する。それを性別に関係なく、いま働いている人に、また再就職をめざす人すべてに保障する。「個人の責任」のみに返すことなく、職場や家庭、地域でその思いを共有する。そんな社会を完全に実現した国は世界にはない。それがいくら遠く非現実的な目標であろうと、この世界的な課題に私たちも挑んでいる。そしてもし、世界に先駆けて達成しえたなら―。いま、悩み、苦しんだとしても、それは十分、価値のある挑戦ではないか」4つ葉へのエールでもあるような気がします。ぜひお手元においてお読みください。
July 27, 2006
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いまいです。4つ葉のタウンミーティングでは、実行委員の一人としてほとんど会場の外にいました。ふだんの勉強会のお世話係りとかでははそうは思わないんですが、今回だけはどんな雰囲気だったかを、現場で一緒にみなさんと体感してみたかったです。最後のサンゴ・ガールズ&会場のみなさんによる、ペコリ★ナイトはちょこっとのぞきましたが、すんごい迫力でした。バブル時代のディスコみたいでした。(行ったことありませんが)いいもん見せてもらいました。あ、小松さんと杉山さんの踊りも拝見しました。お二人ともちゃんと踊っていたのでびっくり(!)しました。たくさんの人に来ていただいたこともそうですが、あと、自分が今回うれしかったのが、新しい&若いメンバーが実行委員で活躍してくれたことです。実行委員長の松田さんをはじめ、企業にたくさん電話して協賛品を募ってくれたIさん、Mさん、グッズ担当のIさん、きれいなパンフレットを作ってくれたOさん、サンゴ・ガールズ担当で、細やかな気配りをしてくれたYさん、司会のIさん、司会のIさんを丁寧に指導してくれたHさんなどなど。みなさん、準備、当日とテキパキと仕事をこなされて、いたく感心したしだいです。本当にみんな忙しい中、短い準備期間でよくぞここまでと思いました。自分がチラシを忘れて、賛同金をちゃんとお願いできなかったり、(足を引っ張ってるのは、結局自分だったりするんです。)個人的な反省点も少なからずあるのですが、準備、当日ともみんなでわいわいできて、楽しかったです。そして、なにより雨にも関わらずご来場いただいみなさんに、支えられているのだなぁと感じました。あの場所でそれぞれに何かを感じていただいて、その何かをお家までお持ち帰りいただけたら、こんなに実行委員冥利に尽きることはありません。余談ですが、4つ葉世話人の一人山田麗子女史は、当日、都内某所で高校の同窓会の幹事をしており、350人ほど集まったそうです。むむむ。数では負けた。
June 1, 2006
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杉山さん、誕生日おめでとうございます。自分のほうがちょっとだけお兄さんですねぇ。5月27日は4つ葉の1周年イベント、渋谷のアムウェイでやります。今、実行委員の人たちが一生懸命企画を考えていて、とても4つ葉チックなイベントになりそうで、楽しみ。(そういえば、自分も実行委員だ。)いろんなことが決まったらお知らせするので、ぜひぜひ来てください。こういうお祭りって大好き!!みんなでどんじゃかやりましょうよ!!みんなでまじめに楽しくやりたいですよね。そんでもって少しでも世の中の役に立てば。お、そうだ自分は宴会担当をさせてもらおっと。4つ葉ももう1年かぁ。いろんな人から、いろんな思いをもらい、少しずつだけど成長している気がします。
March 24, 2006
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今日は松田さんとこの産前・産後セミナーにいけずに残念でした。吉岡さん、大坪さんのお話を聞いてみたかった。お昼からの自民党の幼児教育小委員会に出かけたからでした。ここでは自民党が選挙の際にマニフェストにも掲げた、幼児教育の無償化などの議論もされるようです。ご意見の中で一番心に残ったのは、「幼児教育の質と若い人材育成の議論も」というある若手議員のご意見でした。心の中で拍手しちゃいました。一部の幼稚園・保育園では人件費の安い若い保育者を、使い捨てにしているところもあるようにも聞いています。新聞広告の時給が800円だったとか。以前、スギヤマさんが、力いっぱいに、子育て支援をしごとにしたいんだ。って書いてましたが、有資格の保育者であって、国のお金が入っている施設ですら、そのようなヒサンな状態ですから。原因をきちんと分析したことはありませんが、社会のの認知度がそんなものなのかなと思っています。先週、ある雑誌社の方が、保育士の仕事について聞きにきました。保育士(幼稚園の先生を含む)って、女の子の憧れの職業なんですよね。実際、自分もいい仕事だと本気で思っています。でも、「お給料は?」って聞かれて、答えに詰まってしまいました。いったい保育士って専門職なんだろうか?自分にとって大きなテーマです。*****************そんなことを考えながら、今、読んでいるのが埼玉のNPO、市民活動情報センター・ハンズオン埼玉さんがまとめられた、「私のたいじな場所 公共施設の市民運営を考える」という本です。この本の中の共同保育所のところに関心がありまして。そういえばちょっと昔には「ポストの数ほど保育所を」って、保護者や保育士が一緒に行政に働きかけて、自主保育から初めて認可保育所を作った時代もあったんですよね。それが今や保育がサービスになり、保護者=サービスの消費者、保育者=サービスの供給者って線引きされ、保育園にとって保護者は「お客様」になりつつあります。ほんとにこれで良いの?って考えさせられました。この本にはこう書かれています。「保育所は助け合って生きるための拠点であってほしい。サービスの売る・買うという関係を超えた人と人のつながりがこの世界にありうる、ということを身をもって体感できる場所であってほしい」保育所だけでなく市民の方が運営されている公園、学童保育、子ども図書館、ケアセンターなどの取り組みが紹介されています。
February 14, 2006
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杉山さんが、あまり熱く書くもんだから、当番の月曜日に書けなくなりました。ふーんだ、だったらいいもーん、ってふて寝ちゃおうかとも思ったけれど、日付も変わったし、せっかくなので。自分は杉山さんが紹介してくれた、武田信子さんの研究会のメンバーでもあります。調査ではいろんな子育て支援者にインタビューをしたんですが、子育て支援者に向かない人のタイプに、「自分が癒されたくて支援に来る人」って言った人がいて、自分も昔はそうだったなー、と思いました。自分は根っからの福祉畑の人間なのです。福祉系の人って自分も含めて多いみたいですよね。子育て支援者の専門性を言語化する作業はとってもたいへんで、打ち合わせのときはいつも自分の力不足を痛感しています。ブログをごらんの皆さん、よかったら、2月24日は武田さんのお話を聞きに来てください。(もちろん他の回もすばらしい内容ですよ!)感想やご意見などをいただけたらうれしいです。*****************今日、4つ葉の打ち合わせをしてきました。そこでなんと、プロモビデオを作ろうという声あり。最初は何?って思いましたが、話を進めるうちに4つ葉の考え方とか、子育ての現状とかを短くまとめてお知らせするのも、いいのではと思いいたりました。4つ葉のキレイどころの語りや、マドレ&4つ葉ダンサーズ(仮称)の、濃ゆいゴリエのチアも入るかもしれません。ご期待(?)ください。やっぱり顔を合わせて、ああでもこうでもと話しすると、いろんなことが決まっていくし、それを具体的な行動に落とし込んでいかないといけないですよね。その点は今までのルーズな自分をちょこっと反省しています。ブログを欠かさず書くことも大事ですが、できることから行動に移したいと思いました。まず、3月10日の午前には勉強会を計画していますし、新しい年度には新しい仕掛けを考えています。詳細が決まったらおってご案内します。そうそう、杉山さん。「ヤマトナデシコ。ニッポン、ウラヤマシイデス」っていう話を自分も聞いたことはないけど、そういう外国の男性はいそうな気がしますよ。
February 7, 2006
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1月30日の4つ葉勉強会、ご参加のみなさん、ありがとうございました。資料が抜けていたり、次の会議がすぐで会場を出されたり、いろいろと不手際でご迷惑をおかけしましたが、なんとか終えることができました。やっぱりこう、具体的な活動してたほうが、楽しいですよねぇ、自分としては。貧乏性というか、回遊魚みたいな性質なのか、止まっているより動いているほうがいいんですよね。心身の健康にも。また、お忙しいところ荻窪まで来ていただいた、厚生労働省の皆さん、ありがとうございました。ご自身のミッションとして、熱心にお仕事に取り組まれている姿には頭がさがります。公務員てなにかにつけて槍玉にあがりやすいですが、こんな熱心な姿がなかなか伝わらないのがほんとうに残念です。今度、4つ葉プロデュース「霞が関の星」って映画撮りましょう。織田裕二さん主演で。**************ざっと、一週間の日記を振り返って見て、杉山さんが保育者に厳しいこと書いていました。杉山さん、そうとう期待してるんですよね。国の保育をめぐる動向を眺めていると、一部では必ずしも保育のプロ性を認めてなくて、託児、単に預かったらいいって考えていたり、いまでも必要悪だって言う人がいたり。うーん、保育者さんはもっと怒って良いと思うんですけど。今の保育のシステムに。それと、現場で日々接している親と子の現状から、社会に対する問題意識も持ってほしいです。あと、杉山さんが言うように、いい保育って何よ?ってことを客観的な形で示す必要もありますよね。じゃないと伝わらないし、広がらない。「私の保育はこうなのよ」って、目の前の親子が泣いているんじゃ困ります。これらは自分の課題、ミッションでもあります。杉山さんの挑発に乗っかって、ぜひみんなで日本の保育を盛り上げ、変えていこうじゃないですか!幼稚園、保育園ではお子さんを400万人お預かりしてるんです。保育のプロとして、まだまだできることはたくさんありますよ!先日、杉山さんが絶賛している保育士、三鷹の公立保育士、佐伯裕子さんの講演を聴いてきました。そりゃ講演してるからそうなんだけど、「あ、この人は語って、保育を伝えられる保育士だ」って思いました。杉山さんが絶賛する意味が少しわかりました。それに、かっこよかった。
February 1, 2006
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今井です。まず、おわびと訂正です。4つ葉の予算勉強会、先週の日記に31日って書きましたが、正しくは、1月30日の月曜日です。単純な間違いです。す、すいません!まだ、参加可能ですからご希望の方はぜひおこしください。もう、昨日の夜になりますがうちの近所@足立区上空は、ヘリコプターがアメリカ映画みたいにすごかった。なにごとかと思ったら、堀江さんだったんですね。正月、たまたま堀江さんが自家用ジェットで、温泉に行く番組を家族で見ていたから、もしかしてあれで誰かのひんしゅくを買った(わけないけど)のか?などと勝手に思っているところです。悪いことは悪いのだろうけど、関係のないバッシングや、これからの若い人たちがどう受けとるかが心配です。21日は自分もゆったりーのに行ってきました。スタッフの皆さんお疲れ様、ありがとうございました。金沢の橘さん&名古屋の丸山さん、違う場所で、違った方法で運営されているのですが、いいリーダーとして共通しているなにかをに感じさせてもらいました。詳細をここに書く力が自分にないのが残念です。もっと勉強してそのうち1冊の本にまとめますので、みなさん、そのときにはぜひ買ってください。そうそう、松田さんの夫さんと可愛いお子らにもお会いできました!それと、杉山さん、当日は感想が長くてごめんなさい。実は「保育業界の杉山さんになりたい」などという、隠し球の感想も持っていたのでした。恥ずかくって言えませんでしたが。もしかして杉山菌に感染してる?
January 24, 2006
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自分の曜日じゃないけど、のこのこ出てきました。ちょっと古い話だけど、1月1日の読売新聞の1面トップで、「幼稚園から義務化」とか、「幼保一元化 まず課題」などの記事があり、多くの保育関係者の度肝を抜きました。心配で心配で、お雑煮のお餅ものどを通らなかった関係者も、絶対にいたと思います。休み明け問い合わせがすごかった。ましてや文部科学省の幼稚園担当は、対応におおわらわだったことでしょう。で、異例ですが文科省はHPに公式にコメントを発表しました。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/01/06010501.htm記事の内容に関しては政府としては預かり知らん、ということで一旦は落着したのですが、お問い合わせを受け、お話をしている中で、おや?っと思ったことがあります。「これはぜったい文科省が様子見してるんだ」「裏になにかある。要注意だ」っていう声が多数あったことです。そうなのかなぁ、書いてあるままなんだけどなぁ、なんでそこまで人間不信なのかなぁ、って思いました。例えば、富士山があって、頂上を目指すにはいろんなルートがあっていいですよね。ある公務員の方がそうおっしゃっていました。みんながそれぞれの立場でふんばって、仲良く頂上めざしていけたらいいのに。そんな関係でありたいと偉そうですが思っています。ちなみに、今自分が考えている頂上は、みんなが幸せに暮らせる社会です。1月31日の4つ葉勉強会、そんなご自分のミッションを持った方が、忙しい中、時間を割いて説明にきてくれます。杉山さんも書いていますが、ぜひご参加ください。ちょっと宣伝でした。
January 18, 2006
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ごぶさたです。今井です。今井ファンの方、お待たせしました&ご心配をおかけしました。12月は一度も便りはしませんでしたが、自分は達者で暮らしていました。新しい年になり心機一転、パソコンもプリンターも買い換え、今年の自分のテーマは、「職場と同じ環境を自宅にも。とりあえず手をつけろ、終わりには余裕を」です。今年もよろしくお願いいたします。土曜日、昨年の7月に東京で開催した報告会と同じ、「子育て支援者のコンピテンシー研究報告会in福岡」を開催しました。ひだまりの会のみなさん、現地の準備お疲れさま&ありがとうございました。この場を借りてお礼いたします。屋台では美しいみなさんに囲まれ、地元のおっさんとの楽しい出会いもあり、とてもとても幸せなひとときでした。報告会には100名のご参加をいただきました。東京からご参加の方や、下関駅の火事の影響で、一生懸命バスで駆けつけていただいた方もいました。そんなご参加のみなさんにも感謝です。会場も暑かったし、壇上も熱かった。そしてなによりご参加のみなさんが熱かった。限られた時間では、お互い言い尽くせなかったのではと思いますが、これからもみんなで支援者のコンピテンシーについて、いろんなところで大いに議論しようじゃありませんか。ちなみに申込のメールに数名、「4つ葉のブログ読んでます」と書いていただいて、ちょっと冷や汗・・・。そ、それはいいですってば。今年は4つ葉ものしのし行きますので、今井ともどもよろしくお願いします。************************4つ葉の呼びかけ人の一人であり、尊敬する武蔵大学の武田信子さんが共訳された「地域が変わる社会が変わる 実践コミュニティワーク」を読み始めました。まだ、ちょっとしか読んでないけど、おもしろい。自分のために訳してくれたんだって錯覚したくらい。ちょっと引用しますね。「不利な立場にある人は、組織化しなければならない。それは、彼らを発展させ、救済するためである。なぜなら、資源をもつ者が助けてくれることはまずないのだ。変化に必要なエネルギーは不利な立場のコミュニティからしか発生しない」自分にとってこの本は使える、「武蔵大で武田信子にケンカを学ぶ」って感じです。武田さん、訳してくれてありがとう。本読むの遅いんだけど丁寧に読ませてもらいます。そうそう、今年もこんな感じで、いろんないい出会いが、たくさんあったらいいなぁ。みんなでいい年にしましょうね!
January 9, 2006
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今井です。当番ではないですが、突然出てきました。昨日の夜、三位一体改革については決着がつきました。厚生労働省関連では、 公立保育所の延長保育分 109億円 施設整備費(公立保育所含む) 500億円 施設介護給付費 1300億円 児童扶養手当負担率の見直し 3/4→1/4 1805億円 児童手当負担率の見直し 2/3→1/3 1578億円 計 5292億円となっていて、財務、厚生労働、総務、内閣官房長官、経済財政政策担当大臣の5者で合意されています。とうふ1093さんのコメントにお返事をしていなかったので、ここで、じゃ、何が問題なのかを考えてみます。保育を愛する(?)一人として、私見ですけど。三位一体は国策ですから進めれられるとしても、保育のありようの議論のないままに、議論がお金の問題からされていることです。保育にあたって、国の果たす役割、地方の果たす役割の丁寧な議論を望んでいます。あと、先に一般財源化された公立保育所の実態調査などを見ても、常勤保育士が非常勤に替わったり、研修費や給食費材料費が削減されたりしています。遠足をやめた保育所もあるそうです。保育所の子どもだけが豊かであればいいとは思いませんが、財源の厳しい自治体はそんな状態です。民間保育所の運営費が一般財源化されたら、同じような状況になるのでしょう。それなりにいろいろと考えてはいるのですが、昨日までとにかく反対!という中にいたので、どうもうまくアタマが整理できません。三位一体、地方分権、規制緩和などで保育が取り上げられています。正直、そうした中で保育を語られることには、少し疲れてもいるのですが。ただ反対!というだけでなく、自分も丁寧に、保育に限らず、子どもの幸せにとってどうするべきかを考えたいです。また何か感じたことがあったら書きますね。
November 30, 2005
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今井です。保育業界は先週から、三位一体改革の話で持ちきりです。地方六団体が厚生労働大臣に、「生活保護費の負担割合の引き下げではなく、保育所の運営費と施設整備交付金で対応して」との申し入れを行ったからです。保育所の運営と施設整備は市町村で行うので、国の補助金をやめて権限と財源を移譲してくれ、と言っています。福祉などの住民サービスは、身近な市町村で行うことがいいのはよくわかります。ただ、国と地方の責任をどう分担するのかとか、保育の質をどう上げていくのかとか、お金以外にも話し合わないといけないことが、たくさんあると思っています。今週末か来週のはじめには結論が出るそうです。いったいどうなることやら。
November 21, 2005
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