星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.02.16
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テーマ: 読書(8216)


 池上彰氏が著書の中で紹介していた斎藤幸平著「人新世(ひとしんせい)の資本論(2020年9月発行)」が紀伊国屋書店にあるかどうか見に行って結局、横に並んでいた
発行年が新しい的場 昭弘著
「20歳の自分に教えたい資本論(2022年11月発行)」を購入しました。


著者略歴に1952年生まれ、日本を代表するマルクス研究者とあって今年71歳の著者が20歳の自分に教えたいというタイトルにも引かれました。ちょうどその年齢の頃に一度「エンゲルスとマルクス」を読んだ記憶はあっても内容は全く覚えていないまま、資本主義社会の中でずっと生きているんだと改めて思います。

 著書「20歳の~」の中でカール・マルクス(ドイツ人)によって150年も前に書かれた「資本論」が定期的に注目を集めるのは「資本主義がいかに矛盾多き制度であって、この制度が抱える矛盾は限界に達し資本主義社会は崩壊に至る」と不可避的に起きることを言い当てた「予言の書」であるからと書かれています。

 18世紀後半にイギリスで起きた産業革命をきっかけに成立した資本主義から1世紀ほど後に「資本主義の限界」を予言するその洞察力には驚きですが、資本主義が現代の益々広がる格差を助長し、富や資源や領土を求める戦争を引き起こし、一刻の猶予も許されない地球の環境問題に繋がっているのだと思うと、ちょっと真剣に平等の精神に貫かれているであろう「資本論」を知りたくなります。


 まだ数ページを読み始めたばかりで、読み終わった時に資本主義の国に生まれ育って、ある意味不平等や格差は受け入れざるを得ない物と思って生きた来た自分がどのような感想を持つのかが一番興味深いです。

 マルクスの資本論では「資本主義の限界や崩壊の










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最終更新日  2023.02.16 13:18:55
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