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2020.06.05
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無念と、残念と……色々有るかと思いますが先ずはお疲れ様でした。
氏の胸の内、自分には推し量り切ることなど出来はしませんが、比較的近い立ち位置にあると自分では思っている間接的関係者として、今後も協力を続けさせて下さい。
学生時代、あなた方の活動が有って帰国された方の1人に教えを享けた者として自分が出来る事、これから先も違える事無く継続していきます。

本当に、先ずはお疲れ様でした。

風化させない事、声を上げ続けること………今後も落とすことなく続けていかなければなりません。
本当に、僅かな時間さえもう残されてはいないのですから。


 先程訃報の記事を目にしました。
 横田滋氏が亡くなられた、そうです。
 最近では余りテレビに出てくることも無くなっており、時折体調を崩されていると言う話を聞くことが増えていました。
 公表された享年は87歳。
 もう本当にご高齢でいらっしゃいました。奥様の早紀江さんも84歳とのことなので今回の事も踏まえれば、もう本当に心配しか出来ません。
 張りつめていた糸が切れるのは容易いこと。何度でも言います。時間の猶予なんか無いんです。
 上にも書きましたが、自分の学生時代の恩師の1人は北朝鮮による拉致被害者の1人です。
 先生方の帰国は横田氏方の活動があって、実現したものです。あれがあったからこそ、当時の政府が動き、当時の小泉総理が動きました。
 その時、共に北朝鮮に付いて行っていたのが今の安倍首相だった筈です。
 あれからの10数年。帰国者の第二陣の話は出ていません。北朝鮮からの冒涜とも挑発とも取れる反応が有ったきりです。とある参議院議員がドヤ顔で自慢する成果として第三国での「横田めぐみさんの孫」とされる人物の面会が有った、と言う話程度です。
 勿論、その当該人物は日本までは足を踏み入れていません。
 10数年、ずっと足踏みを続けているんです。
 余計な事を言って議席を失った地元の元衆議院議員は某国の大統領に北朝鮮による非道を国連の総会の場で発言させたりはしましたが、それで事態が前に進んだ訳でも無い上に、当の国連も北朝鮮に対して差した手が打てた訳でもありませんでした。それは発言をした当事国も同様でした。
 ご自分の体調を思えば、氏の焦りは相当な物だったろうと思います。
 それでも最後の最後まで諦める事をしなかった氏の不屈さには頭を下げる以外の気持ちになれません。
 ただ、自分の本音としては同じ特定失踪者家族の大澤昭一氏の2つのコメント「突然のことで言葉が出ない」「ついにこの日が来てしまったか」が最も近い物でしょうか。
 今回の訃報で活動が下火にならない事を切に望みます。
 そして、改めて強く政府に願うものです。
「国家の定義とそれから導かれてくる責任、如何に考えるものか」
 国民あっての国家。
 なら突然に攫われた国民がいるのなら、如何動かねばならないのか。
 何よりも恐れるは風化する事、人々の記憶から薄れる事………そして、いずれ無かった事にされること。
 時間が無い。
 これはご家族たちが持つ残り時間の事だけでは無いんです。





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最終更新日  2020.06.06 08:50:40
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