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画像:北岳のバッドレス
今年は、南アルプスの盟主「北岳」へ。一般的な、国内標高ランキングでも「富士山」に次ぐ山はこの他にない。林道の復旧工事も終了し、バスで登山口まで、通れるようになったようで、登ってきました。
野呂川の青い吊橋を渡りスタート
【8月3日】
「芦安」の無料Pに車を置き、始発のバスに乗り替え「広河原」へ。(6:05)バス停の先、遠くの山影にず~っと思い描いていた「北岳」がちらっと見えた。「あれだ・・・な~」・・。野呂川に架かる吊橋を渡り、ワクワクする気持ち押さえて山行スタート。(6:15)
広河原から北岳遠望
予定は「八本歯のコル」を経て、山頂まで一気に登り詰める「大樺沢・左俣コース」。山頂まで標高差1600m程もあるが・・・(汗)。しかし、飛ばしたせいか「二股」へは予定よりかなり早い2時間で着。(8:00)
二股の分岐道。見上げると北岳が
沢に雪渓はなく完全な夏山道。しかし急登急登・・・。 あえぎながら登る。ふり向くと、鳳凰三山が見える。
鳳凰三山遠望
最上部、バッドレスが真近。この辺が一番バテバテ(苦笑)で、木陰でちょくちょく休憩、ペースダウン。(9:30)・・・飛ばしすぎた?
北岳のバットレス
森林限界を超えた「八本歯のコル」に着。道標あり展望もよい。(10:23)
八本歯ノコル の道標
南へすぐの「八本歯ノ頭」2920mへ。痩せた岩場を越え狭い山頂へ。直下の岩場に、「タカネビランジ」がひっそりと出迎えてくれた。(10:40)
岩場に タカネビランジ
山頂から無線は、ハンディ無線機で試すも、なかなか繋がらず、145FMで、カツカツ静岡県駿東郡と交信。電波の通りが悪い山なのか(?)その先のボーコン沢ノ頭はパス。(11:15)
「八本歯の頭」2920m山頂には、ケルンがあり
コルへ戻り「吊尾根分岐」から「北岳」へゆっくりと登る。見上げる山頂付近に、ガスがかかり始めたが(13:05)
北岳3193m」山頂は、展望なし?三角点は3等です
山頂到着~も、ガスがかかり展望なし(12:23)。大展望を期待していただけにガッカリ・・・。「明日また登りなおしだ」・・・とさっさと下山開始。小屋へ着くと天候急変。雨が降り出し、本日終了。(13:45)
8月4日
夜明け前「山荘」前から「富士山」遠望
昨夜は、布団1枚に一人と余裕で泊まれたが、夜中に何度も目が覚めた。イビキが・・・早朝から、窓越しにご来光を待つ。まもなく朝もやの雲海に、綺麗な富士山が見えた
夜明け前
北岳山荘の外に出てみる。つめたく冷えた空気に「富士山」が映える。やはり富士山は、遠くから眺めるほうが絵になる(4:35)
ご来光に感謝
鳳凰山からのご来光に感謝。今日もいい天気になりそう。朝食は、鮭の焼き魚付きで、これまた美味しかった。小屋番にお礼を言って出発。(6:05)
間ノ岳から農鳥岳へ続く稜線
早朝の吊尾根をゆっくり北岳へと登る。ふり返ると、赤い屋根「北岳山荘」から「間ノ岳」へ続く稜線がキレイにみえた。日程の都合で「間ノ岳」は、またいつかチャレンジ・・(7:02)
吊尾根から中央アルプスを望む
西側は、中央アルプスだろう 昨日とちがって、天空の「稜線漫歩」・・・だ♪
北岳(3193m)山頂
80分で「2回目」の北岳に。今度はベリーファイン。まさに360度の大展望に感激の瞬間。気温20℃涼しい山頂着(7:20)
にぎわう早朝の北岳山頂
多くの登山客で賑やか。展望は、甲斐駒ヶ岳や鳳凰山、はるか八ヶ岳連峰、富士山など遠望。人気スターの勢ぞろい・・・と言ったところ
北岳から仙丈ヶ岳
こちらは、仙丈ヶ岳です。山塊は大きく千丈敷カールも見えますね。
アマチュア無線は、5エレ八木アンテナで開局
アマチュア無線は、430FMで、5エレメント八木ANT(スーパーJCHスペシャル)を持ってきたので、カメラ3脚に組み立て、ハンディ機に繋いでQRV。すぐさま、甲府市、三重県津市、下伊那郡等と交信で、山ラン終了。(7:42) むせんZone25
肩の小屋より北岳
下山は「肩の小屋」に立ち寄り、「ホットコーヒー」を注文。後ろに見える「北岳」もイイネ。「草すべり」コースを行く。ジグザグの急坂で、テント拍の重装備ハイカーと多くすれ違った。(ちょっと大変そう!)
草すべりは、花がいっぱい
暑くなってきたころ、「白根御池小屋」に着。(10:15)「ランチ」休憩でまったり45分。トイレは水洗でビックリ。一度泊まってみたいキレイな小屋です。
吊橋をわたり、無事終了
ドンドン山道を下り、「広河原」へは、昼すぎ着(12:30)。タイミング良くバスに飛び乗り、山行終了。 高山植物がいっぱいで期待どおりのいい山でした。
黄色いシナノキンバイ
完