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昨日、台湾の機械メーカーに訪問して色々と勉強させてもらいました。私が驚いたのは徹底的な設計の標準化が進んでいて、しかも不要なものは一切つけない、すなわちシンプルな設計コンセプトでした。よって生産性も弊社が使っている日本のメーカーとは話にならないぐらいに優れていて、機械がバンバンくみあがっていく所は驚きです。台湾の物価、人件費は日本に比べ安いし、機械の価格が安いのは当然と思ってはいましたが、上記の様な工夫が見られたわけです。だからといって重要な部分にはそれなりの強度等の補強が加えられ安かろう悪かろうにはなりえないアイディアも見られました。先日の私のブログでも触れた、ドイツにメーカーは古いコア技術を未だに原点にしてその市場にあう形で技術を付加している点とある意味共通するところがあるように思えました。日本ではもしものためのボタン、調整機能、必要以上のワンタッチが多すぎることを思い知りました。日本のテレビのリモコンのボタンがよく、ビジネススクールのケーススタディに出てきますが、私もいまだに触ったことがないボタンが一杯あります。私の経営人生もおそらくあと20年を切っているわけで、これを機会に自社の機械、工具のコンセプトの考えを大幅に変えていく決意をした次第です。本日もう1社機械メーカーを訪問し、今晩帰国します。お風呂入りたい!▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
October 25, 2012
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昨日20日 4年前にお世話になった日本工業大学 専門職大学院の中小企業技術経営シンポジウムに参加しました。その中でドイツの方の講演は興味深いものでした。題目は「ドイツの中堅企業の戦略」で、講演者は日本企業の経済研究所につとめていらっしゃるドイツ人の方でした。ドイツはまず輸出ありきの戦略であること、GDPの50%は輸出で稼ぐ(韓国と同レベル)、日本は、(輸出はGDPの17%)バブル後は日本国内市場の製品改善にいそしみ、ガラなんとかと今では言われている製品が結果的にのこりました。ドイツは中堅会社が経済の中心であり、グローバルで活躍している企業の大きさは日本の半分規模であるようです。彼らは、まず市場に入り込み、自分たちの持っている昔からのローエンド、ミドルエンドの技術をうまく応用をしてその市場にあった製造システム~製品を開発するのを得意としています。インドで売られる3000USDのタタナノという車はほとんどがドイツの中堅部品メーカーの技術のよって成立しており、「これで十分よいレベル」の部品がついていて、ハイエンド製品はついてはいない。日本が、常に最新のハイエンド技術により市場にアピールしているのとは違うわけです。すごい技術だからその製品は必ず売れるものではなく、古い技術をうまく活用してそこのお客様にあった製品開発がその原動力であることは、これからの自社の国内~海外展開において学ぶべきことだと考えます。その土地のお客様目線で考えた営業~製品開発の徹底、それを日本に逆輸入し改良してみるなど、考えが広がった講演でした。(講演の様子)▼塑性加工により新たな挑戦を実行します
October 21, 2012
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