さて、山下達郎 / It's A Poppin Time にしても BASIA / The Sweetest Illusion にしても、独立したスイッチングハブを用いると再生のスケールが違うように感じた。デジタルのクリアさを保ちながらも押しのある音。スタジオライブなら尚のことそこにいるかのような没入感が欲しいもので、これは聴いていたい。また小音量で冴えるオーディオがよいというのは自分の持論だが、その点も有利で、余力を感じる。20畳が満ちる。 なるほど、これがネットワーク分離の力か。数千円の中古品でこの改善なら、まだまだ高みはあるな。この先取り組み甲斐がありそうだ。
サラウンドするソフトや左右や上方に音場展開するソフトが好きだ。NAS内の YMO / Rydeenも、Tidal配信の Destiny Child / Say My Nameも、Madonna / Vogue も、左右の展開距離が今までより試聴席側に数十センチ近い。これは高音が低音がよりもよほどわかりやすい変化だった。