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―「学習塾愛夢舎」において、唯一、塾以外の企業での正社員経験を持つ鎌田。
塾講師を辞めて、愛夢舎に戻るまでの間、彼はどこで何をしていたのか。
ワケの分からない豆知識までを、授業で披露する鎌田の空白の4年間を探る―
[1999年9月
鎌田、以前の塾を退社。リフレッシュのため、
一旦実家の長野へ帰省。
同月、東京・有楽町で行われた、
中途採用者対象の合同企業説明会に参加。
目星の企業を2社選ぶ ]
ここで言う「目星」の2社は、全く業種を異にする会社でした。
1社は「MR」と呼ばれる、病院相手に薬品をセールスすることが専門の営業マンの所属企業で、
MRの資格取得の勉強から始められる点に魅力を感じました。
勤務地は、実家のある長野でした。
もう1社は、学習塾に対し、講師を派遣したり採用の手伝いをしたりする、
教育機関専門の人材供給会社
。
分かりやすく言えば、派遣会社みたいなものです。
合同企業説明会で、鎌田の履歴書を見た説明担当者は急に低姿勢になり、
何としてでも鎌田を会社に連れていこうとしました。
きっと 「この経歴の持ち主なら、どこかの塾に『売れる』だろう」
と考えたのでしょう。
ただし、残念ながら、
このときの鎌田には、よその塾で講師になるつもりは毛頭ありませんでした。
結局、鎌田の選んだ会社は、教育関連業である会社でした。
この会社の簡単な仕組みは、次のようなものです。
1.会社で日頃から講師職希望者(アルバイト、正社員問わず)を募り、
「登録者」としてデータを管理しておく。
2.塾や学校などで、講師が不足すると、塾から「講師を探してほしい」という依頼が入る。
3.依頼を受けたら、塾の希望に応じた講師を登録者の中から探し、
仕事内容の説明を行い、合意があれば、塾にその人物を紹介する。
4.塾は「講師採用の手間賃」として、費用を払う。
派遣会社の仕組みをご存知であれば、
ほぼそれと同じ流れであることがお分かりいただけるでしょう。
ただし、当時この会社では、厳密な意味での「労働者派遣契約」ではなかったため、
派遣会社ではありませんでした。
(派遣と業務委託の契約の違いを知りたい方は、鎌田まで。
一時、「労働者派遣事業 派遣元責任者認可」を持っていたため、
派遣労働法についても鎌田は明るいのでした♪)
[1999年冬~
『C』社で、研修担当を希望するも、開発室に配属 ]
さて、鎌田を勧誘した担当者の思惑は、
やはり鎌田を他塾に紹介し、その手数料を稼ごうというものでした。
「教室長」だの「教務主任」だの、
やたら派手な履歴書とほどよい年齢を考え、
大手塾の教室長候補として紹介すれば、
高額な売上が着たいできると思ったのです。
しかし、鎌田が希望した職種は、
『C』社内部のスタッフとして、登録者の研修を担当することでした。
そもそも、彼が教育関連業界に残ったのは、
「自分ひとりで育てられる生徒は、
一度にせいぜい数十名、何年かかかってようやく数百名程度であるが、
自分が育てた10人の教師がそれぞれ100名の生徒を育てれば、
1000名の生徒が育つ」
ということを試したいと思ったからでした。
自分で教えたければ、自分で就職先を探してます。
『C』社の方も一瞬戸惑ったようでしたが、
その場で社長面接が行われ、鎌田は採用内定をもらいました。
ただし、配属された部署は「研修室」ではなく「開発室」。
分かりやすく言うと、営業部門です。
新規の取引先の塾を開拓するほか、
講習会や新学期の前には取引先の塾を訪問し、
会社から出向させる講師の枠をいただく。
と同時に、いざ取引先から講師手配の依頼が来れば、
自分で登録者のデータを繰って、出向させる講師を見つけるのです。
実に、『C』社の社員の大半は、この職についていました。
そして、入社してから分かったことですが、
「研修室」は、営業部門たる「開発室」で『使い物にならなかったヤツ』を送り込む、
掃き溜めのような部署だったのです。
担当者はヒマなので、ひがな一日「モーニング娘。」のホームページを見ている。
登録者相手に模擬授業の研修を行うと、「担当者の説明が分からない」と逆に文句を言われる。
挙句の果てに取引先に自分自身が行って授業を行うと、生徒からクレームが出る・・・。
いかん部署でした。
[ 開発室で、以前の塾での同期と再会する ]
開発室に配属されて、鎌田が一番驚いたのは、そこに知った顔があったことでした。
以前の塾で同期として共に入社し、
「最後の5人」になるまで苦楽を共にしたF氏の姿がそこにありました。
彼は鎌田より半年ほど早く『塾』を離れたのですが、
やはり同じような経緯で、先に入社していたのです。
鎌田があっさりと社長と面会し、 あっさり内定をもらった裏側には、
先に入社していたF氏の働き具合が素晴らしく、
「あそこの塾の元社員は『使える』!」という評判が立っていたせいもあったのです。
[ 開発室で、スゴイ依頼を受け続ける ]
鎌田は、まずは依頼に応じた講師を探すことから始め、仕事に慣れていきました。
ところが、あまりにスゴイ依頼が多く、
「塾がこんな状態で、ホントに大丈夫か?!」
と唖然とすることも多かったのです。
さぁ、いよいよ裏バナシです。
実名は出しませんが、乞うご期待!
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