全12件 (12件中 1-12件目)
1

「白い金」とよばれる作物。前回の2007年4月11日分の採録である インド農民の危機 。今回はつづきの 2007年4月12日分となります。参考までによろしかったら。 ↓『 “白い金”とよばれる作物。2007年4月12日分 』 綿花の別名、それが「白い金」です。途上国の綿にたいする希望が感じられる名前ではありませんか。 しかし 途上国の期待に反して、下がり続けているのが綿の国際価格。 2003/04年には1キロ当たり42セントだった綿価格。 2004/05年には35セント、 2005/06年には33セントにまで下落。そして 2006/07年の統計は30セント付近になるともいわれています。 ・・・途上国重視へ進むものとされ、綿の国際価格低下に対する歯止めになるかもと期待された世界貿易機関(WTO)のドーハ開発ラウンド。しかし 同ラウンドは昨年7月に失敗に終わり、 途上国の綿花農家はこのような 再生産さえ危ぶまれる事態におちいっているのです。 なんともやるせないはなしですよね。途上国の貧困の問題を解決していくには、途上国における健全な農業の育成が不可欠〔先進国の一時的な援助よりも〕。健全な農業の発展こそが、途上国の農民・国民を貧困から救うといわれて久しいというのに。このような綿の国際価格の低下傾向が続いていくかぎり、ニューヨークタイムズがとりあげたインドの綿農家・シェンデさん〔インド中西部の1.5ヘクタール規模の綿農家・享年31歳〕のように、借金の金利のために自ら命を絶たねばならない途上国の農家は、これからも続出していくにちがいありません。 それにしても。このような事態を引き起こしている綿の国際価格の低下ですが、 なぜに 国際価格は さがってしまったのでしょう。 主たる原因とされているのは、それは先進国の政府〔特に米国〕が自国の綿農家に与えている巨額の補助金だといわれています。NGOのオックスファムによると米国の綿農家は2004年から05年にかけて約10億ドルの補助金を受け取ったと報告しています。このような多額の国内補助金を補てんされることで 不当に競争力を高めた米国産の綿、それこそが国際価格の低下を誘い、その低価格がインドや西アフリカの綿農家の生活を圧迫し、結果として ジェノサイド/大量虐殺を引き起こす大きな要因となっているらしいのです。 前述の世界貿易機関(WTO)のドーハ開発ラウンドが行き詰った 昨年7月末のインドのナート商工大臣のコメントをご紹介して話をお伝えして今回の 悲しいはなしは おわりです。 「米国は農業補助金が農産物の国際価格に深刻なゆがみを引き起こし ている事実を認識すべきだ。米国の補助金がインドの農家の生存を 危機に陥れている」 経済の国際化は世界の人々に恩恵をもたらすと国際機関や米国 を通じて喧伝されつづけてきた世界貿易機関(WTO)やグロー バリズム。しかし実際には、多くの国々とくに途上国や各国の 貧困層に深刻な格差をもたらす存在となっているのも、それも また真実 であるようですね。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Aug 30, 2018

『インド農民の危機・2007年4月11日分』2018年現在において、正直なところ 日本では遺伝子組換えワタの話題などで、しょうじき状況がよくわからないといった状態になってしまっているインドの農業と農民。そんなインド農業に関する当ブログの2007年4月分の再掲載ですが、参考までによろしかったら。 ↓『インド農民の危機・2007年4月11日分』富士通は2000人・日立は540人・NECは400人を採用予定・・・こうきくと、「さすがに団塊の世代の退職はもうまぢか、企業も人材確保に懸命なんだな」とおもいます。ただ問題は採用される場所。いったいどこのはなしだとおもわれますか。 じつはこれインドのシリコンバレーと言われるインド南部バンガロールでのお話。2032年には米国・中国についで世界第三位の経済大国になると予想する米国証券会社もあるインドですから、なるほど日本のIT企業にとって技術者の確保も含めたインド進出は一石二鳥のおいしい話であるなのでしょうね。 さて、そんなインドに関する上記の経済に関するニュースはご存知の方も多いとおもわれますが、そんな成長するインド国内の別のニュースで「ジェノサイド」といわれている事態も同時進行でおこっている現実をご存知の方はおられるでしょうか。ジェノサイド・・・それは大量殺戮と訳される事態だといいますから穏やかではない。 このインドのジェノサイドに関する2006年9月ニューヨークタイムズの記事では、2003年の犠牲となった被害者は1万7107人。 また別の統計でインド・科学技術エコロジー財団のヴァンダナ・シヴァ女史の調査によると1997年以来の犠牲者は4万を越えるものと予測されているといいますからただごとではありません〔さらに10万人との説もあるとのこと〕。 そしてこのニュースの最大の問題は、このジェノサイドの犠牲者が農民であるということ。これは農業経営で生じた借金がもとになって自ら生命を絶つしかなかった農民の自殺による死者数だといわれているのです・・・。 当地でこのジェノサイドの起こった原因とされているのは、1996年以降の経済政策の転換。工業立国をめざそうというインド政府の経済政策のもとで、インド農業を大規模な工業的企業農業に変えようとする試みにインドの小農民が犠牲になったものといわれています。農業政策的にいえば ・・・国内の農業補助金を政府がカットした結果、インドの小農民のつくる生産物が国際価格に太刀打ちできなかったがゆえの悲劇・・・だといえるでしょう。さらに加えて政府の施策として、場所によっては 農地をつぶしてその土地を工業開発計画特別経済地区/SEZに変えるという強引とも思えるニュースもつたわってきています。農民らによる反対運動にもかかわらず、安い価格で強引に農地を接取しているというSEZ関連の最新ニュースはつぎのとおり。 ■ SEZ開発をめぐり武力衝突 2007年3月19日 西ベンガル州のナンディグラムで3月14日、特別経済区(SEZ)開発 をめぐって農民と警官隊の間で武力衝突が起き、12人の死者が出た。 SEZ反対派は抗議のゼネストにはいった。今後、政府のSEZ開発計画に さらに遅れが出るほか、外資進出への影響も懸念される。 ■ SEZ用地買収が最大の障害に 2007年3月26日 特別経済区(SEZ)政策が大きな課題に直面している。すでに数百もの SEZ開発プロジェクトが認可を受けているにもかかわらず、州レベルで の用地確保が進まず、多くの案件が暗礁に乗り上げている。政府は1月 以降、新規案件に対する認可付与を一時的に停止している。 というものです。 そしてこれからです。「特別経済区政策の推進が、州・地域レベルでのインフラ開発や、農村地域からの雇用拡大に重要な役割を果たしていくに違いない」とするインド政府。対して「農地のSEZ転用は許されない」としあくまで土地摂取に反対していくというインド農民の今後に注目が集まっています。 ジェノサイドのおこった事態を重く見たシン首相は、農家の 自殺が相次ぐ地帯を訪問〔昨年9月〕し、利子滞納分の減免 や返済猶予など、日本円で100億円近い緊急救済策を発表 したというニュースもあったのですけれど、ね。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Aug 29, 2018

「気温の上昇」がコメ栽培に与える影響は。これから5年後にはどうなっているのでしょう・・・と書いて5年目。現在はその5年後、2018年になりました。あなたの本年産のおコメに「乳白米」と「斑点米」は、でていませんか?。ということで2013年分の再掲載です。 ご参考までによろかったら。 ↓『 気温の上昇がコメの品質に与える影響は。』 現在の日本各地のコメ産地の生産現場では、コメ価格を下げる原因とも なるコメの品質の低下が問題となっています。 品質を下げる原因となる障害は、「乳白米」と「斑点米」。「乳白米」は、コメの粒が全体に不透明で乳白色に見えてしまう状態とな ること。いっぽう「斑点米」は、米粒に黒や茶色のシミが付いたものをいい、このふたつの障害のそれぞれの原因は次のとおりとなります。 ● 乳白米・・・おもに 穂が出たあとの高温条件 ● 斑点米・・・カメムシが、口(口針)で玄米から栄養を摂る時 にできる食害とされています。そうなんです、どちらも昨今の日本列島の気温の上昇が関係している。 乳白米は穂が出たあとの高温が主原因ですし、斑点米被害は本来は冬に死ぬべきカメムシが死なずに越冬できる地域が多くなった〔数が増える〕ことに由来しています。ということで、どちらの場合も“夏場と冬場の気温の上昇が影響している”ということになるわけです。さらに、この二つの障害を懸念さなければならない事実があります。それは、この二つのコメの障害の発生する地域が次第に北上していること、そして 北上に伴って被害面積が年ごとに広がり続けている こと。この件に関する2008年に農水省から発表された〔当時はオーバーす ぎると思った〕長期予報のなかには「二酸化炭素(CO2)濃度が約二倍に高まり気温が上昇すれば、コメ の収穫量は、北日本の一部で増える地域もあるが、中部日本や西日本 を中心に、将来的には最大4割減る都道府県が出る」というものがありましたが、5年たったいまになってこれまでの気象を振り返って考えてみれば、この〔上質米の減収に関する〕予想はけっこ う的を得ていた と思わずにはいられない次第です。いじょう、いわゆる「温暖化」がコメ栽培に与える影響は、これからも拡大していきそうだというおはなしでした。 関東に台風が頻繁に接近したり・でかい竜巻被害が頻発したり というのはもとより、気温の上昇が生物相にも大きな影響を及ぼ していることも明らかになってました。5年前には考えられもし なかったことですが、はたして これから5年後にはどうなって いる のでしょう。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 24, 2018

台風の通過に伴う、乾いた風には要注意。各地で台風通過に伴うフェーン現象がおこっている・・・ということで2015年記事の採録です。気象条件が想定外の被害を引き起こしたひとつの例として、よろしかったらご参考に。 ↓『台風の通過に伴う、乾いた風には要注意。』収穫された後、おコメは 等級検査という品質検査を受けます。これは検査員による目視検査。 一定の量のなかで、整った形をしている米つぶの割合[整粒歩合]や虫による食害の有無、さらには米つぶそのものの透明感などという検査項 目を経たうえで、最上級の一等米から 順番に 二等米、三等米そして規格外/等外というぐあいに分類されていきます。 当然のことながら[品質の良さから]1等米の価格のほうがより高い値がつくことになり、生産する農家さんたちは「育てたおコメが、より多くの1等米であるように」と、努力し願うものなのです。このようなコメ生産農家の通信簿というような意味合いを持つ等級検査における数値の実際例があります。 平成17年から19年までの3ケ年のあいだ の、7月中に収穫される宮崎おコメ全体の等級検査の数値 例です。ののの等級 17年 18年 19年ののの1等 57% 54% 0.2%ののの2等 37% 35% 0.4%ののの3等 05% 09% 26%ののの等外 01% 02% 70%この表の17年や18年の数値が、平均的な年の宮崎における等級検査の実際例です。1等米と2等米の合計が、収穫量の90%を占めるかん じですね。そしてここで問題にしたいのが平成19年における等級検査の数値です。 1等米と2等米の合計でも1%に届かず、さらには規格外のおコメが7 割もあったという、平成19年のこの異常ともいえる数字 は どうで しょう。 1等米と2等米の合計でも1%に届かず、さらには 規格外のおコメが じつに全体の7割にも及んだたというこの数字の意味するものとは、い ったいどんな事象[がおこったのか]だというのでしょう。じつはこの現象をおこした主原因が、今回のテーマとなる 台風通過後の吹き返しの熱風なのです。記録では、長時間(じつに23時間と公式記録されています)にわたる高温で・乾燥した台風の吹き返しの強い風が、その後イネの生 育に大きな影響を及ぼしたという結果なのです。 こわかったですよ。 例年であれば、収穫されたもののうちの9割以上のおコメが2等以上の品質であるのに対して、19年に限っては 収穫されたおコメのうちの じつに7割が 規格外の等外の品質でしかなかったのですから。もちろん農家さんにとっての報酬であるおコメの価格に直結します。 簡単に・わかりやすいように説明するために・・・たとえば100俵の おコメを生産するとして、その場合の1等と2等のおコメの価格を平均して1俵1万円とし・3等と等外のおコメの価格を同じく平均して1俵5千円であると 仮に仮定すれば・・・平年では 90俵90万円 + 10俵5万円 の合計95万円 の収入であるのに対し、19年では 5表5万円 + 95表47万5千円 の合計53万5千円と、平年のほぼ半分の収入しかないことになってしまうのです。さらに もちろん、これは大規模な農業者ほどダメージが大きくなり・・・ 1000俵であれば、平年950万円のところが19年では530万強。 2000俵であれば、1900万のところが 1060万円。たとえば10000俵近く出す集落営農などであれば、 9500万円のところが、5300万円にしかならないわけです。それでいて機械の償却費の代金や生産資材さ らには地代や人件費などの経費は同じなのですから、こんなに怖い話っ てないですよ。ということで今回は、なんとか台風の強烈な風雨をのりきったと思った のもつかのま、その直後にやってきた台風後の長時間の吹き返しによっ て大規模な減収を被ったという、台風常襲地であっても予想もつかない ことも起こるという 自然のもたらした脅威というべき平成19年7月の台風4号に関する怖い実例のおはなしでした。 熱風対策につづく。 フィリピンの東海上を北西に進み、その後 東に進路を変えて 九州・四国・東海・関東地方の太平洋沿岸を沿うように東に進 んだ 平成19年の台風4号・・・ちなみに高知県土佐清水市 付近をを通過してのが14日、和歌山県串本町付近を通過した のが15日という[まさに現在の11号と同じ時分にやってき た]強烈すぎる被害をのこした7月の台風でした。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Aug 22, 2018

ハーブにも、虫は ばしばし やってくる。Gたとえばこれやっとけば虫がこない・・・などという自分自身の意としない広告がプログの画面に現れることに抗議/笑するみたいなかんじで、よろしかったらご参考に。 ↓ひと昔前の話です。『ラベンダーやセージなどを畑の作物の間に植えているので、無農薬で 作物が栽培できています』などという話をよく聞いたものです。いわゆる ハーブには虫がこない伝説 ですね。・・・しかし最近では、さすがにこの話も聞かない様になって来ました。そうなんです、もちろんハーブにも、虫は ばしばしやってきます。体験からいうと、ハーブには虫がこない伝説で登場するラベンダーやセージ・ミントなどにももちろんやってきます。ちなみに別ブログでラベンダーの鉢利用の長期栽培の様子をお伝えしているのですが[こちら]ほかの作物から隔離してラベンダーだけを栽培しているにもかかわらずちゃんと彼らはやってきます。ちなみにそんな害虫の種類ですが、小型のものでは、梅雨の時期になると恒常的に葉の裏面に発生するのがハダニ。ハウス栽培の終了とともにやってくるのがシルバーリーフコナジラミやタバココナジラミ。そして大型のものでは、気温があがる 梅雨明け時や台風の通過後に、ピナータラベンダの葉を軸だけを残して[まるでニンジンの葉を食べているかのように]平気で食べ尽くしてしまうミツモンキンウワバなどが気をつけねばならない代表的な害虫です。揮発性のオイルの香りのするラベンダー類やミントの葉を生息の場所としたり、吸汁したり・あまつさえムシャムシャと食してしまう彼ら。そのたくましさには、敬服させられてしまいます。 台風の風雨で下葉が傷んでいるとばかり思っていたピナータ ラベンダー。じつは一鉢に5頭ほどのウワバが潜んでいたのが 原因で弱っていたのだと判明。 ラベンダーには すまないことをしたな、とガックリ。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 20, 2018

サツキを丸坊主にした犯人は。じとじとと小雨が降りつづいた長い梅雨もおわって、ひと月あまり。晴れ渡った青空のもとで、早朝の涼しいうちに事務所の剪定でもやろうか・・と、道具をもってお盆前の樹木の伸びを確認していたら 列に植えられているサツキに、葉がなくなって丸坊主になりかかっている部分を発見[映像↑の左の映像が被害個所・右は健常部分]。しまった油断した・・・とおもったときには大発生しているあの虫、ミノガの仕業です。 ミノガとは もちろんミノムシ。葉や枝を食べた残りくずで 幼虫の作る巣が、ワラ製の雨具である蓑/ミノ[こなきじじいが着ているアレです]に 似ているためにミノムシとよばれるようになったのであろうという、あの虫です。 いったいどのくらいいればこんなに丸坊主にされるのだろうと、ためしに被害個所の1本当たりの1センチ以上の大きさのムシを、ひとつふたつと枝から引き剥がしといったところ、約30匹くらいのミノムシを捕獲しました。 農業用の害虫図鑑をひも解けば、 発生は年1回・梅雨あけに新成虫が現れるとされていますので、6月の中旬以降につぎつぎと孵化した幼虫が2月弱あまりでおおきいものは3センチ強に育ったことになります。そしてこのミノムシ。 特筆すべきは、その防除の厄介さです。なんせ防水性に富んだミノを持つ。たとえ薬剤を散布したとしても安全なミノのなかに逃げ込んしまうのでなかなか薬効がないのです。さらには汎用性な食性も武器ということであり、75種の庭木や樹木で発生し、ときにはヒマワリなども食害するというからビックリですよね。ということで、お庭の手入れが趣味のあなた。梅雨明けてひと月のいま。お庭の一角に丸坊主になりかかっている株はありませんか。もし存在/したとしたら、対処は いま。充分に生長して被害が広範囲に広がらないいまのうちに、せっせとミノをみつけて捕獲してまいりましょう。ということで今回は、梅雨明けの爽やかなサツキの新緑を丸坊主にした犯人は局所に大量発生するミノムシだった というお話でした。 身の回りにある 手ごろなものでも、ミノを作るミノムシ。 色とりどりの毛糸クズのなかに、蓑をはずしたミノムシを 入れて毛糸のミノを作らせる・・なん遊びも以前は流行って ましたよね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 17, 2018

高温でハチが大増殖!?例年であれば 秋の終わりの時期までに せいぜい2つの巣を駆除する程度で済むはずのアシナガバチ。しかし 今年はすでに これで5つ目です。 こちらが、本日、事務所の駐車場付近の芝生横の ブロック塀沿いのアイビーのなかに造営されていた巣になります。先日の露地植えラベンダーのなかにあった巣と同じくらいの大きさですから[例年の巣の大きさと比較すると]けっこう大きめの巣だ と いえます。かんがえてみれば 今年の南九州地方は、いまのところ直撃上陸した台風もないし、加えて それほどの大雨もないということで、そういった気候が生み出した好天と高温のもたらした環境が、このようなハチの増殖をもたらしたものと考えられます。・・・・一般的には温度があがるだけとおもわれがちな いわゆる温暖化ですが、植物だけではなく昆虫も含めた動物たちの生育にもおおきな影響を及ぼすものとなってくるのはまちがいなさそうです[雨戸を閉めようとしたらハチに襲われるはなしは こちら]。 参考といたしまして、高温と少雨で元気になるのは は こちら。 南方の生きものの北進 は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 12, 2018

台風前にやっておきたい風対策。K 台風13号の進行・接近ということで、風対策再録です。前回の大雨対策の回 と 併せて、よろしかったら。 ↓台風による強風や暴風による被害の目安です。予報などによる最大瞬間風速が25メートルを超えると、樹木の倒壊や、屋根瓦の飛散、さらにはシャッターの破損が始まります。というわけで、農業に関する強風や暴風対策ですが、露地栽培では ■ 防風網や棚といった施設の補強 ■ 飼料では、倒伏を防ぐ意味で収穫期の近いものは収穫する ■ 果樹では、とくに苗木や幼木の枝を支柱にしっかり固定するといったことが大切となります。また[太陽熱消毒まっただなかのものが多い]施設栽培では、 ■ 被覆資材が破損しないよう、周辺の片付け・清掃をする ■ ハウスバンドを止めている番線・杭を確認する ■ ハウスの出入口の隙間に被覆資材をあてて密閉度をあげる ■ 大型ハウスや連棟ハウスでは、換気扇の点検をしておくといった対策が考えられます。そして台風の影響がそれほどないと考えられる地域でも、とりあえずはビニールハウスのバンドの緩みや被覆資材のめくれなどだけでも点検・整備しておきたいところですね。と、対策は書きましたが、竜巻注意報が発令されたら話しは別。風対策の補強作業中ではあっても、ただちに作業を終了され、まずは身の安全を確保されてくださいね。いじょう、北上する台風の風対策に関するおはなしでした。 「対策をやっても、あまりの強風雨にまったく効果がない」 こともあります。時間を割いて対策をやっても、「台風がコー スをはずれる」ことも、もちろんあります。 しかし最善を尽くすのは、作物をつくる農業者としての、ある 意味“義務”。大被害を受けたとしても、最善を尽くしている なら、納得できる〔あきらめもつく〕というものです。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 7, 2018

苗鉢用の土・・・こんなかんじで作ります。 手軽で簡単・清潔な土壌改良例につづいて、ピートモスを使った苗土の作り方実例のご紹介です。ビニールハウス内で、トラクターのロータリー耕と マニュアスプリッダ を使って作ります。まずは 山土を マニュアスプリッダに載せます。 その土のうえに、まずは土づくり資材からということで、ピートモス。そして ゼオライトをまきます。 そして 肥料分となる 苦土燐酸資材 と、ぼかし肥的な化成肥料を散布。 あらかじめピートモスを土の上に広げておいた場所に・・・ 動かしたマニュアスプリッダから、土と資材を混ぜながら・・・ こんなかんじで、おとしていきます。 その土に、トラクターのロータリーをかけて、苗土の完成となります。 見た目も よさそうでしょう? 使用する資材と その量ですが、 山土・1立方メートル〔1m×1m×1m〕に対して、使用する資材の種類と量はつぎのとうり〔山土の状態で量の変更あり〕。 ■ 調整ずみピートモス1袋のののの350リットル ■ ゼオライトのののののののののの10キロ ■ 苦土燐酸資材ののののののののの10キロ ■ ぼかし肥的な化成肥料ののののの4キロ ということで、ピートモスを使った苗土の作り方実例のご紹介でした。 お花の苗を生産販売する農家さんは、ある意味 鉢土を生産 販売しているようなもの・・・ということで、土の品質の良 さはもちろんですが、それ以上に病気をださないことゃ鉢土 を作る経費を下げることも経営にとっての重要な課題となっ てまいります。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」
Aug 6, 2018

雨戸を閉めると飛び込んでくるのは。建物の開口部の窓の外側に設置される建具 である 雨戸。とくに台風の襲来の多い地方では、台風のもたらす強風や豪雨の被害から家屋を守る役目を担う頼もしい存在であるのですが・・・ 気温の高い地方では5月すぎから、その雨戸の点検が必要になります。点検をしなければならない理由・・・それが ↓の写真[とくに右]。 サッシの窓と雨戸の戸袋の間にある 物体 、それが問題なのです。戸袋の中から取り出したその物体の姿が、こちら。今回は、窓辺においていたアリの巣コロリと、ちょうど 同じくらいの大きさですね。 この物体・・じつは ハチの巣。今年の春から営巣にかかったアシナガバチの巣なのです。点検し、その点検時に巣の存在に気づいて、その巣を駆除していたから 今回の台風12号の来襲時には大事なかったのですが、もし気づいいなかったとしたら、 雨戸をしめようとして窓を開けたらハチが屋内に飛び込んできて 運が悪ければ刺されるということになったことでしょう。・・・などといまでは落ち着いておりますが、じつはこれまでにこのような “雨戸の戸袋にハチの巣” といった状態を、幾たびか経験したがゆえの、これは経験知の賜物なのです。ということで、全国的に気温の上昇が顕著になってきている日本。ある意味 日本の南国化 が、毎年のように続いていくものだとしたら、南九州以北にある あなたのお宅 でも、夏前の戸袋の事前のチェックが必要になってくるのかもしれません[とくに高齢者のおられる住宅などではとくに]。。 ちなみに、こちらは前回の露地植えのラベンダーのなかのハチの巣の映像となります。ことしは天気が良かったので、けっこうな 速さで巣がぐんぐんおおきくなっていたんだなぁと実感。 雨戸をしめようとした瞬間に、いきなりハチに襲われ 屋内が豪雨で水浸しになったうえに・ハチに刺されで もしたら、これがほんとの 泣きっ面にハチ 。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 3, 2018

こんな低木にハチの巣。5月初めに満開になって楽しませてくれた露地植えのラベンダー。 現在は、 梅雨の始まる前にお手入れのために刈りこんだ状態↓に 管理しているのですが、 そんな芝生のなかのラベンダーの刈り込まれた低い枝にさがっていたのは[上の右側の写真の中央にありますよ] けっこうでっかくなっている、アシナガバチの巣でした。すごいですよね、この営巣の場所の巧みさ。芝生はひと月に一回ほど刈り込むのですが、そんな刈り払い機の刃の届かないラベンダーの株の中央に作り込むとは。そしてなにより、 ほっ とました。梅雨の始まる前の 刈り払い機を使った剪定時に、アシナガバチの攻撃を受けずによかったなと。。ちなみに、ただいま この日の夜の 22時前。ジュリーの♪サムライよろしく、片手に懐中電灯+片手に殺虫剤をもって、ハチたちには申し訳ないけれど 巣を落とせてもらいました。 昼間の芝刈り作業でも刺されなかった幸運。その理由は 白系統でまとめた作業服を着ていたこと。そして激しい 雨の日に刈払作業したこと。それが功を奏したようです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 1, 2018

10月までの庭仕事には“白っぽい服”が向く理由。G夏場の草刈り時の話ということで、再掲載です。ちなみに本日も まだ小型でよかったのですが、剪定するツゲに営巣していました。 ↓『10月までの庭仕事には“白っぽい服”が向く理由。』 早朝に小雨が降ったので、これ幸いと、駐車場の芝生の草刈にかか ったわけですが・・夏場の作業用に灰白色の帽子と白っぽい長袖シ ャツを準備して作業にかかりましたよ〔ズボンも長靴も真っ白〕。 白っぽい服装をする理由は、もちろんひとつには 暑さ除け。それ に加え、じつはもうひとつ理由があるんです。その理由とは これ。 そう ハチ対策 です。たとえば このアシナガバチの巣 ↓ ですが、赤いペンで指した部分は草刈り機の刃の部分で壊されています・・・ こういう事態になれば、巣にいるハチたちは、〔巣を壊したことに気づかない〕作業者に向かって一斉に攻撃を仕掛けてくること になります。今回は 10匹前後のハチが飛来したかんじでしたよ。ちなみに、この巣のあった場所ですが・・・足元にアイビーがうえられたブロック塀。 ハチの巣は、アイビーの中の、ツルの部分にぶらさがっていた ようです。 芝生を刈っていたときに、アイビーのなかの巣を壊したことには、もちろん気づかなかったわけですが、その瞬間に巣から飛び出し てくるハチには気づいて、すぐに 後ろを振り向かず後ずさりす るかたちで巣から離れました。ハチたちは こちらに突進してきたものの、帽子にもシャツにも とりつかずに、まわりを数回 旋回したのち おっとり刀で/笑、 巣に帰還していきました。 その後、場所が場所〔人通りのある駐車場〕ですので、ハチたち には気の毒だったのですが、殺虫剤を使って巣を駆除するはこびと なった次第です。というわけで、今回は 夏場の庭仕事には“白っぽい服”がよいで すよ というおはなしでした。よろしかったら、ご参考に。 「ハチは黒いものを襲う」という定説からいけば、白い服装のおか げで、今回は 難を逃れたことになりますね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Aug 1, 2018
全12件 (12件中 1-12件目)
1
![]()

