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生き物にもやさしい『溝切り』。やや生育が遅れていた宮崎県沿岸部の早期イナ作。しかし先週からの晴天で、例年並みの生育になってきたようです。ということで茎数が取れたイネの中干しの回の再掲載です。ご参考までによろしかったら。 ↓タズリさまにて草をとられ、土中のメタンガスや硫化ガスをだされた田 は大きく育ってきます。そして充分に育ったところで 「中干し 」で、イネに気合を入れる・・・そんな田んぼに関する作業で、「溝切り」という技術があります。 これは 田の中に 5~10m間隔に深さ約10~15センチ・幅約20センチの溝を掘ること 、なんですよ。ののののの タズリさまと同じで、いまはエンジン付きがありとても楽。 そうですね、今年もやってみたのですが、田の中の周囲と、田の中に3本の溝を掘って、10アール当たりで、だいたい30分というところ。なあにやってみれば 早いものです。 機械は こんなかんじ です。 最近は トンネルを掘る ようなものもあるんです。そんな溝を、田の中に掘ることで、なにが変わるのだろう・・・なんておもいますでしょう?けれど、これがもうまったく・たいしたものなんです。中干しで水を抜きたいときには、この溝を使ってササッと排水できますし、逆に田が乾いて水を入れたいときは、この溝を伝ってスムーズに水がはいる。 それはもう感激もの。すばらしい技術なんです。そしてこの技術には、もうひとつ、とても感心するところがあるんです。 なんだとおもわれます?それは、田の水が干されるときに威力を発揮します。水の出し入れのために掘ったはずの、その溝が、メダカやオタマジャクシなどなどの田に生きる水棲生物のための〔用水路への〕避難路になるののののののののの ことなんです。『昔から伝えられた農法は、生き物に対するやさしさを持っている』と、かんじる瞬間ですね。 『水の管理は、稲つくりの半分を占めるほど大切な作業 である』という、 みずみはんさく 。 いろんな田んぼ を見て、まわればまわるほど、うなづけること多々あり。 なんですよね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
May 28, 2020

収穫を終える前、ハウスの土の状態を調べます。K今季のハウス栽培もそろそろ終了、そこで 記憶より記録 ということで定番の回の掲載です。 ↓『収穫を終える前、ハウスの土の状態を調べます。』 施設野菜作が終了するハウスでは、次回の栽培に向けてハウス内の土の状態を調べておきます。なんといっても農業経営では農産物の質と収量をしっかりと確保することが大切・・・土の診断はそんな良品を多収する経営の、なにより強い見方になりますからね。たとえば ● 作物が 健康に育った部分 と 病気の出やすかった部分 ● 収穫物の 品質の良かった部分 と 品質の悪かった部分 ● 土の 水はけのよかった部分 と 水はけの悪かった部分 などといった“違った生育をする、特徴のある部分の土を、自分なりに工 夫しながら、きちんと区別して採取したのちに検査にだす”ことを、私は つねづねお薦めしています。そうすることには理由があります。 この表。土の検査の実例ですが、こういったかんじで、ハウスのいろい ろな場所と深さを変えて土を採取して、その後に土壌検査してみると・・・・ じつに いろいろな土の検査値がでるのが現実 だからです〔詳しい数字 例についは また後日に〕。そのいろいろな土の状態を、今回の作での 作物の生育をからめながら判断するのは、栽培者としての大切な仕事。今後のハウス作のためにも 自分で土をとる場所をきめて ↓ しっかりと土を採取し ↓ 試料を まちがわないように検査に出して ↓ できあがってきた土の検査値と ↓ 成績のよかった部分と悪かった部分の土のちがいを ↓ 自分なりに整理・判断・加味したうえで ↓ いつでも利用できるように、きちんと保存しておくこと大事です〔病院のカルテみたいに仕立てます〕。しっかりとおこなった土の診断のカルテは、あなたの農業経営にとっての〔とくに栽培について迷った状態のときの〕なにより強い味方になりますよ。 数字はウソをつきません。 たとえば こんなとき は 。 広くて・深い 土地の土の検査を、“記録もなしに・てきとうに 1箇所だけとって、とりあえず検査に出しておく” なんてふうに おこなう土壌検査であっては、生育の判断材料にはなりえません。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
May 26, 2020

スピード感をもってウソがばれる前々回の 安倍さんにつかってみたい機械[こちら]関連ということで、その内容が よりわかるサイトは こちら。 題して❝スピード感をもってウソがばれる❞ です。 よろしかったら。ちなみにこちらもよくわかった がんばれ広島地検は こちら。 もちろん農業の分野でいえば、政権に復帰してからの 自民党に関していえば、ずっとウソつかれてきたよう な話ばっかりではあったんですけれど そんな関連の 当ブログの記事は こちら ↓です。よろしかったら。 種子法については こちら。 TPP地方公聴会については こちら。 TPP正式合意文書に日本語がないという現実はこちら。 伸びているという輸出農産物の実情は こちら。 輸出農産物のなかの生鮮農産物の割合は こちら。 食の安全については こちら。 TPP反対を唱えて参加したときのはなしは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
May 26, 2020

夏場の庭仕事には“白っぽい服”が向く理由。 みるみるに草木が伸びる5月。そんな初夏の庭仕事にかかられる方も多いと思いますがそんな庭の関連で定番の回の再掲載です。ちなみに昨日、実家のツツジ剪定に出向いたところ、トリマーをかけようとしたマメツゲの中に。。。あぶなかった。。 ↓早朝に小雨が降ったので、これ幸いと、駐車場の芝生の草刈にかかったわけですが・・夏場の作業用に灰白色の帽子と白っぽい長袖シャツを準備して作業にかかりましたよ〔ズボンも長靴も真っ白〕。 白っぽい服装をする理由は、もちろんひとつには 暑さ除け。それに加え、じつはもうひとつ理由があるんです。 その理由とは これ。 そう ハチ対策 です。 たとえば このアシナガバチの巣 ↓ ですが、赤いペンで指した部分は草刈り機の刃の部分で壊されています・・・ こういう事態になれば、巣にいるハチたちは、〔巣を壊したことに気づかない〕作業者に向かって一斉に攻撃を仕掛けてくることになります。今回は 10匹前後のハチが飛来したかんじでしたよ。 ちなみに、この巣のあった場所ですが・・・ 足元にアイビーがうえられたブロック塀。 ハチの巣は、アイビーの中の、ツルの部分にぶらさがっていたようです。 芝生を刈っていたときに、アイビーのなかの巣を壊したことには、もちろん気づかなかったわけですが、その瞬間に巣から飛び出してくるハチには気づいて、すぐに 後ろを振り向かず後ずさりするかたちで巣から離れました。 ハチたちは こちらに突進してきたものの、帽子にもシャツにもとりつかずに、まわりを数回 旋回したのち おっとり刀で/笑、巣に帰還していきました。 その後、場所が場所〔人通りのある駐車場〕ですので、ハチたちには気の毒だったのですが、殺虫剤を使って巣を駆除するはこびとなった次第です。 というわけで、今回は 夏場の庭仕事には“白っぽい服”がよいですよ というおはなしでした。よろしかったら、ご参考に。 「ハチは黒いものを襲う」という定説からいけば、白い服装のおか げで、今回は 難を逃れたことになりますね。 くわえてコガタスズメバチ関連の回は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
May 23, 2020

安倍さんに使ってみたい機械といえば。『フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたし ます。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影 響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼす ことはありません。 さらに申し上げます。ほかのどんな競技場とも似ていない真 新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、2020年 東京大会は、その確実な実行が確証されたものとなります。』と、アルゼンチン・ブエノスアイレスIOC総会における招致プレゼンテーションで述べられた安倍総理[映像はこちら]。2013年9月7日のことでした。で、そんな安倍さんの演説を受けて当時の海外メディアが掲載した風刺漫画がこちら。 ガイガーカウンター? いえ、ウソ発見器です。当時は 面白い図だなとおもって、それだけのことで保存していたんです。が・・・先般からの検察官の定年延長問題に関して、法案が先延ばしになったあたりから ❝黒川さんにはお会いしたことはない❞ とか ❝黒川氏の定年延長は法務省が持ち出した❞ というような説明を、安倍首相がなされはじめたという話をニュースで耳にし始めたあたりから この漫画って未来を予見していたのかなって思い始めた次第です。ということで今回は、いま安倍さんにつかってみたい機械の画 についての おはなしでした。 とはいったものの、まあもちろん農業の分野でいえば、 政権に復帰してからの自民党に関していえば、ずっと ウソつかれてきたような話ばっかりではあったんです けれど/苦笑。 ちなみにそんな話ズの例として 招致演説後のフクシマを訪れた 安倍さんのお姿とともに よろしかったらご参考に。 種子法については こちら。 TPP地方公聴会については こちら。 TPP正式合意文書に日本語がないという現実はこちら。 伸びているという輸出農産物の実情は こちら。 輸出農産物のなかの生鮮農産物の割合は こちら。 食の安全については こちら。 TPP反対を唱えて参加したときのはなしは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
May 19, 2020

早期水稲は 中干しの時期にはいります。本年は目立った遅霜の被害もなく、例年よりもおとなしめの生育をしているかんじのイネの生育でした。が、連休すぎからの雨天曇天が続いている影響で、葉が伸び気味となって垂れ込んできた田んぼが多くなってきているかんじがします。 と、いうことで恒例の中干し。 天気が晴れぬままに梅雨にはいることも予想されますので、とくに地力のある水田などでは 早めに実施されるとよいでしょう。以下は その中干しについての定番の溝切りの回の再掲載です。ご参考に。↓『イネつくりといえば みすみはんさく。』田植えから約60日が経過するころ、この時期は、身体づくりにおわれていたイネの生長が、実をつくる生長に切り替えられていく時期なんですよ。田植してひと月後の話しは こちら。 〔4月1日前後に田植したイネでは〕そんな季節のはじまりです。そしてイネの生育の転換期を助けるのが、田んぼの水管理です。この時期に、“ためっぱなし”であった田の水も、抜いてしっかり干すんです。これを 「中干し」といいます。このような管理をするのには、もちろん理由があります。 ■ 土中の有機物の分解に伴い発生する硫化水素やメタンガス を抜く ■ 遅れて発生しようとする、イネの生長〔分けつ〕をおさえる ■ イネミズゾウムシ・シャンボタニシなどの水棲害虫の駆除 ■ 田の表面を硬くしていくことで、来るべきイネ刈りをやりやすくなるといったところ。 そうそう、田んぼが見られる環境にお住まいで、田を見る機会がある・・・といわれる方は、就農希望者でなくとも、ぜひぜひ田の水の有無を観察されてください。面白いものですよ。あ、そして タイトルの “みすみはんさく” さんです。 三角半作さん? 水見範作さん?じつはこの方、日本のイネつくりコンクールで、長年にわたって優勝してこられた方なんです・・・なんていったら信用していただけるかもしれませんが〔無理か/笑〕、ほんとはイネつくりに関する格言です。正確には 「水見半作」となります。これは 水の管理は、稲つくりの半分を占めるほど大切な作業である という意味なんですね。。頼りになるんですよね、みずみはんさく/笑。土の栄養状態や病害虫のことばかり、あるいは大型機械での大規模農業が注目されがちなイネつくりですが、じつは イネつくりには、田んぼという生育環境をコントロールするための〔ある意味ローテクともいえる〕水管理技術も必要不可欠です・・・ということですね。 中干しの時期の。田のライムグリーン色のなかにたたずむのは、 凄く気持ちがいいんです。そう、これすなわち アマガエル気分 ↓/笑。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
May 15, 2020

そんなき[木]がする。10年ほどのあいだ 剪定することをサボっていたために、家屋の高さをはるかにしのぐ高さにまで徒長させてしまった樫/カシの樹。 風が吹かなければ心配することもないのだが、用心しなければなのは台風襲来時の暴風。なにせ台風常襲地の宮崎。しかもここのところの台風の大型化を考えた場合には強風対策を考えておかねばならない。なにせ昨年には 徒長枝の1本が台風の強風にあおられ折られて地上に落下したばかり。 昨年に折れた枝は、家屋やヒトにあたらず良かったと思いつつ、しかし同時に・・・台風の強い風の影響を受け、もしこの徒長枝が 家屋のある方向に向かって倒壊していたとしたら、勢いがついた枝は 建物の屋根の瓦を打ち砕いて屋根を突き破ったり、建物に引きこまれている電線を切ったり、サッシの窓を叩き割ったりしたにちがいないと、思いかえすたびに冷や汗をかく思い。ざっと数えて10本強ある徒長枝ズの冬の間の[台風がこない間の]対応策は緊急の課題であったのです。そこで必要に迫られる形で始めたのが 伐採です。4メートルほどの高さのカシの樹の最上部に陣取って、チェーンソーを使い、10本ほどもある立ち枝ズを順番に調子よく 切断・伐採していったのですが、最後に残ったのがこの大枝。 家屋の屋根の上に張りだし、さらには引きこみの電線の真上にあるという厄介な代物。しかも林立していた枝の中ではいちばんでかい/苦笑。。とはいったものの写真でみるかぎり、さほど大きくは見えませんでしょう?地表からみるかぎりせいぜい2メートルくらいの長さで、重さもせいぜい10キロ程度にみえてたんです。ということで、くだんの枝を 実際に樹上で切断し、折って 無事に地上に降ろした写真が こちら。 せいぜい2メートルくらいの長さで、重さもせいぜい10キロなんて、まったくの見当違い。でかすぎ[カシですが/笑]。 長さが4メートル、重さも60キロを超えてました。 こちらが枝の切断面 → とにもかくにも台風がやってくる季節になるまえに、事故なく切断できて ほっとしています。 それにしてもの樹木です。 切断前には 1本30キロから60キロの立ち枝が10本ちかくあったわけですから、ざっと考えて500キロちかい重量の枝が樹上にあったわけですよ。ということで、こんなに伸びる前に毎年きちんと普段から管理しておかないと、いざというときにたいへんなことになるなって、改めて思いました[かりに隣家などの方向に枝が伸びたりしていたらそれは心配ですよ]。 建設業などの2倍近くの事故率がある農業。その 農業における事故よりも、さらに多くの事故の事 例を見聞きすることの多い林業。その林業の事故 の多さは、取り扱う樹木の大きさ・重さ&作業時 の高さや足場の悪さに影響されているのでしょう ね。今回はしみじみそう思わされました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
May 12, 2020

ハウス作、最終コーナーへ。4月中旬に郵便ダイレクトメールで発送した農事メモですが、連休が経過しても まだ値段のよい傾向がつづいているということで、よろしかったらご参考に。 ↓『ハウス栽培 シーズン最終コーナーへ』 → 春先3月の管理は こちら。 → 乾燥で起こりやすい石灰不足については こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜
May 8, 2020

カミキリといえばイヌマキも被害に。ルリカマキリついでに、イヌマキにつくケブカトラカミキリのはなし再掲載です。2014年分。よろしかったら。の『カミキリといえばイヌマキも被害に。』ここ数年にわたってこのブログでもお伝えしていた、宮崎県内各地でのキオビエダシャクによるイヌマキの被害。このイヌマキを枯らす大害虫が、今年にはいって見かけなくなったことに胸をなでおろしていた関係者も多かったはずのです。が、しかし。なんと本年の6月後半、またまたイヌマキの被害がめだつ地区が報告される事態となってしまいました。そして、案の定というか・やっぱりというか、このイヌマキの被害のはなしを聞かされた瞬間に、 キオビエダシャクの生き残りがいたのか・復活なのかっと考えた人がたくさんいた[わたくしもそうでした]はずなのです。しかし今回の、このイヌマキ被害はキオビエダシャクがおこしたものではありませんでした。今回の原因は、なんとカミキリムシ。ケブカトラカミキリという名前の、これまで宮崎では確認されていなかったはずのカミキリムシが原因だったのです。この体長が1センチ前後という小型のカミキリムシは、被害にあった樹木から4月ころから脱出し・交尾後の6月~7月にふたたびイヌマキなどのマキ科の植物に産卵します。その卵はおよそ1週間で孵化し、その後イヌマキの幹の樹皮の直下を食い荒らすという生活史を持つ[へたすると枯死]ことが知られていますよ。いまのところ、宮崎市の南西部や南部などの比較的緑の多い地域でのイヌマキの成木170本での被害が確認[6月下旬時点]されていますが、もちろん他の地区であっても心当たりのイヌマキ被害を確認された方がいらっしゃる場合は、市町村の役場やまたは県の緑化推進機構のほうへ、とにもかくにもご一報を。そして千葉県です。最近では千葉県でもこの九州産であるはずのカミキリムシ被害が確認されたとのことですので、関東地方であって要注意です。なんといっても樹木内の幼虫には有効な防除対策がなかなかとれないという現実があるのですから。ちなみに ケブカトラカミキリ。その名前の由来は “毛深い・虎のような模様をもったカミキリムシ” であるようです[・・・余談ですが、さいしょに字ズラをみたときには、ケプカトラという恐竜の名前なのかと思ってしまいました/笑]。 ケブカトラカミキリによるイヌマキ被害がこのまま全国に拡大して いくのか、あるいは一時的・局所的なものにとどまるのか。樹木を 育てて販売している農家や林家にとっては、とても気になるはなし といえます。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
May 4, 2020

ルリカミキリ。準絶滅危惧種とはいうけれど。頼りなさげにふわりふわりと空中を飛ぶ、黄色いボディの小型のかわいいカミキリムシ。ルリカミキリです。体長は2センチほど。 隣地との境い目の境界の生け垣にしようと育てているレッドロビンの近辺で よく見かけるなあとは思っていましたが、まさかこの虫が 手塩にかけて育てていたたレッドロビンに害をなしていたなんて・・・びっくりです。そんな ルリカミキリの被害が こちら ↓ 。 レットロビンの皮の下に潜り込み、まるで環状剥皮をしたかのような状態になるまで食していきます。そして こちらが食された跡の患部にのこる繊維質。指で触るとズルっと剥げてしまいます。 食された跡、この感触は まるでココナッツの繊維にも似て。で、この食痕あとの繊維質をとったら、表皮がすっかりなくなって幹がまるでサルスベリの樹の幹みたいに つるつるになってしまうという怖ろしさ。これでは表皮の下にある維管束などが被害を受けて、樹上まで水が上がらなくなって当然です。こんな被害にあったら、レッドロビンもかわいそう。一頭ならまだしも、複数頭に同時に食されたとしたら、あっというまに枯れてしまいそうですよ。さて そこで防除法なのですが、これがなかなかに難しい。樹皮の下にいるわけですから、農薬を散布したとしても薬液が直接かからないし、そもそも樹皮を食べすすんでいってしまうので、繊維質のトンネルのいまどこにいるのかもなかなかわからないという厄介さなんです[防除したい身としてはじつにくやしい]。そこで・・・しかたがないので食べた跡の繊維質を剝がしていって捕獲するという、非効率な手作業的な方法をとっています。したの写真が、運よく捕獲できた幼虫です。頭には鋭い牙があったり。 大きさ、体長は 2センチほどです。 ということで今回は、町中の植え込みにたいへんよく利用されているレッドロビン/アカメガシに憑りついて枯らしてしまう虫についてのおはなしでした。最近庭のレッドロビンが弱ってきたなぁと、心当たりの方はご注意くださいね。 それにしてもの ルリカミキリ。それでいて高知県な どでは 準絶滅危惧種にも指定されてるというのですか ら、なんとも摩訶不思議なはなしです。なにか高知土着 の強力な天敵でも かの地にはいるのかしらん。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
May 2, 2020
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