『あかいふうせん』父子家庭日記

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2005.05.12
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カテゴリ: ひとりごと
昨日TVで偶然見た再現ドラマなのですが、

ある母子家庭でそだった娘さんが、1枚の写真を持って写真屋さんを訪ねた。

そこには家のベッドに座り、闘病中の母親と一人の男性が肩を寄せ合う写真。



「この写真を結婚写真に加工してください。」

というのが娘さんの依頼内容。

写真屋さんがその理由を聞くと、母親は父と別離して以来、一人で娘さんを育てた。

男性とはパートで働いている職場仲間で、男性も奥さんと死別のシングル。

お互いに仲良くするも、母親は「娘の成長だけが生き甲斐」と再婚は考えなかった。



ある日、母親は度重なる過労で倒れる。

末期癌だったそうで、全身に転移して手遅れだった。

娘さんは母親に再婚して欲しいというが、娘のためにできないと言い、相愛している

のはハッキリしているのに、再婚しようとしない。



娘さんには交際中の男性がいて、「時間のない母のためにもまず、私が幸せに。」

と彼氏に理由を話して結婚。

母親もそれを機会に再婚しようと決意。男性も母親の病気を承知で再婚に合意した。

その時に一時帰宅していた母親と見舞いに来た男性が一緒に撮った写真を

今回写真屋さんに依頼したのだ。



しかし、3週間後母親の容体は急変し、この世を去った。

男性は、この最後に撮った写真を家や車にも飾って、大切にしていた。



写真屋さんは大変な作業となったが、快く引き受け、末期癌の青ざめた顔も元気な頃の

顔のように加工して、背景服装もすべて見事に加工した。

娘さんはその写真を男性に渡した。



という再現ドラマだったのでしたが、視聴者はみんなどんな風に感じたかなぁと思って。

ゲストの人たちもみんな、娘さんのことを賞賛したり、母親への色々な気持ちを感じて

いたようです。

ちなみに、私は・・・。



一度死別を経験した男性が、再び間もなく死を迎える女性を再び愛し、精一杯尽くした

その姿に凄いオジサンだと胸を打たれてしまった。

死別の苦しみを知っている人が、再びそれを受け入れる・・・。

愛の力がその苦しみも吹き飛ばすのでしょうが、本当にすごいです。

「私にそれだけの恋が再びできるだろうか?」

などと考えてしまった私は、自分はまだまだ未熟だと痛感したのでした。





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最終更新日  2005.05.12 14:00:52
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