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2018年09月25日

除籍は「処分」だっけ？

カテゴリ：重箱の隅の隅・・・

「赤旗」9/20付。
来年の川崎市議選の候補者変更の記事。

変更の理由は、
【・・候補者だった現職議員が除籍処分となったためです。】

以前、佐賀市の山下明子議員が共産党の「除籍」で候補者変更した（挙げ句に、変更した候補者が落選した）のと同じパターンか？

何があったのかは知らないが、
「共産党規約」では、「除籍」は「処分」ではない。

（規約） http://www.jcp.or.jp/jcp/Kiyaku/
【第四十九条　規律違反の処分は、事実にもとづいて慎重におこなわなくてはならない。

処分は、警告、権利（部分または全面）停止、機関からの罷免、除名 にわける。】

「除籍」は（党員資格）の題で、 （処分）とは別の項目 にある。

【第十一条　党組織は、第四条に定める党員の資格を明白に失った党員、あるいはいちじるしく反社会的な行為によって、党への信頼をそこなった党員は、慎重に調査、審査のうえ、除籍することができる。】

　現職議員が「著しい反社会的行為」だったら、即、議員辞職させて除名処分だろうから、
「資格を失った」ほうに該当するんだろうと想像はできる。
（※ 「明白に」「いちじるしく」の基準がどうなのか、主観的でよく分からない。セクハラで議員辞職した筆坂氏は「明白な資格欠落」とか「いちじるしく反社会的」ではないらしい。）

中身はともかく、
それを「処分を受けた」ような表現で公表するのは、規約に反するんじゃないかな。「赤旗」編集部か、記事提供した神奈川県委員会？

（山下議員が、そのあと回りの人から「悪いことをした」かのような扱いを受けたらしいし。）

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