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2016.07.26
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カテゴリ: 自閉症関連

「ポケモンGO」は自閉症にとってのコミュニケーションツール

[茂木健一郎]



自閉症の少年が、

「ポケモンGO」を通して他者との関わりを持ち始めたというニュースは、

素晴らしいと思った。


大いに有り得ることだし、

他者とのバトルや、交換を通した関わりを持つこのゲームは、

良いインターフェイスとなるだろう。


自閉症(autism)は病気ではなく、一つの脳の個性である。


他者とのかかわりを持つことが苦手で、

一方、規則性のあることなどには興味を持つ。


自閉症スペクトラムという言葉があるように、

実際の状況は、人によって随分差異がある。


自閉症の子の一つの特徴として、「心の理論」(theory of mind)、

すなわち、

他者の心の状態を読み取ることが苦手、ということが言われる。


他者の心は、私たちが出会うものの中で最も予想が難しく、

不確実なものであり、向き合うことに苦痛を感じてしまうのである。


【参考】 「ポケモンGO」が海外でも大ブーム[茂木健一郎]


自閉症の子が、人間よりも、

たとえばロボットを通してコミュニケーションした方が本人にとっても、

他者にとっても楽でうまくいくことがあるのは、

ロボットという、

ある程度動作が予想できるインターフェイスが間に入るからである。


そのことによって、負荷が減る。


「ポケモンGO」におけるポケモンの種類や、属性、

その出現場所やバトルのアルゴリズムは、自閉症の子が得意とする、

具体的で定型的な情報である。


そのような得意な情報の世界を、

自信を持ってインターフェイスとすることで、

他者にもよりらくな気持ちで関われるようになるのだろう。


一般に、ゲーミフィケーションは、ルールが明確で、

報酬の構造も規則性があるため、

自閉症の子がコミュニケーションを学ぶ際に有力な方法の一つとされる。


「ポケモンGO」の場合は副産物かもしれないが、

今後、この特性に注目したARゲームが出てきたら、素敵なことだと思う。

 (本記事は、著者のTwitterを元にした編集・転載記事です)


【BLOGOS  http://blogos.com/article/184521/





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世界的に話題になっているだけに、

関わることで確かに視野が広くはなりますね。 🌠



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Last updated  2016.08.12 23:46:02
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