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2009年02月17日
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テーマ: †黒執事†(585)
カテゴリ: 「黒執事」小説
BLの苦手な方は読まないでください。

  あくまで二次創作ですから~苦情は一切受け付けません。

  何卒、ご容赦くださいませ。m(_ _)m


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 「リチャード!!」

 助けようとするシエルをセバスチャンは遮り、シエルだけかついで

 屋敷から脱出した。安全な所までたどり着くと、セバスチャンは肩

 に担いでいたシエルをおろした。炎は瞬く間に燃え広がり、屋敷を

 焼き尽くした。シエルは何故リチャードが死を選んだのか、また、

 叔父を愛したのか理解できなかった。セバスチャンはシエルの肩を

 そっと抱き寄せてこう言った。

 「人にはそれぞれの考え方や幸せがあるのですよ。リチャード様は

 鳥籠の中の居心地が良かったのでしょう。愛に飢えた子供が陥り

 やすい甘い罠から、抜け出すことを恐れるあまり、リチャード様は

 死を選んだのです。」

 燃え盛る炎が夜の闇を照らしていた。リチャードは叔父といて幸せ

 だったのだろうか。本当の愛も知らないまま火を放ち死んでいった

 リチャード。哀れという言葉では片付けられないとシエルは思った。

 屋敷を燃やす炎が夜空に立ち昇り、まるでリチャードの魂をあの世

 に導いているようだった。

 「帰りましょう坊ちゃん。ここにいてもする事がもうありませんから。」

 「随分と冷たいんだな。リチャードも助けようと思えば助けられた

 のに・・・」

 「私は檻に閉じ込められて、そこから出たいと思わない人間に興味

 ありません。生きる気力のない人間を助けるのは無意味というもの

 です。」

 「僕がもし、あの日、死にたいと思っていたのなら、お前は現れな

 かったのか?」

 「はい、さようでございます。しかし、坊ちゃんはあの日、生きたい

 と願った。ですから、私が今ここにいるのです。私はいつまでもどこ

 までも坊ちゃんのおそばにおります。あくまで執事ですから。」

 セバスチャンの甘い誘惑にも似た微笑にシエルは思わず目をそら

 した。そして、リチャードと自分を重ね合わせて感情的になっていた

 のだと気づいた。

 「帰るぞ。」

 シエルは目を伏せたまま、歩きだした。夜の闇は暗く、ガートランド

 だけが赤々と燃えていた。深い闇の中へシエルは帰っていった。

                              (完)


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最終更新日  2024年02月27日 22時08分00秒
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