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政府の「顔」見えない新型コロナ政策原稿を延々と読む首相会見の「違和感」毎日新聞 2020年5月5日18時00分 新型コロナウイルスを巡る「緊急事態宣言」の5月末までの延長が決まる中、日本政府の「発信力」が問われる事態も続いている。4日には安倍晋三首相が感染拡大以降の約2カ月間で6回目となる記者会見に臨んだが、プロンプター(透明画面に文字を映し出す装置)の原稿を冒頭で延々と読み上げるスタイルは過去5回と同じ。国民と危機意識を共有する「リスクコミュニケーション」の重要な機会だが、有識者からは「一生懸命原稿を読んでいるようにしか見えない」との指摘も出ている。 4日の記者会見の冒頭、首相はいつものように「スピーチ」を始めた。正面からのテレビ中継映像では、一定時間ごとに右と左に視線を移しながら話しているように見える。しかしその視線の先には、左右に設置されている2台のプロンプターがある。映し出されているのは首相秘書官らが原案を作成し、首相自身が筆を入れた原稿だ。首相が冒頭発言の間に真正面をあまり向かないのはこのためだ。 こうしたスタイルは「何も響かない会見」(野党)と酷評される。危機管理に詳しい広報コンサルタントの石川慶子さんは「スピーチの原稿は悪くない。医療従事者、卒業する児童生徒、ソーシャルワーカーなど、会見ごとにメッセージを出す相手を変えている」と評価しつつも、「地に足がついておらず、首相自身がどこまで原稿の磨き上げに参加しているのか疑問だ」と指摘する。 それでも2カ月間に6回という、諸外国と比べて多くはないが、首相にとっては異例の頻度で会見を重ねるのは、米欧各国首脳が積極的に「リスクコミュニケーション」に乗り出していることも念頭にあるようだ。(中略) 実際、安倍首相が国民と「コミュニケーション」を取れているかどうか疑問視する声は根強い。(中略) 首相がテレビカメラの前に立った際の「違和感」は2006~07年の第1次政権時代にもかなり指摘された。当時1日1回行われていた「ぶら下がり取材」の際に、マイクを持って質問する記者を見ずに、正面のテレビカメラを直接見ながら話す姿の異様さには、与党からも「気味が悪い」と苦言があふれたほどだ。 最近の記者会見でも、用意しておいたフレーズを繰り返して時間を稼ぐ国会答弁と同様の話し方が目立っている。「原稿重視」の首相のスタイルについて、官邸幹部は「首相は国会でもカッとなると不用意な言動をしてしまうところがある」と解説した。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆アベ氏がぶら下がりで質問する記者に目を向けずカメラ目線でズレた答弁していたのをよく覚えている。あれは本当に異様だった。気持ち悪かった。高支持率に浮かれて“美しい国ニッポン”なんて言ってた頃だったんですねぇ。 高橋はるみ氏が北海道知事だったころ道議会について「質問者が知事側にあらかじめ伝えておいた質問を読み、あらかじめ用意された答弁書を高橋前知事が延々と読むだけ」幼稚園の発表会よりもレベルが低い議会と皮肉るような記事を読んだことがある。おそらく高橋氏の答弁は自分の言葉も感情もなく記者の心にまるで響かないものだったのだろう。 その時、レベルの低い知事がいたもんだ。地方議会とはその程度のものなのか。選挙にさえ通ってしまえば平時であれば知事なんて誰にだって務まるんだなと気がついた。しかし今はどの地方議会も似たり寄ったりなんだろうと想像できるようになった。なぜなら国の予算委員会でレベルが高いとは思えない答弁を見せられているから。国政がああなんだから都道府県もその程度だろう。 アベ氏の会見はスピーチライターが書いたもの。記者会見では国民を見ずにプロンプターを読む。アベ氏の答弁は官僚が書いた答弁書。このキーワードが入った質問にはこの答弁、そのキーワードにはこの答弁、と決まった紙を読むだけ。突っ込んだ再質問をされても質問者をバカにしたように繰り返し同じ紙を読む。審議していただいている行政府側としての謙虚さがない。同じ答弁を繰り返すだけならロボットでもAIでもいいってことだよ。そんなヤツ国会に居なくてもいいからうちに帰ってリビングでイヌでもネコでも撫でてくつろいでいたらいい。
2020.05.06
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神戸・中央市民病院の外来患者、3%に新型コロナの抗体 市内4万人感染の試算神戸新聞NEXT 2020/5/2 23:07 神戸市立医療センター中央市民病院の研究チームは、4月7日までの8日間に外来を受診した患者千人の血液を検査したところ、約3%が新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと2日発表した。 チームによると、感染後しばらくしてできるIgG抗体が33人から検出された。救急や発熱外来を受診した患者は対象から外した。神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の緊急事態宣言が出る前に、既に2・7%に当たる約4万1千人に感染歴があったことになるという。(以下略)【神戸新聞;元記事はこちら】◆ ◆ ◆PCR検査の目詰まり、首相認める 対応遅れが出口の壁に日本経済新聞 2020/5/4 23:19 新型コロナウイルスに関する政府の専門家会議は4日、国内のPCR検査数が国際的に少なく、新しい感染症の流行に対応する検査体制が整わなかったとする分析結果を公表した。安倍晋三首相も同日の記者会見で、伸びない検査件数について「目詰まり」と表現した。議論が進み始めた経済再開の可能性は感染者数の適切な把握なしでは見込めない。検査を巡る対応の鈍さは出口戦略を描けない最大の要因になっている。 首相は4日、PCR検査について「人的な目詰まりもあった。実行は少ないというのはその通りだという認識をもっている」と述べた。同席した専門家会議の尾身茂副座長も「日本はPCRの件数を上げる取り組みが遅れた」と話した。 専門家会議が4日公表した資料では、人口10万人当たりのPCR検査数を海外と比較した。日本の187件に対し、主要国は数千件で、対応の遅れは歴然としている。 検査体制の拡充が遅れた要因として専門家会議が指摘したのは、国立感染症研究所と都道府県などの地方衛生研究所など公的機関が、感染症のPCR検査を専ら担ってきた特有の事情だ。特に地衛研は感染症法で規定された結核やはしかなどの検査を業務とし「新しい病原体について大量に検査することは想定されず、体制が十分に整備されていなかった」と分析した。 中国・武漢での感染拡大が伝えられたのは1月だったが、専門家会議がが設置されたのは2月下旬と大幅に遅れた。その結果、3月下旬以降、「感染者数が急増した大都市部を中心に、検査待ちが多く報告される」という状態を招いた。(中略) 新型コロナ対策は一刻を争う時間との闘いだ。政策の判断や実行が遅れれば国民の生命を危険にさらし、経済再開も遠のく。これまでの1カ月は政治や行政、専門家会議が時間を浪費し、迅速に対応しなかった怠慢の期間だったともいえる。さらなる負担を国民に強いる次の延長期間が始まる今、スピード感を持った対応が求められている。【日本経済新聞;元記事はこちら】 ◆神戸市立医療センター調査の試算では神戸市内で4万人が感染していることになる。「外来1%にコロナ抗体」(共同通信)という大阪市立大の調査もある。単純計算で大阪市で2万人以上、4月末時点の感染確認の40倍ほどになるそうだ。政府にとっては甚だ不都合な真実だろう。官邸が悪いのか厚労省が悪いのかどこが機能不全でこうなっているのか分からないがPCR検査数はOECD加盟国36カ国中35位だそうだ。驚異的な低さだ。 政府はこれをなぜか放置している。都合の悪い文書を廃棄し改竄してはぐらかし強弁して知らんぷりしてきた政権だからこそできる放置プレーかもしれない。「他の国より死者数は少ない」などと嘯いているがどこに感染者がいるのか判らない状況を放置して“出口のないトンネル”から抜けられる日が来るのか。専門家会議もアベ友人脈なのかどうか知らないけれど官邸を含め舵取りがバカだとそれ自体が「国難」ですから。
2020.05.05
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消毒用で蒸留酒を上越市に寄贈NHKニュース 04月29日10時21分 新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液が不足するなか、上越市の健康食品会社が消毒液の代わりにもなるとしてアルコール濃度の高い蒸留酒を生産し、28日、市に寄贈しました。 蒸留酒を寄贈したのは、上越市にある健康食品会社「越後薬草」です。28日は、会社の代表取締役など3人が上越市役所を訪れ、村山市長に500ミリリットル入りのビン、およそ120本の蒸留酒を寄贈しました。 全国的に消毒液が不足するなか、会社では、高濃度のエタノール製品にあたるスピリッツの製造免許を持っていたことから、今月から、消毒液の代わりにもなるアルコール度数が70度の蒸留酒の製造を始めました。原料には80種類の野草や果物などを使っているということです。上越市は、寄贈された蒸留酒を今週中に市内の小中学校に配る予定にしています。村山市長は「市民はマスクだけでなく消毒液もなくて困っていたが、たいへんありがたい」と話していました。 越後薬草の塚田和志代表取締役は「私たちも何か協力できればと思っていたので、とてもうれしく思います。未来あるお子さんたちの学校生活に必要なものになってくれるとありがたい」と話していました。【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆この記事にはないがテレビニュースの挿入映像では寄贈を受けた市長が消毒液がわりのスピリッツの匂いを嗅いで「嫌な匂いはしないですね」とのたまっていた。「匂いはないですね」でよかったのに、普段蒸留酒として市販している商品が「嫌な匂いはない」のは当たり前で失礼な話だ。わたしは強い違和感を感じましたよ。
2020.04.29
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King Gnu に遭遇しちゃいました (実際に会ったのではないです)2週間前までは存在すら知らなかったのにいきなりど真ん中にガツン!今や軽い中毒状態です今は行き帰りのクルマの中はずーっとKing Gnuやっと耳が慣れて彼等の歌が日本語だとわかるようになった(笑)仕事中も数曲のメロディラインが頭の中をリフレインiTunes Store で先週アルバムを1枚ダウンロード翌日には2枚目をダウンロードそして昨日3枚目も… コンプリート(笑)きっかけは「ゴチになります」でのノブさんのコメント「King Gnu の歌い出しくらい繊細」…という記事を読んで意味が解らなくて調べてみたところからYouTube で初めて見た「白日」「飛行艇」えっ?何このファルセット!キャッチーなメロディ・強烈なリズム東京芸大出? なに?紅白にも出たって??知らんかった世間的にも「突如現れた圧倒的にセンス・完成度の高いバンド」との評価わたしはかなり遅れて彼等の才能に魅了されたクチだ別にロックファンでもなんでもないのに自分でもこのどハマりぶりはちょっと不思議
2020.04.29
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陰性証明の検査を 希望者相次ぐNHK首都圏のニュース 04月22日14時00分 職場の上司に指示されて、新型コロナウイルスにかかっていない証明書がほしいとPCR検査を希望する人が相次いでいるとして、医療関係者は「本当に必要な人のため不要な受診は控えてほしい」と訴えています。 千葉市稲毛区の河内文雄医師の診療所では、新型コロナウイルスを疑う症状があり必要だと判断した場合には保健所と相談し、PCR検査の検体を採取しています。 しかし感染の拡大にともなって、「自分が感染していないことを示す証明書がほしいので、検査を受けたい」と受診する人が相次いでいるということです。 一時的な体調不良はあったものの、感染を疑う症状はなく職場に復帰する際などに、上司から指示されて受診する人が多く、中には医師が上司に直接電話して、検査できないことを説明しようやく納得してもらったケースもあったということです。 同様の声は他の多くの医師仲間からも寄せられているということです。 河内医師は「部下を心配してではなく、仕事に復帰しても大丈夫という安心のために診断書がほしいというケースが多い。検体採取の際感染のリスクが高いPCR検査を非常に軽く考えていて、説得に時間がかかるため、結局は他の患者さんの診療時間や医療資源を奪うことになってしまう。社会全体で検査の本来の意味を理解してもらう必要がある」と話しています。(中略) 産業医で日本産業衛生学会の宮本俊明理事は「PCR検査は本当に必要としている人のために行うべきで、必要ない人が本来のル−ルを無視してやれというのは許されない行為だと理解してもらいたい」と話しています。【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆おバカな上司である。医療現場の窮状を想像もしないおめでたい人がたくさんいるらしい。こういう人を他人の貴重な時間を盗む「時泥棒」といいます。社会人として最低の輩です。 自宅にいる時間が多くなって昔の預金通帳を見つけちゃってそれを記帳しに銀行を訪れて行員の手を煩わせるおばさんが出現しているんだそうです。銀行は休業要請の対象じゃないからいいと思ったと言っているらしい。しかし、考えてごらんよ。それって今やらなきゃいけないことなの? まさに不要不急なんじゃないの? そういう人のために銀行が開いているんじゃない!
2020.04.22
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現在1,900,000アクセスちょうどすごい数ですねぇ。ま、ほぼ読んではいただいていないと思いますが…すごい数です。ありがとうございます。お祝いに政府からおひとり10万円が提供されます!笑
2020.04.17
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昭恵夫人3月に大分旅行と文春砲、前日夫が自粛要請日刊スポーツ 2020年4月16日16時56分 安倍晋三首相の昭恵夫人が、国内で新型コロナウイルス感染が拡大していた3月中旬に、大分県を旅行していたと、16日に発売された週刊文春が報じた。 記事によると、昭恵氏は3月15日、約50人の団体ツアーとともに「パワースポット」として知られる大分県宇佐市の宇佐神宮を参拝。ツアーの主催者に「コロナで予定が全部なくなったので、どこかへ行こうと思っていた」と連絡し、参拝のみに合流したという。記事の概要は15日、先行して、ウェブサイト「文春オンライン」でも報じられた。(中略) 昭恵夫人が旅行に出る前日の先月14日、首相は、新型コロナ感染拡大を受けた2度目の会見で「依然として警戒を緩めることはできない」と述べ、国民に自粛継続への協力を求めた。首相動静をみると、会見後、首相はまっすぐ帰宅している。夫人の動向を把握するような機会はなかったのだろうか。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆これはヒドいと呆れるている場合ではないかもしれない。狂っているとまでは言わないが、きっとどこかが壊れているんじゃないのか。そうでなければこれほど分別のない行動を連発できないだろう? ファーストレディとして周囲から持ち上げられて奇行はエスカレートする一方、誰も止めることができない。しかるべき病院に診てもらって入院させたほうがいいのでは? 早いほうがいい。…
2020.04.16
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介護・福祉施設に先行配布の「アベノマスク」早くも評判散々な訳毎日新聞 2020年4月15日17時20分 新型コロナウイルスの感染予防策として、安倍晋三首相の肝いりで配布される布マスクが、一足早く介護施設や福祉施設などに届いている。インターネットなどでは「アベノマスク」と皮肉られた布マスクだが、実物を手にした人からは「小さくて話すとずれ、使いにくい」「耳がこすれて痛い」など早くも不満の声が漏れている。一般世帯向けには近く配布が始まる見通しだが、広く活用されるかどうかは不透明な状況だ。 安倍首相は国民のマスク不足に対する不安を解消するため、洗って繰り返し使える布マスクを政府が一括して購入し、全国5000万世帯に2枚ずつ配布することを表明した。これに先立ち3月、重症化しやすい高齢者の感染予防を念頭に、介護施設や福祉施設で働く職員や利用者に1人1枚ずつ、約1300万枚を配った。 政府が配布している布マスクは、安倍首相が国会答弁などの場で使っているタイプをはじめ、納入業者により複数の種類があるという。布マスクは東京都内の学童施設にも届き、利用した30代の男性職員は「ひもが耳にこすれて痛いし、男性にはサイズがあまりに小さい。男性職員は自前のマスクを使っている」と厳しい。また、千葉県の障害者施設に勤める40代男性は「洗えば縮むし、小さいからずれて話しづらい。障害のある人が繰り返し清潔に使うのは難しいし、施設で利用を管理するのは現実的ではない」と困惑する。あるケアマネジャーは「求めているのは(医療用の)サージカルマスクだ」と切り捨てるなど、散々な評判だ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆わたしはアベノマスクは安心して使えないし必要ありません。だから送っていただく必要はありません。出来るなら受取りをお断りするつもりです。もし郵便受けに入れられたら「受取拒否:アベ首相にお戻しください」と貼ってポストに再投函するつもりです。こんなものに466億(人件費・手間を考えればそれ以上)もかけることを支持しません。 「3月は月6億枚超が確保される」と首相が高らかに言っていたマスク増産はどうなったのか。あれも“キッパリとウソをいう”アベ氏特有のパフォーマンスだったのか。それを誤魔化すためのガーゼマスクの無駄配布か。466億なんて政府にとっては大した金額じゃないのかもしれないけれど無駄遣いとしては小さな金額じゃない。「理にかなっている」と強弁している場合ですか? 昔から「過ちては改むるに憚ること勿れ」と云いますよ。
2020.04.15
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政府の布マスク配布「評価しない」73%…読売世論調査読売新聞オンライン 2020/04/13 22:00 読売新聞社が11~12日に実施した全国世論調査で、政府が全ての世帯に布製マスクを2枚ずつ配布すると決めたことについて聞くと、「評価しない」が73%と多かった。 経済対策として、収入が減少し、一定の基準以下となった世帯に現金30万円を給付する方針については、「不十分だ」58%、「適切だ」26%、「行き過ぎだ」5%となった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】内閣支持率42%、不支持率が47%と逆転…読売世論調査読売新聞オンライン 2020/04/13 22:00 読売新聞社が11~12日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率は42%となり、前回調査(3月20~22日)の48%から6ポイント下落し、不支持率47%(前回40%)と逆転した。不支持が支持を上回ったのは2018年5月以来だ。 政党支持率は自民党34%(前回35%)、立憲民主党5%(同5%)などの順。無党派層は44%(同44%)だった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】 ◆上の写真は読売の記事とは関係ないのですが、小さくてフィットしていなくてなんとも効果のなさそうなマスク姿、世間から笑われているのが解らない裸の王様の図です。 NHKの世論調査でもアベノマスクを「評価しない」が7割以上、しかも「全く評価しない」が4割以上でした。アベ政権応援団のメディアではなぜか政権に優しい数字が出る世論調査なのに今回はさすがに手厳しい。それともこれでも優しい数字なのかな? 朝日毎日でやったら9割越えるか?!笑
2020.04.14
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安倍首相「責任を取ればいいというものではない」発言に批判集まるハフポスト日本版編集部 2020年04月08日11時17分 新型コロナウイルス感染拡大への対策、失敗しても「私が責任を取ればいいというものではありませんー」。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、7都府県を対象に法律に基づく「緊急事態宣言」を4月7日に発令した安倍晋三首相。同日夜に開いた記者会見での発言が批判を呼んでいる。 問題になっている発言は、会見終了間際に「外国からの質問も一つ当ててください」と手を挙げた外国人記者からの質問に答えたもの。 イタリア人とみられる記者の質問はこうだ。 「今まで世界はほとんどロックダウンしており、日本だけ天国に見えると思います。成功だったら、もちろん国民だけではなくて世界から絶賛だと思いますけれども、これまで対策を講じた中で、一か八かの賭けが見られます。失敗だったらどういうふうに責任をとりますか?」 これに対し安倍首相は「これは例えば最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」と発言。日本はヨーロッパ各国と比べて感染者数が少なく、クラスター(集団感染)対策が一定の効果を挙げていると説明した。 この発言を受け、ネット上では「責任逃れ」などのコメントが書き込まれ、他国の政治家の言葉と比較する人もいた。CNNによると、アメリカ・ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は外出禁止令を出す際に「責めるなら私を責めてくれ。他に責任のある者はいない」と発言。「違いに言葉を失う」などと話題になっている。【ハフポスト;元記事はこちら】 ◆「私はこれまでも政治は結果責任であると、こう申し上げてきました。私自身その責任から逃れるつもりは毛頭ありません。内閣総理大臣として国民の命と暮らしを守る。その大きな責任を先頭に立って果たしていく。その決意に変わりはありません」と2/29にどの口が言ったのか。「私が責任を取ればいいというものではありません」なんてよくも言えたもんだ。こりゃあ笑っちゃうね。 威勢のいいことカッコいいことは言うだけ。言ったあとは官僚が段取りする。不都合は官僚が改ざんし廃棄して隠す。責任は自分にあると言う。しかし言うだけ。具体的に責任をとったためしは一度もない。アベシンゾーはそういう人。信なくんばたたず、アベ内閣の退陣を望みます。
2020.04.09
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森友文書改ざん 「首相の『辞める』答弁と関係」大阪日日新聞 2020年4月9日 森友学園への国有地値引き販売を巡る財務省の公文書改ざん事件で、調査報告書を取りまとめた財務省幹部が「改ざんは安倍首相の『関係していたら辞める』という答弁と関係があった」と語っていたことが8日までに、明らかになった。安倍晋三首相はこの答弁についてこれまで「それが起点であるということではまったくない」と改ざんとの関係を否定しており、改めて説明が求められることになる。 発言をしたのは、財務省で2年前、改ざんに関する調査報告書を取りまとめた伊藤豊秘書課長(当時・現金融庁監督局審議官)。報告書の公表から4カ月余り後の2018年10月28日、改ざんを巡り命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫上席国有財産管理官の妻の自宅を訪れた際に、説明の中で発言した。妻が録音していた音声データで初めて確認された。 安倍首相は森友事件発覚後の同年2月17日、国会で「(認可あるいは国有地払い下げに)私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と答弁。改ざんはその9日後に始まっている。 赤木氏の妻は、安倍首相のこの答弁が改ざんに関係あるのではないかと質問した。 これに対し伊藤氏は「安倍さんがああやって『関知してたら辞めてやる』っておっしゃったのが2月17日なんですけれど、あれでまぁ炎上してしまって。で、その~まあ理財局に対するいろんな野党の『あれ出せ、これ出せ』っていうのもですね、ワーって増えているので、そういう意味では関係があったとは思います」と発言した。 端的に言えば「安倍首相の答弁で国会が炎上し、野党が騒ぎ出したから改ざんした」ということで、安倍首相の答弁と改ざんが関係あることを認めたことになる。 また伊藤氏はこの時「関係者全員から話を聞き、誰が誰に指示したか、メールとかも全部取ってます」とも話している。つまり内部調査で誰かが、「安倍首相の答弁があったから改ざんをした」という趣旨の話をしたのではないかとみられる。 だが安倍首相は先月の国会で、「報告書で『国会審議において森友学園案件が大きく取り上げられる中で、さらなる質問につながる材料を極力少なくすることが主たる目的だった』とされている」と述べただけで、起点となった自身の答弁には触れずに、再調査を否定した。 赤木氏の妻は「夫の死の真相を知りたい、ただそれだけです。これだけおかしな事実が出てきているのだから、国は第三者による再調査を行ってほしい」と話している。【大阪日日新聞;元記事はこちら】 ◆さらなる質問というのは首相夫人につながる質問のことでしょう? 知らんぷりして関係ないと言っておれば逃げおおせるなんて絶対に許されるべきでない。お天道様だって許すはずもない。少なくとも“人として”真摯に自分の非を認めて詫びるべきだ。こころからのお詫びをするべきだ。
2020.04.09
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大切な人の命守るモンくまモンがコロナ対策呼びかけ朝日新聞デジタル 2020年4月6日17時15分 新型コロナウイルスの感染拡大防止を、熊本県のキャラクター「くまモン」が呼びかけている。1日、自身の公式ツイッターで「まずは自分のため、それと同時にまわりの人、みんなのためだモン。自分や大切な人の命を守るモン」とつぶやくと、「注意喚起してくれてありがとうだモン」「みんなで頑張るモン」「心がけるモン」といった返信が多数寄せられた。 熊本県は同日、くまモンを使った啓発用イラストの提供を開始。「くっつかないモン」「手を洗うモン」「換気をするモン」のキャッチフレーズがついた3種類。感染リスクが高いとされる「3密(密閉、密集、密接)」の環境を避けることや、感染症予防の基本となる手洗いを心がけることを、子どもや若者にも広く訴えるのが狙いという。 イラストは、くまモンのオフィシャルホームページ(https://kumamon-official.jp/kiji0035179/index.html別ウインドウで開きます)や、くまモン公式ツイッター(@55_kumamon)から無料でダウンロードできる。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆無償提供だそうです。くまモンは偉いなぁ。…
2020.04.07
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松尾貴史のちょっと違和感志村けんさん、新型コロナで死去 心がない、お悔やみの言葉毎日新聞 2020年4月5日02時35分 訃報に接したとき、「謹んでお悔やみを申し上げたいと思います」と言う人がいる。昔から、お悔やみの時に「~たいと思います」と言うことに違和感を覚える。なぜ「申し上げます」ではなく、ワンクッション置くのだろうか。さらには、最後に「~けれども」まで付ける人がいる。記号的に言っておけばいいだろうという気持ちが表れた印象を持ってしまうのだ。 東京都の小池百合子知事が、コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったことについて記者から聞かれて、「お悔やみを申し上げたいと存じます」と前置きのように言ってから、エンターテイナーとして笑いを届けてくれたことに謝意を表した後、「最後にですねえ、悲しみとコロナウイルスの危険性についてですね、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その功績も、最後の功績も大変大きいものがあると思っております」と言った。いや、言ってしまった。心がない、というのはこういうことを指すのだろう。 志村さんの死は、結果的には注意喚起につながったのかもしれないが、弔意として言うべきことかどうか少し考えればわかりそうなものだ。この人の人間性、優先順位はこんなところなのだろう。 オリンピック延期が決定した途端に、連日のように発言し、検査数と患者数も急激に増え始めたが、もっと早く簡単に検査ができるよう徹底していれば、首都ロックダウンうんぬんの話も出てこなかったかもしれない。 都知事の緊急記者会見は、なぜ「緊急」にしたのかわからない内容だった。いろんな業種(なぜかパチンコには触れない)をやり玉に挙げて注意喚起をしていたが、もっと早くから定例会見でやっていればよかったのではないか。「頑張っている感」を演出しているだけのように見えてしまう。そもそも、「3密」と呼ばれる要素を、自ら新たに生み出そうとしているようにしか思えない。 記者から「夜出歩くなとかわかるんですが、それを聞くために夜集まった私たちは何なんですか」と指摘され、「状況は刻々と変化しております」と開き直っていた。しかし、「どう変化しているか」という流れを示さずに、「緊急」と銘打って記者を集めるのは不可思議な話ではないか。刻々と変化するなら、それこそ定例にして、それもネットを通じて、大勢で集まらなくとも発表することはできるだろう。その配慮を言行一致で見せて手本となるという発想すらないのだろうか。それではテレビに映してもらえないからだめなのか。 菅義偉官房長官は、不要不急の外出や式典の自粛を要請していたのに、自身は大勢を引き連れ沖縄を訪問して、那覇空港の第2滑走路供用開始式典に参加し祝辞を述べ、会合に出席し、マスク無しで土産物店のスタッフと会話を交わしつつ握手をしていた。自分は例外なのか。もしくは、沖縄は例外なのか。 安倍晋三総理大臣の妻、昭恵氏が個人的に「桜を見る会」をやっていたとされる写真が出回り、安倍氏が「レストランの敷地内だ」と不思議な釈明をしていたが、そんなことはどうでもいい。国民に花見などの自粛を要請しつつ、それを誘発するような行動を取ることが問題なのではないか。 そして安倍氏自身も、卒業式などを自粛するように呼びかけておきながらも、自身は防衛大学校の卒業式に出席して訓示を述べ、憲法9条を改変する意志を披歴するという憲法99条違反の内容をしゃべっていた。 国民と、「偉い人たち」は別物で、そして範を示す必要などないと思っているのだろうか。そして、補償の話は一向にまとまらない。「ください」ではなく「返せ」という話なのに。(放送タレント、イラストも)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆今週もこのコラム、まさにその通り!です。アベ氏も小池氏も官房長官もそりゃ一生懸命にこの感染症に対応しているんだろうけれど(昭恵夫人だけは論外だ)、“ちょっと違和感”を感じざるを得ない行動もとっている。そこに品性が現れちゃっているということだ。心がないお悔みとはよくぞ言ってくださった。アベ氏が国会で繰り返し読む答弁書の赤木さんへのお悔みの言葉もまるっきり心がないと感じてました。政治家は自分と庶民を区別しておそらく国民を下に見ているんだね。
2020.04.05
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「アベノマスク」に失笑 米報道、現金給付実現しない不満も産経ニュース 2020.4.3 10:22参院決算委員会でマスクを着ける安倍晋三首相 安倍晋三首相が各世帯に布マスクを2枚ずつ配布すると表明したことを巡り、米メディアは2日、日本で「アベノマスク」とやゆされていることを紹介した。新型コロナウイルス対策としては不十分だと失笑を買い、安倍氏の支持者からも「エープリルフールの冗談ではないのか」といぶかる見方が出ていると伝えた。 ブルームバーグ通信は「アベノミクスからアベノマスクへ」と題した記事で、多人数の世帯には2枚では足りないとの声や、各国が実施しているような現金給付が日本ではいまだに実現していないことへの不満が出ていると紹介。「マスク配布の計画は物笑いの種になっている」と伝えた。 CNNテレビ電子版も「#アベノマスク」のハッシュタグがツイッターのトレンドワードで上位に入ったことを紹介。「さえない政策だと多くの人々が感じている」と指摘した。(共同)【産経ニュース;元記事はこちら】 ◆この記事は共同通信が配信したものらしいが問題なのはこれを載せたのがあのアベ応援団の産経新聞だということ。百田氏の「エープリルフールの冗談ではないのか」というツイート、産経のこの記事、アメリカメディアから笑われてるという事実、アベ氏は脂汗をかいているのではないか。 膨大な無駄金をかけて防止効果の薄いマスクをたった2枚配るなんておやめなさいって。こんなことで歴史に名を残す総理になっちゃうよ。憲政史上最長在任期間のアベ政権、最大の施策は役に立たないガーゼマスクを5千万世帯にたった2枚を配った世紀の愚策「アベノマスク 」でした、、、ってね。笑
2020.04.03
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N国、籠池被告の擁立見送り 野党候補と同姓同名「実験する」共同通信 2020/4/1 18:39©一般社団法人共同通信社 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は1日、静岡県庁で記者会見し、衆院静岡4区補欠選挙への学校法人「森友学園」前理事長籠池泰典被告=詐欺罪などで懲役5年の有罪判決、控訴=の擁立を見送ると表明した。代わりにN国の浜田聡参院議員の政策秘書、新人田中健氏を公認候補にすると説明した。野党4党が推薦する無所属候補と同姓同名。 立花氏によると、籠池被告から「野党統一候補なら出馬するが、そうでないなら出ない」と連絡があったため、擁立を断念した。野党統一候補と同姓同名の人物を擁立する理由については「票がどのように割れるか実験するため」と述べた。【共同通信;元記事はこちら】 ◆この人も国取り合戦好き・選挙好きのアベ氏と同類で要するに“趣味は選挙”、単に選挙がしたいだけ票が欲しいだけ勝ちたいだけなのではないか。最初は“大義”があったのかもしれないが今はもう議席欲しさ数欲しさ注目欲しさのみ。「実験」とはよく言ってくれたもんだ。呆れた。…
2020.04.02
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松尾貴史のちょっと違和感職員自死の質疑中ニヤニヤ私語 この品性に命預けられるか毎日新聞 2020年3月29日02時20分松尾貴史さん作 (前略) 自身の発した「私や私の妻が関わっていたのであれば総理大臣も国会議員も辞める」という言葉が引き金になって、改ざんや隠蔽を強いられた近畿財務局職員の赤木俊夫さんが自死を選ばざるを得ないと思ってしまったことに、ひとかけらの罪の意識も感じない安倍晋三総理大臣や、組織のトップである麻生太郎財務大臣の、あれこれ言い訳を作って面会や墓参から逃げる様を見て、「こんなひきょう者たちに生命と生活を預けなければならない」という憤りは、日に日に高まり募る一方だ。 財務省職員が命がけで残した幹部官僚による不正の詳細な記録が公表され、無かったことにせよと言うプレッシャーに平々と従う身内による再調査ではなく、遺族は第三者による客観的で公正な調査を求めている。多くの国民も同様の思いだろう。赤木さんの奥さんが言うように、疑われている対象者である安倍氏やその取り巻きは、「再調査はしない」と決める立場ではない。 赤木さんの死に関する質問をされているときに、当の安倍氏はニヤニヤ笑いながら麻生氏と私語を交わしていたのが、彼の人柄、品性を象徴的に表している。 世界の危機が訪れている今、国民の命を守らなければならない立場に、こんな不誠実な人物を据えていていいはずがない。国民には休校や卒業式の中止をさせている中、自分は自民党総裁としてではなく、内閣総理大臣として防衛大学校の卒業式に出席し、祝辞に憲法改定の意欲を盛り込むという憲法99条違反の越権行為をする。もういいかげんに彼を辞めさせなければならない。(放送タレント、イラストも【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆この松尾氏のコラムを楽しみにしている。もっともな指摘に溜飲を下げたり勉強しているなぁと感心したりする。だらしない政権へのきっぱりとした批判は国会で取りあげられることもあった。 右の写真は3/24の日刊ゲンダイDIGITALの記事に載ったもの。どの場面で笑っていたのか知らないけれど野党がどれだけ「新事実」だ「再調査」だと騒いでもカエルのツラに水、ゼロ回答の答弁書を繰り返し読むだけ。“再調査しないと発言する立場では無い”当事者同士で余裕の談笑なさっている。少なくともお二人とも責任を感じている様子はまるで無い。検察を配下に置きたい理由が理解できる。 民信無くんば立たず。どんな危機にあってもこのオトコの言うことをにわかに信用することはできない。なぜなら何時だって自分に都合のいいことだけを強弁してきた人だから。弱い野党をなめて弱者の声に耳を傾けることをしてこなかった人だから。アベ氏は官邸主導で何だって許されると考えているお方、麻生さんはカップラーメンの値段すら知らないような世間とは隔絶されたお方。お二方ともご立派なお立場すぎて報告される数字や世論調査で世間を見るだけで現実の庶民の痛みなんか見に行こうともしないのだ。庶民の声が聞こえないリーダーが国を率いていけるものだろうか。答えは否だ。わたしも「いいかげんに彼を辞めさせなければならない」と強く思う。
2020.03.29
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感染者、初めて1日100人超 東京で40人、4都県で5人死亡―新型コロナ時事ドットコム 2020年03月27日23時37分 東京都は27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに40人確認されたと発表した。これまで最多だった26日の47人は下回ったものの、新規感染者数は3日連続で40人台の高水準が続いている。都を含め、国内では午後11時時点で122人の感染者が判明し、1日当たりの感染者数が初めて100人を超えた。 都内の感染者は累計299人に達し、24日以降、全国の都道府県で最多となっている。 小池百合子知事は27日午前開かれた対策本部の会合で、「感染爆発の重大な岐路だ」と強調。今週末に加え、来週以降も不要不急の外出を控えるよう都民に要請する方針を示した。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆街角インタビューでどこかの若者が「僕たちは今を楽しく生きたいだけだ」なんて言ってるのを見た。ガマン疲れの気持ちは解らないこともない。キミたち自身は重症化確率が低いから感染しても構わないなんて考えているかもしれないが、キミたちが意図せずウイルスをあちこち運んで拡散させる危険に思いが至らないだろうか。自分のために自粛しろと言われているんじゃない。他人を不幸にしないように自粛するんです。 阪神タイガースの藤浪投手らが罹患した。若い人たちにこの感染症の恐ろしさをもっと身近に感じてもらえるように若年感染者数やその病状を詳しく報道して欲しい。どこかの首相みたいに自分が良ければそれで良いなどと考えてはいけない。感染症の危険を過小評価しちゃダメだ。
2020.03.28
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中国製検査キットを返品 新型コロナ、6万個が不良品―スペイン時事ドットコム 2020年03月28日05時57分 スペイン保健省は、中国企業から購入した新型コロナウイルスの迅速簡易検査キット約5万8000個が不良品だったとして、返品したと明らかにした。スペイン公共放送が27日、報じた。 報道によると、検査キットの精度は30%程度で、本来必要とされる80%を大幅に下回っていた。在スペイン中国大使館はツイッターで、検査キットを製造した中国企業は「製品販売の公的許可を得ていない」と指摘。パイス紙は専門家の話として「政府が検査キットの大量入手を優先し、販売代理店の選択を誤った可能性がある」と伝えた。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆さすがバッタもんの国、医療に関係するものまで粗悪品を製造するのか。モラルとか製造者責任とか関係のないお国柄なんだろう。わたしは中国製を信頼しないのでそう書いてあれば極力避けることにしています。でも残念ながら知らずに買っているんだろうなぁ。…
2020.03.28
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首相、時計指さし「時間が来てるよ」 予算委の野党発言中に再び不規則発言毎日新聞 2020年3月27日16時58分参院予算委員会の締めくくり質疑で、質問時間を終えても続ける共産党の田村智子政策委員長に対し、腕時計を指さして終了を伝える安倍晋三首相 安倍晋三首相が27日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」関連の公文書改ざん問題を追及した野党議員の発言中に持ち時間が過ぎた際、自身の腕時計を右手指で指しながら「時間が来てるよ」と2度にわたって言葉を挟む一幕があった。2020年2月に「閣僚席からの不規則発言は慎む」と自身のヤジを陳謝した首相だが、またしても悪癖を露呈した。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「不規則な発言をしたことをおわびする。今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、首相として身を処していく」と先月衆院予算委員会で述べたのは誰だったのか。じっと答弁書を持った手元を見て棒読みしていたのは、ひょっとするとアベ氏ではなかったのかな??? 「野次は議場の華」と先輩議員から教えられ育ってきたのかもしれないが、百歩譲ってそういう側面もあるとしても、閣僚が質問者を野次るのは違う。総理大臣は行政府の長として閣僚席に座っているのであって、各党予算委員からの質問を受けそれに答える義務を負っている立場だ。もっと言えば予算案を委員会に提出し審議していただいている立場だ。一議員対一議員というような対等な立場で対峙しているわけではないのだ。知能の低さを露呈している。
2020.03.27
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枝野氏「詐欺師は自覚がない」 首相の「悪夢の民主党」国会答弁「ない」発言を批判毎日新聞 2020年3月24日18時24分 立憲民主党の枝野幸男代表は24日の党会合で、安倍晋三首相が「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」と語ったことについて「本当の詐欺師、うそつきは、自分でうそを言ったり、詐欺をしたりしている自覚がない」と批判した。 枝野氏は、首相の発言について「あれだけ(国会答弁で)繰り返していたことを『国会で言ったことはない』という」と指摘し、「その場しのぎ、その場限りで、いろんなことをいいかげんに言い募り、その場を取り繕うことが積み重なっている」と首相の答弁の姿勢を問題視した。 首相は23日の参院予算委員会で「悪夢のような」との表現について「自民党大会などで申し上げている。国会答弁で答えたことはない」と語っていた。【毎日新聞;元記事はこちら】◆ ◆ ◆民主党は悪夢、首相「答えたことない」 実際は昨年発言毎日新聞 2020年3月24日東京朝刊 「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」――。安倍晋三首相が23日の参院予算委員会で、野党の追及にこう答える一幕があった。首相はかつての国会答弁でこのフレーズを繰り返しており、野党は「自身の答弁を忘れたのか」と批判した。 立憲民主などの会派の芳賀道也氏(無所属)が「都合が悪くなると、首相は『悪夢の民主党』と言って一切答えない。子供の教育に悪い」と皮肉ったことに反論した。首相は「自民党大会などで『悪夢のような民主党政権』と、経済政策において申し上げている」と認める一方、「国会答弁で答えたことはない。正確な質疑をしたほうがいい」と語った。実際は、首相は2019年2月の衆院予算委員会などで「民主党政権は悪夢だった。間違いなく」と述べている。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆アベ氏は昨日「正確な質疑をしたほうがいい」と自信満々に質問者を嗜めておられるわけです。ボケてるなら仕方ないけれどそうでないならこれは問題です。息をするようにウソをついている。この件については廃棄したり改ざんしてごまかせるものではありません。きちんと訂正してお詫びせねばなりません。枝野氏の発言は決して言い過ぎではないと思います。
2020.03.24
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新規国内感染を「ゼロ」にし続ける中国政府発表のからくり ネットで批判相次ぐ毎日新聞 2020年3月21日18時59分 中国政府は21日、新型コロナウイルスによる中国本土の死者数が20日現在で前日比7人増の3255人、感染者数が同41人増の8万1008人と発表した。41人はいずれも国外で感染した入国者で、国内の新規感染は3日連続でなかった。ただ無症状の感染者は統計に含まれない。湖北省武漢市で無症状の新規感染例があることがインターネットで広まり、政府の統計手法に対し「感染者を『0人』とすることが目的ではないか」と不信感が高まっている。 武漢市礄口区の公式サイトによると、ネット上で20日、区内の団地で「昨晩(19日夜)、新たな感染者が出た」と注意を呼びかける通知文が張り出され、その画像が出回った。 政府発表では19日の新規感染者はいないはずで、区が調査。この団地の男性住民(62)が19日の新型ウイルス検査で陽性反応が出て、入院していた。発熱やせきなどの症状がなかったため、地元当局は統計に反映させない国の指針に従い「感染確定者」として扱わなかったが、団地側が「誤認」して通知文を張り出したという。 中国国家衛生健康委員会は2月14日の記者会見で、無症状の感染者について「せきをしないので、感染を引き起こす可能性が比較的低い」と述べ、統計に含めないと説明していた。ただ新型ウイルスは潜伏期の患者に感染力があり、世界的に急拡大した要因の一つとされている。改めて政府の統計手法に注目が集まり、「無症状だからと感染者として扱わないのはおかしい」「発表が信じられなくなった」などとネット上で批判の声が相次いだ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆かかりつけ医が感染を疑う患者のPCR検査をまともにやらず「感染者数の隠蔽なのでは?」と疑われちゃうどこかの国も悲しいが、中国政府発表の新規感染者ゼロは問題かもしれない。国が感染者数を都合よく統制しているのでは?とか真実を公表していないのでは?とか違う側面からの問題が見えてくるね。でもどこかの国の政府も都合のいい数字だけを発表したり、不都合な数字は公表を選挙後に延ばしたり、公文書を簡単に捨てたり改ざんしたりするから中国とそれほど変わらないか。
2020.03.22
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改ざん再調査拒否 「悲しすぎる…」自殺職員の妻大阪日日新聞 2020年3月20日 「麻生大臣は夫の上司やったのに、こんな扱いされるんですね。新事実がなくても、もう一度調査してほしいです。どうして調査してくれないんですか」と訴えた。さらに「(手記には)新事実あるじゃないですか。私はこんな説明、財務省の人から受けていません。なんで調査してくれないんですか」とやりきれない思いを口にした。 麻生大臣は、赤木さんが死に追い込まれた原因について「役所内の風土と結論付けている」とも述べた。これについては「組織の風土が原因なら、麻生さんの責任だと思います」と指摘し、「今でも本当のことを話せない状態なんですね。風土はまったく良くなっていません。このままだと、また死人が出ると思います」と気をもんだ。 麻生大臣は亡くなった赤木さんの墓参りについて、「遺族が来てほしくないということだったので伺っていない」と国会で答弁している。しかし、妻は逆に「来てほしい」と伝えていたという。 今回の麻生大臣の発言を受けて赤木さんの妻は「やっぱり麻生さんに来てほしい。私が直接、麻生さんに再調査をお願いします」と述べた。また「夫のことを思うと負けていられませんから。乗り切りますよ」と決意を示した。(大阪日日新聞編集局長・記者 相沢冬樹)【大阪日日新聞;元記事はこちら】 ◆両者が180度違うことを言っている。どちらかがウソをついている訳だが、子供にも分かるハナシだと思う。これが政治家の常識なのか。都合の悪いことはウソをついてでも拒否するんだ。こういうのはきっと平気なんだろうなぁ。自民党総裁はウソまみれの人だし、自民党には“誠実な”政治家ってのは居ないんだろうか。(ちなみに記者の相澤冬樹氏はあの元NHK記者だそうです)
2020.03.20
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首相「東京五輪を完全な形で実現。G7の支持得た」 共同声明には記述なし毎日新聞 2020年3月17日17時30分 安倍晋三首相は16日夜、主要7カ国(G7)首脳の新型コロナウイルス感染症に関する緊急のテレビ電話会議に出席した。首相は会議後、今夏の東京オリンピック・パラリンピックについて「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形で実現することについて、G7の支持を得た」と述べた。首相官邸で17日未明、記者団の取材に応じた。ただ、開催時期については明言しなかった。 萩生田光一文部科学相は17日の記者会見で「完全な形」について「無観客はやらない。きちんとした形で選手に参加してもらう開催を目指す」との見解を示した。菅義偉官房長官は「今まで通りの大会を開催したい」と述べ、規模縮小や無観客での開催ではなく、予定通りの計画にもとづき大会準備を進める考えを示した。 G7は会議後、共同声明を取りまとめたが、五輪に関する記述はなかった。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆想像するに、G7テレビ会議でアベ氏がオリンピックを話題にしたことまでは事実なんだろう。しかし各国の反応をアベ氏特有の都合のいい判断で「支持を得た」ことにして得意げに記者団の前で発表した… という茶番なんだろうと思う。国民に公開された会議ではないし、首相がこうだと言ってしまえば周辺は辻褄の合わない発言はしない。否定はしない。それがアベ政権です。
2020.03.18
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あの一件から二年…「吉野家」には足が向きません!吉野家には二度と行かないのです~なかなか執念深い… 笑
2020.03.16
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先場所優勝の徳勝龍関今場所は今日まで0勝4敗優勝していい気になっちゃったのかタニマチや関係者へのご報告で毎晩忙しかったのかおそらく後者なんだろう…絵に描いたような「贔屓の引き倒し」か?
2020.03.11
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TVに反論した政府ツイッター、杉尾議員が激しく追及朝日新聞デジタル 2020年3月10日18時31分 政府の対応を「後手」とするテレビ番組でのコメントに、内閣官房の公式ツイッターが反論をした問題をめぐり、元ニュースキャスターが10日の参院内閣委員会で、「広報ののりを完全に越えている」と激しい批判を展開した。 質問に立ったのは、立憲民主党の杉尾秀哉氏。新型コロナウイルスに関するテレビ朝日の番組「羽鳥慎一モーニングショー」の放送に対する、内閣官房の公式ツイッターによる反論投稿を取り上げた。5日の番組で、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正が首相主導をアピールする狙いとのコメントが紹介されたため、内閣官房国際感染症対策調整室が「法律改正をする理由はそうではありません。あらゆる事態に備えて打てる手は全て打つという考え」とツイートしたとの問題だ。 杉尾氏は「論評の域に踏み込んで、特定の番組を狙い撃ちするような批判は、政府としての広報ののりを完全に超えている」とただした。 これに対し、改正案の答弁担当となった西村康稔経済再生相は「誤解を招きかねないと考えられる情報に関連して、政府側の情報や考え方、事実関係を発信したと理解している」と述べた。「論評」への介入ではないかとの問いかけだったが、正面からの回答を避けた形となった。 杉尾氏は納得せず、特定番組の「狙い撃ち」疑惑をさらに追及。「新型コロナ問題はどのテレビ局でも24時間というくらいずっとやっている」としたうえで、「正しい情報を発信するというのはそうだと思うが、それを言い始めたら、全部の番組をチェックし事実関係を調べなきゃいけない」と指摘。「忙しい時に、そんなこと、やれるんですか」と詰め寄った。 西村氏は「忙しく色々やっていますけれど、国民に正確な情報を知って頂く役割も大事だ」とかわした。首相官邸幹部からの指示の有無も質問されたが、「承知していない」と述べるにとどめた。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆内閣官房国際感染症対策調整室という“政府”が特定の番組に「反論」した。トランプ氏のように政治家が特定の放送局を恫喝するのも問題だがこれはもっとタチが悪い。官邸の指示だったのか官邸の意向を忖度した官僚の暴走だったのか。異論を許さないアベ氏の特徴が現れている。異論や少数意見が尊重されない政治は民主主義ではない。それは「独裁」だね。
2020.03.10
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内閣官房ツイッター、テレビ番組論評に反論 新型コロナ朝日新聞デジタル 2020年3月6日20時14分 新型コロナウイルス感染症に対応する特別措置法改正について、テレビ朝日の番組が首相主導のアピールとするコメントを紹介したことをめぐり、内閣官房国際感染症対策調整室の公式ツイッターがこのコメントへの反論を投稿した。政府対応に対する個別の「論評」への狙い撃ちに、専門家は表現の自由の侵害にあたると批判する。 番組は5日朝放送の「羽鳥慎一モーニングショー」。法改正にこだわった政府の狙いについて、後手に回った対応への批判を払拭しようと「総理主導で進んでいるとアピールしたい」とする政治アナリストのコメントを紹介した。 これに対し、同室のツイッターが「法律改正をする理由はそうではありません。あらゆる事態に備えて打てる手は全て打つという考えで法律改正をしようとしています」とコメントの内容を否定。さらに「現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法では未知のウイルスしか対象としておらず、新型コロナウイルスはウイルスとしては未知のものではないので、今のままでは対象とならないからです」と投稿した。 菅義偉官房長官は6日午後の記者会見で、投稿について問われ、「詳細は承知していないが、あらゆる可能性を想定して、立法措置を早急に進めていくこととしているとの方針のもとで、コメントしたと聞いている」と語った。一方、「事実関係の誤りを指摘するなど、政府から必要な発信をすることが自由な論評を阻害することになるとは考えられない」と述べた。 SNS上では投稿に対し、「政府が『名指し』でメディアを批判するんですか? 怖っ」「政府が圧力かけてきた。恐ろしい」などと批判が上がっている。 専修大学の山田健太教授(言論法)は「政府が『事実関係』について反論することはありえようが、政治アナリストのコメントは政府対応への論評だ。報道内容に対して政府が個別に批判することは、憲法が保障する表現の自由の趣旨に反する」と指摘。「異論を排することは安倍政権のメディア対策の大きな特徴だ。政府の感染症対策への批判を封じ込めようとする動きで非常に大きな問題」と語った。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆これをアベが指示したかどうかは知らないが、こういうところがアベ氏を嫌いな理由です。アベ政治ではこういうマスコミへの圧力・恫喝の類いは当たり前らしい。小物政治家・世耕氏が官邸でアベ氏をサポートしていた頃から常態化したとか。世耕氏はその姑息さがアベ氏に認められ今や参院幹事長サマになった。 異論を排することに執着する習性が河井案里参院議員の事件を誘発した。つまりアベ氏に苦言を呈したことがある岸田派・溝手顕正氏を追い落とす為に大金を投じてまで河井氏を同じ選挙区に立てた。(相場の10倍もの選挙資金を与えられたら選挙違反もするわさ) 政敵石破派冷遇も同じ理由から。ヘビのように執念深いものがある。気持ち悪い。
2020.03.06
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桜前夜祭答弁は完全破綻 今さら「飲み放題じゃなかった」日刊ゲンダイDIGITAL 2020/03/05 16:38 「私の事務所の記憶においては、飲み放題ではなかった」――。桜を見る会「前夜祭」の会費を巡る安倍首相の答弁がもはや完全破綻だ。4日の参院予算委。立憲民主の福山幹事長の質問によると、会費5000円から消費税、サービス料を除けば4210円。昨年4月の会場・ホテルニューオータニの飲み放題は最低でも2500円で、支払えば1710円しか残らない。 800人が参加した「鶴の間」の使用料は通常450万円だ。会費の残金は800人×1710円=136万8000円。提供する料理の量を考慮して3分の1まで使用料を値引いても150万円で、会費では到底賄えないし、料理代は実質無料になる。この点を突かれると、安倍首相は冒頭のように言い放ったのだ。 日刊ゲンダイを含めた複数のメディアに参加者は、「立食形式でアルコールは飲み放題だった」と証言。しかも安倍首相自身の「事務所はホテル側と事前に段取りの調整をした」「仲介役として契約内容の詳細を事前に、ホテル側とつめた」という従来の答弁とも矛盾する。飲み放題でなければ、参加者は飲んだ分を事後に精算する。つまり、事前に契約内容の詳細をつめるのは不可能ではないのか。 それでも安倍首相は「(会費は)ホテル側が設定した」と責任逃れ。ニューオータニは「お客さまの要望によって飲み放題や事後精算の時もある。夕食会は飲み放題じゃなかったか? あくまでケース・バイ・ケースです」(広報担当者)と困惑気味に答えた。 そろそろ、安倍首相は自分の嘘に付き合わされる人々の苦労を知った方がいい。【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】◆ ◆ ◆安倍首相が宣言「月6億枚以上のマスク供給」根拠は? 実現できる?毎日新聞 2020年3月5日11時00分 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてマスクの需要が爆発的に高まり、空前の供給不足に陥っている。マスクが手に入らない状況が続く中、2月29日に緊急記者会見した安倍晋三首相は「3月は月6億枚以上、供給を確保します」と宣言した。マスクの生産設備を新増設する企業向けの補助金制度も新設し、大増産を目指すという。問題解消に取り組む意気込みは歓迎したいが、本当に月6億枚以上もの供給ができるのか。実現可能性を関係者に聞いた。 (中略) それでは「月6億枚」はどこから生まれた数字なのか――。経産省の担当者は「おそらく……」と断りつつ、説明した。「設備投資を開始し、中国から輸入品も入り始めたと聞いている。それで総理も『6億枚になるのではないか』と発言されたのでは」。厚労省の担当者も「政府としての目標、期待と捉えてほしい」という見解を示した。 (以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆桜もウソ、マスクもウソ。息を吐くようにウソをつく男、本領発揮。これだけ平然とウソがつけるのは、おそらく罪の意識がないんだろう。ウソであっても言い張れば周りがなんとかしてくれるご家庭にお育ちになったから。病気だな、病気。
2020.03.05
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安倍首相も国会で認めた 会見は大手メディアとの“ヤラセ”日刊ゲンダイDIGITAL 2020/03/03 14:50「予定調和だった」(29日の一斉休校要請会見の安倍首相)/(C)共同通信社 新型コロナの蔓延を受け、安倍首相が唐突にブチ上げた小中高校の一斉休校要請。なぜ学校を閉じさせるのか、官邸で会見したが、最後まで具体的な説明はなし。フザケた話だが、ナント、2日の参院予算委員会では、会見自体が“ヤラセ”だったことが分かった。 立憲民主党の蓮舫議員が2日の予算委で、会見での無味乾燥な安倍首相の説明について、「答弁書を読んでいるようだ。質問内容を事前に確認していたのではないか」と指摘。すると安倍首相は悪びれもせず、「詳細な回答ができるように通告を受ける場合がある」と認めたから驚きだ。何を聞かれるか事前に分かっているのなら「与党質問」と何ら変わりはないだろう。 しかも、会見は安倍首相が約20分しゃべり倒した後、幹事社の朝日新聞とテレビ朝日が1問ずつ質問。その後はNHKなど3社が質問しただけで強引に打ち切られた。フリージャーナリストの江川紹子氏が「まだ質問があります」と迫ったが、内閣広報官に「時間があるので」と遮られ、安倍首相はそそくさと立ち去っていった。しかし、首相動静によると、安倍首相は会見後“帰宅”しただけで公務はなし。時間はたっぷりあったはずだ。 やっぱり会見をセットした内閣記者会と官邸は予定調和の“ズブズブ”の関係なのか。幹事社を務めたテレビ朝日は「内閣記者会の取材のプロセスについて、お答えは差し控える」(広報部)と回答。官邸報道室は「幹事社からの2問は事前に通告いただいた。これは総理会見の慣例だ」と、事前通告を認めた。 一方、「幹事社以外は広報官がランダムに選んでいる」と回答したが、これはマユツバだ。厳しい質問をする記者は指名しなかった疑いがある。 江川氏は1日付のブログで、会見の状況を詳述。〈複数の証言によると、首相会見では事前に質問者が指名されており、質問内容も事前に提出している、とのこと〉と指摘しているのだ。実際、厳しい質問は一つもなかった。ジャーナリストの神保哲生氏はこう言う。 「事前通告がない官房長官会見では、長官は大量の資料を抱えて会見に臨みますが、安倍首相は会見の際、手元にあるメモを棒読みするだけ。この差を見るだけでも、首相の回答がいかに予定調和なのかが分かります。私も官邸会見に参加すると、事前に必ず職員から名前を聞かれます。万一にも、フリーの記者などを当てるわけにいかないから、“席次表”を作っているのでしょう。“ヤラセ”と指摘されても仕方なく、非常に嘆かわしいと思います」 用意されたメモの“朗読”を垂れ流すだけでは、大手メディアは失格だ。【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】 ◆なるほど。予定の質問者を指名して予定された質問に対してあらかじめ用意された答弁書を読んで、予定通り読み終わったから質問を締め切って会見を終わらせたということだったのね。アリバイ作りの為やらなきゃいけない会見を首相に恥をかかせないように段取りしたスタッフがいい仕事した。笑 国民に伝わったか理解されたかは問題ではなく会見をやることに意義があった、そういう話ですね。
2020.03.03
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「まだ質問があります」 無視、首相会見打ち切り帰宅 新型コロナ対策、説明不足のまま毎日新聞 2020年2月29日22時36分新型コロナウイルスの感染拡大への対応などについて記者会見を終えて降壇する安倍晋三首相。記者席からは、さらに質問を要求する声が聞こえた=首相官邸で2020年2月29日午後6時36分 新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、政府が全国の小中高校などに一斉休校を要請した際に「説明不足」との声が上がったことを受けて、安倍晋三首相が29日夕に首相官邸で記者会見を行った。だが、「予定した時間が過ぎている」(長谷川栄一内閣広報官)として36分で打ち切られた。突然の休校要請について首相自身が「十分な説明がなかった。それは確かにその通りだ」と認めたが、国民の理解を得るためにセットしたはずの会見の場でも疑問に答えきるには至らなかった。「予定しておりました時間を経過いたしましたので……」 「まだ質問があります」。司会役の長谷川氏が「予定しておりました時間を経過いたしましたので……」と会見終了を告げようとした時、フリージャーナリストの江川紹子さんが記者席から声を上げた。長谷川氏は「以上をもちまして記者会見を終わらせていただきます」と続けたが、江川さんは再び「まだ質問があります」と訴えた。長谷川氏は「ちょっと予定した時間がだいぶ過ぎておりますので、今回はこれで結ばせていただきます」と打ち切った。首相も答弁資料が挟まれたバインダーを閉じ、一礼して演台から下りた。 今回の会見は政府側の要望で行われ、毎日新聞など内閣記者会の加盟社以外に雑誌、専門紙、インターネットメディア、フリーランス、外国メディアなども参加した。政府からは事前に午後6時をめどに開始し、約20分間行うと告知があった。一方的な説明で予定時間をほぼ消費 会見は予定通り、午後6時ごろに官邸会見室で始まった。首相が立つ演台の前には、政府側の発表内容を映す透明のプロンプターが設置されていた。冒頭、首相はプロンプターを見ながら、新型肺炎への政府の対応を約19分間説明した。この時点で、政府側の予定した時間はほぼ消費されていた。 ところが、首相は約19分間の発表のうち、臨時休校の要請には約4分間しか割いていなかった。「3月は学年の最後、卒業前、進学前の大切な時期に、学校を休みとする措置を講じるのは断腸の思いだ」「親御さんにはご負担をおかけいたします。それでもなお、何よりも子供たちの健康、安全を第一に、多くの子供たちや教職員が日常的に長時間集まることによる感染リスクに備えなければならない」などと訴え、臨時休校に伴って休職する保護者への所得減少対策について説明した。しかし、「子供の健康第一」と言いながら保育園・幼稚園に休業要請しない理由は説明しないまま。また、「2週間程度あらゆる手を尽くすべきである」と述べたのにもかかわらず、2週間を超えて臨時休校する理由も不明だった。幹事2社とNHKなど3社のみ質問、他社は挙手続けても当たらず 首相の説明が終わると、プロンプターが下がり、長谷川氏の司会で質疑に入った。内閣記者会の幹事社2社(朝日新聞、テレビ朝日)による代表質問の後、長谷川氏の指名でNHK、読売新聞、米AP通信の3社の記者が質問。首相がAP通信の質問に答え終えたところで、長谷川氏が会見を打ち切ったため、毎日新聞を含めて挙手を続けても当たらなかった記者がいた。 首相は昨年11月、「桜を見る会」を巡って、時間制限を設けずに官邸のエントランスホールで立ちながら取材に応じたことがある。しかし、今回は質問が出尽くすのを待たずに会見室を後にした。会見終了の約20分後、首相は官邸を後にし、私邸に帰った。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆予定時間の設定が20分間なのに19分間も一方的な演説で使ってしまって予定時間を過ぎたのでと質疑を切り上げて帰る。「子供の健康第一」と仰るのに幼保を除外する理由は?「あらゆる手段を尽くす」と仰るが具体的には何のことやらよく判らない。これは記者会見か?単なるパフォーマンスか? 質問責めで火ダルマになるのを避けたか。 これが安倍晋三の本質だ。都合のいい数字だけをとうとうと述べて野党の追及には的外れな答弁書を繰り返し繰り返し読むだけで議論を深めようとはせず質問時間を浪費する。国民に直接語りかけるために設定した場でも国会と同じいつものアベさんだった。中味よりも(中味もそうだが、かな?)やり方に批判が集まる。実のない男だ。
2020.03.01
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熱血!与良政談「右」からも批判 首相は毎日新聞 2020年2月26日東京夕刊 先週、夕刊紙をチェックしていたら、1面トップの大きな見出しが目に飛び込んできた。 「新型肺炎 ぬるすぎた対応」 「安倍首相 崖っぷち」 てっきり安倍晋三首相を連日のように批判している「日刊ゲンダイ」かと思いきや、首相寄りと見られている「夕刊フジ」だったから驚いた。 同紙だけではない。首相と親しかったはずの作家、百田尚樹氏が「安倍総理には危機管理能力が欠如しているのが明らかになった」「政府は無能」等々とSNSに投稿しているのをはじめ、これまで首相に近かった人たちからより厳しい声が出ている。 要約すると主張はこうだ。 一部ではなく中国全土から日本への入国を禁止すべきだった。そうしなかったのは中国人観光客が減るのを恐れただけでなく、今春予定されている習近平国家主席の訪日を控え、安倍首相が中国に気兼ねしたからだ――。 実際、当初の一連の対応は首相が習氏訪日を意識したとする報道もある。 ただし、自民党の一部を含む「反中」の人々は元々、尖閣や香港問題を抱える最中に習氏が国賓として来日することに反対していた点は踏まえておく必要がある。 一部でなく中国全土からの入国を制限していたら、こんな事態にならなかったかどうかもまだ分からない。今後の検証が必要だ。 それにしても、新型肺炎をめぐって強固な支持基盤まで崩れ始めた点が重要だ。「桜を見る会」や検察人事の疑惑がますます深まっている中で、首相は政権発足以来、最も苦しい状況に置かれているのは間違いないと思う。 実は私が不安になるのは、こうして追い込まれた安倍首相が冷静さを失うことだ。 「政府対応に問題はない」「東京オリンピックは大丈夫」とアピールしようとして、例によって事実やデータを覆い隠すのではないか。そんな心配がある。 検査が容易でないことへの説明も足りない。「検査を制限するのは感染が認定される総数を抑えようとしているのではないか」という疑問の声は消えない。 批判されている「ダイヤモンド・プリンセス」の対応だけではない。何より国のトップに大切なのは起きている事実を謙虚に見つめて、ごまかすことなく国民に説明することだ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「起きている事実を謙虚に見つめごまかすこと無く国民に説明」するなんてアベさんに出来っこない。まず「謙虚」が無理、カレの辞書には謙虚という文字はない。そして「ごまかすこと無く」も無理。なにせ息を吐くようにウソをついてしまうお方だ。ごまかすなというのは息をするなと言うに等しい。与良さん、ユーモアとアイロニーと権力への批判が織り混ざった名文ですね。
2020.02.26
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定年延長の口頭決裁「問題ない」 森法相、黒川東京高検検事長巡り東京新聞 2020年2月25日10時51分 黒川弘務東京高検検事長の定年延長を巡り、法務省が法解釈変更の経緯を記した文書を口頭で決裁していたことについて、森雅子法相は25日、閣議後記者会見で「決裁は口頭も文書もあり、どちらも正式な決裁だと理解している」と述べ、問題ないとの認識を示した。 検察庁法は検事総長以外の定年を63歳と定めているが、延長について明文化していない。政府は定年を延長できる規定を定めた国家公務員法を検察官にも適用できると解釈し、1月31日に黒川氏の定年延長を閣議決定した。 野党は口頭での決裁はあり得ないと主張。正当化するための後付けの説明だとして、森氏や法務省の対応を批判している。【東京新聞;元記事はこちら】 ◆アベ政治は“官邸主導”(=自分主導)だから何をやってもいいと誤解している。自分に都合のいいことは無理筋でもやる。都合の悪い数字は見ない。都合の悪い者は1億5千万使ってでも徹底的に排除する。法律違反も「解釈」を変えて押し通す。その尻拭いは首相周辺と官僚任せ。野党から批判を浴びれば答弁にならない答弁を繰り返しマスコミを恫喝し或いは寿司を食わせて手懐け大きな火事にさせないように気を配る。専制君主のつもりか。 任命責任は自分にあると開き直るだけで何か具体的に責任をとったことはただの一度だって無い。躊躇なく実行するとよく言う割にはいつも何もしていないし。地球儀を俯瞰する外交だって莫大な外遊費を浪費するだけで果実はほぼない。どの選挙でも「アベノミクスは道半ば、後戻りさせてはならない」と言い、どこまで行っても良い結果にはたどり着かない。 一国の行政に口頭の決裁が存在するとは知らなかった。そんなにニッポンは権力者に緩い国なのか。この内閣の本質は“わがまま坊ちゃん内閣”、思いつきで美辞麗句やウソを並べ僕ちゃんは言うだけ具体的に何もしない、周りが右往左往している。国民に奉仕しているという気配は微塵もない。早くなんとかしないと口頭決済できっとプーチンみたいに王様になろうとするぞ。
2020.02.25
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迷答弁だらけでも「棚橋采配」、野党憤り 過去には菅首相を「粗大ごみ」扱い毎日新聞 2020年2月23日08時00分 衆院予算委員会で質疑が止まり、野党議員の抗議を受ける棚橋泰文委員長 「募ったが、募集はしていない」(安倍晋三首相)、「つい、間違えた」(松尾恵美子・人事院給与局長)。「桜を見る会」や黒川弘務・東京高検検事長の定年延長などを巡る野党の追及に対し、衆院予算委員会では「迷答弁」が相次いでいる。だがその割には、予算案審議の「日程消化」は順調で、与党ペースが続いているという。野党はその要因の一つとして、棚橋泰文予算委員長の議事進行を挙げ、「あまりにも政権に寄り過ぎだ」と批判している。 棚橋氏は衆院岐阜2区選出の自民党衆院議員。「自民党所属なのだから、政権に有利な議事運営をするのは当たり前」と思われるかもしれない。しかし長年の慣例で、国会の委員長や衆参の議長は中立的な議事運営を図るのが当然とされる。「議論によって少数派の意見を反映させる」という原則を守るためだ。 棚橋氏の議事運営が注目されたのは、1月28日の立憲民主党の会合での枝野幸男代表のあいさつだ。枝野氏は「日常的に完全に与党寄りの運営を公然としてはばからない。そろそろ入閣をしたいということで、総理にしっぽを振っているポチなのか、と私は強く申し上げたい。恥ずかしくないのか、あんな姿を(NHKの生中継で)1日7時間も放送されて。恥を知れ、と申し上げたい」と強い口調で述べた。 これに対し棚橋氏は翌日、記者団の取材に応じて反論。「枝野さんは他人を人として扱わない方なんですね。本当に残念です」「人を人として扱わない発言をされたことに、大変強い憤りを覚えている」と語った。 ただ、その棚橋氏も、時の首相に面と向かって「粗大ごみ」と言い放った過去がある。民主党政権時代の2010年11月8日の衆院予算委員会で、菅直人首相(当時)に「あなたは存在価値あるんですか、総理大臣として。粗大ごみじゃないですか」と迫った。当時焦点だった小沢一郎氏の証人喚問を要求する流れの中での発言だった。 では、実際の「棚橋采配」はどんなものなのだろう。この間の予算委審議で与野党が特に紛糾した場面を振り返ってみる。 最も野党を怒らせた場面は2月12日だろう。立憲の辻元清美氏に対して、首相が浴びせた「意味のない質問だよ」とのヤジへの対応だ。棚橋氏は自身が発言中だったとして、「私には聞こえてない」と述べて議事を続行しようとした。棚橋氏の席には野党で日程交渉を担う理事たちが押し寄せ、辻元氏や次の質問者の立憲の逢坂誠二氏が質問時間を計測する時計を止めるよう訴える展開となった。その主なやり取りを記してみる。(中略;原文はこちら) これ以外でも、答弁の不安定さが指摘されている北村誠吾地方創生担当相に、露骨な「アシスト」を送った場面でも野党が憤った。2月10日の委員会のことだ。(中略;原文はこちら) 18日の「理事会」で与野党理事が日程協議をした際には、棚橋氏が陳謝に追い込まれる場面もあった。立憲の理事の大串博志氏によると、与党側の日程提案に対して大串氏が「今のところ強行採決の中で(日程の決定が)行われている異常な状況なことを忘れないでほしい」と発言しかけたところで、棚橋氏が鉛筆を机にたたきつけたという。大串氏は記者団に「とてつもない音をたてて私を威嚇した」と説明。その場で棚橋氏に「何ですか、今のは」「威嚇ですか」「どういうことですか」と問い詰め、棚橋氏を陳謝させたと明かした。大串氏は「私も長いこと議員をやってますが、過去になかったような暴挙だったので、あえて報告する」と記者団に語った。 棚橋氏は「ポチ」発言への反論の際、「ご指摘をきちんと受け止めながら、公平公正にこれからもやってまいりたい」と語っていた。しかし野党は全くその言葉を評価していない。立憲の安住淳国対委員長は「公平な委員会運営は、もう無理な人ではないか。公平性に全く欠ける、交渉を一切しないで時間だけ潰そうという魂胆が見え見えだ」と批判。自民党の森山裕国対委員長への抗議を繰り返している。 それでも与党内で棚橋氏の議事運営を深刻視する向きは少ない。官邸幹部が「彼の差配は極めて良いでしょ」と評価するほどだ。 背景には、予算案の「月内通過」の流れが揺らいでいない事実がある。「月内通過」は「2月中に衆院本会議で予算案を可決し、参院に議案として送付すること」を指す。憲法60条では、参院への予算案の送付後30日以内に参院が議決しない場合、「衆院の議決を国会の議決とする」と定めている。 新年度の4月1日から執行される予算案は、年度末の3月31日までの成立が望ましい。逆算すると3月2日までに予算案が参院に送付されれば、参院の議決がなくとも予算案は「自然に」成立する。「月内通過」は予算案の「自然成立」の確定を意味している。「迷答弁」が連発されても、棚橋氏の采配で議事は着々と進行中だ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆さすが元官僚。彼の頭の中には予算案を予定の日までに衆院を通過させることしかない。彼にとってそれが委員長のお仕事であって「議論する」という委員会最大の使命は二の次なのだ。自民党内で評価されるにはそれが大事なのだろう。民主主義の何たるかは関係ないんだ。新しいおバカスター誕生だな。
2020.02.23
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さらに揺らいだ首相答弁の信頼性 野党「作り話では」朝日新聞デジタル 2020年2月18日21時44分衆院予算委で、立憲民主党の辻元清美氏の質問に答弁する安倍晋三首相=2020年2月17日午前11時21分、岩下毅撮影 「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる安倍晋三首相の国会答弁の信頼性が18日、さらに揺らいだ。答弁の一部が会場のホテルに否定されていたが、この日の首相事務所への聞き取り調査でも、否定された文言は見つからなかった。野党は書面で答えるよう首相に求めるが、政府・与党は応じない方針だ。 野党議員が17日の衆院予算委員会で、2013、14、16年に夕食会が開かれた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に問い合わせた内容をもとに追及。首相はホテルの領収書の「宛名は空欄」とするが、ホテル側は空欄での発行は「ない」、「明細書はホテルから受け取っていない」との答弁もあったが、発行しなかったことは「ない」だったと指摘した。 一方、首相は、自らの事務所がホテル側から聞き取った内容は「(野党議員には)あくまで一般論で答えた。個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答には含まれていない」だったと答弁した。 だが、17日夜、ホテル側は朝日新聞の取材に対し、「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれない』と申し上げた事実はございません」と返答。例外があるかのような答弁の正当性が問われる事態となった。 立憲民主党など野党4党は18日、首相側がホテルに照会した結果を書面で回答するよう与党側に要求。与野党は折り合わず、立憲などは午前の同委を欠席した。 自民党は野党の審議復帰に向けた対応として、ホテルに照会を行った首相の事務所に聞き取り調査を実施。午後の同委理事会で結果を野党側に伝えた。示されたのは「一般論で答えたものであり、個別の案件については回答に含まれていない」というもの。首相が答弁で触れる一方、ホテルが否定した「営業の秘密にかかわる」とのくだりは存在していなかった。 野党は同委の審議に復帰。「営業の秘密」が含まれていないことから、質疑では「首相の作り話ではないか」と指摘した。この日は首相出席が予定されていなかったため、菅義偉官房長官が「全体として同じことではないか」といった答弁を続けた。 首相官邸で記者団に問いかけられた首相は「すでに国会で答弁した通りだ」と述べるにとどめた。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆アベ氏の虚偽答弁であろう。「営業の秘密にかかわる」というくだりはアベ氏が答弁で多用してきたいわば“慣用句”。つい調子にのって自分の都合のいいように脚色した。息を吐くようにウソをつくとはまさにこの事だろう。一事が万事この調子で周囲が口をつぐんだりつじつま合わせに奔走する羽目になる。 午後の委員会で官房長官が「首相は責任を持って答弁した」と言ったらしいが、虚偽ということになれば責任を取らなきゃいけないですよという意味かな? ぜひそう願いたいな。
2020.02.18
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ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」安倍首相答弁を否定毎日新聞 2020年2月17日22時49分 「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した「前夜祭」を巡る17日の衆院予算委員会での首相答弁に関し、過去に会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)は同日夜、首相側とのやり取りに認識の違いがあると毎日新聞の取材に明かした。首相は、後援会とホテルのやり取りに関する野党からホテルへの質問に、ホテル側が「個別の案件は営業の秘密に関わる」などとして答えなかったとの趣旨の答弁をしたが、ホテル側は「『営業の秘密』と申し上げた事実はない」と説明した。 同委で立憲民主党の辻元清美氏は、ホテル側に2013年以降に同ホテルで開かれたパーティーについて文書で質問したと説明。ホテル側が「明細書を主催者に発行しないケースはない」などと回答したメールを示し、首相にただした。 首相はその後の別の議員の質疑で、自身の事務所がホテル側に問い合わせたとして「ホテルに確認したところ、辻元氏への回答は一般論で、個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていないとのことだ」と答弁した。 これに対しANAホテルは、予算委後の取材にメールで回答。「直接(首相側と)話をした者が『一般論として答えた』という説明をしたが、例外があったとはお答えしていない。私共が『個別の案件については、営業の秘密にかかわるため回答に含まれていない』と申し上げた事実はない」と記した。また、首相の「明細書の発行は受けていない」との答弁に関し、「弊ホテルとしては、主催者に対して明細書を提示しないケースはないため、例外はないと理解している」と記した。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆昨日の予算委員会の質疑を聞いていれば、アベ氏と追求する野党側ではどちらに分がないか、どちらの言い分に無理があるか明白でした。もっとはっきり言えばアベ氏がウソをついているだろうことは子供が聞いても分かったと思います。さあ、この事実に対して嘘つき首相はどうウソの上塗りをなさるのか。…
2020.02.18
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“ポスト安倍”支持率1位 石破茂が安倍首相に苦言「『桜を見る会』もっと誠実に謝罪せよ」「文藝春秋」編集部 2020/02/09 「次の首相に相応しい人」を問う新聞各紙の世論調査で、軒並みトップの支持を集めている石破茂元幹事長。安倍晋三首相や小泉進次郎環境相らを抑え、最大のライバルとされる岸田文雄政調会長も大きく引き離している。その石破氏が、「文藝春秋」3月号の単独インタビューに応じ、「桜を見る会」問題などに関する安倍首相の対応に苦言を呈した。 「桜を見る会」を巡っては、第二次安倍政権下で招待者数が急増。自身の支援者らを多く招いていた疑いがもたれ、「公的行事を私物化しているのではないか」との批判が出ているのだ。中でも、石破氏と総裁選で戦った2018年の招待者数は過去5年間で最多の9494人。総裁選の支持固めに桜を見る会を利用していた疑惑も浮上している。 石破氏は、第二次安倍政権下で招待者数が急増した問題についてこう語った。 「総理は『功績・功労のあった方々などを幅広く招待した』旨を国会で答弁されていますが、少し言葉が足りないかもしれません。そもそも『桜を見る会』の趣旨は、保護司や人権擁護委員、民生委員の方々のような、決して良い報酬や待遇ではないにも関わらず、一生懸命に地域社会の一隅を照らして下さっている方々に、総理が感謝の意を伝え、労う場とする、というものです。行政府の長たる総理が国民の税金を使って開くわけですから、たとえ野党の支持者でも、公平に招待するのが筋だと思います」 安倍首相は当初、「招待者の取りまとめは内閣官房と内閣府。取りまとめには関与していない」と明言していたが、後に「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と自身の関与に言及。だが、地元支援者らを優遇していた疑惑などについては否定し、それ以上の詳しい説明を避け続けてきた。また、各省庁が内閣府に提出した「推薦者名簿」が破棄された問題についても「誠に遺憾」と答弁するに留まっている。 「私見ですが、安倍総理が『桜を見る会』の人数が増えたことなどの不適切と思われる点について、率直に丁寧に謝られれば、ここまで批判は拡大しなかったのではないか、と思います。日本人には『水に流す』という感覚があります。それが海外にも通用するかはさておき、誠心誠意謝れば、日本の有権者は理解してくれるのではないでしょうか。周囲の人々が諫言できないのか、大した問題ではないとタカをくくっていたのかは分かりませんが、『本当に申し訳なかった』と誠実に国民の前でおっしゃれば状況は違ったのではないかと思います」 国会では連日のように、「桜を見る会」問題を巡る論戦が繰り広げられている。「ポスト安倍」支持率1位の石破氏による首相への苦言は大きな注目を集めそうだ。(以下略)【文藝春秋;元記事はこちら】 ◆こういう正論を語ってくれる政治家がいいなぁ。桜を見る会の質疑に限らずアベ氏の答弁は質問者(与党を除く)への尊敬というものがない。所信表明演説に対する各党代表質問への答弁ならわかるが予算委員会などでの一問一答形式でも木で鼻を括ったような答弁書を繰り返し読むだけで議論にすらならなっていない。形式ばかりの退屈な地方議会みたい。もしこれが石破氏なら正面から野党と議論し取り入れるべきは取り入れ、或いは正論で論破する能力がありそうな気がする。もう今の政治手法にはウンザリですって。「ねずみ年政変率83%・戦後6度中5度政権交代」だそうなので今年アベ政権の終焉が見られるか?…
2020.02.16
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「繰り返し」を112回繰り返す首相 予算委審議8日間有料会員限定記事朝日新聞デジタル 2020年2月5日 20時58分 「桜を見る会」問題などで追及を受ける安倍晋三首相は、「繰り返し」と言い添える答弁を連発している。野党側は定番の言い回しを使って論点をずらしたり、時間を稼いだりしていると批判する。今国会の予算委員会でそんな答弁手法は5日までの計8日間で、少なくとも112回を数えた。 「あの、繰り返しになりますがですね」 首相は5日の衆院予算委員会で、桜を見る会の問題で「お決まり」となった言い回しを繰り出した。野党統一会派の小川淳也氏(無所属)が、首相の地元だけでなく東京周辺の支援者にも、会への参加を募ったかを聞いた時のことだった。 首相は「予告」した通り、「推薦者名簿は廃棄をしており、詳細は把握できない」と従来と同じ見解を示した。さらに、政府の招待者決定プロセスの説明も重ねた。東京周辺で募ったかという単純な質問を「繰り返し」答弁で返した。小川氏は「その答弁は受け入れられない」と反発した。 1月27日から始まった予算委は8日間開催された。首相が「何回も答弁しているが」「従来回答しているが」など、以前と同じ答弁だと自ら言い添える場面が目立つ。野党議員との質疑を対象に首相のこうした発言を朝日新聞が集計したところ、112回に上った。テーマ別では桜を見る会が88回、カジノを含む統合型リゾート(IR)の問題が14回と多くを占めた。過去と同じ答弁を続けることは再三あり、自ら付言しないこともある。実際の「繰り返し」答弁はもっと多い。 野党側はこうした答弁手法の多…(こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆要するに、質問にまともに答えるつもりはないし誠実に答えるつもりもないということ。きっと本当のことを答えちゃったら大変なことになるんだろう。質問の趣旨にあっていようがいまいが淡々とあらかじめ用意された答弁書を繰り返し読むだけ。官房長官も官僚も同様に真実を語ろうとはしない。議論はかみ合わない、深まらない。 アベ内閣名物の不誠実答弁の様子はテレビのニュースにも新聞記事にもほとんどならない。国会中継をテレビで見ている(ラジオで聞いている)人以外には伝わらないから支持率にはほとんど影響しない。国会中継がラグビーワールドカップ並みの視聴率だったらアベ氏もあの答弁はできまい。…
2020.02.13
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首相がヤジ、辻元氏に「意味のない質問だよ」予算委で朝日新聞 2020年2月12日15時54分衆院予算委で、立憲民主党の辻元清美氏の質問終了直後、自席から「意味のない質問だよ」と発言する安倍晋三首相 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、質問を終えた立憲民主党の辻元清美氏に対し、「意味の無い質問だよ」とヤジを飛ばした。野党議員は「一国の総理が言うことではない」と抗議し、予算委は10分余り、紛糾した。 辻元氏の質問が終わった直後、NHKのテレビ中継でも聞き取れる声量で「意味の無い質問だよ」とヤジが飛んだ。質問席から去ろうとしていた辻元氏が「誰が言ったの?」と声を上げると、野党議員たちは「総理だ」と指摘した。野党の予算委理事は棚橋泰文委員長(自民党)に詰め寄り、審議を止めて事実確認するよう求めたが、棚橋氏は「私には聞こえなかった」などと拒否。野党側は10分以上にわたり質問時間を浪費することになった。 その後、質問に立った立憲の逢坂誠二氏がヤジの事実関係を問うと、首相は「辻元氏がずっと、私に言わせれば質問ではなく、罵詈雑言の連続だった。私に反論の機会は与えられずに。こんなやりとりでは無意味じゃないかと申し上げた」と釈明した。 辻元氏は自らの質問の最後に「タイは頭から腐る。上層部が腐敗すると残りもすべて腐る。総理が桜(を見る会)とか加計とか森友とか、疑惑まみれと言われている。官僚がかわいそうだ」と述べたまま、持ち時間を終えていた。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆バカにつける薬はないのか。過去に何度も「閣僚席から不規則発言は控えなさい」と注意されても「総理大臣が質問者を野次ることは憲政史上稀に見る暴挙」と呆れられても直らない。反省もしていないようだ。いい年した大人のくせに言われたら言い返さないとおさまらない幼稚園児みたい。“幼児性”などという言葉には当たらない知能程度の低さだ。写真を見ると言った本人もその隣の盟友氏も笑ってんだ。タイの頭は完全に腐っているね。
2020.02.12
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格付け安住氏に批判集中「くず」は日経「論外」産経日刊スポーツ 2020年2月5日18時58分 立憲民主党の安住淳国対委員長が4日、国会控室のドアに各新聞の政治面を張り出し、「すばらしい!」「くず」「0点」「論外」などコメントを書き込んだ問題で、同党の枝野幸男代表は5日のラジオ番組で「ちょっと調子に乗りすぎじゃないかと思い、注意した」と苦言を呈した。 安住氏は会派の会合で「十分気を配って、口にも気を付けて日々過ごしたい」と反省を口にしたが、各党から批判が相次いだ。自民党の中谷元・元防衛相は「そんな暇があるなら、国会でどういう問題を審議するかを真剣に考えるべきだ」と指摘。公明党の石田祝稔政調会長は「理解できない。ベテランの国対委員長が非常に残念」と語った。国民民主党の玉木雄一郎代表も「調子に乗りすぎていると、野党全体が国民から出入り禁止を受けてしまう」と批判した。 ちなみに「100点」「すばらしい」は東京新聞、「くず」「0点」は日本経済新聞、「論外」は産経新聞だった。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆あんた、いったい何様になったつもりだ? メディアに対して圧力をかけるなんてアベ官邸と同じことするのかい。あんたこそ0点だ!
2020.02.05
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うそつきは誰なのさうそつきが他人を「うそつき」とののしっている笑止千万
2020.02.05
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安倍政権が前代未聞の禁じ手人事 側近の検事長を定年延長日刊ゲンダイDIGTAL 2020/02/01 12:50 「まさか本当にやるとは」――。さすがに驚きと怒りの声が上がっている。安倍政権は1月31日、2月7日に定年退官する予定だった黒川弘務・東京高検検事長(62)の定年を8月7日まで半年間、延長することを閣議決定した。 検察庁法は、検事総長の定年を65歳、その他の検察官の定年は63歳と定めている。国家公務員法は、1年を超えない範囲での勤務継続を認めているが、定年が延長されるのは、異例のこと。黒川検事長は、2月8日に63歳の誕生日を迎える。検事長が定年を超えて勤務を続けるのは戦後、初めてのことだ。 前代未聞の人事を発令してまで定年が延長されたのは、黒川検事長が安倍官邸と極めて近いからだ。安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ。法務省事情通がこう語る。 「黒川検事長と菅官房長官が親しいのは、省内では誰もが知っている話です。黒川検事長を法務省の事務次官に抜擢したのも、東京高検検事長に就けたのも“菅人事”だとみられています。本来、事務次官には、黒川さんと同期の林真琴・名古屋高検検事長(62)が就任するはずだったのに、ひっくり返した。よほど菅長官は黒川さんのことを気に入っているのでしょう。そのうえ、定年延長だから露骨です。これで検事総長の人事も大きく変わる。予定では、黒川さんが2月に定年退官したあと、林真琴さんが東京高検検事長に栄転し、8月に検事総長に就くことになっていた。でも、異例の定年延長によって、もはや黒川さんが検事総長に就くことは確実です」 安倍官邸のお気に入りを検事総長に就けるための“禁じ手”には、さすがにネット上でも批判が飛んでいる。<これで政界に手を出さない検察が出来上がりだね><正義はどこにある><官邸サイドは林氏が検事総長になるのをよほど恐れているらしい> 逆に自民党からは、「これで河井夫婦の捜査も終息する」「IR汚職の捜査も終わりだ」と歓迎の声が上がる始末だ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「これまでも安倍政権は、積み上げてきた人事のルールを破って、NHKや内閣法制局を支配下に置いてきた。とうとう検察まで支配下に収めようとしている。もはや、この国は三権分立が成り立たなくなりはじめています」 ネット上には、<これで国民が声を上げなかったら、極右独裁国家ができあがるぞ>と悲鳴が上がっている。一刻も早く暴走政権を止めないと、この国は大変なことになる。【日刊ゲンダイ;元記事はこちら】 ◆いくつかの不都合を隠すために都合のいい人事で検察を支配しようとしているって? アホのやる不誠実な政治暴走は止まらないな。弱い野党が腐ったアベ政権を止められないなら自由民主党内から異論は上がらないのか。自由民主党はこんな身勝手な政治をするための政党だったのか。ニッポンはこれでいいのか。 「桜を見る会」をめぐる政府の言い訳にもならないような言い逃れのオンパレードを聞いているだけでアベ政権の不誠実さは誰の目にも明らかだと思うのだが、予算委員会に興味のない国民・ニュースをちゃんと見ない国民・選挙にすら行かない国民がたくさんいる限りアベ自民党政権はこのまま安泰なんだろう。なにせ有権者の約3割の票さえ得られれば過半数の議席が取れる選挙制度だから。…
2020.02.02
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「首相にしっぽ振るポチ」枝野氏に批判された衆院・予算委員長、涙目で憤激毎日新聞 2020年1月29日19時13分 棚橋泰文・衆院予算委員長の議事運営を巡って、与野党が対立している。立憲民主党など野党が「運営が政府寄りで不公平」と改善を求める一方、与党側は、立憲の枝野幸男代表が棚橋氏を「首相のポチ」と批判した発言の撤回と謝罪を要求。2020年度当初予算案の来週からの実質審議入りが折り合えない状況になっている。 棚橋氏は27日の予算委理事会で、終了直前に発言を求めた野党議員に対し「(その後の)委員会が遅れたら謝罪するのか」と制止したとされる。また28日の予算委で、「桜を見る会」の廃棄済み文書が作成を義務づけられていたものか見解を求めた立憲の川内博史氏に「質問が長すぎて理解できない」などと発言。一時紛糾した。 立憲は「官邸をそんたくして偏った運営」をしていると反発。枝野氏は28日の党会合で「そろそろ入閣したいと首相にしっぽを振るポチなのか」と棚橋氏を批判し、立憲は29日に自民党に改善を申し入れた。 一方、与党は予算委理事懇談会で、枝野氏の発言が「極めて不適切」だと撤回を要求。棚橋氏も「人を人とも思わぬ侮辱に憤りを感じる」と涙目で訴えた。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆ラジオを聞いていたわたしも「委員長ってのはこんなに偏っていていいの?」と笑うほどのお粗末な議事運営でした。委員長という立場でありながら、首相はじめ答弁者側に位置して質問者に対峙し質問者をなめている感じがしました。不規則発言を注意するだけじゃ飽きたらず野党外野の拍手に対してまで進行の妨げになると文句をつけていました。野党が怒るのは当たりまえ。涙目で憤激??ご当人は公平に運営したという認識なんですかねぇ?
2020.01.29
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首相答弁「あまりに乱暴」と批判野党、私物化追及を続行共同通信 2020/1/27 19:52 立憲民主党の蓮舫参院幹事長は27日、「桜を見る会」を巡る安倍晋三首相の衆院予算委員会での答弁について「他の首相も後援会を招待していたと自分を正当化した、あまりに乱暴な答弁だった」と批判した。「安倍政権になってはるかに招待者数が増えた」と述べ、引き続き私物化疑惑を追及する考えも示した。国会内で記者団に語った。 国民民主党の原口一博国対委員長は記者会見で、桜を見る会前日の後援者向け夕食会の明細書公表を首相が拒否したことを挙げ「犯罪を構成する事実を隠そうとしているのではないか。目が泳ぎ、感情的になっていた」と指摘した。【共同通信;元記事はこちら】 ◆どう質問されても同じ答弁原稿を読む。質問の仕方を変えても何回も繰り返して読む。聞かれていることは違うのに正面から答えるつもりはまるで無い。説明責任の“せ”の字もない。ホントに不誠実なヤツだ。「招待基準が曖昧」だったのがいけないのであって「自分の責任で」基準を見直しするとおっしゃる。あたかも自分は悪くない・基準を直すのは自分の手柄みたいな言い回しになっている。そりゃあおかしいだろって。笑 これがニッポンの指導者だ。不祥事で辞任した大臣もこの首相を見習って説明しないまま雲隠れ。わが選挙区のパワハラ石崎クンもミスター“忖度”塚田氏(落選)もロクな説明もしないまま静かにしている。トップがあれだから仕方ないね。子供たちが「なーんだ、悪い事をしても謝らなくてもいいのか」と学習しないといいんだけど。…
2020.01.27
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「ドーピングシューズ」? 厚底シューズ禁止方針 技術の進歩と公平性の難しいバランス毎日新聞 2020年1月16日20時26分ナイキ社製の厚底シューズ「ズームヴェイパーフライ4%」(旧モデル)の靴底の素材。中央の黒いプレートが強い反発力を生み出す 複数の英メディアが15日、ワールドアスレチックス(世界陸連)が米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズを新規則で使用禁止にすると報じた。昨秋には一部の選手が不満を訴え、世界陸連が調査に乗り出したとしている。新規則の規制時期や対象範囲などは明確でないが、技術の進歩と公平性などのはざまでルールの折り合いをどうつけるかは難しい。 世界陸連の競技規則第143条では、シューズについて、「使用者に不公平となる助力や利益を与えるようなものであってはならない」と規定している。ナイキの厚底シューズは軽くてクッション性のある素材に反発力の強いカーボンファイバー(炭素繊維)のプレートを挟み、靴底の反発力とクッション性を両立させて好記録の一因になったとされる。一部の陸上関係者は「ドーピングシューズ」などと批判していたが、現行の規則では違反とされていない。 また、競技規則では、走り高跳びと走り幅跳びの靴底の厚さは13ミリ以内、走り高跳びのかかとは19ミリ以内と定めているが、その他の種目は「靴底とかかとはどのような厚さでも差し支えない」と明記している。このため、ナイキの厚底シューズも規則を逸脱してはいないと解釈されてきた。かつては競泳用水着で騒動も 用具を巡っては、2008年に英スピード社の競泳用水着「レーザー・レーサー」を着用した選手が世界新記録を連発し、騒動となったことがある。水を通さないポリウレタン製の「パネル」を張ったもので、体を締め付けることで水の抵抗を減らす「高速水着」は08年の北京五輪でも注目された。しかし、好記録は水着の性能に大きく頼っていると判断され、10年から規定改正により禁止された。用具の「助力」を認めないことはスポーツ界の共通認識とも言える。 選手によっては他社とのスポンサー契約に縛られ、ナイキの厚底シューズを履けないケースも想定される。一方、新規則の中身次第では、世界の主流となったナイキのシューズを使用する選手から反発を受けることは必至だ。東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子を指導する日本郵政グループの高橋昌彦監督は「各メーカーにもいろいろな技術があり、落としどころが難しいのではないか」と指摘する。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆箱根駅伝を見ていて(中継アナウンスは演出過剰なのでまともに聞いていない)「なんでこんなにどんどん新記録が出るんだろう?」と思っていたのですが、羽の生えたシューズのせいだったんですねぇ。こりゃあ道具ドーピングと言って差支えなさそうです。進歩と言えば進歩かもしれないけど、いくらなんでもバネ入りはずるいだろうと感じます。 (古い話ですが)アベベ氏がこのシューズでマラソンを走ったらタイムはどれくらいになるんだろう。この時代に生まれてみたかったなぁと思っているかも。…
2020.01.18
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ようやく終止符が打たれる安倍一強支配と腐敗政権の末路日刊ゲンダイ 2020/01/01 06:00 「潮目が変わる」とは、こういうことを言うのだろう。安倍首相が2019年11月20日に在職日数で桂太郎を抜き、憲政史上最長を記録。と同時に、7年にわたって権勢を振るってきた安倍1強支配にほころびが目立ち始めた。 秋の臨時国会が始まった途端、経産相と法相という重要閣僚が立て続けに「政治とカネ」の問題で辞任。側近の萩生田文科相による「身の丈」発言がきっかけで、安倍政権が推進してきた大学入試への英語民間試験、さらには国語と数学の記述式問題も土壇場で導入が見送られることになった。大学入試改革の2本柱が頓挫したのだ。 得意ぶってきた外交でも、米国には貿易で不平等条約をのまされ、北朝鮮との拉致問題は1ミリも動かず、北方領土は2島返還も暗礁に乗り上げるなど、もはや八方ふさがりは隠しようがない。 「皮肉なことに、最長記録樹立で振り返れば、長いだけで何ひとつ実績がないことがバレてしまった。長期政権は腐敗の記録でした。モリカケ問題もそうだし、極め付きが『桜を見る会』の疑惑です。オトモダチ優遇、政治の私物化、法律違反、不都合な公文書の廃棄など、安倍政権の問題がすべて詰まっている。しかも、首相本人の問題だから、役人に責任を押し付けることもできない。この問題からはどうしたって逃れられず、2020年中の退陣は避けられないでしょう」(政治評論家・森田実氏) これまで「安倍4選もアリ」としていた自民党内の空気も変化してきている。党の顔が安倍首相では次の選挙が危ういと思えば、一気に風向きが変わるものだ。各社の世論調査でも「次の首相」には石破元幹事長の名前がトップに挙がるようになった。 安倍首相の悲願とされる改憲も4選がなければ絶望的。経済も成長戦略の柱の「カジノ」は現職国会議員の逮捕で暗雲。 おごれる腐敗政権には悲惨な末路が待っている。【日刊ゲンダイ;元記事はこちら】 ◆アベ政権の何が一番いけないかと言えば「平気でウソをつく厚顔無恥さ」と「公文書破棄・改ざん」だ。予算委員会で野党の質問に正面から答弁せず、すり替え・はぐらかしの連続。都合の良い数字だけを繰り返し真実には見向きもしない知性のなさ。マスコミを恫喝し世論を操作する強権ぶり。 魔法のランプを持ったご主人様に魔人ジニーが逆らえないように、ニッポンの頭脳たる官僚の人事権を一手に握ったこの阿呆が君臨・支配できちゃう制度は大きな問題だ。野党政権でも石破政権でもいい。なるべく早いうちにおバカ宰相のご退場を願いたい。権力者には知性とそれなりの資質・清潔さが必要だ。
2020.01.02
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「news23」小川彩佳キャスター、総務省事務次官の情報漏洩問題に「更迭されるということですが、これで終わりでいいのか…」スポーツ報知 2019年12月21日8時55分 20日放送のTBS系「news23」で、高市早苗総務相がかんぽ生命保険と日本郵便の保険不正販売問題を巡り、行政処分案の検討状況を日本郵政グループに漏らしたとして、鈴木茂樹総務事務次官を停職3か月の懲戒処分にしたと発表したことを報じた。(中略) その上で「更迭されるということですが、これで終わりでいいのか。法に触れることはないんですか?」とアンカーでジャーナリストの星浩氏に尋ねた。これに星氏は「極めて悪質な事例だと思います。国家公務員法には守秘義務がありますから、守秘義務に違反することは明らかですね。それも事務次官が守秘義務を違反したことで非常に問題だと思いますね」と指摘していた。【スポーツ報知;元記事はこちら】* * *枝野氏、郵政副社長を批判「情報聞き出す方が悪い」共同通信社 2019/12/21 19:06 立憲民主党の枝野幸男代表は21日、かんぽ生命保険と日本郵便の保険不正販売を巡って総務事務次官が行政処分案の検討状況を漏えいした問題で、漏らした相手の鈴木康雄日本郵政上級副社長を批判した。「情報を聞き出した方が悪い。なぜ出てきて責任を取らないのか」とさいたま市内で記者団に述べた。 鈴木氏は元総務事務次官。枝野氏は「元々総務省の上司であり、聞こうとしたことが間違っている」と強調。「総務省の問題より、副社長の問題だ。年明けの通常国会までに責任を取って辞めていなければ厳しく追及したい」と強調した。【共同通信;元記事はこちら】 ◆漏らした側だけじゃなく聞き出した日本郵政側に問題はないか、双方に違法性はないか、そここそが問題だと思います。 辞任大臣たちと同じで、辞めたら終わりで済ませていいのか。辞める原因を作った人は? この日本郵政のドンには大きなお灸が必要でしょう。クローズアップ現代でのNHKへの圧力といい、「アンタは何様のつもりなのさ」だな。
2019.12.22
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みんなの広場これが「美しい国」ですか=無職・佐々木清次・71毎日新聞 2019年12月21日東京朝刊「桜を見る会」で、招待者にあいさつして回る安倍晋三首相 今夏、「発覚2年半 真相は闇」という記事が本紙(大阪本社版)に掲載されました。森友学園問題で大阪地検特捜部が佐川宣寿元国税庁長官や財務省職員ら全員を再び不起訴処分にしたという内容でした。 不可解な国有地売却の大幅値引き、決裁文書の改ざん、改ざんさせられたとのメモを残した職員の自殺。これほどの事件が一人として裁かれず、時の闇に。そんなことがあってよいのか! ごまめの歯ぎしりですが、そう思いました。 そして「桜を見る会」の疑惑。この件でも、これまで同様、優秀な官僚の皆さんは「文書は廃棄しました」「記録がないので分かりません」の繰り返しです。見ている方が赤面するほどですが、皆さんは恥ずかしくないのでしょうか。 そんな人たちにそんたくしてもらっている日本のリーダーにもお聞きしたい。「美しい国に」「誇りある国に」と言挙げされますが、不誠実と無責任が横行する日本のどこに美と誇りがあるのか、ぜひ教えてください。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆おっしゃる通りです。官僚さんは懸命に辻褄を合わせて庇おうとする、マスコミは官邸を恐れ尻尾を掴む努力をしない。国民は権力の腐敗より生活が大事、本気で怒る事をしない。正義ってなんだろうと思います。神や仏はこれを見ているんだろうかとも思います。 子どものころ、嘘をついてはダメ・友だちを傷つけてはダメ・他人に迷惑をかけてはダメと、父母、おじいちゃん、おばあちゃんに教えられました。現在のニッポンはそんな事はどうでもよくなっちゃってるようです。「悪いことをしようが何をしようが誤魔化せればなんでもない、謝ったら負け」と総理大臣が身を以て教えている。
2019.12.21
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山口敬之さんが会見、「官邸の働きかけがあったか?」海外記者からの質問に何と答えたのか会見では「逮捕状の取り下げは安倍政権と関係あるのか」という質問が殺到した。ハフポスト 2019年12月19日15時02分 元TBSワシントン支局長の山口敬之さんに対し、「酩酊状態で意識のない伊藤詩織さんに合意がないまませい性-行為(※)をした」などとして慰謝料など330万円の支払いを命じる判決が東京地裁であった。 控訴する意向を示している山口さんは、12月19日、外国特派員協会で記者会見した。「私の主張がまったく無視された形で、判決には納得できない」などと改めて訴えた。 山口さんは、TBSで官邸キャップやワシントン支局長などを歴任したエース記者だった。2016年5月末にTBSを退社し、フリージャーナリストに転身。翌月、安倍晋三首相について記した著書『総理』を出版したため、官邸に近いジャーナリストとして知られていた。 そのため、会見では「逮捕状の取り下げは、安倍政権と関係あるのか」という質問が殺到した。 海外メディアなどとの一問一答は以下の通り。ーー逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは、「上級国民」(日本語で質問)だからではないのですか?記者としての意見を聞かせてください。総理大臣の力を借りたんじゃないですか?いや、まったく思わない。逮捕状が出ていることを知りようがない。警察が来るまで、自分が捜査対象であることも知らなかった。ーー政治家や官僚にも頼んでいないと仰るが、その時、もしくは事後に、どなたかが官邸なり菅さん(菅官房長官)なりに働きかけをした、というのはまったくお聞きになっていないのか。もし働きかけがあったとしても、山口さんは知らなかったのか。はっきりと申し上げられるのは、この事案について、私はどの政治家にも警察にも、官僚にも、要するに誰にも何もお願いしていない。それ以上のことは私は何も聞いていない。私の知らないところで何かが起きていたかというのは私がお答えするのは適切ではない。また、それについて、何かが動いたという話を間接的に聞いたことは一切ありません。 ーーあれだけ報道があり、しかもご自分のことなのに確認もされていないということなんですね。まず私は犯罪を犯していません。捜査されていることも知らなかったので、誰にも頼めなかったということをご理解いただいた上で、報道が出た後は特に、私が誰かに電話したりメールすることが誤解を招くということで一切の連絡を絶ちました。なので、通常の連絡もしていませんので、どの政治家にも官僚にも頼んでいません。ーー官僚とか政治家には全く何も頼んでいないと仰いましたが、北村さんという方に週刊新潮からの質問を転送されています。これが内閣情報官の北村滋さん(当時)ではないかと言われています。もし違うのであればどの北村さんでしょうか。本当のレイプ被害者は笑ったりしないとおっしゃったと報じられている。(※編集部注)山口さんが考えている被害者が取るべき態度とはどういうものだと思っているのか、何を根拠にしているのか。北村さんにメールを送ったかどうかすら認める必要もないと思うんですが、メールは送っています。これは事実です。これは、私の父が弁護士をしておりまして、父は去年亡くなったんですけれども、その関係者の北村さんという方。知人といいますか、父の友人の方です。これ以上はその方にご迷惑がかかるので申し上げませんが、この北村さんは、北村滋さんとは全く別の民間の方です。2点目は、江川さん(質問したフリージャーナリストの江川紹子さん)の質問が非常に不正確。私は、性犯罪被害に遭った方が笑ったりとか幸せそうにしないという発言は一切していません。それに類する誤解をしたとすれば、昨日の記者会見では、私のところに性犯罪を受けたという方から私のところにご連絡をいただいたと。ご本人が性犯罪被害者ですので、そのご本人から、本当に被害を受けた人の表情や行動についてご説明くださったと。その類似の説明をしましたが、私が性犯罪被害者がこういう行動をするかどうかということは私はまったく知りませんので、私はまったく申し上げていませんので、そこは訂正してください。【ハフポスト;元記事はこちら】(※ 楽天ブログでは「せい(性)行為」という単語が許されないようですので書き換えました、レイプや性犯罪はいいのに???) ◆山口氏は「私から見れば、伊藤さんは嘘つきの常習犯です」と日本外国特派員協会の会見で述べているそうです。しかしこの海外メディアとの質疑を読めばどちらが“嘘つきの常習犯”か誰でも容易に想像がつくと思います。「官邸の番犬」警察庁官房長がこの総理ベッタリ記者の逮捕状を握りつぶしたことは、表には出ないけれど有名な話ですから。官邸には正義に勝る価値観があるらしい。 アベ友はいいなぁ、いろいろな便宜を払ってもらえる。“桜を見る会”で税金で飲み食いができるわ一流ホテルで5000円で飲み放題食い放題もできる。国有地を格安で手に入れられる、他大学を出し抜いて学部新設許可がもらえる。挙句の果てに事件のもみ消しまでやってもらえる。アベさんのオトモダチになりたいなぁ。
2019.12.21
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桜を見る会 官僚「のらりくらり答弁」の背後に何があるのか毎日新聞 2019年12月16日05時30分野党ヒアリングで議員からの質問に答える酒田元洋・内閣府官房総務課長(右から2人目)=国会で2019年12月6日午後1時8分 「承知したとは言ったが、確約はしていない」「持ち帰って検討したい」――。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」について、野党による政府側へのヒアリングが続いているが、政府側からは、のらりくらりとした返答ばかり。特に「60」をめぐる問答でそれが目立つ。「ジャパンライフ」元会長に届いた案内状に記されていた番号である。あしき「官僚答弁」を振り返り、なぜこんなことになるのかを考えた。発端はまたも田村智子議員の質問 「60」が最初に脚光を浴びたのは11月25日の参院行政監視委員会での田村智子議員(共産)の質問だった。桜を見る会の問題に火を付けた人である。 田村氏は、悪質なマルチ商法を展開した容疑で警察の家宅捜索を受けたジャパンライフの山口隆祥・元会長に2015年の桜を見る会への案内状が届き、そこに「60」という番号が振られていたことを明らかにした。 さらに、案内状を封筒に入れる作業を業者に指示した内閣府の仕様書を示し、14年は「60~63」が「総理、長官等推薦者」に分類されていたことも指摘した。 ここから「60」が「首相枠」を意味する番号ではないかという野党の追及が始まる。「わかりました」とは言ったが「確約したわけではない」 立憲民主、国民民主、共産、社民(後にれいわ新選組も参加)の各党による追及本部は関連する担当者を呼んでヒアリングをしているが、最も長時間にわたって矢面に立たされているのは、桜を見る会を所管する内閣府の酒田元洋・官房総務課長だ。そして、「のらりくらり」が際立つのも酒田氏。例えば次のような具合だ。 <11月29日> 今井雅人衆院議員(無所属) 「60~63」のそれぞれの違いは何か。「60」は誰を指すのか。 酒田課長 既に(名簿を)廃棄しており、現時点でどなたか確認するすべがありません。 今井議員 「60~63」の違いを担当者に確認してもらえないか。 酒田課長 ……承知しました。 <12月3日> 黒岩宇洋衆院議員(立憲民主) 確認をお願いしていたが、どうなったか。 酒田課長 ご指摘の番号は、招待状の発送を効率的に行うために便宜的につけているものです。桜を見る会の終了をもって、使用目的を終えたということから、内閣府において情報を保有していないというところでございます。 野党議員 ちょっとちょっとちょっと。こちらは担当者に確認してほしいと言った。 酒田課長 当時の担当者を特定できるとは申し上げましたけれど、確認するというところまで確約したのかというと……。 (会場騒然。「えーっ」「待て待て待て」) 野党議員 私はお願いしたはずだ。(あなたは)「わかりました」と言った。 酒田課長 「わかりました」というのは、趣旨は理解しましたけれども、必ず確認してきますと申し上げたわけではなく……。 野党議員 なぜ(担当者に)聞かないのか。 酒田課長 4、5年前のことですので、聞いてもですね……。 黒岩議員 聞いたのか、聞いていないのか。 酒田課長 現時点では聞いておりません。 黒岩議員 聞いていない理由は? 酒田課長 「担当者が特定できるか」と聞かれまして、「わかると思います」と申し上げましたが、その者に確認をしてくださいということも承っておりますが、それを私どもでどう対応するかまでは「わかりました」と申し上げたわけではないということです。 黒岩議員 課長、次回までに担当者に確認すると確約してほしい。 酒田課長 確約はなかなかできない……。 野党議員 首相が止めているのか? 酒田課長 違います。止めているとか、止めていないでなくて、そういった方向で行こうとはまだなっておりません。「官邸と呼吸を合わせて対応している」 以降、「確認したのか」「検討中」という問答が、現在に至るまで延々と繰り返されている。口調は丁寧ながらも「絶対に言質は取らせない」という決意のようなものが伝わってくる。 なぜ、酒田氏は態度を崩さないのか。前川喜平・元文部科学事務次官に聞いてみた。 「『とにかく真相を明らかにしない』という大前提があって、そのために毎回、その場しのぎの理由づけをしているように見えます」 背後には首相官邸の存在があると断言する。「指示が出ているかどうかは知りませんが、両者が呼吸を合わせて対応しているのは間違いありませんね」出世コース「官房総務課長」 そして、官房総務課長は出世コースのポストだ。前川さん自身も文科省で官房総務課長を務め、そこから約10年かけて事務方トップの事務次官に上り詰めた。 「酒田さんが野党の要求に応じるまま事実を明かしてしまえば、官邸の意向に背いたとして飛ばされてしまう可能性がある」 憲法15条には「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」と書かれている。「国民ではなく一部の権力者への奉仕者になってしまっています」「首相は責任をすべて役人に押しつけている」 ただ、前川さんは元官僚として一方的に酒田氏を責める気になれないという。 「整合の取れない答弁を繰り返す姿を家族に、そして国民にさらしている。気の毒ですよ。悪いのは安倍首相です。政治の責任をすべて役人に押しつけてきた。森友学園問題では、国有地を格安で払い下げたのは財務省の近畿財務局、文書改ざんは理財局がやったことにしました。今回は首相自身の疑惑です。最大の説明責任が求められているにもかかわらず、国会で十分な説明をせず、また役人に責任転嫁している。政府の最高責任者としてあるべき姿ではありません」【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆人をバカにしてるのかと言いたくなるほどの「のらりくらり」ぶり。野党をなめているのかと思いきやそうではないらしい。国民・国家のために本当のことを言いたい気持ちも(おそらく)あるんだろう。でも自分の立場を守るため、自分の部下や家族を守るために、命がけでとぼけているということか。こんな官僚に誰がした。
2019.12.16
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税金そして国家の「私物化」 桜を見る会何が問題か 前編毎日新聞 2019年12月14日07時00分2019年の「桜を見る会」であいさつする安倍晋三首相=コラージュ 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」問題。「前夜祭」「首相枠」「名簿の廃棄」「60番」「ジャパンライフ」――。新しいキーワードが次々と噴出するあまり、混乱している人も多いに違いない。「いつまでやっているのか」「もっと大事なことを取り上げろ」との声も聞こえてくる。しかし、その批判は違う、とあえて言いたい。今回の問題には日本という国の根幹に関わる問題が凝縮されているからだ。では、いったい何が本質なのか、2回にわたって考えたい。前編は東京・新宿御苑で開かれた「桜を見る会」本体について。税金で支援者を「接待」 「桜を見る会は国の公式行事で、当然税金が使われています。そこに首相個人の支援者を多数招待したとなると、首相が税金を自分の財布にしたようなものです」 そう表現するのは、田中信一郎・千葉商科大准教授(政治学)だ。田中氏はかつて、新党さきがけの田中秀征衆院議員、中村敦夫参院議員の秘書を務め、民主党政権で内閣官房国家戦略室上席政策調査員として政府の仕事に携わった。その後も長野県総合政策課企画幹などを歴任し、政治や行政の現場をよく知っている。 「本来、税金は国民全体の福祉や公益のために使われるものです。にもかかわらず、桜を見る会では、それが個人的な支援者の接待に回されていたというわけです」 首相らが自由に招待者を選べたのかどうかについて菅義偉官房長官は当初「総理枠、政治枠といった特別なものはない」と、否定していたが、結局、今年は首相推薦の招待者が約1000人、さらに自民党推薦が約6000人いたことを認めた。そしてこれらの「枠」は、実はもっと多かったのではないか――というのが、今取り沙汰されている疑惑だ。 招待者の中に「60」という数字が振られた案内状を受け取った人たちがいる。野党は内閣府の資料から首相枠を示す番号の可能性が高いとみており、その後に2000や3000番台の番号のついた案内状を受け取った人もいることから「首相枠は本当は1000人以上いたのではないか」と疑っている。 そして、マルチ商法が社会問題となり、強制捜査を受けた「ジャパンライフ」元会長、山口隆祥氏もその中に含まれていた疑惑が浮上している。「何が悪い」相次ぐ発言 だが、首相に近い人物や自民党幹部からは、支援者を招くことの何がいけないのかと言わんばかりの発言が相次いだ。安倍首相の秘書だった前田晋太郎・山口県下関市長は11月18日の記者会見でこう述べた。 「選挙で勝って、主催になって、多くの方に喜んでもらえるのは悪いのか」 「何十年も頑張って応援してきた議員がトップをとって、招待状が届いて、『今まで応援してきてよかったな』となるのはよいのでは」 自民党の二階俊博幹事長も11月12日の記者会見でこう言った。「誰でも議員は、選挙区の皆さんに機会あるごとに、できるだけのことを呼びかけて参加いただくことに配慮するのは当然だ」「(議員枠が)あったって別にいいんじゃないですか。何か特別問題になることがありますか」 これらの発言は、安倍首相や自民党議員の支持者には「ウチの先生は人情に厚い」と響くかもしれない。だが、民主党政権時代に当時の首相側近や党幹部が同じことを言ったとしたらどうだろうか。 田中氏は言う。「首相が支援者のために税金を使うのは不公正です。政権維持のために接待したことになる。これはどんな政党が政権に就いても同じこと。主義主張は関係ありません」私費で有権者接待は犯罪 では、税金ではなく、首相のポケットマネーなら支持者を接待していいのか。答えはノーだ。それは公職選挙法で禁止されている買収という行為になる。 選挙の時に有権者に「飲ませ食わせ」、いわゆる供応接待をして候補者や陣営幹部が公選法の買収罪などで起訴される例は国政、地方を問わずある。さらに、候補者が直接関係していなくても、陣営幹部の有罪が確定すれば連座制が適用されて当選が無効になることもある。それだけ買収は厳しく禁じられているのだ。 それはなぜか。公選法の罰則規定に詳しい立命館大学法科大学院の松宮孝明教授(刑法)は言う。 「選挙は民主主義の基本です。有権者が政党や候補者の主張を判断したうえで自由な意思による投票で行われなければなりません。ですが、供応接待をすれば、有権者が誘導されて票を入れてしまう可能性があります。これではカネで民主主義がゆがめられてしまう。だから罰則を設けて禁止しているのです」 つまり、民主主義の根幹に関わる問題なのだ。飲食物は総額2191万円 今年の桜を見る会では、次のような飲食が提供された。小西洋之参院議員(無所属)の問い合わせに内閣府が答えた。 それによると、料理は▽山菜がトッピングされた茶そば3000食▽老舗惣菜店が実演で提供した焼き鳥7000本▽タケノコご飯・赤飯各7000食▽フライドチキン4500個――だった。飲み物は▽安倍首相の地元・山口県の銘酒として知られる獺祭(だっさい)を含む日本酒40本▽たる酒4たる▽甘酒・紅茶・緑茶(それぞれホット)各2500杯――など。このほか、和菓子と洋菓子の詰め合わせがそれぞれ1万8000パック用意されるなど、業者との契約総額は2191万3232円だった。買収にならないのか なかなか豪華なメニューだが、これらのもてなしは買収にならないのか。 政府は「招待者は最終的に内閣官房及び内閣府で取りまとめており、推薦された人がそのままではない」(大西証史・内閣審議官の国会答弁)として、飲食物提供は買収にあたらないとの見解だ。 だが、松宮氏の見方は違う。「買収に当たると考えていいと思います。『安倍晋三』という衆院議員が自身の後援会を使い、自分の選挙区の有権者を招いて利益を与えた。後援会は国会議員を応援して当選させる目的の組織なので、公選法の買収罪における『当選を得させる目的をもって』の部分に該当します。捜査機関は本腰を入れて捜査をすべきです」 また、今年の桜の会には今夏の参院選で改選だった議員に多くの枠が割り当てられていた。選挙を控えた議員の枠を増やし、そこに後援者が多数参加していたなら、やはり「同じように公選法違反の可能性が出てくる」(松宮氏)という。「私人」昭恵氏に推薦枠 こうした状況から浮上してきたのが、「私物化」というキーワードだ。 例えば、首相夫人の安倍昭恵氏にも推薦枠があることが明らかになっている。しかし、政府は2017年3月に「首相夫人は私人」と閣議決定し、今年11月29日にも「首相夫人は公人でなく私人との認識は変わりない」との答弁書を改めて閣議決定した(熊谷裕人参院議員=立憲民主=の質問主意書への回答)。この答弁書は、昭恵氏が桜を見る会に出席したのは「首相の公務の遂行を補助する一環」とも記している。「森友・加計」との共通点 しかし、前出の田中・千葉商科大准教授は「私人なら公的行事への招待者は推薦できないはず。夫婦で税金を私物化しているとの批判は免れない」と指摘する。そして「首相の『私物化』は今回が初めてではない」とも。 それは「森友・加計問題」だ。森友学園問題では安倍首相の支援者だった籠池泰典理事長(当時)が設立を予定していた小学校の用地として、国有地が大幅に値下げされた。首相の妻昭恵氏はこの小学校の名誉校長に一時就任していた。加計学園の加計孝太郎理事長は首相の友人。その学園の大学獣医学部開設の手続きが、加計学園に有利に扱われた疑いがある。 田中氏は言う。 「これらは税金というより、首相の権限が私物化されたケースです。税金も権限も、となれば、安倍首相は国家を私物化しているということになります」潔白が証明の名簿破棄 それらに付随する形で深刻な問題となっているのが、公文書の廃棄だ。 今年の桜を見る会にいったい、どんな人物が何人参加したのか。政府が潔白を主張するのであれば、招待者の名簿さえ公開すればすぐに証明できる。だが、内閣府は名簿を5月9日に大型シュレッダーで細断して廃棄したと説明している。 捨てた理由について政府は、招待者名簿は保存期限が1年未満の文書であり、「個人情報を含んだ膨大な文書を適切に管理する必要が生じるため、内閣府は遅滞なく廃棄している」(菅官房長官の国会答弁)などと説明している。復元「考えていない」 だが、名簿がシュレッダーにかけられたのは、宮本徹衆院議員(共産)が桜を見る会について内閣府に資料を請求した約1時間後だった。証拠隠滅を図ったのではないかと疑われても仕方のないタイミングだ。しかし、内閣府は「連休前に予約を入れたら5月9日しか取れなかった」(酒田元洋・官房総務課長)と繰り返し、偶然だったとの主張を貫いている。 三権分立制の日本では、国会には行政をチェックする責任がある。要求された資料を行政が破棄したのでは国会はチェック機能を果たせず、形骸化しかねない。 野党の追及で、政府は紙の名簿を処分した後も電子データがしばらく残っていたことは認めた。コンピューターのデータは削除しても記憶媒体に残っていることが多く、技術的に復元できる場合があることが知られている。だが安倍首相は12月2日の参院本会議で「復元不可能」と答弁。12月10日には中谷一馬衆院議員(立憲民主)の質問主意書に対し「復元することは考えていない」との答弁書を閣議決定している。公文書は政府の所有物ではない 公文書管理法の1条はこううたっている。 「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るもの」 公文書は政府の所有物ではなく、主権者である国民と共有しなければならないという理念だ。公文書も税金で作られる。都合が悪いからと意図的に公文書を捨てたり削除したりしていたとしたら、それは民主主義をないがしろにする行為にほかならない。 「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」――と、菅官房長官も自著「政治家の覚悟 官僚を動かせ」(文芸春秋企画出版、2012年)で指摘している。旧民主党政権下、東日本大震災に関する会議の大半で議事録が残されていなかったことを批判した一文である。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「(議員枠が)あったって別にいいんじゃないですか。何か特別問題になることがありますか」と怖い顔で記者を睨んだ自民党幹事長の会見が忘れられない。あそこでどこか一社でもムキになって食い下がって欲しかったがそういう記者はいなかった。わたしは二階さんに“桜を見る会”を公費で催す必然性を問うてみたい。 菅官房長官のブーメランへのツッコミもまことに甘い。「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と民主党政権をしっかり批判したのであれば自分の行動にも責任を持ってしかるべきだ。説明にもならない屁理屈を繰り返さざるをえない自分に嫌気がささないか。権力の座につくと主義主張は変わるのか。バックアップは公文書じゃないなんて正気とは思えない。 証拠となるべき公文書をまたまた破棄し復元はできないと言い張る。辻褄があわなくなれば改竄もする(させる)。こういうことがまかり通るのが権力であるようだ。近頃は世界のあちらこちらで同じような強弁を聞く。権力の座にあるものはもっと謙虚でなければならないとつくづく思うのです。知性と理性のない者を権力者にしてはいけませんね。
2019.12.14
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