本の虫の読書ノート

本の虫の読書ノート

2023.04.18
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カテゴリ: 吉沢久子

一人暮らしを始めて30年経った頃のエッセイです。




ご主人を亡くしてから、「お寂しくないですか?」とか「大変ではないですか?」と
聞かれることがおおいけれど、私は「ひとりがいいから選んだ」ときっぱり。

家事評論家としてのお仕事もされていたので、
社会とも繋がっていたし、気持ちも自立もしていました。

それに、近くにお住いの甥御さんの手助けを得ながらの暮らしでした。

それでも、心の柔軟さや家事を愉しみとする姿勢は学びたいもの。
小さなことに喜びを見出すところは、特に真似たいですね。

私は家事が苦手で、あまり好きではありませんでした。
義務感で仕方なくで、時間があると本が読みたい方でした。

でも、吉沢さんの本を読むことでだんだん家事が好きになり、
梅干し作りや味噌の仕込みまでするようになりました。

家事を丁寧に、と言っても完璧主義ではありません。

上手に手抜きして、クスッと笑っているような、
暖かい気持ちが伝わってくるようなお人柄。

生き方に行き詰まったときや気持ちが落ち込んでいる時、
何度も読み返している一冊です。
また頑張ろうという気持ちにさせてくれます。









100歳の100の知恵 (中公文庫 よ57-5) [ 吉沢 久子 ]
101歳。ひとり暮らしの心得 (中公文庫 よ57-3) [ 吉沢 久子 ]
100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ (幻冬舎新書) [ 吉沢久子(評論家) ]






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Last updated  2024.05.31 06:09:52
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