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2024.05.15
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「毎日更新」読レポ第2074

カール・ロジャーズ

~カウセリングの原点~

著:諸富祥彦
発行:㈱KADOKWA

第6章 1955年ロジャーズとジャンドリン

 TAE(thinkig (ティンキング:考え)at the edge(エーッジ:角)(1/4)

 TAE(thinkig (ティンキング:考え)at the edge(エーッジ:角)は、2004年にジャンドリとメアリー・ヘンドリクスがステップ化した概念形成(concept(コンセプト)-formation(フォーメーション)と理論構築(theory(ティリー)-constrction(ケインテラクション))のための方法である(Gendin & Hendricks、2004)ジェンドリンの暗黙の哲学(philosphy(テリスピー:哲学) of the implicit(エンプレセ:暗黙))を背景に持つ。まだ言葉にはなっていないけれど、たしかにわかっているもの(フェルトセンス)を手がかりにした概念形成と理論構築の方法である。

 それは、次の3つのパートと14のステップからなる。

パートⅠ:フェルトセンスから語る

①フェルトセンスを確かめる。
②フェルトセンスの中に論理以上のものを見つける。

③通常の語義を言いたいのではないことに気づく。

④これからの語に自分が言わせたかったことを表現する文ないしは新鮮な語句を書く。

自分がそれぞれの語りに言わせたかったことを、言語学的には普通ではない新しい語句を書くことによって、再度拡張する。

パートⅡ:側面(具体例)から型(パターン)を見つめる

⑥側面(具体例)を集める。

⑦各側面(具体例)が詳細な構造を与えるようにする。

⑧各側面(具体例)を交差させる。

自由に書く

パートⅢ:理論形成

3つの用語を選び、それを連携する

各用語の間の本来的な関係を問う

最終的な用語を選び、それらを相互に関連づける

⑬自分の理論を自分の分野の外に適用する。
⑭自分の理論をその分野で拡張し、応用する。

 TAEは、もともと、ジャントリンがシカゴ大学大学院の「理論構築」の授業で用いていた方法を。2004年に妻のヘンドリクスと共にステップ化したものである。

TAEとは、何か言葉にしようとするのだが最初はぼんやりとした 身体的な感覚 (bodily (バドウィ―:肉体的) sense(センス)。 としてだけ浮かんでくるものを新しい用語を用いてはっきりと表すための系統立って方法である 。(Gendlin,2004)

と著者は述べています。

 ここでは、ジャントリンとその妻のヘンドリクスと共に3つのパートと14化した、TAEを述べている。TAEとは、何か言葉にしようとするのだが最初はぼんやりしていたが、身体的な感覚から浮かんでくるものを新しい用語を用いてはっきりと表すための系統立って方法のステップアップする方法のようだ。
 この一部は、私の知っているファシリテーションでの話し合いで、よく用いる「KJ法」にでも、参加者が話し合いでの自分の考えや思いなどがぼんやりしているモノを、各自で自分の中で考えて、考えて(ここでは、本来的な関係を問う)、浮かんで来た事を言葉化して付箋に書いていく(ここでは、相互に関連づける)ことと、大まかには似ている。
 最初の話し合いでは、参加者の中では、ぼんやりしていたものが、自分自身の中の自分に問うことで、ぼんやりしていたモノが次第に言葉化へと変化していく。もちろん、すべてでは、無いが。ぼんやりしていたものが、自分自身の中の自分に問うことで、ぼんやりしていたモノが次第に言葉化へと変化していく。私が話し合いのファシリティターしていた時にそのようなことが起きていた。ぼんやりしていたものが、自分自身の中の自分に問うことで、ぼんやりしていたモノが次第に言葉化のカガク反応と言ってもいいのではないだろうか。





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Last updated  2024.05.15 03:23:38
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