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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.06.28
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 本著で紹介されている患者と医師との言葉のやりとりの内容は、
 セックス、不倫、失恋、薬物、アルコール等々、まさに人生相談そのもの。
 これって、診療室でなく、どこか他の場所で語られるべき事柄では?

 もちろん、その悩みが原因で、本当に精神的に病んでしまっており、
 薬の処方や医療的行為が為されるべきと思われるケースもあったけれど、
 多くのものは、ちょっと場違いな印象を受けるもの。
 「何だかなぁ……」というのがホンネ。

でも、そんな話が持ちこまれるほどに、
精神科を訪れるということに対する敷居が低くなったのは間違いない。
しかしながら、その敷居の低さは、別の問題を生み出しているようだ。
それは「流行」。

  当時は、トラウマ理論全盛の頃で、入室してくるなり、
  自分がいかにAC(アダルトチルドレン)であるかをとうとうと、
  述べる患者さんで、診療室はあふれかえっていました。
  自称ACの渦の中に殆どの精神科医はまきこまれ、
  その余りの親に対する攻撃ぶりに、ちょっと違和感を感じながらも、
  とりあえずは受容的に接することに追われる毎日でした。(中略)
  そんな一~二年が過ぎるうちに、斉藤先生自身が、
  AC概念を一般家庭にまで広げすぎて、いろいろ問題点が出てきてしまったので、
  ACはアルコール依存症家庭に限定したいと理論修正をしてしまいました。(中略)
  それが『アエラ』誌上で発表されるやいなや、
  あっと言う間に、自称AC患者は姿を消してしまいました。
  そのあとは、多重人格ブームがきて、一時期は、連日のように
  自称多重人格者(乖離性同一性障害)が、訪れてくるようになりました。(中略)
  今は、リストカットとパニック障害と過食症が全盛です。(p.262)

これは、本著の『文庫版のあとがき』に書かれたものであり、
本著(文庫版)が出版されたのは、2005年5月のことである。
そして、現在、2009年6月、
最近の流行は、やはり「うつ」ということになるのだろうか。





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Last updated  2009.06.28 10:21:01
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