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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
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Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.07.11
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カテゴリ: 文芸

 これまで、長編小説だけを読んできたけど、
 ちょっと一服という感じで、短時間に気楽に読めるものを。
 でも、そこにはちゃんと村上ワールドが。

 阪神大震災の後、その関わりの中で書かれた作品たち。
 そこには、喪失感や自己の所在の無さ、精神世界の混沌が。
 さらに「?」の世界も広がっている。
 まさに、村上ワールド。

   ***

  何が夢で何が現実なのか、その境界線を見定めることができなかった。
  「目に見えるものがほんとうのものとは限らない」、
  片桐は自分自身に言い聞かせるようにそう言った。(p.185)

これは『かえるくん、東京を救う』に出てきた一節。
村上ワールドのキーとなる言葉。
本著に収められた6つの作品の中でも、
私のお気に入りは、この『かえるくん、東京を救う』と『蜂蜜パイ』。

カエルくんは、最後あんなことになっちゃうけど、
「やり遂げた」感は、ちゃんと残るし、
蜂蜜パイのほうは、私がこれまでに読んだ村上作品ではありえないような、
正真正銘のハッピーエンドで、とっても前向きな締めくくり。

きっと、震災で衝撃を受けた全ての人たちに向けての、
シャイな村上さんから、精一杯のエールであろう。





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Last updated  2009.07.11 11:28:53
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