ベン・ウェブスター(Ben Webster)は、デューク・エリントン楽団でテナーのソリストを務めた。本盤は、その彼が、カウント・ベイシー楽団のトランぺッターとして活躍したハリー・エディソンこと“スウィーツ” エディソン(Harry “Sweets” Edison,ちなみに、スウィーツという愛称はレスター・ヤングが名付けたとのこと)と共演した盤である。上に書いた通り、『ベン・アンド・‟スウィーツ”(Ben and “Sweets”)』というタイトルの盤だが、これと同じ内容は『ウォンテッド・トゥ・ドゥ・トゥゲザー(Wanted to Do One Together)』の表題でも世に送り出されている。