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2005年08月16日
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テーマ: ニュース(100336)
カテゴリ: ニュース
2週間くらい前だったと思いますが、大江健三郎氏と岩波書店が沖縄戦の集団自決の記述をめぐって提訴されたというニュースを読んで、変な報道だと思っておりましたが、今日の朝日新聞の連載コラム「伝える言葉」に、大江氏本人がそのことについてコメントしています;



 そこで、ここでは右の事実をのべるにとどめますが、私はこの裁判についてできるだけ詳しい報道がなされることをねがっています。求められれば、私自身、証言に立ちたいとも思います。その際、私は中学生たちにもよく理解してもらえる語り方を工夫するつもりです。
 それというのは、この訴訟が、中学校の教科書の沖縄戦についての文章を書き変えようと積極的に推し進められている自由主義史観研究会のメンバーたちのキャンペーンと、狙いの定め方も攻撃ぶりもまったく同じであるからです。私としては、なりよりも慶良間諸島から沖縄列島をおおって、どのように非人間的なことが「日本軍」によって行われたか、そしてそれがいかに読み変えられようとしているのかの実態を示したいのです。


2005年8月16日 朝日新聞朝刊 12版24ページ「伝える言葉-戦争、記憶し続ける力を」から引用

自由主義史観研究会やそれに同調する人々が何を企てているのか、明らかにしてほしいと思います。






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最終更新日  2005年08月16日 10時02分50秒


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