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廬さんは仕事で来日も多く、日本語が堪能で、同じ男性だけの合唱団ということに親近感を覚えたという。
互いに行き来して相手の合唱団の練習にまで顔を出す団員が相次ぐなか、「いっそのこと合同で演奏会をやろう」と話が盛り上がった。
5日に水原(スウォン)市、6日にはソウル市で開く。韓国人や現地の日本人駐在員など約4500人が聴衆として集まる予定。「浜辺の歌」など日本の曲に加え、「郷愁」や「懐かしい金剛山」といった韓国の曲を一緒に歌う。
「素人」といっても、合唱団歴は20年。楽譜も読めなかったカラオケ好きの集団が、いまではプロのボイストレーナーを招いて発声練習に励む。最高齢は78歳で、半数以上はリタイア組だが、「繊細なハーモニーはまだまだ健在」と団長の七戸良雄さん(64)。ハングルの発音も来日した廬さんから学び、準備は万端だ。
自身もリタイア組の七戸さんは「政府間ではいろんな問題があるが、音楽に国境はない。演奏会を通じて両国の交流の輪を広げ、多くの韓国人と心のつながりをもちたい」と話している。
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