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2010年10月09日
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カテゴリ: 歴史認識
 歴史上の事実を事実として認めることを「自虐的」とか「反日的」という者を批判する投書が、9月17日の東京新聞に掲載された;




 日本軍がアジア諸国で行った残虐行為の非を認めることを、「反日的」だと呼ぶ向きがある。だが、軍国主義日本(軍日)の非を認めることは、「反日」ではなく「反・軍日」と言うべきだろう。

 日本で生まれ育った私は「反日」には到底染まりそうにないが、「反・軍日」の思いは強い。

 戦後、ドイツは一貫して「反・ナチス」を明確にすることで、欧州諸国の信頼を回復し、欧州統合を実現してきた。同様に「軍日」が行ったことを徹底的に検証し、「反・軍日」を貫いていくことが、アジア諸国の信頼を回復する前提になるだろう。


2010年9月17日 東京新聞朝刊 11版S 5ページ「発言-軍国日本の検証が必要」から引用

 この投書が主張するように、戦後の日本は軍国主義と決別したのであったが、その認識に乏しい者が一部国民の中にいて、天皇も首相も「国策を誤った不幸な時代があった」と反省しているにも関わらず、「誤った国策」の存在を認めようとしない者がいるのは、嘆かわしいことである。







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最終更新日  2010年10月09日 21時27分53秒


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