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韓国のホームドラマには、ひんばんに、もんぺをはいたハルモニ(おばあさん)が登場する。植民地時代の名残りなのだろうと勝手に想像していたが、こんな痛ましい歴史が隠されていたことは、まったく知らなかった。好んでもんぺをはいていた祖母の姿と重なって、むしろ、なつかしい気持ちでみていた。
韓国の番組をみるようになって3年。自分は偏向教育を受けたのではないか?という疑問が日ごとに大きくなっている。こんな言葉はないだろうが、日本の加害史、という分野はまったくといっていいほど教えられてこなかった。
漠然とした不安が現実のものとなったのは、NHKの日韓討論番組で、息子と同い年の27歳の青年が「植民地支配はやむを得なかった」と言ったのを聞いた時だ。あまりの倣慢さに呆れかえった。せめて自分の孫には、きちんとしたことを教えなければエライことになると強く思った。
二度と再び、もんぺを強要するような、恥ずかしい国にしてはならない。
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