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2010年10月29日
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カテゴリ: 歴史認識
 韓国のテレビ番組を視聴している読者が、8日の「週刊金曜日」に次のような意見を投書している;




 韓国のホームドラマには、ひんばんに、もんぺをはいたハルモニ(おばあさん)が登場する。植民地時代の名残りなのだろうと勝手に想像していたが、こんな痛ましい歴史が隠されていたことは、まったく知らなかった。好んでもんぺをはいていた祖母の姿と重なって、むしろ、なつかしい気持ちでみていた。

 韓国の番組をみるようになって3年。自分は偏向教育を受けたのではないか?という疑問が日ごとに大きくなっている。こんな言葉はないだろうが、日本の加害史、という分野はまったくといっていいほど教えられてこなかった。

 漠然とした不安が現実のものとなったのは、NHKの日韓討論番組で、息子と同い年の27歳の青年が「植民地支配はやむを得なかった」と言ったのを聞いた時だ。あまりの倣慢さに呆れかえった。せめて自分の孫には、きちんとしたことを教えなければエライことになると強く思った。

 二度と再び、もんぺを強要するような、恥ずかしい国にしてはならない。


2010年10月8日 「週刊金曜日」818号 61ページ「投書-もんぺ」から引用

 この投書が言うように、朝鮮の植民地支配はやむを得なかったなどという考えは、サンフランシスコ講和条約に反しわが国政府の見解とも矛盾するもので、国際社会に対して恥ずかしい考えであるということを、私たちは忘れるべきではありません。また、国民の中にそのようなことを言う者が出てくるのは、戦後の政府の姿勢と学校教育に問題があったためであり、今後の政府は問題の解決のために努力するべきです。






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最終更新日  2010年10月29日 18時25分26秒


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