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2010年10月30日
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カテゴリ: 政治問題
 世論と国会議員のあり方について、13日の東京新聞コラムは次のように述べている;




 結果の是非は別にして、国会議員票を投じる面々の中に、世論調査の傾向と違(たが)わぬ判断をすることが議員の使命だといわんばかりの発言をする者が、少なからずいたことが気になる。

 有権者代表だから、国民の声は無視すべきではないが、 国会議員たるもの世論におもねらず、国民全体、より長期的な利益を視野に入れて決断するという心意気があってしかるべきだ。

 世論調査結果に依拠して政治を行うことが良いことなら、議員など要らない。

 自治体に目を転じてみると、名古屋市や鹿児島県阿久根市で、市長と議会との対立が報じられている。

 市長の強権的な態度に、より注目が集まるが、根底にあるのは地方議会における 代議制の機能不全 ではないのか。議会が市民の信頼を得ていると、胸を張って言える状況だろうか。

代議制が機能せず、世論と権力とが直接結び付いたとき、いかに危険な道を歩むのか は、洋の東西を問わず歴史が教えている。

 今こそ、国会においても地方議会においても、代議制を鍛え直すべきときだ。それが真撃(しんし)な議論を通じて最適の結論を出す「熟議」の時代の、必要条件でもある。   (豊田洋一)


2010年10月13日 東京新聞朝刊 5ページ「私説 論説室から - 代議制を鍛え直そう」から引用

 名古屋市や阿久根市で、市長と議会の異常な対立があり、何が起きているのか不思議に思っていたが、どうやら「代議制が機能不全」に陥った症状であるらしい。では、何故代議制が機能しなくなったのか、機能を回復するには、どうしたら良いのか。







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最終更新日  2010年10月30日 21時31分46秒


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捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

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