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2016年07月09日
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テーマ: ニュース(100344)
カテゴリ: 政治問題
 選挙戦まっただ中、3日の「しんぶん赤旗」は野党4党の統一候補応援で沖縄入りした「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表の演説を紹介している;





 沖縄県民の力でこの選挙を勝ち抜き、何としてもイハ洋一さんを国会に送っていただきたい。イハさんは野党4党の統一候補です。したがって、4党代表が集って、訴えているわけです。とくに、(日本共産党の)志位和夫委員長と並ぶのは、たしか今日で5回目です。

 私の支援者は俗にいう保守系ばかりです。 1回や2回はいいけど、なぜ志位委員長と5回も6回もやるのか、という人もいます。 私はそうした人たちにいうのです。 では、いまの安倍内閣を続けていいのか、と。 そうすると、いや、それは困る、絶対に代えてほしいという答えです。それならば、安倍内閣を退陣させよう。 同じ思いの人が力をあわせて選挙をたたかうことに何の問題があるのか。

 政治は生活です。政治は国民の命と暮らしを守る。それが使命であり責任です。安倍内閣はこの使命を忘れ、強権的な政治を実行しています。何としても私たち野党4党は、この選挙で勝利して安倍内閣を退陣に追い込まないといけない。

 安倍政権は辺野古のきれいな海を土砂で埋め立てて強権的に墓地をつくろうとしています。なぜ、辺野古に墓地をつくらないといけないのか。

 私は日米同盟を否定するものではありませんが、同盟とは対等な2国間の関係でならなければならない。今のように、アメリカのいうとおり、唯々諾々と進めるというのは同盟関係ではありません。

 今回の選挙、32の1人区で統一候補ができたのは、沖縄県民のみなさんの先導的な行動もありますが、いちばんの理由は、志位委員長が安倍政権を倒すため、野党統一候補を1人に絞るために原則を変えたことです。

共産党は今まで、全選挙区で候補者をたてていた。それを引っ込めてでも安倍政権に勝つんだ、こういう決断をしてくれた。私は、これを本当に大きく評価しています。 今までの原則を変えることは、並大抵の決意ではありません。

 本当に国民の暮らしと命を守る政治をつくるため、何としても野党4党、心を一つにして勝ちぬかないといけない。


2016年7月3日 「しんぶん赤旗」 2ページ「生活の党 小沢一郎共同代表の演説(要旨)」から引用

 野党の共闘体制に脅威を感じた安倍首相は、しきりに「野党4党は野合だ」と批判してましたが、「野合」と言えば9条改憲の自民党と「平和」を看板にする公明党の連立政権のほうが、言葉の本来の意味で「野合」なのであって、己の足下を見ずに他者を批判する態度には失笑を禁じ得ません。そこへ行くと、この度の野党4党の連携は、日頃のそれぞれの主張は一旦引っ込めて、「安倍内閣の暴走を止める」という一点で協力するという優れた戦術を実施できた野党4党の努力は評価に値すると思います。後は、野党のこのような努力に呼応する力量、政治的センスが有権者側にあるかどうか、だと思います。








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最終更新日  2016年07月09日 10時44分09秒


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