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1993年に着工した再処理工場は、原発の使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出して再利用する国の核燃料サイクル政策の中核施設。97年完成の予定だったが、試運転中のトラブルが相次いだ。 東京電力福島第1原発事故を踏まえた新規制基準に適合しているとして、20年7月に規制委の審査を通ったものの、耐震評価の基になる地盤モデルの作り直しが必要になるなどして完成に至っていない。
核燃サイクルを巡っては、再処理待ちの使用済み燃料を保管する中間貯蔵施設(同県むつ市)が9月にも初めて燃料を受け入れる。県・むつ市・事業者の3者は保管を「最長50年」とする協定を結んだが、燃料の搬出先と想定される再処理工場が完成していないため、永続的な貯蔵になるのではないかという懸念が出ている。
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