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ネルソンレイクス国立公園でのトランピングは、
私にとってとっても貴重な経験をさせてもらえた
思い出深いトレッキングとなりました。
「 Nelson Lakes National Park
Travers-Sabine Circuit (トラバー・サビーン・サーキット) 」を
7泊8日でトランピング。
「エイベルタスマン国立公園」でのトランピングを終え、
ネルソンの街で体を休めていると(Paradiso Backpacker,tent sait $8)
クライストチャーチで友達になった人達と偶然出会いました。
ニュージーランドは広いようで狭いように感じた出来事でした。
このように一度出会った旅人と偶然違う街でまた出会うという事は、
1年近く旅をしていると度々起りとっても楽しい思い出になりました。
街から街へ行くのに車で半日はかかるような大きな国のはずなのに
噂が広まるのも早くとっても面白い経験もしました。(また後ほど・・・)
街から出ているシャトルバスで
ネルソンレイクへ行く予定に していたのですが、
彼らが明日「グレイマウス」方面へ向かうと言うので
その途中にあるネルソンレイクまで乗せて行ってもらうことにしました。
結局ネルソンの美しい街に滞在したのは
たった2日間だけとなってしまいました。
食料を大量に買い込み出発の準備を済ませ、
夜なべして壊れたウエストバックの修理をする事に・・・
サイクリング用ウエストバックに一眼レフカメラ2台と、
75-300mのズームレンズを詰め込んで
あの激しいトランピングをすれば
どんなに丈夫なバックでも壊れるでしょう・・・
よくここまで持ってくれたと思います。
また直ぐ壊れてしまうといけないので 細かく繕っていると、
明け方近くまでかかってしまいました・・・
次の日、
お昼頃彼らの車で街を出てネルソンレイクのDOCがある
「St.Arnaud」へ行きました。
DOCでトランピングの届けを済ませ余計な荷物を預けると、
トランピング入り口となるKerr Bayまで車で送ってもらいました。
彼らとは「またどこかでね~」とお別れして
( ネルソンレイクスの一つ Lake Rotoiti )
(Kerr Bay) (ここから湖の先にあるHutまで船で行く事もできる)
(もう一つのネルソンレイクスLake Rotoroa )
16:00 Lake Rotoiti Kerr Bay 出発。
お天気もあまり良くなかったので少し薄暗くちょっと不安もあったので、
少し早足で ‘Lakehead Hut(18 bunks)’へ向かう事に。
↑ Lakehead Hut ↑ 出発地点Kerr Bay
出発してからはこのようにずっと湖沿いのフラットな道が続きます。
とても綺麗な景色を眺めながら苔生した小道を、
植物や木々を観察しながら歩く事ができます。
St.Arnaudには綺麗な宿泊施設も多く、
沢山の素敵な散歩道が作られています。
この辺りは川も多くマス釣りでも有名で、
シーズン中はフィッシング・ロッジもいっぱいになるようです。
ここで出会ったトランパーのほとんどの人が釣竿を持って、
トレッキングしていました。
「山登りをしながら川があればマス釣り♪」
といった感じでとても楽しそうでした。
あまりにもコケや木々、景色が美しかったので、
私はついつい夢中になって写真を撮って歩いていました。
トレッキングコースといってもここはあまり整備されていなくて、
ほとんど自然そのままの中になんとなく道ができてるかな?
って感じのところなので私にとってはとても魅力的に思える場所でした。
と、しばらく写真を撮るのに夢中になっていた私は、
ふと目の前で道が途切れて初めて気付きました・・・!
もしかして私・・・・
道に迷ってる????道が無い!!!!
ここまではまだ良かったのですが(良くない事だけど・・・)
もう一つとっても大事な事に気が付きました・・・
地図・・・忘れた!
磁石・・・持ってない!!
今までのトランピング(スチュワートアイランド、エーベルタスマン、
ルートバーン、ミルフォードなど ←でも地図を持って行くことをお勧めします )は、
地図無しでも迷うことなく誰でも歩ける所だったので
いつものように地図を持たずにここに来てしまったのです。
唯一持っているのはトレッキングガイドの本だけ・・・
Hutまでの所有時間や簡単な地図しか載っていません。
このとき初めてここが今までとは違って
とっても難しいコースなのだという事に気が付きました・・・
(「ネルソンレイクス 2 」へ続く)
ネルソンレイクス 9 2007.11.07
ネルソンレイクス 8 2007.11.03
ネルソンレイクス 7 2007.10.31