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2018年02月11日

『イワン・イリイチの死』トルストイ

(8)

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24303)

カテゴリ：読書メモ

イワン・イリイチという裁判官が死んだ。
その知らせを受けた同僚たちが、それぞれいろいろのことを考える。
「空いた席に自分が昇進するかも」「その席を親戚の若い者に紹介できるかもしれない」
「いや、席がずれて空席に自分が入れるかも」・・・イリイチの死を悲しむのではなく自分の都合のことばかり。
同僚が弔問に訪れても、イリイチ家において未亡人すら現実的なのだ。お葬式の段取りだ、やれ手続きだと悲しんでいる暇がない。
そして夫人から夫の死の苦しみを聞いて同僚の男は恐ろしくなったものの、それは自分じゃないのだと思う。「死は必ずやってくる。しかし他人の死はこわくない」
あげくにあろうことか夫の死に際しての年金額を吊り上げるにはなどの相談も、しかし夫人がすでに調べつくしていることを同僚は見抜いてしまった・・・。

何たるむきだしのエゴとエゴ！
つまりトルストイが人間のエゴを、近代文学世界のレベルに乗せたのであって、なんとまっとうなしかし普遍的な気付きではある。

先日のブログ「伊藤整『文学入門』より抜き書き」で「読んでいなかったか」と気になったトルストイの小説。

なにしろ、
伊藤整が人間のエゴをこれでもかと描き出すこと近代文学のお手本のような小説と挙げているし、
光文社古典新訳文庫から新訳も出ていることだしと。

『イワン・イリイチの死』 は短い小説。この文庫には 『クロイツェル・ソナタ』 併収されてあり、これは若いころ読んでいたのだが、ストーリーをまったく忘れてしまっていたことがわかり、それも新鮮な驚き。

トルストイの小説ではやはり 『アンナ・カレーニナ』 が印象深すぎということかもしれないし、 『イワンのばか』や『人は何で生きるのか』 などの寓話の方に気を取られたのある。
近々（と言っても約10年前だけど）読んだ 『戦争と平和』 にも圧倒されている。

（ところで、わたしの『あらすじ戦争と平和』のブログページ、アクセスがいつも多い、不思議だ。）

『クロイツェル・ソナタ』
「夫婦喧嘩にしろ、夫婦円満にしろ、夫婦間のずれはある」というこれも夫婦の普遍的事実小説で（簡単にまとめて、ちょっと乱暴だが）感想はまた今度。

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最終更新日 2018年02月12日 14時44分29秒
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■コメント

Re:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

Todo23 さん

またまた古典ですね。
本当に若い頃は良く読んでいたのですが、最近は全く手が出ません。
ダメですね。

>ところで、わたしの『あらすじ戦争と平和』のブログページ、アクセスがいつも多い、不思議だ。

私のところにも、何故かアクセスが多い記事があって不思議だったのですが、先日ようやく理由が判りました。なんと「まとめサイト」に載せられていました。
一言の許可もなく。。。。
まあ、良いですけど (2018年02月13日 14時28分11秒)

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Re[1]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

ばあチャルさん

Todo23さんへ

＞なんと「まとめサイト」に載せられていました。
一言の許可もなく。。。。
まあ、良いですけど

あら、そんなサイトがあるのですか？
と思って見に行きました(笑)

検索機能を逆手にとって商売？
ネットの社会の末恐ろしいおもしろさと感じました。
まだまだわたしなんか、知らない世界があるのでしょうね。

Todoさんには啓蒙されます、いつも(笑)

(2018年02月14日 08時23分50秒)

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Re[2]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

Todo23 さん

ばあチャルさんへ

ちなみにこちら。
https://matome.naver.jp/odai/2136381831693422201?page=2

中ほどにある「シューズラック」
今でも、ここからのアクセスが多いです。
2009年の記事なんですけどね。

間違って中身の無い返信をしていしまいました。 (2018年02月14日 09時00分26秒)

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Re[3]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

ばあチャルさん

Todo23さんへ

なるほど！
アイデア満載の「まとめ」ですね。
楽しいですね🎶

ところでTodoさんのライブドアのブログ、
わたしはブログになれているので拝見しやすいです(笑)
ので、自分のお気に入りにしてチェックしておりますよ。

(2018年02月14日 11時43分03秒)

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Re:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

alex99 さん

ばあチャルさん

場違いな質問で恐縮なんですけれど

確か、以前、アフィリエイトを少しやったことがある
と、お書きになった記憶があるんですけれど
もしそれが確かなら
お聞きしたいことがあって

というのは
私、モノフェチでして
通販ですごく多くのものを買います
そのレビューもよく書くんですけれど
楽天でアフィリエイトをやってみようかな？
と思っています
面白そうなんで
まあ、収入なんて期待できないでしょうが
インセンティブにはなるかも

そこで質問です（笑）
アフィリエイトは、この同じアカウントで出来るんですか？
それとも、別アカウントを作って
そこでやるんでしょうか？
よろしくご教示ください

(2018年02月15日 00時28分09秒)

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Re[1]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

ばあチャルさん

alex99さんへ

まあ、まあ、わたしなんかやっているといったって、本の画像をお借りしているようなものですのでたいしたことありません。

もちろんこのドメインで楽天市場の商品はアフィリエイトできますよ

わたしのやり方は

（1）「日記を書く」のところでブログを書きながら、そのうえのところ
「太字」にしたり「文字の色付け」などのアイコンが並んでいるところの
一番右端℗のアイコンをクリックする

（2）するとと商品検索のページが出ますので、アフィリエイトしたい商品名を入れて検索

（3）商品が出たら日記の貼り付けたいところをポイントしておいて検索ページの「商品をリンク」をクリックする

上記が一番簡単でしょうか

＊　1クリックしてくだされば（本人はダメ）が1ポイント（1円）になります
50ポイント以上たまれば楽天で買い物の時に使えます

＊　またその商品を購入してくだされば、その取扱店によってポイントの成果報酬が違うということです

なお
詳しことは「管理画面」の上部「楽天アフィリエイト」をクリックすれば出ていますよ

「楽天市場」にある商品でない場合のことはどうなっているのか、わたしはわかりませんが、、、
例えば本のアフィリエイトでAmazonの画像の場合(笑)

以上でいかがでしょうか。

alexさんのブログはアクセス数多いので、興味ある商品ならきっとポイント稼げますよ！！

(2018年02月15日 08時21分32秒)

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Re[2]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

alex99 さん

ばあチャルさんへ

丁寧なご説明
ありがとうございます

商品検索が大変な気がしますが

近々、外国より来客があるので
取りかかりは遅くなりますが
調べてみたいと思います

ありがとうございました

　ーーーー

やはり、誠実なネットフレンドはありがたい

関係の無い話になりますが

昔リンクしていた気難しい元リンクさんに
久しぶりでコメントしたら無視されました
頭がいいという自覚が過度にある人で（笑）
エディット/ピアフの「ミロール」という歌の
日本語訳歌詞を載せていたのですが
ミロールという繰り返しが､まるで人名の様に思われては
この歌の神髄がわからない、と､私もお節介にも

「ミロールというのは　英語で MY LORD
（LORDの主な意味は、
主人、支配者、首長、(封建時代の)領主、君主、神、わが主、キリスト、卿(きよう)、(Lord の敬称を持つ)貴族）

くだけて言えば　旦那さん
フランスの夜の女が通りかかる男にかける言葉です」
という事を書いたら
プライドを傷つけられたらしく（笑）
返事無しで､次の記事に移っていました
まあ、狷介な人柄なので他にコメントも入らないようですが
（その点は､私とも共通するかも）（笑）

私も、あの人がプライドが高い人である
という事をうっかり忘れて書き込んだのが悪いのですが（笑）

都合が悪くなると次の記事を書く
と言う人は､他にもいますが（笑）

ま、今さらですが、ブログも様々（笑）
自分のことは棚に上げて（笑）

(2018年02月15日 08時47分48秒)

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Re[3]:『イワン・イリイチの死』トルストイ(02/11)

ばあチャルさん

alex99さんへ

「誠実」が服を着ているようなばあチャルです（って、自分で言うか　笑）

＞ま、今さらですが、ブログも様々（笑）
自分のことは棚に上げて（笑）

そうですね

わたしも反省している点がありますよ

せっかくリンクしてくださっているのに
こちら側が「リンク返し」しなくて、放っておいたりしてました

ま、ちょっと「趣が違うな」というブログはレスポンスのしようもなくて困るのですが、、、

だからそういう時には失礼しますよ

このごろは楽天から「お知らせメール」もこなくなりましたから気がつかなかったということもありますけど

見直したりすると「あら、興味あるわ」とやっと「リンク返し」したりして
今さら失礼かも、ですよね

＊＊＊

ブログはやはり言葉のやり取りです
なかなか難しい面がありますよ

ちょっとした誤解
意味取違、言葉の綾、意味不明

読解力の限界も年経れば出てきますしね
もともと苦手の方もいるし

脳の経年劣化にはいい刺激と思って迷惑を顧みず
続けていくしかありません(笑)
(2018年02月15日 09時59分30秒)

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