だれも信じていないはずの出来事が起きる。出来事が世界を圧倒し、信じるためのフィクションが戸惑う。物語の現実性が、現実の物語性とぶつかって、ありえてはいけない場が山脈のようにうるうる浮きあがる。こんなのは物語の空中交換が孕んだ悪辣の延命というか、そののびた大地で果たされる妄言の現実化といった、フィクション化された現実の間隙をつく自暴自棄と憎悪のまざった歴史的忘我なのでは?
よみがえり 2023年12月21日
こういうエンタメが好き 2023年12月19日
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